在宅勤務の求人を見つけて、時給も時間帯も条件に合う。応募ボタンを押す前に下までスクロールすると、「入社後研修:本社にて5日間」。地図アプリで本社までの道のりを調べて、手が止まる。飛行機と宿の手配、子どもの送り迎え、今の病棟のシフト。そんな迷いを抱えている方もいるかもしれません。
在宅の仕事なのに、なぜ研修だけは出社なのか。交通費や宿泊費は出るのか。研修中の時給はいくらなのか。こうしたことは、求人票の短い欄からは読み取りにくいものです。
研修の形は、求人によって違います。オンラインで受けられる求人もあれば、出社が必要な求人、オンラインと出社を組み合わせる求人もあります。大事なのは、研修の形と、お金と日程の条件を、応募の前にそろえて確かめることです。
ここからは、研修だけ出社がある理由、研修の期間と時給の例、交通費や宿泊費の確かめ方、遠方に住む人の注意点、面接で聞く質問の例文までを順に整理します。
在宅の看護師求人でも、研修は出社が必要?
在宅の看護師求人でも、研修だけは出社が必要な求人はあります。一方で、研修もオンラインで受けられる求人もあり、どちらかは求人によって違います。仕事が在宅かどうかと、研修が在宅かどうかは、別の条件として確かめる必要があります。
研修の形は、大きく3つに分けられます。オンラインだけで受ける形、本社や拠点に通って受ける形、そして両方を組み合わせる形です。組み合わせる形では、最初の数日だけ出社して、残りをオンラインで受けることがあります。
| 形 | どこで受けるか | よいところ | 確かめたいこと |
|---|---|---|---|
| オンライン | 自宅のパソコン | 移動や宿泊がいらない | 機器と部屋の準備 |
| 出社 | 本社・拠点 | 先輩の対応を間近で見られる | 交通費・宿泊費の扱い |
| 組み合わせ | 一部の日だけ出社 | 対面とオンラインの両方 | 出社する日数と時期 |
編集部まとめ
求人票に「研修あり」としか書かれていない場合は、研修の形がわかりません。応募の前に「研修はどこで、何日間ありますか」と聞いてみましょう。研修のあとも在宅で働き続けられる求人かどうかは、完全在宅(フルリモート)の看護師求人の見つけ方の手順で確かめられます。「在宅可」「一部在宅」といった言葉の読み方は、完全在宅と一部在宅の違いで確かめられます。
在宅の仕事なのに、なぜ研修で出社するの?
在宅の仕事でも研修で出社を求める理由は、会社によって違いますが、次のようなものが考えられます。理由がわかると、オンラインで代わりにできないかを相談する手がかりにもなります。
- 機器の受け渡しと設定:会社のパソコンや電話の設定を、その場で済ませるため。
- 個人情報の扱いの説明:情報の管理のルールを、対面で説明して確かめるため。
- 先輩の対応を横で聞く:電話や面談の進め方を、すぐそばで見て覚えるため。
- ロールプレイ:相談の受け方を、講師と向き合って練習するため。
- 顔合わせ:これから一緒に働く人と、一度は顔を合わせておくため。
出社の研修には、よいところもあります。先輩の電話を横で聞けると、言葉の選び方や間の取り方まで伝わります。機器の不具合も、その場で直してもらえます。一方で、遠方に住む人や、家族の世話がある人には負担が大きくなります。
よいところ
- 先輩の対応を、間近で見て覚えられる
- 機器の設定や不具合を、その場で直してもらえる
- 一緒に働く人の顔がわかり、相談しやすくなる
気をつけたいところ
- 移動や宿泊の時間と費用がかかる
- 家族の世話や送り迎えの手配が必要になる
- 今の職場を休む段取りが必要になる
出社の理由が「機器の受け渡し」だけなら、郵送で代えられないかを相談する余地があります。理由が「先輩の対応を横で聞く」なら、出社する価値を感じる人もいるでしょう。理由を聞いたうえで、自分にとっての負担と価値を比べてみてください。
出社の研修が難しいときは、相談してみる
出社の研修がどうしても難しいときは、応募の前か面接で、正直に相談してみましょう。たとえば「研修の一部をオンラインで受けられないか」「連続した5日間ではなく、週1日ずつに分けられないか」「機器は郵送で受け取れないか」といった相談です。
相談するときは、できないことだけでなく、できることも一緒に伝えます。「平日の日中なら、オンラインで毎日参加できます」「出社は1日だけなら調整できます」のように伝えると、会社の側も代わりの方法を考えやすくなります。応じてもらえるかは会社によって違いますが、聞いてみなければわかりません。
研修の期間と、研修中の時給の例
研修の期間と時給は、求人によって大きく違います。ここでは、確かめた求人に書かれていた研修の条件を、例として並べます。どちらも1件ずつの例で、相場ではありません。
1つ目は、電話健康相談のコールセンターの求人です。研修期間は6〜9日間が目安とされ、研修中の時給は1,300円でした[1]。本番の時給は、夜勤のみのパートも日勤パートも1,800円〜とされていました[1]。この求人の勤務地は東京都港区で、在宅勤務の記載はありません。確かめた時点では、募集は一時休止中でした[1]。研修の期間と時給の書き方の例として見てください。
2つ目は、自宅からのフルリモート勤務とされていた夜間オンコールの求人です[2]。研修は平日10時〜15時の参加が必須で、スマートフォンとWi-Fiなどのネット環境が必要とされていました[2]。また、待機を始めてから1〜2か月は、19時〜22時のシフトに入ることが必須でした[2]。研修を受ける場所は、この記事では確かめていません。
| 項目 | 電話健康相談の求人 | 夜間オンコールの求人 |
|---|---|---|
| 働く場所 | 東京都港区のコールセンター | 自宅からのフルリモート |
| 研修の期間 | 6〜9日間が目安 | この記事では未確認 |
| 研修の時間 | この記事では未確認 | 平日10時〜15時の参加が必須 |
| 研修中の時給 | 1,300円 | この記事では未確認 |
| 研修のあと | 時給1,800円〜 | 1〜2か月は19時〜22時が必須 |
出典:看護roo!(求人サイト)「看護roo! 求人ページ(株式会社保健同人フロンティア コールセンター看護師)」、ドクターメイト株式会社(HERP上の採用ページ)「1PM802_オンコールナース|パート(採用ページ)」[1][2]
出典:看護roo!(求人サイト)「看護roo! 求人ページ(株式会社保健同人フロンティア コールセンター看護師)」[1]
このように、研修中の時給を本番と分けて決めている求人があります。研修が6〜9日間なら、その日数ぶん、最初の月の収入は本番の時給で計算した額より少なくなります。応募の前に、研修の日数と時給をそろえて確かめておきましょう。
研修の時間が平日の日中に決まっている求人では、今の職場で働きながら応募する人は、研修の日に休みを取る必要があります。研修が何日続くのか、飛び飛びの日程にできるのかも、あわせて聞いておくと段取りを組みやすくなります。
研修期間と試用期間は、別のものとして書かれていることがあります。研修期間は仕事を覚えるための期間、試用期間は本採用の前に働きぶりを見る期間です。研修が終わっても試用期間が続き、その間の条件が本採用のあとと違う求人もあるので、2つの期間の長さと条件をそれぞれ確かめましょう。
研修中の時給・交通費・宿泊費は、どう確かめる?
研修について確かめたいことは、お金と日程の2つに分けると整理しやすくなります。お金は、研修中の時給、交通費、宿泊費、そして立て替えの有無です。日程は、研修の日数、時間、曜日、そして連続した日程かどうかです。
交通費は、「全額支給」「上限◯円まで」「支給なし」など、書き方がいろいろあります。遠方から出社する場合は、飛行機や新幹線の料金になるので、上限があるかどうかで負担が大きく変わります。宿泊が必要な場合は、宿を会社が手配するのか、自分で手配して後から精算するのかも聞いておきましょう。
雇われて働く人には、テレワークでも最低賃金法などの労働基準関係法令が適用されます[3]。令和8年度の地域別最低賃金は、全国加重平均額が1,177円と答申され、10月1日から12月2日までの間に順次発効する予定です[4]。研修中の時給が示されたら、最低賃金を下回っていないかを見比べておくと安心です。在宅で働く場合にどの都道府県の額で比べるかは、勤め先か労働局に確かめると確実です。
チェックした数:
研修のあとすぐに辞めた場合の扱いが、契約書に書かれていないかも、念のため読んでおきましょう。納得できない決まりや請求があったときは、労働局の総合労働相談コーナーなどに相談できます。
計算の例:遠方から5日間、出社の研修に参加する場合
ここでは、仮の数字で計算してみます。研修が5日間、1日6時間で、研修中の時給が1,300円と仮定すると、研修中の収入は1,300×6×5で39,000円です。一方、前日に移動して5泊し、往復の飛行機と宿に合計8万円かかるとします。会社の交通費と宿泊費の上限が合わせて3万円なら、5万円は自分の負担です。
この場合、研修中の収入より、自分の負担のほうが大きくなります。全額が後から精算される場合でも、精算されるまでの間は8万円を立て替えることになります。数字にしてみると、「研修だけ出社」の重さが見えてきます。求人を比べるときは、研修にかかる自分の負担も、時給と並べて書いておきましょう。
遠方に住む人が気をつけたいこと
遠方から出社の研修に参加するときは、移動と家族の段取りに時間がかかります。研修の日程が決まってから慌てないよう、準備の流れを先に知っておきましょう。
- 4週間前日程を確かめる
研修の日数と時間、連続した日程かを確かめます。
- 3週間前休みを申し出る
今の職場に、研修の日の休みを申し出ます。
- 3週間前移動と宿を決める
会社が手配するか、自分で手配して精算するかを確かめます。
- 2週間前家族の段取り
子どもの送り迎えや、親の見守りを頼む人を決めます。
- 前日移動する
朝からの研修なら、前日に移動しておくと安心です。
- 研修のあと費用を精算する
領収書や搭乗券の控えをそろえ、精算の手続きを済ませます。
天候や交通の乱れで移動できなかったときの扱いも、聞いておくと安心です。研修の日を振り替えられるのか、オンラインで受けられるのかで、備え方が変わります。
家族の世話がある人は、頼む先を早めに押さえておきましょう。子どもがいるなら一時保育やファミリー・サポート、親の介護があるならショートステイなど、予約に時間がかかるものもあります。慣れない移動と研修が重なると、思った以上に疲れがたまります。研修の最終日の翌日は、予定を入れずに休めるようにしておくと安心です。
遠方に住む人は、そもそも住む地域に応募の条件がないかも確かめます。研修や機器の受け取りのために、通える範囲に住んでいることを条件にしている求人もあります。住む場所の条件の確かめ方は地方に住んでいても看護師の在宅求人に応募できる?、九州から探す人は福岡・九州で看護師の在宅ワークを探すも参考にしてください。
オンラインの研修を受けるときの準備
オンラインの研修なら、移動はいりません。その代わり、自宅で長い時間、画面に向かって受けられる準備が必要です。平日10時〜15時のように、日中に数時間続く研修への参加を必須とする求人もあります[2]。
準備したいのは、静かな部屋、安定した回線、カメラとマイク、そして研修の時間に家族の用事を入れない約束です。面談の仕事の求人には、第三者のいない個室や、ポケットWi-Fiではない自宅の回線を条件にしたものもありました[5]。研修のうちに本番と同じ環境を整えておくと、働き始めてから慌てずにすみます。
この時間割は説明のための例で、実際の研修の内容と時間は会社によって違います。画面の向こうの講師に質問しにくいと感じたら、休み時間にチャットで聞けるかなど、質問のしかたを最初に確かめておくと安心です。カメラや音、背景の整え方はオンライン面接の準備、パソコンと回線のセルフチェックは在宅ワークに必要なパソコンとネット環境で確かめられます。
オンラインの研修でつまずきやすいのは、機器が届く日です。研修の前日に機器が届くと、設定を試す時間がありません。「機器はいつごろ届きますか」と聞き、研修の数日前には電源を入れて、会議の画面に入れるかを試しておきましょう。研修中に回線が切れたときの連絡先も、紙に書いて手元に置いておくと慌てずにすみます。
面接で研修について聞く、質問の例文
研修のことは、面接の終わりの「何か質問はありますか」で聞くのが自然です。聞きにくく感じるかもしれませんが、研修の条件は、働き始めるかどうかを決める大事な情報です。次のような言い方なら、角が立ちません。
- 「研修はどちらで、何日間ありますか。オンラインで受けられる部分はありますか」
- 「研修期間中の時給は、本採用のあとと同じでしょうか」
- 「研修に出社する場合、交通費と宿泊費はどのように支給されますか」
- 「研修の日程は、いつごろ決まりますか。今の職場の休みを調整したいので」
- 「研修のあと、最初の数か月に入る時間帯の決まりはありますか」
質問は、2〜3つに絞って聞いても十分です。理由を一言添えると、条件を気にしているだけではなく、きちんと準備したい人だと伝わります。逆質問の組み立て方と、ほかの例は看護師の面接の逆質問にまとめています。
応募の前にメールで聞くなら、件名に「研修についての質問」と入れ、本文は3〜4行にまとめます。たとえば「在宅勤務の求人への応募を考えております。研修の場所と日数、研修期間中の時給を教えていただけますでしょうか」のように書けば十分です。メールの書き方は在宅の仕事の応募メールと書類の送り方を参考にしてください。
研修の日に、今の職場を休めますか?
次の質問へ進みます。
研修の日程を変えられるか、オンラインで受けられるかを相談しましょう。
交通費と宿泊費は、会社が負担しますか?
次の質問へ進みます。
自分の負担額を計算し、研修中の時給と合わせて考えましょう。
研修の間、家族の世話を頼める人がいますか?
応募に進めます。日程が決まったら、すぐに段取りを組みましょう。
オンラインの研修がある別の求人も、並べて比べましょう。
モデルケース:九州から、オンライン研修のある求人を選んだLさん
モデルケース(架空の例)
東京での5日間の研修に迷い、オンライン研修の求人へ。家を空けずに在宅の電話相談を始めた
- 6日(見送った求人)0日研修で家を空ける日数
- 約8万円の見込み0円研修の費用の立て替え
- 月5回0回病棟の夜勤
このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。
成果
Lさんは、オンラインで研修を受けられる在宅の電話健康相談の仕事を選びました。5日間の研修を自宅で終え、いまは週4日、日中に相談の電話を受けています。研修のために家を空けることも、費用を立て替えることもありませんでした。
Lさん:研修のロールプレイで心臓の病気を心配する方の話を聞いたとき、病棟の経験がそのまま生きると思えました。
背景
Lさんは九州の総合病院で、循環器病棟に18年勤めてきました。中学生と小学生の子どもがいて、夫は朝の早い仕事です。40代に入ってから、夜勤明けの疲れが翌々日まで残るようになっていました。
困っていたこと
最初に見つけた在宅の求人は、時給も時間帯も希望どおりでした。ところが研修は東京の本社で5日間続けて行われ、移動を入れると6日、家を空ける必要がありました。交通費は後から精算で、飛行機と宿の費用を合わせると、約8万円を立て替える見込みでした。
選んだ理由
Lさんは、気になった2つの求人に、同じ4つの質問をしました。研修の場所、日数、研修中の時給、交通費の扱いです。もう1つの求人は、研修がすべてオンラインで、研修中の時給も事前に示されていました。研修のあとにチャットで質問できる先輩がいることも、決め手になりました。
Lさん:困ったときにすぐ聞ける人がいる。その安心感があったから、家で一人でも始められました。
始め方と工夫
研修の5日間は、夫に子どもの朝の送り出しを頼み、子どもたちには「この時間はお母さんは仕事」と伝えました。研修の前の週には、カメラとマイクの映り方を家族に見てもらい、回線の速さも確かめています。夜勤がなくなり、家族そろって夕食をとれる日が増えました。
Lさんの例で効いたのは、2つの求人に同じ質問をして、答えを並べて比べたことでした。研修の形だけでなく、研修のあとに相談できる人がいるかまで聞いたことで、働き始めてからの不安も小さくできました。研修の条件は、同じ職種でも会社によってこれだけ違います。1社目の条件だけで「在宅の仕事は無理」と決めずに、2社目、3社目と並べてみてください。
研修の形だけで決めないほうがよい理由
オンラインの研修は、移動がいらない分、気軽に受けられます。それでも、研修の形だけで求人を決めるのは早すぎます。次のような点も、あわせて比べましょう。
- 研修のあとの支え:働き始めてから、困ったときに相談できる人や仕組みがあるか。
- 研修の中身:電話や面談の練習の時間があるか。講義だけで終わらないか。
- 仕事の条件:時給、時間帯、勤務日数が、自分の暮らしに合っているか。
反対に、出社の研修がある求人でも、交通費と宿泊費を会社が負担し、日程の相談にも応じてくれるなら、十分に候補になります。先輩の対応を間近で見られる研修は、在宅で一人で働き始める前の大きな支えになることもあります。
研修の条件がよくても、研修のあとの数か月に、入る時間帯が決まっていることがあります。夜間オンコールの求人の例では、待機を始めてから1〜2か月は19時〜22時のシフトが必須でした[2]。研修とその後の数か月を1つながりで考えると、無理のない求人を選べます。短い時間から始めたい人は、完全在宅でできる看護師のバイト・パートも読んでみてください。
研修の中身について知りたい方は電話相談の研修では何を学ぶ?を、働き始めの1か月の様子は看護師の在宅ワーク、最初の1か月で起きることを読んでみてください。研修の形を会社ごとに見比べるなら、看護師を在宅で雇う企業の比較も役に立ちます。
今日からできること
研修の条件は、求人票を読むだけでは見えないことが多いものです。今日からできることを、順番に並べました。
- 1求人票の研修の欄を読む
研修の場所・日数・時間が書かれているかを確かめます。
- 2足りない情報に印をつける
時給、交通費、宿泊費、機器の届け方のうち、わからないものに印をつけます。
- 3質問を2〜3つ選ぶ
例文から選び、メールの下書きか面接のメモに書いておきます。
- 4休みと家族の段取りを考える
研修の日に休めるか、家族の世話を頼めるかを確かめます。
- 5求人を並べて比べる
研修の形と費用の負担を、ほかの求人と横に並べて比べます。
よくある質問
在宅の看護師求人で、研修もオンラインのものはありますか?
研修の形は求人によって違い、オンラインで受けられるものもあれば、出社が必要なものもあります。求人票の研修の欄で場所を確かめ、書かれていなければ、応募の前に「研修はどこで、何日間ありますか」と質問しましょう。
研修中の時給は、本番と同じですか?
求人によって違います。研修期間の時給を1,300円とし、本番の1,800円〜と分けて書いていた求人の例もありました[1]。研修中の時給と日数を、応募の前に確かめておきましょう。
研修のための交通費は出ますか?
全額支給、上限つき、支給なしなど、会社によって扱いが違います。遠方から出社する場合は金額が大きくなるので、上限の有無と、立て替えた費用が精算される時期まで確かめてください。
研修だけ出社の求人は、完全在宅とは言えませんか?
研修のあとはずっと在宅で働けるなら、働き方としては在宅中心です。ただ、研修も含めて出社がない求人だけを「完全在宅」と考える人もいるので、言葉より中身で確かめましょう。言葉の違いは完全在宅と一部在宅の違いで整理しています。
研修の日程に合わせて、今の職場を休めないときはどうすればいいですか?
まず、研修の日程を変えられるか、オンラインで受けられる部分があるかを相談してみましょう。難しい場合は、研修の日程が合う別の求人と並べて比べます。今の職場を辞めてから研修を受けるなら、収入が途切れる期間も計算に入れておきましょう。
研修の期間中に、子どもが熱を出したらどうなりますか?
休んだ日の研修を振り替えられるか、録画などで補えるかは、会社によって違います。研修が始まる前に、欠席したときの扱いと連絡のしかたを確かめておくと安心です。
研修のあとすぐに辞めたら、費用を返す必要がありますか?
契約の内容によって違うので、契約書や労働条件の書面で確かめてください。納得できない請求を受けたときは、労働局の総合労働相談コーナーなどに相談できます。
パソコンが苦手でも、オンラインの研修についていけますか?
研修の前に、届いた機器の電源の入れ方や、会議の画面への入り方を練習しておくと安心です。研修中にわからないことを聞ける窓口があるかも、事前に確かめておきましょう。
まとめ
在宅の看護師求人でも、研修だけは出社が必要な求人があります。研修の形はオンライン・出社・組み合わせの3つで、どれになるかは求人によって違います。応募の前に、研修の場所・日数・研修中の時給と、交通費・宿泊費の扱いをそろえて確かめましょう。
- 研修中の時給を、本番と分けて決めている求人がある
- 遠方からの出社は、休み・移動・家族の段取りを先に組む
- 研修の形だけでなく、研修のあとに相談できる人がいるかも比べる
研修の条件をどう聞けばよいか迷ったら、LINEやフォームから気軽に相談してください。