病棟の勤務表を眺めながら、休みの日に何か新しい経験を入れられないかと考える。そんなとき、「オンライン診療サポート看護師/業務委託/月2回から」という募集が目に入る。報酬の欄には、1回あたりの金額だけ。雇われるのか、請け負うのか、読んでもよくわからない。
オンライン診療のサポートには、決まった曜日のシフトで働くアルバイトの形もあります。仕事ごとに契約する、業務委託の形もありえます。どちらも「少しだけ働く」点では似ていますが、契約の中身と、守ってくれるルールがまったく違います。
違いを知らないまま始めると、行き違いが起きがちです。報酬がいつ振り込まれるのかわからない。頼まれる仕事が、いつの間にか増えている。
病院で雇われて働いてきた看護師にとって、請け負う契約の書面を読む機会はめったにありません。「業務委託」という言葉に身構えてしまうのも、無理はないことです。2つの形の違いと、契約の前に確かめたいことを、順に整理しました。
オンライン診療のサポートは、業務委託やバイトでもできる?
オンライン診療のサポートは、アルバイト・パートとして雇われる形でも、業務委託として請け負う形でも、受けられる可能性があります。ただし、どちらの形かによって、守られるルールと、自分でしなければならない手続きが大きく変わります。
先にお伝えしておきます。この記事のために確かめた範囲では、条件を出典つきで示せるオンライン診療のサポートの求人は、見つけられませんでした。そのため、報酬の相場や、どちらの形の募集が多いかは書けません。ここでは、どちらの形に出会っても慌てないように、違いと確かめ方に絞って整理します。
| 比べること | アルバイト・パート(雇用) | 業務委託 |
|---|---|---|
| 相手との関係 | 雇われて働く | 仕事ごとに請け負う |
| 守ってくれる主なルール | 労働基準法などの労働法 | フリーランス法など |
| 働く日時 | シフトや勤務時間で決まる | 契約で取り決める |
| 報酬の形 | 時給・日給など | 1回・1件・時間あたりなど |
| 労災保険 | 労働者として対象 | 特別加入に自分で申し込む |
| 税金の手続き | 勤め先が源泉徴収する | 確定申告が要る場合がある |
出典:厚生労働省「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」、宮城県「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(フリーランス・事業者間取引適正化等法)が令和6年11月1日に施行されます」、厚生労働省「令和6年11月1日から「フリーランス」が労災保険の「特別加入」の対象となりました」[1][2][3]
雇われて働く場合は、テレワークでも、労働基準法や最低賃金法、労働安全衛生法、労働者災害補償保険法などが適用されます[1]。一方、業務委託で働く人の取引を守るのは、フリーランス・事業者間取引適正化等法(以下、フリーランス法)です。2024年11月1日に施行されました[2]。
フリーランス法でいうフリーランスは、業務委託を受ける事業者で、従業員を使わない人のことです[2]。看護師が個人でオンライン診療のサポートを請け負う場合は、この立場にあたると考えられます。雇用と業務委託の違いを、職種を問わずくわしく知りたい方は看護師の業務委託とは?雇用との違いと向いている人を、オンライン診療の補助の仕事の全体像はオンライン診療の補助の看護師求人をご覧ください。
どんな形で募集されている?バイトで探すときの見分け方
オンライン診療のサポートの募集は、収入の見通しと、日時を選べる自由さで、4つの形に分けて考えられます。どの形が多いかは確かめられていませんが、自分がどこを目指すのかを決めておくと、募集を見たときに迷いません。
本業がある人が「月に数回だけ」受けたいなら、右側の業務委託の形が合いそうに見えます。ただ、自由に選べるほど、収入はぶれやすくなります。毎月の収入の見通しを優先するなら、左上のパートの形が向いています。
気をつけたいのは、募集の言葉と契約の形がずれている場合です。「バイト」「スタッフ募集」と書かれていても、契約書を見ると業務委託契約だった、ということがありえます。見分けるときは、募集の言葉ではなく、結ぶ契約の名前(雇用契約か、業務委託契約か)で判断しましょう。
検索するときは、「オンライン診療 看護師」に言葉を1つずつ足します。「パート」「アルバイト」「業務委託」「副業」をそれぞれ組み合わせると、形ごとの募集を拾いやすくなります。働く場所が自宅か医療機関かも、募集によって違います。見分け方はオンライン診療の補助は在宅でできる?でまとめています。
業務委託で受けるときの流れ
業務委託の場合は、雇われる場合と始まり方も少し違います。たとえば、次のような順番で進みます。
- 募集を見て、問い合わせや応募をする
- 面談で、業務の範囲や受けられる枠を話し合う
- 業務の内容・報酬・支払期日などの取引条件を示してもらう
- 契約書を読み、わからない点を質問してから署名する
- 手順書や機器の使い方を教わる
- 担当の枠を受け、決められた方法で報告や請求をする
見落としやすいのは、5の研修や打ち合わせの時間に報酬が出るかどうかです。最初の数回は練習の扱いで報酬が少ない、という取り決めがないかも、署名の前に聞いておきましょう。
契約の前に確かめる4つのこと
形がどちらでも、契約の前に確かめたいのは、業務の範囲・指示の出し方・責任・報酬の4つです。口頭の説明だけで始めず、書面で受け取ることを基本にしましょう。
| 項目 | 確かめること | 書面での書き方の例 |
|---|---|---|
| 業務の範囲 | どの場面のどの作業までか | 予約の確認、接続の案内、診療後の説明 |
| 指示の出し方 | 誰の指示・どの手順書で動くか | 担当医師の指示と手順書に沿う |
| 責任 | 困ったとき・ミスのときの対応 | 報告の先と、損害が出たときの取り決め |
| 報酬と支払い | 金額・計算のしかた・支払日 | 1回あたりの額、月末締め翌月20日払い |
編集部まとめ
4つのうち1つでもあいまいだと、困りごとが起きたときに、話し合いの土台がなくなります。反対に、4つが書面にそろっていれば、相手と同じ紙を見ながら落ち着いて話せます。
業務の範囲:「その他付随する業務」の一行に気をつける
業務の範囲は、いちばん行き違いが起きやすいところです。「オンライン診療の補助、その他付随する業務」とだけ書かれていたら、注意が必要です。予約の電話から問い合わせへの返信、案内文づくりまで、仕事がどこまでも広がりかねません。診療の前・中・後のどの場面の、どの作業を受けるのかを、具体的な言葉で書いてもらいましょう。場面ごとの作業はオンライン診療で看護師がする仕事で整理しています。
もう1つ確かめたいのが、診療の補助にあたる作業を、業務委託で受けることの扱いです。看護師の診療の補助は、医師の指示のもとで行う仕事です。この作業を業務委託の形で受けてよいかどうか、法令上の扱いはこの記事では確かめられていません。診療の補助を含む業務委託の契約を示されたら、委託元にその考え方をたずねましょう。迷うときは、看護師の業務委託は違法にならない?も参考にしてください。
指示の出し方:誰の指示で、どう連絡をとるか
オンライン診療のサポートでは、医師の指示で動く場面があります。契約の前に、「誰の指示に従うのか」「指示はどの手段で届くのか」「急ぎの判断が要るとき、誰にどう連絡するのか」を確認します。夜の枠を受けるなら、医師がつかまらないときの連絡の順番も聞いておきたいところです。
業務委託なのに、勤務時間や作業の手順を、従業員と同じように細かく決められることもあります。その場合は、契約の形と働き方が合っているかを、委託元と話し合いましょう。形と中身がずれていると、困ったときに、どのルールで考えればよいかがわかりにくくなります。
責任:困ったとき・ミスがあったときの取り決め
画面越しの診療では、通信が切れる、予約の連絡を間違える、といったことが起こりえます。そのとき誰に報告し、どう動くのか。損害が出た場合の取り決めはどうなっているのか。契約書の「損害賠償」「免責」「秘密保持」の欄を読み、わからない言葉はそのままにせず質問します。
雇用でも業務委託でも、看護師の守秘義務は変わりません。看護師には、正当な理由なく業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない義務があり、資格を失った後も同じです[4]。自宅で受ける場合は、仕事をする場所や機器の条件も、契約の中で取り決めておきましょう。トラブルに備える保険を自分で用意する必要があるかどうかも、契約の前に委託元に聞いておくと安心です。
報酬:金額だけでなく、計算のしかたと支払日まで
報酬は「1回いくら」の金額に目が行きがちです。けれど、比べたいのは計算のしかたと支払日です。患者の都合で取り消しになった枠は、報酬が出るのか。準備や記録の時間は含まれるのか。振込の手数料はどちらが負担するのか。1回の金額が高く見えても、こうした条件で手元に残る額は変わります。
時間あたりの額で比べると、条件の違いが見えてきます。たとえば、提示された報酬が1回1万円で、枠が2時間だったと仮定します。前後の準備や記録に1時間かかるなら、時間あたりは約3,333円です。さらに月4回のうち1回が取り消しで報酬なしになると、月の受け取りは3万円に減ります。金額は計算のための仮の数字で、相場ではありません。
フリーランス法で、業務委託の人は何を守られる?
業務委託で受けるなら、フリーランス法で発注事業者に求められることを知っておくと、契約の話し合いがしやすくなります。主なものは次のとおりです[5]。
- 業務の内容や報酬の額などの取引条件をはっきり示す
- 給付を受け取った日から60日以内に支払期日を決めて支払う
- 報酬の減額や受け取りの拒否、買いたたきなどをしない
- 募集の情報で、うそや誤解を生む表示をしない
- 育児や介護などと業務の両立に配慮する
- ハラスメントの対策の体制を整える
- 継続的な委託を途中でやめるときなどは、30日前までに予告する
募集のときに書かれていた条件と、契約で示された条件が違うときは、理由をたずねましょう。募集の情報でうそや誤解を生む表示をしないことも、発注者に求められていることの1つです[5]。
- 契約のとき取引条件の明示
業務の内容や報酬の額、支払期日などを示してもらいます。
- 仕事のあと給付の受け取り
発注者が仕事の成果を受け取った日から、支払期日を数えます。
- 受け取りから60日以内報酬の支払い
支払期日は、受け取った日から60日以内で決められます。
- 契約が続くあいだ禁止される行為
1か月以上の委託では、報酬の減額や受け取りの拒否などが禁止されます。
- やめるとき30日前までの予告
6か月以上の委託では、発注者からの中途解除や不更新に、30日前までの予告が要ります。
出典:厚生労働省 雇用環境・均等局「特定受託事業者の就業環境の整備に関する検討会 第1回 資料」、内閣官房・公正取引委員会・中小企業庁・厚生労働省「フリーランス・事業者間取引適正化等法 パンフレット(パンフレットNo.7)」[5][6]
義務の中には、発注者が従業員を使っているかどうかや、委託の期間によって対象が変わるものがあります。たとえば育児や介護などとの両立への配慮は、6か月以上の業務委託では義務、6か月未満では努力義務です[6]。子どもの急な発熱で枠を代わってもらう可能性があるなら、契約の前に相談しておくと安心です。
取引条件の明示は、従業員を使わない発注者にも求められる義務です[5]。条件をはっきり示してもらうのは、特別なお願いではありません。これらは発注者の側の決まりです。受ける側も、約束した作業を約束どおりに行い、報告や請求の決まりを守ることで、信頼を積み上げていけます。契約書の項目を1つずつ点検したい方は、業務委託の看護師が契約で確かめることのチェックの観点も使ってください。
契約で困ったときは、厚生労働省の委託事業「フリーランス・トラブル110番」で、弁護士に無料で相談できます。電話は0120-532-110(受付は9:30〜16:30、土日祝日を除く)で、メールやビデオ通話での相談もあります[7]。受付時間は変わることがあるので、公式サイトで最新の案内を見てから連絡しましょう。
バイト・副業として受けるなら、何を確かめる?
アルバイトやパートとして雇われる場合は、働く条件を書面で確認できます。2024年4月からは、労働契約を結ぶときに「就業場所・業務の変更の範囲」も明示することになりました[8]。オンライン診療の枠だけと聞いていたのに、外来の手伝いも頼まれる。そんな行き違いを防ぐためにも、業務の書き方を読んでおきましょう。
チェックした数:
本業がある人は、もう1つ見ておくことがあります。今の勤め先で、副業が認められているかどうかです。厚生労働省のガイドラインは、原則として副業・兼業を認める方向が適当としています。そのうえで、会社が副業を制限できる例として、次のような場合を挙げています[9]。
- 働くことに支障が出る場合
- 業務上の秘密が漏れる場合
- 競業で勤め先の利益が害される場合
- 勤め先の名誉や信用を損なう行為などがある場合
ガイドラインは法律ではないので、実際の決まりは、勤め先の就業規則で確認します。
今の勤め先の就業規則で、副業は認められていますか?
届け出や許可の手続きがあるかを見て、決まりに沿って進めましょう。
隠して始めるのはやめましょう。許可の条件や例外がないか、担当の部署に相談します。
地方公務員として働いていますか?
任命権者の許可を受けなければ、報酬を得て事業や事務に従事できないと定められています(非常勤職員の一部には例外があります)。勤め先に手続きを問い合わせましょう。
本業の勤務と時間や体力の面で無理がないかを、月の予定に書き込んでみましょう。
出典:厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン(令和4年7月改定)」、e-Gov法令検索(デジタル庁)「地方公務員法(昭和25年法律第261号)第38条」[9][10]
本業の病院が自治体の病院などで、自分が公務員にあたるかわからないときは、人事の担当に聞くのが確実です。副業が制限される理由と就業規則の読み方は、看護師の副業が禁止される理由でくわしくまとめています。
モデルケース:契約書を読み直し、業務の範囲を確かめ直したCさん
モデルケース(架空の例)
「その他付随する業務」を具体的な作業に書き直し、無償の頼まれごとと入金の遅れがなくなった
- 5〜6件0件契約にない無償の頼まれごと(月)
- 1〜3か月でばらばら翌月20日に決まった報酬が振り込まれるまで
- なしA4で1枚業務の範囲を書いた書面
このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。
成果
Cさんは、病院の外来のパートを続けながら、クリニックの夜のオンライン診療の枠を、業務委託で月4回受けています。契約を見直してからは、契約にない作業を無償で頼まれることがなくなりました。報酬も、毎月決まった日に振り込まれています。
Cさん:「その他付随する業務」の一行で、ここまで仕事が広がるとは思っていませんでした。
背景
外来で21年。子どもが中学生になり、夜に少し時間ができたことから、本業の病院に副業の許可を得て、オンライン診療のサポートを始めました。最初は、診療の前の接続の案内と、診療後の説明だけの約束でした。
困っていたこと
半年ほどたつと、枠の外での予約の電話や、問い合わせへのメールの返信も頼まれるようになりました。どれも報酬の計算には入っていません。振込も月によって遅れ、いつ入るのかわからない月が続いていました。契約書を読み返すと、業務の欄には「オンライン診療の補助、その他付随する業務」とだけ書かれていました。
選んだ理由
Cさんは、仕事をやめるのではなく、契約を書き直してもらう道を選びました。画面越しに「ほっとしました」と言われる時間が好きで、手放したくなかったからです。フリーランス法で、発注者には取引条件の明示や、支払期日を決めて支払うことが求められています。それを知ったことが、話し合いを切り出す支えになりました。
Cさん:書いてほしいとお願いするのは勇気が要りましたが、事務長さんも「そのほうがこちらも助かる」と言ってくれて。
始め方と工夫
話し合いの前に、確かめたいことを業務の範囲・指示・責任・報酬の4つに分けてメモにしました。受ける作業は「接続の案内」「診療後の説明」「次の予約」の3つと書き、ほかの作業は1件ごとに相談して決めることにしています。稼働した日と入金の日は手帳に記録し、確定申告の準備にも使っています。
Cさんの例で効いたのは、不満をためて辞めるのではなく、契約の言葉を具体的にしてもらったことでした。業務の範囲が書面になったことで、医療機関の側にとっても、頼む前に見返せる目安ができました。
気をつけたいこと:業務委託が向かない人・場面
業務委託は、日時を相談しながら受けられる一方で、雇われて働くときには会社がしてくれることを、自分で引き受ける働き方です。向き不向きを先に考えておきましょう。
よいところ
- 受ける回数や枠を、相談して決めやすい
- 本業や家庭の予定と組み合わせやすい
- 業務の範囲を、話し合いで具体的に決められる
気をつけたいところ
- 会社の社会保険に入らないのが基本
- 確定申告などの手続きを自分でする
- 枠の取り消しなどで、収入がぶれやすい
お金の面では、業務委託の報酬は給与ではないため、税金の手続きを自分で考える必要があります。給与を1か所から受けていて、その全部が源泉徴収の対象になる人の場合で考えます。給与以外の所得の合計が20万円を超えると、所得税の確定申告が必要です[11]。この20万円は収入ではなく、収入から経費などを引いた所得の額です。
社会保険も、自分で考える部分が増えます。業務委託では、委託元の健康保険や厚生年金に入らないのが基本です。本業で社会保険に入っている人は大きく変わりませんが、業務委託だけで働くなら、国民健康保険や国民年金の手続きを自分でします。くわしくは業務委託の看護師は社会保険に入れる?でまとめています。
けがへの備えも違います。企業などから業務委託を受けて働くフリーランスは、2024年11月1日から労災保険の特別加入の対象になりました。ただし、自分で特別加入団体に申し込む任意の制度です[3]。業務委託を受けただけで、自動的に労災保険の対象になるわけではありません。
判断の重さも考えておきたい点です。業務委託でも、診療の判断をするのは医師です。けれど、ひとりで受ける夜の枠では、相談相手がすぐに見つからないこともあります。判断を抱え込みやすい人や、収入の安定を何より優先したい人は、まずパートの形で始めるほうが合っているかもしれません。
今日からできること
- 1契約の形を見分ける
募集の言葉ではなく、雇用契約か業務委託契約かを確認します。
- 2本業の決まりを読む
就業規則で副業が認められているか、届け出の手続きはあるかを確認します。
- 34つの質問を用意する
業務の範囲・指示・責任・報酬について、聞くことを書き出します。
- 4条件を書面で受け取る
口頭の説明だけで始めず、書面で条件を受け取ります。
- 5記録をつけ始める
稼働した日・報酬の額・入金の日を、毎月記録します。
どれも、今夜のうちに手帳に書き出せることばかりです。とくに4つの質問は、メモにして面談の場に持っていくだけで、聞き忘れがぐっと減ります。
よくある質問
「オンライン診療 看護師 バイト」で探すと、どんな募集が出てきますか?
医療機関のパート・アルバイト、業務委託の募集、往診や訪問診療の同行など、性質の違う募集が混ざって出てくることがあります。契約の形と就業場所を見て、自分が受けたい形かどうかを見分けましょう。働く場所の見方はオンライン診療の補助は在宅でできる?でまとめています。
業務委託の報酬の相場はいくらですか?
確かめた範囲では、オンライン診療のサポートの業務委託の報酬を出典つきで示せる例は見つからず、相場は書けません。比べるときは、1回の金額だけでなく、拘束される時間、取り消しの扱い、支払日まで含めて見ましょう。時給で働く場合の月の収入の目安は、月収シミュレーターで計算できます。
派遣でオンライン診療の補助をすることはできますか?
厚生労働省のサイトは、病院における医療関係業務は原則として派遣禁止と説明しています。紹介予定派遣や、産前産後休業・育児休業・介護休業などを取る人の代わりの業務などは例外とされています[12]。どの業務がこれにあたるかの細かい範囲は、この記事では確かめていません。派遣の募集を見かけたら、派遣会社に業務の中身を問い合わせてください。
業務委託で働いているときにけがをしたら、労災は使えますか?
企業などから業務委託を受けているフリーランスは、労災保険の特別加入に申し込むことで対象になれます。手続きは、都道府県労働局長の承認を受けた特別加入団体を通して行います[3]。保険料や補償の範囲は、加入する前に団体に問い合わせてください。
副業の収入が少なければ、確定申告はいりませんか?
給与を1か所から受けていて、その全部が源泉徴収の対象になる人を例にします。所得税の確定申告が必要になるのは、給与以外の所得の合計が20万円を超えるときです[11]。ただし、住民税の扱いは別なので、住んでいる市区町村に確かめてください。くわしくは看護師が副業すると確定申告は必要?でまとめています。
業務委託の契約を、途中でやめたいときはどうすればいいですか?
自分からやめるときの手続きは、契約書の解約の欄で決まります。契約の前に、何日前までに伝えればよいかを読んでおきましょう。なお、6か月以上の業務委託を発注者の側から中途解除・不更新するときは、30日前までの予告が求められています[6]。
契約で困ったら、どこに相談できますか?
業務委託の取引のトラブルは、厚生労働省の委託事業「フリーランス・トラブル110番」で、弁護士に無料で相談できます[7]。アルバイトやパートとして雇われている場合の職場の困りごとは、都道府県の労働局などの窓口に相談できます。
まとめ
オンライン診療のサポートは、アルバイト・パートとして雇われる形でも、業務委託で請け負う形でも受けられる可能性があります。どちらの形かで守られるルールが変わるので、募集の言葉ではなく、契約の名前で確かめることが出発点です。
- 契約の前に、業務の範囲・指示の出し方・責任・報酬の4つを書面で確かめる
- 業務委託なら、フリーランス法で発注者に求められることを知っておく
- 本業がある人は、就業規則で副業が認められているかを先に確かめる
契約書の読み方や、雇用と業務委託のどちらが合うかで迷ったら、LINEやフォームから気軽に相談してください。