朝6時、お弁当を詰めて洗濯機を回し、家族を順番に送り出す。ようやく座れた9時すぎ、スマートフォンで「在宅ワーク 主婦」と調べてみると、出てくるのはデータ入力やアンケート、「スキマ時間で手軽に稼げる」といった広告ばかり。看護師の資格を生かせる仕事はないのかな、と画面をなぞっているうちに、義母の通院に付き添う時間が来てしまう。
家にいる時間が長いと、家事はいくらでも出てきます。家族の予定や急な頼まれごとも重なって、空いていたはずの1時間が、いつの間にか消えている。「家事の合間に働きたい」と思っても、その合間がどこにあるのか、自分でもはっきりしない。そんな感覚を抱えたまま、検索だけを繰り返していないでしょうか。
看護師の資格を生かせる在宅の仕事は、たしかにあります。ただ、その多くは「好きなときに少しずつ」ではなく、決まった時間帯にまとまって働く仕事です。だから、仕事の中身を比べる前に、1日のどこに仕事を置けるかを考えたほうが、ずっと早く決まります。
ここでは、主婦の看護師の1日を朝・日中・夕方・夜に分け、時間帯ごとに合う仕事、家事を減らす工夫、家族への頼み方を順に整理します。読み終えるころには、自分の時間割に「仕事の枠」を1つ描けるはずです。
主婦の看護師が家事の合間にできる在宅ワークは?
主婦の看護師が家事の合間にできる在宅ワークは、電話やチャットの健康相談のように働く時間帯が決まっている仕事と、医療ライターのように締め切りまでに自分で進める仕事の2つに分かれます。どちらも看護師の経験を生かせますが、家事との合わせ方はまったく違います。
時間帯が決まっている仕事は、シフトや予約で働く時間があらかじめ決まります。家事の予定を組みやすい半面、勤務中に洗濯物を取り込んだり、夕食の下ごしらえをしたりはできません。締め切りまでに進める仕事は、細切れの時間を使えるかわりに、気がつくと夜まで仕事がずれ込みやすい働き方です。
主婦として家を回してきた時間は、こうした仕事でむだになりません。家族の通院に付き添ったり、子どもの体調の変化に気づいたりしてきた経験は、電話やチャットの向こうにいる相談者の暮らしを想像する力になります。
夜に働く仕事もあります。たとえば、介護施設から夜間にかかってくる急変や体調不良の電話を看護師が自宅で受け、緊急性を判断する仕事を募集している会社があります[1]。夕方から深夜にかけての仕事になるため、夕食やお風呂の時間と重なりやすい点が、主婦にとっては大きな分かれ目になります。
| 仕事 | 時間の決まり方 | 家事との合わせやすさ | 見ておきたいこと |
|---|---|---|---|
| 電話の健康相談 | シフト制 | ◯あり 日中の枠を選べば | 日中だけのシフトがあるか |
| チャットの健康相談 | シフト制 | ◯あり 声を出さずにできる | 入力の速さを求められるか |
| オンラインの保健指導 | 予約制 | △一部あり 資格の条件あり | 看護師が応募できるか |
| 夜間オンコール代行 | シフト制 | △一部あり 夕食の時間と重なる | 夕方からのシフトの有無 |
| 医療ライター | 締め切り制 | ◯あり 細切れでも進む | 件数で収入が変わる |
編集部まとめ
オンラインの保健指導は、応募できる資格に注意が必要です。特定保健指導のオンライン面談の求人には、対象の資格を保健師または管理栄養士とし、「看護師は不可」としているものもありました[2]。看護師の資格がいらないデータ入力などの在宅ワークもありますが、この記事では資格と経験を生かせる仕事に絞って考えます。職種ごとの中身は、看護師が在宅でできる6つの仕事にまとめています。
1日のどこに仕事を置く?朝・日中・夕方・夜で考える
家事と両立できるかどうかは、仕事の種類よりも「1日のどこに置くか」で決まります。まずは、ふだんの1日を朝・日中・夕方・夜の4つに分けて、家事が重なる時間と、まとまって空く時間を見つけましょう。下の図は、家族を送り出してから夕食までを家で回している主婦の1日の例です。
この例で家事が集中するのは、朝と夕方です。反対に、家族が出かけた後の9時から12時と、夕食の片づけが終わった20時半以降は、毎日ほぼ同じようにまとまって空いています。仕事を置くなら、この毎日同じように空く時間がいちばんの候補です。
自分の1日を書き出すときは、平日の5日分を横に並べて比べてみてください。月曜だけ空いている時間は、枠になりません。同じ時間が週に3日以上空いていれば、週3日の仕事の候補になります。通院の付き添いのように月に数回だけ入る用事は、別の色で書いておくと、動かせる用事かどうかが見えてきます。
朝(6時〜9時):仕事は置かず、準備にあてる
朝は家族の予定に振り回され、10分ごとに用事が入る時間帯です。ここに勤務を入れると、子どもが忘れ物を取りに戻っただけで、始業に遅れてしまいます。朝は仕事を置かず、その日の予定の確認や研修の資料の見直しなど、「遅れても困らないこと」にあてるのが無難です。
日中(9時〜15時):いちばん仕事を置きやすい
家族が出かけた後の日中は家が静かで、電話やチャットの相談にいちばん向く時間帯です。研修が平日の日中に組まれている求人もあり、たとえば夜間オンコールの求人の一例でも、研修は平日10:00〜15:00の参加が必須とされていました[1]。日中に枠があれば、研修の日程も組みやすくなります。
ただし日中には、通院の付き添い、役所の手続き、学校の行事など、家族の用事も集まりがちです。仕事の枠を決めたら、家族の用事はなるべく枠の外の午後に寄せる、と先に決めておくと崩れにくくなります。
夕方(15時〜19時):家事の山場なので置きにくい
子どもの帰宅、習い事の送り迎え、夕食づくり。夕方は、家事がいちばん重なる時間帯です。ここに仕事を置くと夕食が夜にずれ込み、家族全員の生活が後ろ倒しになってしまいます。
見落としやすいのは、夜の仕事と思われがちな夜間オンコールにも、夕方から始まるシフトがあることです。先ほどの求人の例では、シフトの1つが17:00〜22:00で、待機を始めてから1〜2か月は19:00〜22:00のシフトが必須とされていました[1]。家族が夕食とお風呂を引き受けてくれない限り、主婦には続けにくい時間帯です。
夜(20時以降):短く区切れる仕事なら
夕食の片づけが終わった後は、家族がそれぞれの時間を過ごす時間帯です。締め切り制のライターの仕事なら、夜の1時間で下書きを進めることもできます。ただ、夜に仕事を置き続けると睡眠が削られ、翌朝の家事に響きます。夜を使うなら「週2回まで」「22時半には閉じる」など、先に上限を決めておきましょう。
| 時間帯 | 家事の様子 | 合う仕事の例 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|---|
| 朝 6〜9時 | 送り出しで細切れ | 置かない(準備だけ) | 家族の予定で崩れやすい |
| 日中 9〜15時 | 家が静か | 電話・チャットの相談 | 家族の用事と重なる |
| 夕方 15〜19時 | 家事の山場 | 置きにくい | 夕食が夜にずれ込む |
| 夜 20時〜 | 片づけの後 | ライターの執筆など | 睡眠が削られる |
編集部まとめ
枠を決めたら、始まりと終わりに小さな区切りを作っておくと、家事と仕事が混ざりにくくなります。たとえば、始まる前に台所を片づけておき、終わったらパソコンを閉じて棚に戻す。目に見える合図があると、自分の頭が切り替わるだけでなく、家族にも「いまは仕事中」と伝わりやすくなります。
「好きな時間に少しずつ」働ける仕事はある?
看護師の資格を生かす在宅の仕事で、好きな時間に少しずつ働けるものは多くありません。電話やチャットの相談では、相談する人が連絡してくる時間に、誰かが必ず受けられるようにしておく必要があります。そのため、シフトで人の配置を先に決めるのがふつうです。
雇われて働く場合は、在宅でも会社が労働時間を把握します。厚生労働省のテレワークのガイドラインは、パソコンなどの使用時間の記録で労働時間を把握することを挙げています。仕事を抜ける「中抜け」の時間を把握しない場合は、始業から終業までの時間を、休憩時間を除いて労働時間として扱うことなども考えられる、としています[3]。勤務中に家事をはさむことが自由にできるとは限らない、ということです。中抜けを認めるかどうかは会社の決まりによるので、応募の前に確かめておきましょう。
一方、ライターのように締め切りまでに仕上げる仕事は、家事の合間の30分を積み重ねて進められます。そのかわり報酬は1件ごとで、月によって仕事の量が変わりやすい働き方です。たとえばクラウドソーシングに掲載された体験記事の案件の一例では、1記事1,000〜1,500文字程度で1記事2,000円〜とされていました[4]。20代の看護師・医療職を対象にした、すでに終わった募集の1件の例で、相場を示すものではありません。
時間が決まっている仕事
- 電話やチャットの健康相談など
- 勤務中は家事をはさみにくい
- 収入の見通しを立てやすい
- 研修の日時も決まっている
締め切りまでに進める仕事
- 医療ライターなど
- 細切れの時間を使える
- 件数しだいで収入が変わる
- 夜にずれ込みやすい
家事の流れが毎日ほぼ同じなら、時間が決まっている仕事のほうが、かえって暮らしが整います。家族の用事が不規則で、同じ時間を毎週空けるのが難しいなら、締め切り制の仕事が向いています。ただ、締め切り制の仕事でも、時間を決めずに始めると家事に押し出されて夜に回ります。どちらを選んでも、時間割に枠を作ることは変わりません。シフトの融通がどこまで利くかは求人によって違うので、時間と日数を調整しやすい在宅の看護師求人の見分け方も参考にしてください。
家事を減らすには、どこから手をつける?
仕事の枠を作るには、その時間にしていた家事を、どこかへ動かすか減らす必要があります。家事を今までどおり全部こなしたまま仕事を足すと、最初の1か月は回っても、どこかで息切れします。まずは、家事を2つの物差しで仕分けてみましょう。
右上の「毎日必要で、人に任せやすい家事」は、家族の当番に回す第一候補です。ゴミ出しや食器洗い、お風呂の掃除は、やり方が多少違っても困りません。右下の「毎日でなくてよく、道具に任せやすい家事」は、掃除をロボット掃除機に任せる、買い物をネットスーパーや宅配の週1回にまとめる、といった形で手放せます。
左側の「任せにくい家事」は、なくすのではなく、時間をずらします。たとえば夕食は、週末に2〜3品を作り置きして、平日に「温めるだけ」「焼くだけ」の日を週2日つくる。洗濯は夜に回して、朝は干すだけにする。こうした工夫で、仕事の枠の前後にある家事を軽くできます。
家事を減らすことに、後ろめたさを感じる方もいるかもしれません。けれど、これは手を抜くことではなく、仕事の時間に合わせて家事の形を変えることです。病棟で、忙しい日の業務の順番を組み替えてきたのと同じだと考えると、少し気持ちが軽くなります。
家族の通院の付き添いのように、日時をある程度選べる用事は、仕事の枠の外にまとめるのが基本です。病院の予約を取るときに午後の時間を優先して選ぶだけでも、枠はぐっと守りやすくなります。介護の負担が大きい場合の時間の組み方は、介護をしながらできる在宅ワークでくわしく取り上げています。
家族に家事の分担を頼むときは、どう伝える?
在宅で働き始めると、家族から「家にいるんだから」と頼まれごとが増えることがあります。家族に悪気はなく、仕事をしている姿が見えにくいだけのことも少なくありません。だからこそ、頼み方を少し工夫するだけで、分担は進みやすくなります。
- 1仕事の枠を見せる
働く曜日と時間を紙に書き、冷蔵庫など家族の目に入る場所に貼ります。
- 2頼む家事を1つずつ書く
「手伝って」ではなく「火曜と木曜の食器洗い」のように具体的に伝えます。
- 3理由と目的を話す
資格を生かしたい理由や、収入の使い道を家族と共有します。
- 41か月後に見直す
無理が出たところを話し合い、分担を組み替えます。
言葉にすると、たとえば「来月から、火曜と木曜の午前に仕事を入れたいと思っているの。その日の夜の食器洗いをお願いできる?」という形です。いつから、何曜日に、何を頼みたいのかが一度に伝わると、家族も返事をしやすくなります。反対に「少しは手伝ってよ」という言い方では、何をすればいいのかが伝わらず、結局自分でやることになりがちです。
頼むときに気をつけたいのは、やり方に口を出しすぎないことです。食器の並べ方や洗濯物のたたみ方が自分と違っても、終わっていれば合格とする。それだけで、家族は続けやすくなります。子どもには年齢に合った家事を、配偶者には「できる曜日」を先に聞いてから頼むと、話がまとまりやすくなります。
仕事中に声をかけられたときの決まりや、仕事をする場所の決め方は、在宅で働くことを家族にわかってもらう方法にまとめました。子どもの年齢によって変わる制約(急な発熱や長期休み)については、子育て中の看護師におすすめの在宅ワークが参考になります。
モデルケース:午前中の3時間に仕事を置く時間割を作ったBさん
モデルケース(架空の例)
午前の3時間を「仕事の枠」に。家事の分担を見直し、在宅のチャット健康相談を週4日
- 0時間12時間在宅で働く時間(1週間)
- 0種類3種類家族が受け持つ家事
- 約60分約30分平日の夕食づくりの時間
このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。
成果
Bさんは1日の時間割を書き出し、午前9時から12時までの3時間を「仕事の枠」に決めました。いまは在宅のチャット健康相談のパートとして、週4日、この枠の中だけで働いています。義母の通院の付き添いは、月の初めに予約をそろえ、仕事のない午後に入れています。
Bさん:家事の合間に働くつもりでしたが、合間なんてなかったんです。先に仕事の時間を決めたら、家事のほうが動いてくれました。
背景
Bさんは総合病院の外科病棟で12年、その後クリニックで3年働き、義父の入院をきっかけに退職しました。高校生と中学生の子ども、夫との4人暮らしで、近くに住む義母の通院に月2〜3回付き添っています。退職から4年がたち、看護師の資格を生かしてまた働きたいという気持ちが強くなっていました。
困っていたこと
「在宅ワーク 主婦」で調べても、出てくるのはデータ入力や「スキマ時間で稼げる」という広告ばかりでした。看護師の在宅の仕事を見つけても、ほとんどがシフト制で、家事の合間の30分や1時間で働けるものではありません。自分の1日のどこに仕事を入れればよいのか分からないまま、半年が過ぎていました。
選んだ理由
Bさんは1週間、自分の1日を15分刻みで書き出しました。すると、朝と夕方は家事が重なる一方、家族が出かけた後の午前は、毎日ほぼ同じように空いていました。午前に入れられるシフトの仕事のうち、声を出さずに相談に答えられるチャットの仕事を選んだのは、インターホンや家の電話が鳴っても、相談者に音が届かないと考えたからです。
Bさん:午前はもともと、なんとなく家事をしていた時間でした。そこを仕事に回せると気づいてからは早かったです。
始め方と工夫
夕食は日曜に3品を作り置きし、平日は温めるだけの日を週2日つくりました。食器洗いは夫、ゴミ出しとお風呂の掃除は子どもたちの当番にして、冷蔵庫に仕事の枠を書いた紙を貼りました。夫は「午前に仕事があるなら、病院の予約は午後にしよう」と、義母の通院の予定を一緒に組み直してくれました。研修があった最初の1か月は予定どおりにいかない日もありましたが、2か月目からは時間割が回り始めています。
Bさんの例で効いたのは、空いた時間を探したことではなく、先に仕事の時間を決め、家事をその前後に並べ直したことでした。家事の量そのものは、少し減っただけです。変わったのは、家事の置き場所でした。
以前
洗濯・掃除・買い物を、思いついた順にこなす
いま
9時〜12時はチャット相談。洗濯は前の晩、買い物は週1回の宅配に
気をつけたいこと:枠を作れない時期と「スキマ時間」の募集
時間割の考え方にも、向き不向きがあります。家族の介護が重くなって予定が日ごとに変わる時期や、子どもの体調がまだ安定しない時期は、毎週同じ時間を空けること自体が難しくなります。そういう時期は、無理にシフトの仕事を入れず、勤務日数を減らせる働き方や締め切り制の仕事から始める、あるいは始める時期をずらすのも1つの選択です。介護や子育てと在宅の仕事の組み合わせ方は、看護師が介護・子育てと両立する在宅ワークで全体を整理しています。
よいところ
- 通勤がなく、家事との切り替えが早い
- 仕事の枠が決まると、家事の予定も立てやすい
- 看護師の経験を、家にいながら生かせる
気をつけたいところ
- 家族から頼まれごとが増えやすい
- 勤務中は家事をはさめないのが基本
- 収入が増えると扶養の範囲を超えることがある
もう1つ気をつけたいのが、家事の合間に働きたい人に向けた募集です。国民生活センターが2024年9月に公表した資料によると、「スキマ時間に気軽に稼げる」などとうたう副業に関する相談は、2020年度の1,341件から2023年度の3,694件へと増えていました[5]。看護師に限った数字ではありませんが、「スキマ時間」という言葉そのものが、こうしたトラブルの募集でうたわれていたことは覚えておきたいところです。
紹介されている事例には、子育てをしながらできる副業を探していた30歳代の女性の例もあります[5]。仕事を始める前にお金の振り込みを求められたら、手続きを進めずに、消費者ホットライン「188」に相談してください[5]。見分け方は在宅ワークが怪しいか見分ける方法にまとめています。
扶養の範囲で働きたい場合は、働く時間を決める前に収入の上限を確かめておきます。たとえば社会保険では、週20時間未満で働く場合でも、年収130万円以上になると配偶者の扶養から外れ、国民年金と国民健康保険の保険料が発生すると厚生労働省は説明しています[6]。細かな判定は、加入している健康保険で確かめてください。働く時間からの計算のしかたは看護師が扶養内で働ける求人の探し方で紹介しています。
今日からできること
時間割づくりは、紙とペンがあれば今日から始められます。いきなり求人を探すより、先に自分の1週間を見える形にしたほうが、合う仕事をずっと早く絞り込めます。
チェックした数:
その時間帯に働ける会社を探すときは、看護師を在宅で雇う企業の比較で、勤務の時間帯や日数を横並びで見ると早く絞れます。書き出してみて、まとまった時間が見つからないこともあるかもしれません。そのときは家事の仕分けの図に戻り、手放せる家事がないかを探してみてください。空き時間は、見つけるものというより、家事を動かして作るものです。
よくある質問
家事の合間の30分だけ働ける、看護師の在宅ワークはありますか?
看護師の資格を生かす在宅の仕事で、30分だけ働けるものは多くありません。電話やチャットの相談はシフト制が中心で、まとまった時間の勤務が基本です。細切れの時間を使いたいなら、ライターのように締め切りまでに進める仕事が候補になります。
専業主婦の期間が長くても、応募できる仕事はありますか?
応募できるかどうかは、求人ごとの応募資格で決まります。臨床経験の年数を条件にする求人もあり、たとえば夜間オンコールの求人の一例では、看護師の実務経験丸5年以上が必要とされていました[1]。ブランクの長さに応じた始め方はブランクがある看護師でも在宅ワークはできる?で紹介しています。
家族が家にいる時間でも、電話の仕事はできますか?
電話やオンラインの仕事では、相談の内容が家族に聞こえないようにする配慮が欠かせません。家族が家にいる時間帯を避けて枠を置くか、ドアを閉められる部屋を用意できるかを先に考えましょう。音と場所の工夫は子どもがいる家で電話の仕事はできる?でくわしく紹介しています。
親の介護もあるときは、どう時間割を考えればいいですか?
通院の付き添いのように日時を選びやすい用事は、仕事の枠の外にまとめると両立しやすくなります。介護が重く、予定が読めない時期は、勤務日数を減らせる働き方や締め切り制の仕事のほうが合うこともあります。
家事と両立するなら、週に何日働くのがいいですか?
決まった答えはありませんが、最初は少なめの日数で始め、時間割が回るのを確かめてから増やすほうが続けやすくなります。ただ、最低の勤務日数を決めている求人もあるので、応募の前に確かめておきましょう。
パソコンが苦手でも、家事の合間の在宅ワークはできますか?
チャットの相談やライターの仕事は、パソコンでの文字の入力が中心になります。苦手な場合は、操作の少ない仕事から選ぶか、練習してから応募しましょう。苦手なままでもできる仕事と練習のしかたはパソコンが苦手な看護師でもできる仕事にまとめています。
「主婦歓迎」「スキマ時間OK」と書かれた在宅ワークは安全ですか?
その言葉だけでは判断できません。大切なのは、仕事を始める前に登録料や教材費などのお金を求められないかどうかです。お金を求められたら手続きを止め、消費者ホットライン「188」に相談してください[5]。
まとめ
主婦の看護師が家事の合間に在宅で働くなら、「空いた時間に少しずつ」より、1日の時間割に「仕事の枠」を先に決めるほうが続きます。資格を生かす在宅の仕事の多くは時間帯の決まった仕事なので、家事のほうを枠の前後に並べ直すのが両立の近道です。枠は、毎日同じように空く午前や日中から探すと見つかりやすくなります。
- 1日を朝・日中・夕方・夜に分け、毎日同じように空く時間を探す
- 家事は「家族に任せる」「道具に頼る」「休みの日にまとめる」で軽くする
- 家族には、仕事の枠と頼みたい家事を具体的に伝える
自分の時間割にどの仕事が合うか迷ったら、ひとりで決めずに相談してみてください。LINEでも、下のフォームからでも、無料で受け付けています。