お別れの直前には、多くの場合、呼吸と呼吸のあいだが少しずつ長くなり、何度か大きく息をしたあと、静かに止まっていきます。そのころのご本人は深く眠っているような状態にあり、見た目ほどの苦しさは感じていないと考えられています。
ただし、その時間の長さや現れ方は一人ひとり違います。呼吸の間があく状態がしばらく続く方もいれば、家族が気づかないほど静かに迎える方もいます。家族がそばを離れていたときに迎えることもあります。
この記事では、呼吸の間隔が長くなってから止まるまでに起こること、そのときご本人が感じていると考えられること、臨終の場で家族がすること・しなくていいこと、医師の死亡確認からその夜までの流れ、そして立ち会えなかったときの考え方をお伝えします。
「そろそろです」と言われて、このページを開いた方へ
- 看護師さんに「そろそろかもしれません」と言われた。でも、その瞬間に何が起きるのか想像がつかない。
- 苦しむのか、気づかないうちに逝ってしまうのか。知らないまま、その時を迎えるのが怖い。
- その場で取り乱してしまわないか、何をすればいいのか、誰を呼べばいいのか分からない。
がんの最期には、どんなことが起こるのですか?本人は何を感じているのでしょうか?
お別れの直前には、多くの場合、呼吸の間隔が少しずつ長くなり、やがて静かに止まります。この頃のご本人は意識が深く下がっていて、痛みや息苦しさを感じにくい状態にあると考えられています。一方で、耳は聞こえている可能性があるといわれます。
ここでお伝えするのは、最期までの長い経過のうち、呼吸の間隔が長くなり始めてから止まるまでの、いちばん最後の時間のことです(その長さにも幅があります)。眠る時間が増える、食べられなくなる、反応が薄れる、といったそれより前の経過は、[gk_link to=”post:what-final-days-are-like-cancer”]最期までの経過の全体像[/gk_link]にまとめています。
この最後の時間にご本人が何を感じているのかを、外から確かめる方法はありません。ただ、呼吸の形が大きく変わるころには意識が深く下がっていることが多く、ご本人は深く眠っているような状態にあると考えられています。それでも、カナダの大学の研究(Scientific Reports、2020年)は、反応がなくなったホスピスの患者さんの一部で、脳が音に反応していたと報告しました。反応のない状態で記録できたのは5人だけで、言葉の意味まで届いているかは分かっていませんが、最後まで声をかける理由にはなります。苦しさを和らげる手立ては[gk_link to=”post:is-the-end-painful-palliative-care”]苦しさを和らげる方法[/gk_link]で、ご本人の心の動きは[gk_link to=”post:what-patients-feel-near-the-end”]本人が最期に感じていること[/gk_link]で扱っています。
呼吸の間隔が長くなってから止まるまで、どんなことが起こりますか?
浅く速い呼吸と止まる間をくり返したり、あごを動かすような呼吸になったりしたあと、呼吸と呼吸のあいだが少しずつ長くなり、最後は小さく息を吐くように、あるいは一度大きく吸うようにして止まることが多いといわれます。
このころ、顔は青白くなり、唇や爪の色が紫がかって見えることがあります。手足は冷たく、手首では脈が触れにくくなっていることが多いものです。まぶたが少し開いたままのことも、口が開いたままのこともあります。どれも、体の巡りや筋肉の力が弱まっていくために起こる変化です。
呼吸が止まると、まもなく心臓の動きも止まります。長い間があいたあとに、もう一度、二度と呼吸が戻ることもあるため、家族には「止まった」のか「休んでいる」のかが分かりにくいものです。見極めるのは医療者の役目なので、迷ったら看護師さんを呼んでください。呼吸が止まったあと、顔の力が抜けて、いつもの寝顔のように見える方も多くいます。
- 1呼吸の形が変わる浅く速い呼吸と止まる間をくり返し、あごを動かす呼吸になる
- 2間隔が長くなる呼吸と呼吸のあいだが、少しずつ長くあくようになる
- 3顔と手足の色顔が青白くなり、唇や爪が紫がかる。手首の脈が触れにくい
- 4最後の呼吸小さく息を吐くように、または一度大きく吸うようにして止まる
- 5心臓が止まる呼吸が止まってまもなく、心臓の動きも止まる
- 6表情がゆるむ顔の力が抜け、寝顔のように見えることが多い
最後に大きく息を吸ったり、あごが動いたりするのは、苦しいからですか?
最後に何度か大きく息を吸うような動きや、あごを動かす呼吸は、意識が深く下がった段階で起こる体の反応と考えられていて、苦しさのしるしとは限りません。顔の力が抜けているなら、手を握ったまま見守ってかまいません。
あとから振り返って、「最後にあえいでいるように見えた」「苦しかったのではないか」と胸を痛める家族は少なくありません。けれど、この動きは、弱くなった呼吸を体が自然に補おうとするもので、意識のある人が息苦しさにもがくのとは違うと考えられています。手がかりにしたいのは、呼吸の音や形より、顔の表情です。眉間にしわがなく、手足に力が入っていなければ、ご本人は静かな時間の中にいると受け止めてよいことが多いものです。
反対に、まだ意識がある時期に、顔をしかめる、うめく、体を動かして落ち着かない、といった様子があれば、それは苦痛のサインかもしれません。その場合は、遠慮なくナースコールを押してください。最後の時間を穏やかに過ごせるよう、医療者はそれまでの経過のなかで苦しさを和らげる手立てを整えていきます。
呼吸が止まったように見えたら、家族はまず何をすればいいですか?
病院では、ナースコールで看護師さんに知らせれば十分です。自宅で看取る予定なら、決めておいた在宅医か訪問看護に電話します。あわてて体を揺すったり、大声で呼び続けたりしなくてかまいません。手を握り、声をかけながら待ってください。
病院では、知らせを受けた看護師さんが様子を確かめ、医師に連絡します。夜間は当直の医師が来ることもあり、到着まで少し時間がかかることがありますが、その間もご家族は手を握り、話しかけて過ごせます。心電図などのモニターが付いている場合、その数字や音に気を取られがちです。音がつらいときは、前もって「最後のときは、モニターの音を消していただけますか」と相談しておくことができます。
自宅の場合は、在宅医や訪問看護と「呼吸が止まったら、どの番号に電話するか」を決めておくのが基本です。在宅療養支援診療所には24時間連絡を受ける体制が求められていますが、夜中に来てもらえるまでの時間は医療機関によって違います。心臓マッサージなどの蘇生処置をするかどうかも、前もって医師と話し合っておくと、その場で迷わずにすみます。
Q1病院や施設で過ごしていますか
はいナースコールを押し、看護師さんが来るまで手を握って声をかける
いいえ自宅なら、在宅医か訪問看護と決めておいた番号に電話する
Q2自宅で看取ることを、在宅医や訪問看護と決めてありますか
はい決めた番号に「呼吸が止まったようです」と伝え、訪問を待つ
いいえどこにも連絡がつかず、判断に迷うときは119番に電話する
医師の死亡確認は、どのように行われるのですか?
医師が、呼吸と心臓の動きが止まっていること、瞳の反応がないことなどを確かめ、死亡を確認して時刻を伝えます。病院でも自宅でも、確認のあとにご家族だけで過ごす時間をもらえることが多いものです。
医師は、聴診器で胸の音を聴き、ペンライトで瞳を照らすなどして確認します。そのあと「〇時〇分です」と時刻が告げられます。家族が時計を見ていなかったとしても、困ることはありません。遠方の家族が向かっている途中なら、「着くまで、このまま待っていただけますか」と看護師さんに相談してください。お体のそばで待つ時間をもらえることが多いものです。
確認のあと、医師は死亡診断書を書きます。役所への死亡届には、この死亡診断書が必要です。自宅の場合も、訪問した在宅医が確認し、死亡診断書を書きます。その後、看護師さんがお体を清め、着替えなどを整えます。着せたい服があれば伝えてください。家族が体を拭く、髪をとかすといったことに加われる病院もあります。
- 1知らせる呼吸が止まったように見えたら、ナースコールで看護師さんを呼ぶ
- 2確認を待つ看護師さんが様子を見て、医師に連絡する
- 3死亡の確認医師が呼吸・心臓・瞳の反応を確かめ、時刻を伝える
- 4お別れの時間家族だけで過ごし、来られない家族や親族に連絡する
- 5お体を整える看護師さんが体を清めて着替えをする。家族が加われることも
- 6その夜に決めることお体をどこへ運ぶかを決め、死亡診断書を受け取る
その場で、家族がしなくていいことはありますか?
時計で時刻を確かめること、泣くのを我慢すること、家族全員がそろうまで持たせようとすること、モニターの数字を見張ることは、しなくてかまいません。手を握り、名前を呼び、言いたいことを言う。それだけで十分です。
「最期の言葉を聞き逃したくない」と身構える方もいます。けれど、呼吸の間隔が長くなるころには意識が深く下がっていることが多く、言葉を交わせる時間は、その前に終わっていることが多いものです。最後の瞬間に言葉がなかったとしても、それまでに交わしてきた言葉が消えるわけではありません。
反対に、家族の側から届けられる言葉は、最後まで残っています。「ありがとう」「ここにいるよ」「もう大丈夫だよ」。泣きながらでも、途切れ途切れでもかまいません。誰がどの言葉をかけるかに決まりはなく、黙って手を握っているだけでも、それは立派なお別れです。
| 浮かびやすい心配 | 知っておきたいこと |
|---|---|
| 時刻を見ていなかった | 時刻は医師が確認して伝えるので、家族が見ておく必要はない |
| 泣いたら本人が心配するのでは | 泣きながら声をかけてかまわない |
| 最期の言葉を聞き逃したくない | 言葉を交わせる時間は、その前に終わっていることが多い |
| 家族がそろうまで待ってほしい | その瞬間は選べないが、確認のあと来た家族もそばで過ごせる |
| モニターの音がつらい | 音を消してもらえるか、前もって相談できる |
| 体に触れていいのか | 確認の前もあとも、手を握り、触れてかまわない |
その瞬間に立ち会えなかったら、看取ったことにならないのですか?
そんなことはありません。売店へ飲み物を買いに出た数分や、交代で家に戻って眠っていた夜に迎えることもあり、その瞬間を選ぶことは誰にもできません。それまでの日々にかけた声と、触れてきた手が、看取りそのものです。
病院から「様子が変わりました」と電話を受け、向かっている途中で間に合わないかもしれないと分かったときは、看護師さんに「電話を耳元に当てていただけますか」と頼むこともできます。移動中の電話越しの「お父さん、今向かってるよ」という声も、耳に届いている可能性があります。
着いたときにはすでに息を引き取っていた場合も、お体のそばで手を握り、言いたかったことを伝える時間はあります。「最後はどんな様子でしたか」と看護師さんに尋ねれば、そのときの表情や呼吸の様子を教えてもらえることが多いものです。あとになって「あのとき帰らなければ」と自分を責める気持ちがわいてきたら、帰ったのは、次の日もそばにいるためだったことを思い出してください。
その夜のうちに決めることと、あとでいいことは何ですか?
その夜に決めるのは、主にお体をどこへ運ぶかと、誰にいつ知らせるかです。死亡届の提出は亡くなったことを知った日から7日以内、火葬は亡くなってから24時間を過ぎないと行えないため、ほかの多くのことは翌日以降に考えても間に合います。
病院で亡くなった場合、その夜のうちにお体をどこへ運ぶかを決めるよう求められることがあります。慌てて決めずにすむよう、電話する先をひとつ前もって決めておく備えは、[gk_link to=”page:night-number”]もしもの夜の備え[/gk_link]で紹介しています。登録は無料で、3分ほどで終わり、その場で何かを決める必要もありません。
勤めている家族は、職場への連絡も気になるところです。亡くなったあとの忌引きは法律で決まった休暇ではなく、会社ごとの就業規則によるので、内容を確かめておきます。その夜は、「家族が亡くなりました。詳しいことは明日あらためて連絡します」と短く伝えれば十分です。
その夜に決めること
- お体をどこへ運ぶか
- その夜に知らせる家族・親族
- 死亡診断書を受け取ること
翌日以降に考えてよいこと
- 死亡届の提出(知った日から7日以内)
- 葬儀の形や日取りの細かいこと
- 職場や知人への詳しい連絡
「その瞬間」が怖くて眠れなかったご家族は、どう動いた?
説明のための例(実在の方の体験談ではありません)
1. 相談のあとに変わったこと
相談から4日後の明け方、Fさんの夫は、Fさんと息子さんが見守るなかで息を引き取りました。呼吸の間が長くなってきたとき、Fさんはナースコールを押して「間があいてきました」とだけ伝え、夫の手を両手で包みました。頼んでおいたとおりモニターの音は消されていて、部屋には夫の呼吸の音だけがありました。遠方の娘さんの声は、スピーカーにした携帯電話で夫の耳元に届けました。娘さんは「お父さん、ありがとう」と3回言ったそうです。医師の確認のあと、家族だけで1時間ほど過ごし、そのあいだに親族への連絡を、書き出しておいた順番どおりに済ませました。「何が起きるか知っていたから、最後まで夫の顔を見ていられた」とFさんは話します。
2. 相談を考えた背景
夫が一般病棟に入院して1か月ほどたったころ、呼吸の様子が変わり、看護師さんから「そろそろかもしれません。ご家族は近くにいてください」と言われました。息子さんと交代で泊まり始めましたが、娘さんは飛行機の距離に住んでいて、すぐには来られません。
3. 相談する前に困っていたこと
Fさんは、その瞬間に何が起きるのかを知りませんでした。ドラマで見た、苦しみながら息を引き取る場面ばかりが頭に浮かび、「私が取り乱したら、夫が心配する」と眠れない夜が続きました。モニターの数字が下がるたびに体がこわばり、夜中に「最期 呼吸 止まる 家族」と検索しても、何をすればいいのかは分かりませんでした。
4. ここを選んだ理由・決め手
看護師さんに聞くことも考えましたが、「亡くなるときのことを教えてください」とは、夫の病室の前では口にできませんでした。息子さんが見つけたフォームに、ニックネームで申し込みました。夜中に送っても受付確認のメールがすぐに届いたことで、ちゃんと受け取ってもらえた、と少し落ち着けたといいます。
5. 相談で話したこと・その後
翌日の昼、担当はFさんの怖さを聞いたうえで、最後の時間に一般によく見られる経過を伝えました。夫の状態を判断することや、あとどのくらいかを予測することはしていません。看護師さんに聞く質問を3つにまとめました。「呼吸が止まったように見えたら、どうすればいいですか」「モニターの音を消していただけますか」「娘が間に合わないとき、電話で声を届けてもいいですか」。看取り前後にやることチェックリストも送り、Fさんは連絡する人の順番を、その日のうちに書き出しました。看護師さんは、3つとも「大丈夫ですよ」と答えてくれたそうです。
※よくある状況を組み合わせて作った例です。登場する方は実在しません。相談の進み方は、状況によって異なります。
医療者に聞く質問例
- 最期が近づいたとき、どんな変化が起こると考えられますか。
- 呼吸が止まったように見えたら、家族はどうすればいいですか。
- 心臓マッサージなどの蘇生処置について、方針を確認させてください。
- 最後のときは、モニターの音を消していただけますか。
- 遠方の家族が着くまで、お別れの時間を待っていただけますか。
- 間に合わない家族の声を、電話で届けてもいいですか。
とはいえ、その時を待つあなたに伝えたい2つのこと
① 気持ちのこと──流れを知っていても、その瞬間に心が揺れるのは自然です
前もって流れを知っていても、その瞬間には涙があふれ、声が震え、何を言おうとしていたかを忘れてしまうかもしれません。それで何かを間違えたことにはなりません。家族の中には、「詳しいことは知りたくない」という人もいます。知る・知らないは、一人ひとりが選んでよいことです。看取りの日々を支えてきた家族は自分のことを後回しにしがちで、ご家族は「第二の患者」ともいわれます(国立がん研究センター がん情報サービス)。見送ったあと、悲しみが重く続くときは、がん相談支援センターのほか、国立がん研究センター中央病院の遺族ケア外来のように、大切な人をがんで亡くした方のための窓口もあります。眠れない、食べられないといった落ち込みが続くなら、こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)にも電話できます(通話料がかかり、受付時間は地域ごとに違います)。
② 実務のこと──その夜の連絡の順番と、役割を先に決めておく
「そろそろ」と言われた時期に決めておきたいのは、その夜の動き方です。病棟からの電話を受ける人、そばに付き添う人、親族へ知らせる人を分け、知らせる順番と電話番号を一枚にまとめておきます。遠方の家族とは、間に合わないときは電話で声を届ける、と先に話しておくと、移動中の焦りが少し小さくなります。付き添いのために職場を抜ける必要がある家族は、時間単位でも取れる介護休暇(1年に5日まで、対象の家族が2人以上なら10日まで)を使える場合があるので、勤務先に確かめておきます。
今日できること
[gk_howto name=”今日できること” description=”「そろそろ」と言われた日に、家族ができる3つのこと” heading=”none”][gk_step title=”看護師さんに1つだけ聞く”]「呼吸が止まったように見えたら、どうすればいいですか」と尋ね、答えをメモします。モニターの音のことも、一緒に聞いておくと安心です。[/gk_step][gk_step title=”知らせる人を順番に書く”]その夜に連絡する人を、順番と電話番号つきでスマホのメモに書きます。遠方の家族には、間に合わないときに電話で声を届けられることも伝えておきます。[/gk_step][gk_step title=”言いたい言葉を今日のうちに”]「ありがとう」「ここにいるよ」など、伝えたい言葉を1つ、今日の面会で声にします。何から手をつけるか迷う日は、相談室から看取り前後にやることチェックリストを受け取れます。[/gk_step][/gk_howto]よくある質問
[gk_faq][gk_q q=”最期のとき、目は閉じるのですか?開いたままだったらどうすればいいですか?”]まぶたが閉じきらず、少し開いたままになることがあります。苦しさのしるしではありません。確認のあと、看護師さんがそっと整えてくれることが多いので、気になるときは相談してください。ご家族が自分の手で閉じてあげたいときも、看護師さんに一声かければ一緒にしてもらえます。[/gk_q][gk_q q=”呼吸が止まったあと、また息をすることはありますか?”]長い間があいたあとに、もう一度、二度と呼吸が戻ることがあります。家族には「止まった」のか「間があいている」のかの区別がつきにくいので、迷ったら看護師さんに確かめてもらってください。死亡の確認は医師が行うので、家族が見極める必要はありません。[/gk_q][gk_q q=”自宅で看取る予定です。呼吸が止まったら、救急車を呼ぶのですか?”]自宅で看取ると決めている場合は、救急車ではなく、在宅医か訪問看護と決めておいた番号へ電話するのが基本です。在宅医が訪問して死亡を確認し、死亡診断書を書きます。夜中に来てもらえるまでの時間は医療機関によって違うので、前もって確かめておきます。看取りの方針を決めていない場合や、どこにも連絡がつかず判断に迷うときは、119番に電話してください。[/gk_q][gk_q q=”亡くなったあと、体に触れたり話しかけたりしてもいいですか?”]かまいません。手を握る、髪をなでる、「ありがとう」と声をかける。確認のあとの時間は、ご家族のためのお別れの時間です。お体は少しずつ冷たくなっていきますが、それも自然な変化です。間に合わなかった家族が着いたら、同じように触れて、言葉をかけてもらってください。[/gk_q][gk_q q=”その場で泣き崩れてしまいそうで不安です。”]泣いてかまいません。泣きながら名前を呼ぶことも、黙って手を握ることも、どちらもお別れの形です。立っていられないほどつらくなったら、椅子に座る、看護師さんに支えてもらう、ほかの家族に一度代わってもらう、で大丈夫です。取り乱した自分を、あとから責める必要はありません。[/gk_q][gk_q q=”見送ったあと、気持ちが落ち込んだら、どこに話せばいいですか?”]がん相談支援センターは、家族も無料・匿名で相談できる窓口です。大切な人をがんで亡くしたご家族に向けては、国立がん研究センター中央病院が遺族ケア外来を設けています。夜にひとりでつらくなったときは、よりそいホットライン(0120-279-338、24時間・無料。がん専門の窓口ではありません)に電話できます。がんと家族の相談室でも、評価も助言もしない20分、お話を聞くことができます。[/gk_q][/gk_faq]次に読むなら
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- [gk_link to=”post:family-at-bedside-six-things”]最期のとき、家族はそばで何ができますか?[/gk_link]
- [gk_link to=”page:night-number”]もしもの夜に電話する先を、先に決めておくには?[/gk_link]