在宅看護師とは?訪問看護と在宅勤務(自宅で働く)の違い

子どもが昼寝をしているすきに、スマートフォンで「在宅 看護師 求人」と打ち込む。並ぶのは「訪問看護ステーション」「在宅医療クリニック」「訪問エリア:◯◯区」の文字。家で働ける仕事を探していたはずなのに、開いても開いても、利用者の家へ自転車や車で向かう仕事ばかりが出てきます。

反対に、訪問看護に興味があって「在宅看護師」を調べたら、家でパソコンに向かう仕事の話が出てきて戸惑った、という人もいるでしょう。どちらも、探し方が悪いわけではありません。

すれ違いの原因は、「在宅」という言葉に2つの意味があることです。看護や医療の話では、在宅は多くの場合「患者さんや利用者の家で」を意味します。働き方の話では、「看護師が自分の家で」を意味します。

ここでは、2つの「在宅」の違いを表で比べたうえで、訪問看護や在宅医療で働きたい人と、自宅で働く仕事を探したい人、それぞれに向けた探し方を分けて整理します。どちらの「在宅」を探しているのかが分かれば、検索の画面は驚くほど見やすくなります。

在宅看護師とは?

「在宅看護師」は、多くの場合、利用者の自宅を訪ねて看護をする訪問看護や、在宅医療に関わる看護師を指します。資格や職種の正式な名前ではなく、「病院ではなく、患者さんの暮らす家で看護をする看護師」という働く場面を表す呼び方です。

一方で、求人や働き方の記事では、自宅で電話相談などをする「在宅で働く看護師」、つまり在宅勤務の看護師の意味で使われることもあります。同じ言葉でも、誰の家のことを言っているのかで、仕事の中身はまったく違います。

このサイトで「在宅」と書くときは、後者の「看護師が自分の家で働くこと」を指しています。訪問看護や在宅医療は、利用者の家へ出向く大切な仕事ですが、自宅で働く仕事とは分けて扱っています。

2つの「在宅看護師」

在宅看護(訪問看護・在宅医療)の看護師

  • 利用者や患者さんの家を訪ねて看護をする
  • 「在宅」は、看護を受ける人の家のこと
  • 職場は訪問看護ステーションやクリニック

在宅勤務の看護師

  • 看護師が自分の家で働く
  • 「在宅」は、働く看護師自身の家のこと
  • 電話やパソコンを使って仕事をする

見分けるいちばんの手がかりは、前後にある言葉です。「訪問」「利用者宅」「在宅療養」「訪問エリア」とあれば、利用者の家で働く仕事。「在宅勤務」「リモート」「フルリモート」「自宅で」とあれば、看護師が自分の家で働く仕事です。

言葉の組み合わせにも傾向があります。「在宅看護のやりがい」「在宅看護師の求人」のように「在宅看護」とひと続きになっていれば、多くは訪問看護の話です。「看護師の在宅ワーク」「在宅で働く看護師」のように「働く」「ワーク」がついていれば、自宅で働く話であることが多いでしょう。迷ったら、その記事や求人で看護師がどこへ向かうのか、あるいはどこにも向かわないのかを探してみてください。

「在宅」がつく言葉と、似た言葉の意味
在宅看護
病気や障がいのある人が自宅で暮らせるよう、その家で行う看護のことです。訪問看護とほぼ同じ意味で使われます。
在宅医療
医師や看護師などが患者さんの家を訪ねて行う医療の全体です。訪問診療や訪問看護を含みます。
訪問看護
看護師などが利用者の家を訪ねて、看護やケアを行うサービスです。
訪問診療
医師が計画を立てて、決まった間隔で患者さんの家を訪ねて診療することです。
在宅勤務
働く人が自分の家で仕事をすることです。テレワーク・リモートワークとも言います。
フルリモート
出社せず、すべての仕事を自宅などで行う働き方です。求人では「完全在宅」とも書かれます。

訪問看護師と在宅勤務の看護師は、何が違う?

いちばんの違いは、「誰の家で働くか」です。訪問看護や在宅医療の看護師は利用者の家へ出向き、在宅勤務の看護師は自分の家から出ずに働きます。この1つの違いが、移動、ケアの中身、相手との関わり方にまで広がります。

訪問看護・在宅医療のクリニック・在宅勤務を比べる
項目訪問看護ステーション在宅医療のクリニック在宅勤務(自宅で働く)
働く場所利用者の家(拠点は事業所)患者さんの家(拠点は院内)看護師自身の家
主な相手利用者と家族患者さん・家族・医師電話やオンラインの相手
移動◯あり 車や自転車で訪問◯あり 医師の訪問に同行×なし 移動しない
体を使うケア◯あり 処置や清潔のケア◯あり 診療の補助×なし 基本はない
夜の対応△一部あり 当番がある所も△一部あり 当番がある所も△一部あり 夜のシフトの仕事も
求人の言葉訪問看護訪問診療・在宅医療在宅勤務・フルリモート

編集部まとめ

表の中身は、よくある形をまとめたものです。訪問の件数や当番のあり方は、事業所やクリニックによって違います。

仕事の手ざわりも違います。訪問看護では、玄関を開けた瞬間の部屋のにおい、利用者の表情、冷蔵庫の中身まで、目と手で確かめながら看護をします。在宅勤務の仕事の多くは、電話の声や画面の文字が手がかりです。顔の見えない相手の話を聞き取り、決められた手順に沿って判断し、記録に残します。

夜の対応も、似ているようで違います。訪問看護のオンコールは、必要なら夜中でも利用者の家へ出向きます。自宅で受けるオンコール代行は、電話とパソコンで対応し、出向くことはありません。この違いは訪問看護のオンコールと在宅のオンコール代行の違いで5つの物差しを使って比べています。

訪問看護で働く看護師は、どのくらいいる?

全国訪問看護事業協会の調査では、令和7年4月1日現在、全国で稼働している訪問看護ステーションは18,754か所で、1年前より1,425か所多くなっています[1]。令和6年度の1年間に新しくできたステーションは2,487か所、廃止されたステーションは886か所でした[1]。

訪問看護ステーションの数と、そこで働く看護師
18,754か所全国で稼働中のステーション令和7年4月1日現在
2,487か所1年間に新しくできたステーション令和6年度中
886か所1年間に廃止されたステーション令和6年度中
91,022人ステーションに勤める看護師令和6年末

出典:一般社団法人全国訪問看護事業協会「令和7年度 訪問看護ステーション数 調査結果」、厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」[1][2]

令和6年末の時点で、訪問看護ステーションに勤める看護師は91,022人。就業している看護師全体の6.7%です[2]。病院や診療所に比べれば少ないものの、身近な地域ごとに事業所がある働き方です。ステーションの数は、より新しい調査が出ていることもあるので、使うときは全国訪問看護事業協会の公表を確かめてください。

訪問看護の求人を探している人は、勤務地の近さに加えて、ひとりで訪問を始めるまでに先輩と一緒に回る期間があるか、夜間や休日の当番は月に何回か、移動は車か自転車か、の3つを確かめておくと、働き始めてからの戸惑いが減ります。

「在宅」で検索すると訪問看護の求人がたくさん並ぶのは、こうした事業所が全国にあり、看護や医療の分野で「在宅」が訪問看護や在宅医療の意味で広く使われているためです。自宅で働く在宅勤務の人数を示す統計は、確かめた範囲では見当たりません。どのサイトに自宅で働く求人が多いかは、在宅求人が多い看護師求人サイトの見分け方の手順で、自分の目で数えて確かめるのが確実です。

在宅看護師(訪問看護)の役割は?

在宅看護の看護師の役割は、病気や障がいがあっても、その人が自分の家で暮らし続けられるように支えることです。病院のように医師や同僚がすぐそばにいるわけではないので、ひとりで状態を見て判断し、その家にあるもので工夫する場面が多くなります。

主な役割を並べると、次のようになります。

  • 体温・血圧・呼吸・食事・排せつなど、体調の観察
  • 主治医の指示にもとづく処置(点滴、カテーテルの管理、床ずれの手当てなど)
  • 薬を飲めているかの確認と、飲み方の工夫の手伝い
  • 入浴や体をふくなどの清潔のケア
  • 家族への助言と、介護の悩みの相談
  • 主治医、ケアマネジャー、介護の職員との連絡と調整
  • 人生の最期を家で過ごす人と家族への支え

在宅看護では、利用者だけでなく、介護をする家族も支える相手です。「夜中に呼吸が変わったら、どうすればいいですか」という家族の不安に、ふだんから答えておくことも大切な仕事です。夜間や休日の連絡に応じる当番を置いているステーションもあり、電話で助言するだけでなく、必要なら夜中に出向くこともあります。

病院の看護との大きな違いは、そこが「暮らしの場」だということです。病棟なら決まった時間に決まったケアができますが、利用者の家では、本人と家族の生活のリズムや考え方に合わせます。手すりのない廊下、狭い浴室、家にある衣類やタオル。限られた条件の中で、安全で続けやすい方法を一緒に考える力が求められます。1回の訪問は、たとえば次のような流れで進みます。

訪問看護の1回の訪問の流れ(例)
  1. 1訪問の前に確かめる

    前回の記録と、その日に行うケアや処置を確かめます。

  2. 2利用者の家へ向かう

    車や自転車で移動し、約束の時間に訪ねます。

  3. 3体調を確かめる

    体温や血圧を測り、表情や部屋の様子も見ます。

  4. 4ケアと処置を行う

    清潔のケアや、主治医の指示にもとづく処置を行います。

  5. 5家族と話す

    気になることを聞き、介護の工夫を一緒に考えます。

  6. 6記録して連絡する

    記録を書き、必要なら主治医やケアマネジャーに伝えます。

役割の違いをひとことで言うと、在宅看護は「家で暮らす人を、その家で支える」仕事、在宅勤務は「自分の家から、離れた相手を声や文字で支える」仕事です。在宅勤務の看護の仕事にも、聞き取る、判断する、記録するという共通の部分があります。ただし、体に触れるケアや、家を訪ねて暮らしを見ることはありません。自宅で働く仕事で実際にする作業は、看護師の在宅ワークの仕事内容で職種ごとに分けています。

在宅クリニックの看護師求人は、どんな仕事?

「在宅クリニック」は、医師が患者さんの家を訪ねる訪問診療を中心に行うクリニックのことです。ここでの「在宅」も患者さんの家のことで、看護師が自宅で働く仕事ではありません。

在宅クリニックの看護師は、医師の訪問診療に同行して診療の補助をする仕事が中心です。採血や処置の準備、訪問の予定の調整、患者さんや家族からの電話への対応、訪問看護ステーションやケアマネジャーとの連絡なども受け持ちます。外来の診療を一緒に行うクリニックもあります。

訪問診療の看護師は、医師と患者さん・家族のあいだに立つ役回りです。診察のあいだに家族の困りごとを聞き取り、次の訪問までに医師に伝える。病棟で医師と患者さんをつないできた経験が、そのまま生きる仕事です。

1日の流れの一例を挙げると、朝にその日の訪問先と持ち物を確かめ、午前と午後に分けて何件かの家を回り、夕方にクリニックへ戻って記録や連絡をまとめる、という形です。車での移動が長い日もあれば、同じ建物の中で何人かを続けて診る日もあります。病棟の急変対応や、退院の支援で多くの職種と関わってきた経験は、ここでも強みになります。

在宅クリニックの求人で確かめたいこと

チェックした数:

求人を探すときは「訪問診療 看護師」「在宅医療 クリニック 看護師」のように、訪問診療の言葉を入れると見つけやすくなります。地域の求人を相談しながら探したいなら、都道府県ナースセンターも使えます。ナースセンターは都道府県知事が指定するもので、無料の職業紹介や、研修・情報提供・相談を行っています[3]。

自宅で働く在宅勤務の求人は、どう探す?

自宅で働く仕事を探すなら、検索の言葉から「在宅看護」「在宅医療」を外し、「在宅勤務」「フルリモート」「テレワーク」に、職種の名前を組み合わせます。「在宅」だけで検索すると、ここまで見てきた訪問の仕事が多く混ざるからです。

検索の言葉と、出てきやすい求人
検索の言葉出てきやすい求人自宅で働く仕事を探すなら
在宅 看護師訪問看護・在宅医療が多い△一部あり 言葉を足す
在宅看護・在宅医療訪問看護・訪問診療×なし 使わない
在宅勤務 看護師自宅で働く求人◯あり 使う
フルリモート 看護師出社のない求人◯あり 使う
職種名+在宅勤務電話相談・オンコールなど◯あり 使う

編集部まとめ

言葉を変えても、求人票の就業場所は必ず自分の目で確かめましょう。電話の仕事だからといって、自宅で働けるとは限りません。たとえば看護師向けの求人サイトに載っていた電話健康相談の求人は、勤務地が東京都港区のコールセンターで、在宅勤務の記載はありませんでした(確かめた時点では一時募集休止)[4]。反対に、2026年10月8日に確かめた夜間オンコールの求人では、自宅からのフルリモート勤務と明記されていました[5]。

この求人は、自宅で働く仕事?

就業場所の欄に「自宅」「在宅勤務」「フルリモート」と書かれていますか?

はい

自宅で働く仕事の可能性が高いです。研修の間だけ出社が必要かどうかも確かめましょう。

いいえ

次の問いへ進みます。

「訪問エリア」「移動手段」「車での訪問」といった言葉がありますか?

はい

利用者の家を訪ねる仕事です。自宅で働く仕事ではありません。

いいえ

勤務地に通う仕事の可能性があります。応募の前に、自宅で働けるかを問い合わせましょう。

探す場所も、少し変えると見つけやすくなります。自宅で働く看護の求人は、看護師専門の求人サイト、求人検索エンジン、在宅で看護師を雇う会社の採用ページに分かれて載っています。組み合わせ方は看護師の在宅ワーク求人サイトの選び方で紹介しています。

「在宅可」「リモート可」と書かれていても、毎日自宅で働けるとは限りません。週に何日かだけ在宅の求人や、研修の間は出社が必要な求人もあります。読み分け方は完全在宅と一部在宅の違いで整理しています。看護師の資格を生かして自宅でできる仕事の種類は、看護師が在宅でできる仕事|6つの職種の違いに一覧があります。

訪問と在宅勤務のあいだには、情報通信の機器を使って離れた場所の人を支える「テレナーシング」という考え方もあります。言葉の意味と使われる場面は、テレナーシングとは?で取り上げています。

モデルケース:「在宅」の2つの意味に気づき、探し直したDさん

モデルケース(架空の例)

「在宅」の意味の違いに気づいて検索の言葉を変え、5週間で自宅で働く電話健康相談の仕事へ

  • 月8回0回夜勤の回数
  • 週1日週4日保育園のお迎えに間に合う日
  • 3か月探して決まらず探し直して5週間仕事が決まるまでの期間

このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。

成果

Dさんは、検索の言葉を「在宅」から「在宅勤務」「フルリモート」に変えて探し直し、5週間で自宅で働く電話健康相談の仕事に就きました。いまは平日の日中に週4日働き、勤務のある日はいつも保育園のお迎えに間に合っています。

Dさん:「在宅」に2つの意味があると知っただけで、検索の画面がまるで違って見えました。

背景

Dさんは小児科病棟で9年働いてきました。3歳の子を育てながら月8回の夜勤を続け、夫も交代勤務のため、夜勤の日は近くに住む母に頼る日々でした。

困っていたこと

Dさんは「在宅 看護師 求人」と検索して3か月探しましたが、出てくるのは訪問看護の求人ばかりでした。ある訪問看護ステーションの面接に進み、「訪問は自転車で1日5件ほど」と説明を受けて、ようやく自宅で働く仕事ではないと気づきました。

選んだ理由

Dさんは、2つの「在宅」の違いを知って、自分が探しているのは「看護師が自分の家で働く仕事」だと言葉にできました。小児科で保護者からの電話に応じてきた経験を生かせると考え、電話健康相談に絞りました。訪問看護にも心は動きましたが、いまは子どもの送り迎えを優先すると決めました。

Dさん:訪問看護もすてきな仕事だと思います。でも今の私に必要なのは、家から出ずに働ける時間でした。

始め方と工夫

Dさんは「在宅勤務 看護師」「フルリモート 電話相談」で検索し、求人を開いたら最初に就業場所の欄を読むようにしました。応募の前に研修の形を問い合わせ、オンラインで研修を受けられる会社を選んでいます。仕事場所は寝室の一角に決め、子どもが保育園にいる時間だけシフトに入っています。夫も「夜勤がなくなるなら」と賛成し、研修の週は早めに帰って夕食を作ってくれました。

Dさんが遠回りした3か月は、探し方の問題ではなく、言葉の問題でした。自分が探している「在宅」がどちらかを先に決めておけば、同じ検索でも、出会う求人が変わります。

気をつけたいこと:「在宅」の言葉だけで選ばない

自宅で働く在宅勤務には、通勤も訪問の移動もないという大きな利点があります。一方で、訪問看護とは違う大変さもあるので、言葉の響きだけで選ばないようにしましょう。

自宅で働く在宅勤務を選ぶよいところ・気をつけたいところ

よいところ

  • 通勤も訪問の移動もなく、天気や道に左右されない
  • 家族の予定と働く時間を組み合わせやすい
  • 観察や判断の経験を、電話や画面越しの仕事に生かせる

気をつけたいところ

  • 利用者に会って触れるケアや、暮らしを見る看護はない
  • 声や文字だけで判断する難しさがある
  • 雇う会社が限られ、経験の年数を条件にする求人もある

自宅で働く看護の仕事は、電話相談やオンコール代行など、雇う会社の業種が限られます。近所の事業所ごとに求人がある訪問看護のようには、たくさん見つかりません。経験の条件も確かめておきましょう。2026年10月8日に確かめた夜間オンコールの求人の例では、正看護師の資格と看護師の実務経験丸5年以上が必要でした[5]。

利用者の家を訪ね、その人の暮らしの中で看護をすることにやりがいを感じる人は、在宅勤務より訪問看護のほうが合っているかもしれません。反対に、訪問看護で働いてきた人が自宅で働く仕事に移る場合は、家族の電話から状態を聞き取ってきた経験が強みになります。経験ごとに向く在宅の仕事は、看護師経験を活かせる在宅ワークで紹介しています。

どちらか一方に決めきれない人は、2つを組み合わせる道もあります。たとえば平日の日中は訪問看護のパートで働き、週に1日だけ夕方に自宅で働く仕事を受け持つ形です。この場合は、勤め先が副業・兼業を認めているかを就業規則で確かめ、許可を得てから応募しましょう。訪問とシフトの時間が重ならないか、休む時間を取れるかも先に確かめておきます。

今日からできること

まず、自分が探している「在宅」がどちらなのかを、ひとことで書き出すところから始めましょう。それだけで、使う言葉と見るべき求人が決まります。

今日からできる、「在宅」の探し分け
  1. 1探したい「在宅」を決める

    利用者の家で働きたいのか、自分の家で働きたいのかを、ひとことで書きます。

  2. 2検索の言葉を分ける

    訪問なら「訪問看護」「訪問診療」、自宅なら「在宅勤務」「フルリモート」と職種名を組み合わせます。

  3. 3就業場所の欄を最初に読む

    求人を開いたら、時給より先に就業場所と移動の記載を確かめます。

  4. 4迷う求人は問い合わせる

    「自宅で働く仕事ですか」「研修は出社ですか」と、応募の前に聞きます。

検索の言葉を決めたら、1〜2週間は同じ言葉で新着の求人を見続けてみてください。言葉を毎日変えていると、どの求人を見たのか分からなくなります。同じ言葉で見続けると、自宅で働く求人がどのくらいの間隔で出てくるのか、自分の目で感覚がつかめます。

自宅で働く求人を、条件をそろえて比べたいときは、在宅で看護師を雇う会社を並べた完全在宅の企業だけを見るのページも使えます。

よくある質問

在宅看護師と訪問看護師は、同じ意味ですか?

多くの場合、同じ仕事を指して使われます。どちらも利用者の家を訪ねて看護をする仕事です。ただし求人や記事によっては、自宅で働く在宅勤務の看護師を「在宅看護師」と呼ぶこともあるので、前後の言葉で確かめましょう。

訪問看護の仕事は、在宅ワークに入りますか?

このサイトでは入れていません。訪問看護は看護師が利用者の家へ出向く仕事で、看護師が自分の家で働く在宅勤務とは別の働き方だからです。

在宅看護(訪問看護)の看護師になるのに、特別な資格は要りますか?

看護師の資格で応募できる求人が一般的です。病棟などでの経験の年数を条件にする求人もあるので、応募資格の欄を確かめてください。

在宅クリニックの看護師に夜勤はありますか?

病棟のような夜勤はないのが一般的ですが、夜間や休日の電話当番(オンコール)があるクリニックもあります。回数や出向くことがあるかは求人によって違うので、面接で確かめましょう。

「在宅」で検索すると、なぜ訪問看護の求人ばかり出るのですか?

看護や医療の分野では「在宅」が、利用者の家で行う在宅看護・在宅医療の意味で広く使われているからです。自宅で働く仕事を探すなら、「在宅勤務」「フルリモート」に職種名を組み合わせて検索しましょう。言葉の例は看護師資格を活かせる在宅求人の見つけ方にまとめています。

訪問看護の経験は、自宅で働く仕事で生かせますか?

生かせる場面があります。家族からの電話で状態を聞き取る力や、ひとりで判断してきた経験は、電話相談やオンコール代行で役に立ちます。ただし相手や手順は仕事ごとに違うので、研修で確かめましょう。

自宅で働く看護の求人は、どこで探せますか?

看護師専門の求人サイト、求人検索エンジン、在宅で看護師を雇う会社の採用ページに分かれて載っています。種類の違う2〜3か所を組み合わせると見落としが減ります。使い分けは看護師の在宅ワーク求人サイトの選び方をご覧ください。

自宅で働く看護の仕事には、どんな種類がありますか?

電話健康相談、夜間オンコール代行、保健指導、医療ライターなどがあります。オンライン診療の補助やキャリアアドバイザーのように、自宅でできるかどうかが求人によって違う仕事もあります。違いは看護師が在宅でできる仕事で比べています。

まとめ

「在宅看護師」は、多くの場合、利用者の家を訪ねる訪問看護や在宅医療の看護師を指します。看護師が自分の家で働く在宅勤務とは、働く場所も、ケアの中身も、探すときの言葉も違います。

  • 「誰の家で働くか」で、2つの「在宅」を見分ける
  • 訪問の仕事は「訪問看護」「訪問診療」、自宅の仕事は「在宅勤務」「フルリモート」で探す
  • どちらの求人も、就業場所の欄を最初に読む

自分が探している「在宅」がどちらか迷ったら、LINEでも下のフォームからでも、気軽に声をかけてください。

zaitakuwork

ほいくの相談室 編集部。保育士の方からの相談で多く聞かれる悩みをもとに、公的な資料で確認できる情報をまとめています。