テレナーシングとは?看護師が離れた場所から支える仕組み

訪問を終えて車に戻り、エンジンをかける前に、さっきの利用者さんの顔を思い出す。次の訪問は1週間後。そのあいだに、足のむくみが増えたり、息切れが強くなったりしないだろうか。「訪問のない日も、少しだけ様子がわかればいいのに」。そんなふうに感じたことのある方もいるかもしれません。

研修の案内や勉強会の資料、ときには求人の説明の中で、「テレナーシング」という言葉を見かけることがあります。電話で様子を聞くのと何が違うのか。特別な資格が要るのか。自分の仕事とどう関係するのか。言葉だけが先に届いて、中身がつかみにくいと感じている方もいるでしょう。

テレナーシングは、看護の中身というより、看護の「届け方」を表す言葉です。ただ、特定の団体が示している定義の文言を、当サイトでは一次資料で確かめられていません。そこで、言葉の一般的な意味を出発点にして、支える仕組み、使われる場面、対面の看護との違い、ガイドラインを読むときの注意、訪問看護での使われ方、仕事として関わる道を順に整理します。

テレナーシングとは何?

テレナーシングとは、電話やビデオ通話、体調の記録を送り合う仕組みなどの情報通信技術を使って、離れた場所にいる人を看護師が支えることを指す言葉です。「テレ」は「離れた」、「ナーシング」は「看護」という意味で、言葉の成り立ちがそのまま中身を表しています。

ポイントは、道具が主役ではないことです。電話をかける、画面越しに話す、記録を見る。どれも道具を使った手段で、その先で看護師がしているのは、病棟や訪問と同じ、観察し、判断し、助言し、必要な人につなぐことです。看護の中身はそのままに、届け方を変えたものと考えるとわかりやすくなります。

テレナーシングを3つの要素に分ける
要素中身例
離れた場所支える人と支えられる人が、別の場所にいる患者の自宅と事業所
情報通信の道具声・映像・文字・数値を届ける電話、ビデオ通話、記録の送信
看護の視点観察・判断・助言・つなぐ受診をすすめる、医師に伝える

編集部まとめ

テレナーシングは、看護師や保健師のような国家資格の名前ではありません。決まった1つの職種の名前でもありません。「テレナーシングの資格がないと関われない」と考える必要はなく、いま持っている看護の経験が土台になります。

言葉の上で混同しやすいのが「在宅」です。テレナーシングは、自宅で療養している人を支える文脈で語られることがあり、その場合の「在宅」は療養する人の家を指します。一方、このサイトでいう「在宅」は、看護師が自宅で働くことです。2つの「在宅」の違いは、在宅看護師とは?訪問看護と在宅勤務の違いで整理しています。

どんな仕組みで、離れた人を支える?

離れた場所から支える方法は、「その場で話すか、記録でやりとりするか」と「続けて関わるか、その時だけか」の2つの物差しで分けると整理しやすくなります。

離れた場所から支える4つの形(編集部の目安)
続けて関わる度合いその場で話す度合い
体調の記録を見て、気になる変化に連絡する
決まった日に、ビデオ通話や電話で様子を聞く
チャットやメールの相談に答える
電話の健康相談や、夜間の電話に応じる

左上は、血圧や体重、体温などの記録を、本人や家族が入力したり、機器から届いたりする形です。看護師は記録の変化を見て、気になるときに連絡します。右上は、決まった日時に電話やビデオ通話で話し、生活の様子や困りごとを聞く形です。

右下は、困ったときにその場で電話を受ける形です。急な体調の変化で迷う人の相談に応じたり、夜間に施設からの電話を受けたりします。左下は文字でのやりとりで、相談する人が自分の都合のよい時間に送れるのが特徴です。

どの形でも、看護師がしていることの流れは似ています。情報を受け取り、状態を見立て、どうするかを決め、記録に残して必要な人と共有する。この流れのどこかで「対面が必要」と判断したら、受診や訪問につなぐのも大事な役割です。

どんな場面で使われている?

離れた場所から支える形は、病気の見守りから公的な電話相談まで、いくつもの場面にあります。ここに挙げるのは、それぞれをテレナーシングと呼ぶかどうかを決めつけるものではなく、「離れて支える」形が使われている場面の例です。

離れた場所から支える場面の例
場面支える相手主な道具支える人がすること
慢性の病気の見守り自宅で暮らす患者記録の送信・電話変化に気づき、受診や相談をすすめる
退院後・在宅療養の支援患者と家族電話・ビデオ通話困りごとを聞き、医療者につなぐ
特定保健指導の遠隔面接在宅勤務や遠隔地勤務の人などビデオ通話など生活の目標を一緒に考える
介護施設からの夜間の電話施設の職員電話・パソコン緊急性を判断し、指示を出す
公的な電話相談急な病気やけがで迷う人電話救急車や受診の必要を一緒に考える

出典:総務省消防庁「救急安心センター事業(♯7119)の展開拡大(説明資料)」、厚生労働省(健康局・保険局)「特定健診・特定保健指導の効率的・効果的な実施方法等に関する資料(第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 参考資料1-2)」、ドクターメイト株式会社(HERP上の採用ページ)「1PM802_オンコールナース|パート(採用ページ)」[1][2][3]

特定保健指導では、第4期(2024年度〜)の見直しで[2]、ICTを使った遠隔面接を、在宅勤務や遠隔地勤務の人への対応として推進することとされ、評価の水準や時間の設定は対面と同等とされています[2]。保健指導を受ける人の側から見ると、画面越しの面談が、対面と同じ扱いの選択肢になったということです。

介護施設からの夜間の電話の例としては、契約している介護施設から夜間の緊急コール(急変・負傷・体調不良など)を看護師が自宅で受け、緊急性を判断して指示を出し、電話と並行してPCでレポートを作って送る仕事が、ある会社の採用ページで説明されています[3]。

公的な仕組みでは、救急安心センター事業(#7119)があります。急な病気やけがで救急車を呼ぶべきか、すぐ受診すべきか迷ったときに電話で相談できる窓口で、医師・看護師・相談員が対応し、原則24時間365日受け付けています[1]。これらをテレナーシングと呼ぶかどうかはここでは決めつけませんが、「声だけで状態を見立て、次の行動につなぐ」という点は共通しています。

慢性の病気の見守りや退院後の支援は、もともと顔を合わせて関わっている患者や家族を、外来や訪問のない日にも支える形として語られることがあります。顔見知りの看護師からの電話なら、相手も小さな変化を話しやすい、という面もあるでしょう。

対面の看護と、何が違う?

いちばんの違いは、手がかりの種類です。 対面なら、顔色や皮膚の張り、むくみの硬さ、においまで確かめられます。離れた場所からは、声、映像、文字、数値が手がかりで、触れることはできません。そのぶん、聞き取りの質問と、記録の読み方が看護の質を左右します。

対面の看護と、離れた場所からの看護

対面の看護

  • 見る・触れる・においで確かめられる
  • その場で処置やケアができる
  • 移動の時間がかかり、会える回数に限りがある

離れた場所からの看護

  • 声・映像・文字・数値が手がかり
  • 処置はできず、必要なら人や場所につなぐ
  • 移動がなく、連絡の回数を増やしやすい

離れた場所からの看護は、対面の代わりではなく、対面と対面のあいだを埋めるものと考えると、役割がはっきりします。週1回の訪問のあいだの6日間に、電話やビデオ通話で小さな変化を拾う。次に会ったときに、その情報をもとにケアを組み立てる。2つを組み合わせることで、支えの切れ目を小さくできます。

一方で、限界もあります。急変のときに駆けつけることはできません。高齢の人には、機器の操作そのものが負担になることもあります。画面越しでは、家の中の段差や薬の飲み残しといった、暮らしの細かなところが見えにくくなります。離れた場所から支える看護師には、「ここから先は対面が必要」と見極める力が求められます。

テレナーシングのガイドラインはある?読むときに確かめること

テレナーシングのガイドラインについて、当サイトでは、発行した団体や発行年、定義の文言を一次資料で確かめられていません。そのため、ここではガイドラインの要点を紹介する代わりに、資料を読むときに確かめたいことと、離れた場所から支える仕事に関わる、確認できた決まりを整理します。

指針や手引きを探すときは、学会や団体の公式サイトのほか、図書館の蔵書検索や論文のデータベースで「テレナーシング」と調べる方法があります。見つけた資料は、次の点を確かめてから読むと、自分の仕事に当てはめてよいかを判断しやすくなります。

ガイドラインや資料を読むときに確かめること

チェックした数:

団体の指針や手引きは、法律とは役割が違います。指針に書かれていることが、そのまま法律上の義務になるわけではありません。一方で、離れた場所から支える場合でも、法律の決まりは対面と同じように関わります。

たとえば、看護師には、正当な理由なく業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない守秘義務があります[4]。個人情報保護法は、病歴などを含む個人情報を「要配慮個人情報」とし、会社などの個人情報取扱事業者は、法令に基づく場合などを除き、あらかじめ本人の同意を得ずに取得してはならないとしています[5]。電話や画面越しのやりとりでは、相手の家族や自分の家族に会話が聞こえない環境づくりも欠かせません。

離れた場所からの医療では、制度の動きもありました。改正医療法のうちオンライン診療関係の規定が令和8年4月1日に施行され、オンライン診療を行う医療機関は、その旨の届出が義務付けられました[6]。これは医療機関についての決まりで、看護師が離れた場所から支えること全般のルールではありません。それでも、離れた場所からの医療が制度として形を整えつつあることを示す動きです。

離れた場所からの保健・医療に関わる制度の動き
  1. 2024年度第4期の特定保健指導が始まる

    ICTを使った遠隔面接を、在宅勤務や遠隔地勤務の人への対応として推進することとされました。[2]

  2. 2026年4月オンライン診療の法制化

    オンライン診療を行う医療機関に、届出が義務付けられました。[6]

  3. 2027年3月届出の猶予の期限

    2026年4月より前から実施していた医療機関は、2027年3月31日までに届け出ます。[6]

訪問看護では、どう使われる?

訪問看護では、訪問と訪問のあいだを、電話やビデオ通話、記録の共有でつなぐ形が考えられます。訪問の日にしか見えなかった様子を、あいだの日にも少しずつ拾っていくイメージです。ただし、訪問看護でどれくらい使われているかを示す統計は、当サイトでは確認できていません。取り組みの有無や中身は、事業所ごとに違います。

たとえば、週1回の訪問に、あいだの見守りを組み合わせる場合は、次のような1週間が考えられます。

週1回の訪問と、あいだの見守りを組み合わせる例
曜日支え方看護師がすること
月訪問体の状態を見て、連絡の約束を確かめる
水ビデオ通話(10分ほど)顔色や息づかい、足のむくみを画面で見る
金記録の確認送られた体重や血圧の変化を見る
気になるとき電話様子を聞き、主治医への報告を考える
翌週の月訪問画面で気になったことを、対面で確かめる

編集部まとめ

始めるときは、訪問の日に、連絡の日時、使う道具、記録してもらう項目を、本人や家族と一緒に決めておきます。機器の操作に慣れていない人には、最初の数回は家族に手伝ってもらう、電話だけにする、といった工夫も要ります。

訪問看護での使い方には、事業所ごとの決まりがあります。連絡に使う機器、記録の残し方、費用の扱いなどは、事業所の管理者や制度の案内で確かめてください。どこまでを看護師が判断し、どこから主治医に報告するかも、事業所と主治医との取り決めに沿って進めます。

訪問看護の夜間のオンコールも、離れた場所から電話で状態を見立てるという点では近いところがあります。訪問看護のオンコールと、自宅で施設からの電話を受けるオンコール代行の違いは、訪問看護のオンコールと在宅のオンコール代行の違いで比べています。

看護師が仕事として関わるには?

テレナーシングに関わる道は、大きく分けて2つあります。いまの職場で、離れた場所からの支えを担う道と、自宅で働く仕事の中で、離れた場所から支える道です。

いまの職場で関わるなら、訪問看護ステーションや病院の外来・退院支援の部署で、電話やビデオ通話での見守りを担当する形が考えられます。職場で新しく始める取り組みなら、手順づくりから関われることもあります。

自宅で働く仕事を探すなら、求人票に「テレナーシング」という言葉が書かれているとは限らないので、職種の名前で探すのが近道です。たとえば、介護施設からの夜間の電話を自宅で受けるオンコールの求人の一例では、自宅からのフルリモート勤務で時給1,600円〜2,700円(独自のラダー制度で変動、時間外手当・深夜手当を含む)とされ、応募には正看護師の資格と看護師の実務経験丸5年以上が必要でした(2026年10月8日に確認)[3]。

オンラインの保健指導も、離れた場所から支える仕事の1つです。ただし、資格の条件に注意が要ります。特定保健指導のオンライン面談の求人の一例では、対象資格が保健師または管理栄養士で「栄養士と看護師は不可」とされ、特定保健指導の経験も必須でした[7]。応募の前に、資格の条件を必ず確かめましょう。

自分に合う関わり方を考える

いまの職場(訪問看護・外来など)で働き続けたいですか?

はい

職場で電話やビデオ通話の見守りを担当できないか、上司に相談してみましょう。

いいえ

自宅で働く仕事の中から、離れた場所から支える職種を探します。

夜の時間帯に働けますか?

はい

介護施設からの電話を受ける、夜間オンコール代行の求人が候補になります。

いいえ

日中の電話健康相談や、オンラインの面談の仕事から探しましょう。

職種ごとの違いは看護師が在宅でできる仕事、オンラインでできる仕事の一覧は看護師がオンラインでできる仕事にまとめています。「テレナーシング」という言葉で求人を探すときの実情と探し方は、テレナーシングの求人はある?で取り上げています。

モデルケース:訪問看護で遠隔の見守りを経験し、テレナーシングに関心をもったJさん

モデルケース(架空の例)

訪問看護で画面越しの見守りを担当したJさん。言葉の意味を確かめて働き方を組み替え、自宅で働く夜が週2回に

  • 約12時間約6時間車で移動する時間(1週間)
  • 0日2日自宅で働く日(1週間)
  • 3回0回夜中に呼ばれて車で出かけた回数(1か月)

このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。

成果

Jさんは、訪問看護を週3日に減らし、週2回の夜は、自宅で介護施設からの電話を受ける仕事を始めました。訪問で培った観察の力を、声や記録を通して生かす働き方です。車で移動する時間は、週に約12時間から約6時間になりました。

Jさん:離れていても、聞き方しだいで見えるものがある。それを知ってから、電話の仕事が怖くなくなりました。

背景

Jさんは病棟で10年、訪問看護で9年働いてきました。担当する地域には山あいの集落も含まれ、訪問先まで片道50分かかる家もありました。1日5件の訪問に加えて月に数回のオンコールがあり、夜中に車を出す日もありました。

困っていたこと

あるとき、遠くに住む心不全の利用者について、訪問のない日にタブレットでビデオ通話をする取り組みを、ステーションで2か月ほど試すことになりました。担当になったJさんは、声の張りや足のむくみ、体重の記録から、小さな変化に気づける手応えを感じました。ところが「テレナーシング」という言葉を調べても説明はまちまちで、この経験をどう仕事につなげればいいのか、わからないままでした。

選んだ理由

Jさんは、言葉の定義を追いかけるのをやめ、自分が手応えを感じたことを書き出しました。それは、離れた場所から状態を見立て、必要な人につなぐことでした。そこで職種の名前で求人を探し直し、介護施設からの電話を自宅で受ける夜間オンコール代行を選びました。訪問を週3日続ければ、対面の感覚も保てると考えました。

Jさん:夫に「夜中に車を出さなくていいなら、そのほうが安心だ」と言われて、背中を押されました。

始め方と工夫

応募の前に、必要な経験年数、研修の日程、自宅で用意する機器を確かめました。最初は短いシフトから始め、慣れてから週2回に増やしています。電話で状態を聞き取るときの質問を、訪問の経験をもとにノートにまとめ、少しずつ書き足しています。ステーションでも、画面越しの見守りで気づいたことを共有する役を続けています。

Jさんが手がかりにしたのは、「テレナーシング」という言葉そのものではなく、自分が手応えを感じた看護の中身でした。言葉の定義がはっきりしないときこそ、何をする仕事なのかで考えると、道が見えやすくなります。

気をつけたいこと:言葉の広さと、離れて支える看護の限界

テレナーシングは、人によって思い浮かべる中身が違うことのある言葉です。言葉に期待をふくらませすぎないために、よいところと気をつけたいところを並べたうえで、3つの注意を覚えておきましょう。

離れた場所から支える看護の、よいところ・気をつけたいところ

よいところ

  • 移動がなく、連絡の回数を増やしやすい
  • 遠くに住む人や、外出が難しい人にも届く
  • 看護師が自宅で働く道にもつながる

気をつけたいところ

  • 触れて確かめることができない
  • 急変のときに、その場に駆けつけられない
  • 機器の操作が、相手の負担になることがある

1つ目は、言葉だけで判断しないことです。求人や講座の案内に「テレナーシング」と書かれていても、中身は電話の相談のこともあれば、記録の確認や事務の仕事のこともあります。仕事の内容、資格の条件、働く場所(自宅か、事業所か)を、言葉とは別に確かめましょう。

2つ目は、お金を払う前に立ち止まることです。もし「テレナーシングの資格をとれば在宅で稼げる」といった高額な講座の勧誘を見かけたら、申し込む前に、その資格が実際の求人の条件になっているかを確かめてください。テレナーシングは、国家資格の名前ではありません。怪しい勧誘の見分け方は、在宅ワークが怪しいか見分ける方法にまとめています。

3つ目は、離れた場所から支えることの限界を知っておくことです。電話や画面越しの見立てには、迷いが残ることもあります。一人で判断を抱え込まずにすむよう、手順と相談の体制が整った職場を選ぶことが大切です。

今日からできること

テレナーシングに関心をもったら、まずは言葉ではなく、自分の経験から考え始めてみましょう。

今日からできる、テレナーシングへの第一歩
  1. 1意味を自分の言葉で書く

    「離れた場所から、何をする看護か」を1〜2行で書いてみます。

  2. 2手応えのある経験を書き出す

    電話で様子を聞いた、記録から変化に気づいた、などの経験を3つ。

  3. 3資料は発行元と年を見てから読む

    ガイドラインや本は、まず誰が・いつ出したかを確かめます。

  4. 4職種の名前で求人を見る

    電話健康相談、オンコール、オンライン面談などで検索します。

  5. 5いまの職場で聞いてみる

    電話やビデオ通話での見守りを試す予定がないか、上司に聞きます。

よくある質問

テレナーシングと、電話の健康相談は同じものですか?

電話の健康相談も、離れた場所から看護師が支えるという点では共通しています。ただ、テレナーシングという言葉は、記録を使った見守りや、決まった日の定期的な連絡など、もう少し広い形を含めて使われることがあります。どちらの言葉で呼ぶかより、何をする仕事なのかで考えるとわかりやすくなります。

テレナーシングに、特別な資格は必要ですか?

テレナーシングは、看護師や保健師のような国家資格の名前ではありません。ただ、仕事ごとに資格や経験の条件があり、たとえば夜間オンコールの求人の一例(2026年10月8日に確認)では、正看護師の資格と実務経験丸5年以上が必要でした[3]。応募する仕事の条件を確かめましょう。

テレナーシングのガイドラインは、どこで読めますか?

当サイトでは、特定のガイドラインの発行団体や発行年、定義の文言を一次資料で確かめられていないため、ここでは紹介していません。学会や団体の公式サイト、図書館の蔵書検索などで探し、だれが・いつ・だれに向けて出したものかを確かめてから読むと安心です。

訪問看護で、テレナーシングは使われていますか?

訪問と訪問のあいだを、電話やビデオ通話、記録の共有でつなぐ形が考えられます。どれくらい使われているかを示す統計は、当サイトでは確認できていません。取り組みの有無は事業所ごとに違うので、見学や面接のときに聞いてみましょう。

看護師が自宅でテレナーシングの仕事をすることはできますか?

「テレナーシング」という名前の求人に限らなければ、自宅で離れた場所から支える仕事はあります。たとえば、介護施設からの夜間の緊急コールを看護師が自宅で受け、緊急性を判断して指示を出す仕事の例があります[3]。探し方はテレナーシングの求人はある?をご覧ください。

離れた場所からの看護で、個人情報はどう守りますか?

対面と同じく、看護師には守秘義務があり[4]、病歴などの要配慮個人情報は、原則として本人の同意を得て取得するものとされています[5]。電話やビデオ通話では、会話が周りの人に聞こえない環境を整えることが大切です。家で働くときの工夫は、在宅で働く看護師の個人情報と守秘義務にまとめています。

まとめ

テレナーシングは、情報通信技術を使って、離れた場所にいる人を看護師が支えることを指す言葉です。看護の中身はそのままに、届け方を変えたものと考えると、対面の看護とのつながりが見えてきます。

  • 支え方は「その場で話すか、記録か」「続けてか、その時だけか」で分けられる
  • ガイドラインや資料は、発行元・発行年・対象を確かめてから読む
  • 訪問看護では、訪問と訪問のあいだをつなぐ形が考えられる
  • 仕事として探すときは、言葉より職種の名前で探す

離れた場所から支える仕事が自分に合うか迷ったら、LINEやフォームから気軽に相談してください。

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ほいくの相談室 編集部。保育士の方からの相談で多く聞かれる悩みをもとに、公的な資料で確認できる情報をまとめています。