最期が近い時期に食べられなくなる、水も飲めなくなるのは、病気が進んで体が栄養や水分を受け止められなくなっていく、多くの方に見られる変化です。看病や食事の工夫が足りないから起きるのではありません。
この状態がどのくらい続くかは、人によって大きく異なります。だからこそ、家族の手に残る「してあげられること」を知っておくと、面会の時間の過ごし方が変わります。
この記事では、食べられなくなる理由、無理に食べさせないほうがよいとされる理由、点滴を減らすと言われたときの受け止め方、そして今日の面会から家族の手でできる口のケアを、看護師さんに確かめる質問とあわせてお伝えします。
スプーンを手に、迷っている方へ
- 好きだったプリンを持っていっても、一口も食べてくれない。食べないと死んでしまう、と焦ってしまう。
- 唇がカサカサで、スプーンの水も飲み込めない。喉が渇いて苦しいのではないかと気になる。
- 看護師さんは「無理にはしないで」と言う。見ているだけでいいのか、自分の手で何かしてあげたい。
最期が近づくと、なぜ食べたり飲んだりできなくなるのですか?
病気が進むと、体が食べ物や水分を消化し、使う力そのものが弱まっていきます。食欲が落ち、飲み込む力も弱くなるのは、多くの方に見られる経過で、家族の関わり方が原因で起こるものではありません。
がんが進むと、体はエネルギーをうまく使えなくなり、胃腸の動きもゆっくりになります。起きている時間が短くなれば、口から取れる量も自然に減ります。さらに、飲み込むための筋肉の力や喉の反射も弱まるため、水のようにさらさらしたものほどむせやすくなります。体重が落ちて急に弱ったように見えるのも、病気そのものの影響が大きいとされています([gk_link to=”post:sudden-weakness-near-end”]急に痩せて弱ったときの受け止め方[/gk_link])。
飲み物の飲み込みにくさは、最期の直前だけでなく、もっと早い時期から現れることがある変化です。米国とブラジルの急性期緩和ケア病棟で進行がんの患者さんを観察した研究(Hui Dほか、Oncologist、2014年)でも、飲み込みにくさは早めに現れ、時期を見分ける決め手としては弱いものでした。「水が飲めなくなった、だからあと少し」と決まるわけではありません。
- 1好きなものを少しだけ量が減り、食事に時間がかかるようになる
- 2やわらかいもの・飲み物が中心噛むことや固形物が負担になっていく
- 3ひと口、ひと匙口に含む程度、味わう程度になる
- 4口を潤すケアが中心飲み込まなくても、口の中の心地よさを保つ
食べない・飲まないままで、本人は苦しくないのですか?
最期が近い時期は、空腹を感じにくくなっていくと考えられています。残りやすいつらさは喉や口の中の乾きで、これは点滴の量を増やすより、口を湿らせるケアで和らぐことが多いとされています。
家族がいちばん気にかけるのは、「お腹がすいて、喉が渇いて、苦しいのではないか」という点でしょう。けれど、食べたいという感覚が体の側から薄れていく時期には、食べないこと自体がご本人を苦しめているとは限りません。むしろ、口を開けて眠る時間が増えたり、口で息をするようになったりして、唇や口の中が乾くことのほうが、不快の原因になりやすいといわれます。
ご本人がまだ話せるなら、「喉、渇いてる?」「口の中、気持ち悪くない?」と聞いてみてください。話せない場合は、唇のひび割れ、舌の乾き、口をもごもごと動かすしぐさが手がかりになります。眉間にしわを寄せる、うめく、落ち着きなく手を動かす、といった様子があれば、乾き以外の苦痛かもしれないので、看護師さんに伝えてください。
無理にでも食べさせたほうがいいのではありませんか?
無理に食べさせる必要はないと考えられています。飲み込む力が弱いときに口へ運ぶと、むせたり、食べ物や水が気管に入る誤嚥を起こしたりすることがあり、かえってご本人の負担になるからです。
「せっかく持ってきたのだから」「一口でも食べれば力がつくはず」。家族がそう願うのは自然なことです。ただ、食べ物が気管に入ると、激しくむせて体力を消耗したり、肺炎の原因になったりすることがあります。眠気が強いときや、横になったままのときは、とくにむせやすくなります。
「食べない」を責めるのではなく、「食べたいときに、食べたいものを、少しだけ」に切り替えると、家族の焦りも少し和らぎます。好きだったプリンなら、スプーンの先にほんの少しのせて唇にふれさせる、香りをかいでもらう、といった形でも、ご本人にとって懐かしい味や香りになります。どのくらいなら口に入れてよいかは飲み込む力によって違うので、看護師さんに確かめてから試してください。
看護師さんの「無理にはしないで」は、「何もしないで」という意味ではありません。多くの場合、「飲み込ませることを目標にしないで」という意味で使われる言葉です。「では、代わりに家族がしてもいいことは何ですか」と聞き返すと、口のケアや姿勢の整え方など、手を動かせることを具体的に教えてもらえます。
| 観点 | 無理に口へ運ぶと | 口を潤すケアに切り替えると |
|---|---|---|
| むせ・誤嚥 | 飲み込む力が弱いと起こりやすい | 含ませる水分をごく少量にとどめれば起こりにくい |
| ご本人の体 | 吐き気やお腹の張り、疲れにつながることがある | 口の乾きが和らぎ、心地よさを保ちやすい |
| 家族の気持ち | 断られるたびに焦りが増す | 「してあげられること」が手元に残る |
| 続け方 | やめどきが分からず迷う | 方法と量を看護師さんと決めて続けられる |
点滴を減らす・控えると言われたのは、見捨てられたということですか?
見捨てることとは違います。最期が近い時期には体が水分をうまく処理できなくなり、点滴の量が多いと、むくみや胸・お腹にたまる水、たんの増加につながることがあります。医療者はご本人の体に合わせて量を考えています。
点滴には「命をつなぐもの」というイメージがあるので、「減らします」と言われると、治療をあきらめられたように感じるかもしれません。けれど、体が受け止めきれない水分は、手足や顔のむくみ、胸やお腹にたまる水、喉にたまるたんとして現れ、ご本人のつらさを増やすことがあります。日本緩和医療学会は、この時期の点滴について『終末期がん患者の輸液療法に関するガイドライン 2013年版』を出しています。看取りの時期の家族向けパンフレット(OPTIM『これからの過ごし方について』)も、家族の心配に沿って説明する話題のひとつに輸液(点滴)を挙げています。
一方で、点滴を続けることが選ばれる場合もあります。ご本人や家族の希望、むくみの有無、針を刺す負担など、考える材料はいくつもあり、決まった正解がひとつあるわけではありません。分からないままにせず、「今の点滴の量と、その理由を教えてください」「家族の希望を伝えてもいいですか」と尋ねてください。理由が分かると、同じ「減らす」でも受け止め方が変わってきます。
Q1点滴の量を変える理由を、医師や看護師から聞けましたか
はい理由を家族で共有し、ご本人の希望と合っているかを話し合う
いいえ「今の量と、変える理由を教えてください」と面会のときに尋ねる
Q2ご本人が渇きや苦しさを訴えていますか
はい点滴の量とは別に、口のケアや薬で和らげられるかを相談する
いいえ唇や舌の乾きを見ながら、湿らせる回数を看護師さんと決める
家族が自分の手でできる口のケアには、どんなものがありますか?
唇に保湿剤を塗る、湿らせたスポンジブラシやガーゼで口の中をそっと拭う、好きな飲み物を綿棒に少しだけ含ませて唇にふれさせる、といったことができます。始める前に、やり方と使ってよい道具を看護師さんに確かめてください。
口のケアは、食べることの代わりに家族の手に残る、数少ない「してあげられること」です。保湿剤は、病棟で使っているものを分けてもらえることもあります。氷のかけらを口に含ませる方法もありますが、飲み込む力によっては向かないため、使ってよいか、大きさや量をどうするかを看護師さんと相談してから試してください。
時間は長くなくてかまいません。面会のたびに唇を湿らせる、帰る前にもう一度拭う、といった短いケアを重ねるだけでも、乾きが和らぐことがあります。手を動かしながら「今日は少し涼しいね」「孫から電話があったよ」と話しかければ、ケアの時間はそのまま一緒に過ごす時間になります。手や足をさする、髪を整えるといった関わり方は、[gk_link to=”post:holding-hands-touch-care”]手を握る・ふれることの意味[/gk_link]でも紹介しています。
- 唇に保湿剤やワセリンを薄く塗る
- 湿らせたスポンジブラシやガーゼで、口の中をそっと拭う
- 好きな飲み物を綿棒に少し含ませ、唇にふれさせる
- 氷のかけらを使ってよいか、大きさと量を確かめる
- 口を開けて眠るときの乾燥対策を聞いておく
- 入れ歯や歯の手入れを、誰がいつするか決めておく
口のケアをするとき、気をつけることはありますか?
いちばん気をつけたいのは、水分を口の中に残しすぎないことです。スポンジやガーゼはしずくが垂れない程度まで絞り、頭の高さや体の向きを看護師さんと確かめてから始めます。むせたり嫌がったりしたら、そこで手を止めて大丈夫です。
飲み込む力が弱っているときは、ケアのための少しの水分でもむせることがあります。スポンジブラシをコップの水にひたしたら、指でしっかり絞ってから口に入れます。口の中では、汚れや水分を喉の奥へ押し込まないよう、奥から手前へやさしく動かすのが基本とされています。口を開けにくいときは、こじ開けずに唇と歯ぐきの外側だけにとどめます。
面会の短い時間で行うなら、たとえば次のような流れです。声をかけて、これから口を拭くことを伝える。唇を湿らせてから、頬の内側、舌の上の順にそっと拭う。最後に唇へ保湿剤を薄く塗る。全部で数分のことですが、「ちょっとさっぱりしようか」とひとこと添えるだけで、ふれあいの時間になります。体の向きを変える必要があるときや、たんが多いときは、ひとりで行わず看護師さんと一緒に行ってください。
この状態は、どのくらい続くのですか?
食べられない・飲めない状態がどのくらい続くかは、人によって大きく異なり、誰にも言い当てられません。気になるときは「今の様子をどの段階と見ていますか」と医療者に尋ね、見立てが変わったら連絡をもらえるようにしておきます。
インターネットでは「水が飲めなくなってから何日」といった書き込みが目に入ることがありますが、病気の種類や体の状態、点滴の有無などによって経過は大きく変わります。数字を探すより、ご本人の今をいちばんよく見ている医療者に、言葉で見立てを聞くほうが、家族の判断の材料になります。食事以外も含めた全体の目安は、[gk_link to=”post:signs”]最期が近いときに多く見られる体の変化[/gk_link]にまとめています。
自宅で看ている場合は、食べない・飲まない様子を毎日見ている家族のほうが、不安をひとりで抱えやすくなります。がんの終末期(末期の悪性腫瘍)で訪問看護を使う場合は、介護保険の認定があっても医療保険の扱いになり、週3日までという原則の上限もありません(主治医の指示が前提です)。訪問のたびに、口のケアのやり方を一緒に確かめてもらうこともできます。
胃ろうや点滴での栄養は、考えたほうがいいのですか?
どうするかは、ご本人の意思を軸に、家族と医療・ケアチームが話し合って決めることです。最期が近い時期の栄養の方法には体への負担も伴うため、目的と見込める効果を医師に尋ねたうえで考えます。
国の「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」(平成30年3月改訂)は、本人による意思決定を基本としています。ご本人が話せるうちに「口から食べられなくなったら、どうしたい?」と聞けていればいちばんですが、聞けていなくても、元気なころの言葉や暮らし方が手がかりになります。
もしものときに望む医療やケアを前もって考え、家族や医療・ケアチームとくり返し話し合っておく取り組みを、厚生労働省は「人生会議」(ACP)と呼んでいます。今からでも遅くはありません。「本人なら、どう言うと思う?」と家族で話すこと自体が、その一歩になります。
「食べさせなきゃ」と焦っていたご家族は、どう動いた?
説明のための例(実在の方の体験談ではありません)
1. 相談のあとに変わったこと
相談から10日ほどたったころ、Bさんは父の枕元に、プリンではなく保湿ジェルと綿棒を置くようになっていました。訪問看護師さんに教わったやり方で、朝・昼・夕方・寝る前の4回、唇と口の中を湿らせます。母は昼と夕方、Bさんは朝と寝る前の担当です。「前は、断られるたびに台所へ戻ってため息をついていた。今は、口を拭くと父が少し口を動かすのが分かる」とBさんは話します。
2. 相談を考えた背景
父は自宅で療養し、週に何度か訪問看護が来ていました。2週間ほど前から食事が半分以下になり、ここ数日はスプーンの水も口の端からこぼれるようになりました。母は「何か食べさせないと」と、1日に何度もおかゆやプリンを運んでいました。
3. 相談する前に困っていたこと
Bさんは夜、「最期 水を飲めない」「点滴 しない 理由」と検索しました。「自然な経過」と書かれた記事もあれば、「点滴をしないのはかわいそう」という書き込みもあり、どちらを信じればいいのか分からなくなりました。訪問看護師さんに聞こうと思っても、来てもらえる時間は限られていて、母の前では切り出せませんでした。
4. ここを選んだ理由・決め手
地域包括支援センターに電話することも考えましたが、聞きたいのは介護サービスのことより、「このままでいいのか」という気持ちのほうでした。夜でも送れるLINEに「父が水も飲めなくなりました。何もしなくていいのでしょうか」と送ると、翌朝、医療の判断はできないこと、そのうえで訪問看護師さんに何をどう聞くかなら一緒に整理できる、という返事が届きました。「判断を押しつけられない感じがした」のが決め手だったそうです。
5. 相談で話したこと・その後
その日の夕方の電話で、担当はBさんの話を聞き、点滴や食事の良し悪しは判断しないまま、次の訪問で聞く質問を3つにまとめました。「家族が口のケアをしてもいいですか」「水分はどのくらいまで含ませていいですか」「点滴をしない理由を、父と母にも分かるように説明してもらえますか」。翌日、訪問看護師さんはBさんと母の前で口のケアをやって見せ、点滴の考え方も説明してくれました。母が「食べさせなくていいのね」と小さく言ったのを、Bさんは今も覚えているそうです。
※よくある状況を組み合わせて作った例です。登場する方は実在しません。相談の進み方は、状況によって異なります。
医療者に聞く質問例
- 今、口から水分や食べ物をとることは、本人の負担になっていませんか。
- 家族ができる口のケアのやり方と、使ってよい道具を教えてください。
- 氷のかけらや好きな飲み物を口に含ませてもいいですか。量の目安はありますか。
- 点滴の量をどう考えているか、理由も含めて教えていただけますか。
- 渇きや苦しさがあるとき、どんな様子で分かりますか。
とはいえ、「何もしていない」と感じる日もあります
① 気持ちのこと──食べてもらえないのは、看病のせいではありません
食べることは、家族にとって愛情の形そのものです。だからこそ、食べてもらえない日が続くと、拒まれたように感じたり、自分の選んだものが悪かったのかと考えたりします。けれど食べられなくなるのは病気の進み方によるもので、誰かの落ち度ではありません。看病する家族は、『第二の患者』ともいわれます(国立がん研究センター がん情報サービス)。食べさせられないつらさを看護師さんや相談窓口に話すことも、看病の大事な一部です。
② 実務のこと──口のケアを「誰が・いつ」するか、分担を決めておく
口のケアは、一度に長くするより、短く何度も、のほうが続けやすいものです。入院中なら、看護師さんがするケアと家族がするケアの分け方を、在宅なら、訪問看護が来る日と家族だけで過ごす日の分け方を、それぞれ確かめておくと、「今日は誰もしていないかもしれない」という心配が減ります。家族の中でも、朝は誰、夜は誰と決めておけば、ひとりに負担が集まりません。枕元に小さなメモを置き、ケアをした時刻と口の様子をひとこと残しておくと、交代した人にも伝わり、訪問看護師さんに様子を伝えるときの材料にもなります。
今日できること
[gk_howto name=”今日できること” description=”「食べない」に焦った日に、家族ができる3つのこと” heading=”none”][gk_step title=”看護師さんに口のケアを習う”]「家族が口のケアをしてもいいですか」と聞き、やり方を一度見せてもらいます。道具と、含ませてよい量もその場で確かめます。[/gk_step][gk_step title=”持ち物を入れ替える”]次の面会では、食べ物の代わりに保湿剤やガーゼ、好きな飲み物を少しだけ持っていきます。使ってよいものは病棟に確認します。[/gk_step][gk_step title=”焦りをひとりで抱えない”]「何もしていない気がする」夜は、LINEにひとこと送ってください。翌朝いちばんに読んでお返事し、病棟で聞く質問を3つにまとめることもできます。[/gk_step][/gk_howto]よくある質問
[gk_faq][gk_q q=”父が水も飲めなくなりました。最期が近いと食べられなくなるのですか?このまま何もしなくていいのですか?”]最期が近い時期には、体が水分や栄養を必要としなくなり、飲む力・食べる力も弱まっていくため、食べられない・飲めない状態になる方が多くいます。無理に口に入れるとむせや誤嚥につながることがあるので、飲ませること自体を目標にしなくてかまいません。ただ「何もしない」わけではなく、唇や口の中を湿らせる、体の向きを整える、そばで声をかける、といったケアが残っています。やり方は看護師さんと相談して決めてください。[/gk_q][gk_q q=”好きだった食べ物を持っていってもいいですか?”]持っていってかまいません。食べてもらうためというより、香りをかいでもらったり、ほんの少し唇にふれさせて味を感じてもらったりするため、と考えると気持ちが楽になります。飲み込む力によっては少量でもむせることがあるので、口に入れる前に看護師さんに確認してください。ご本人のそばで家族がそれを食べ、「おいしいね」と話しかけるのも、ひとつの過ごし方です。[/gk_q][gk_q q=”点滴をすれば、少しでも長く生きられるのではないですか?”]終末期の点滴が命の長さにどう影響するかは、ご本人の状態によって違い、一概には言えません。体が水分を処理できない段階では、量が多いとむくみやたんが増え、かえってつらさにつながることもあります。主治医に「点滴をする場合としない場合で、本人の体にどんな違いがありそうですか」と尋ね、ご本人の希望とあわせて考えてください。[/gk_q][gk_q q=”口の渇きを訴えたら、水を飲ませてもいいですか?”]飲み込む力が保たれていれば少量なら飲めることもありますが、むせやすい状態では誤嚥のおそれがあります。まずは湿らせたスポンジブラシやガーゼで口の中を潤す、氷のかけらを使ってよいか確かめる、といった方法を看護師さんと相談してください。とろみをつけると飲み込みやすくなる場合もあり、その判断も医療者に任せてかまいません。[/gk_q][gk_q q=”口のケアを嫌がるときは、どうすればいいですか?”]無理に続けなくて大丈夫です。疲れていたり、眠かったりすると、口の中にふれられること自体がわずらわしく感じられることがあります。時間をおいてもう一度試す、唇だけにとどめる、声をかけてから始める、といった工夫で受け入れやすくなることもあります。嫌がり方がいつもと違う、痛そうにする、というときは、口の中に傷や炎症がないか看護師さんに見てもらってください。[/gk_q][gk_q q=”病院の食事が毎回運ばれてきます。手をつけないまま下げてもらってもいいのですか?”]かまいません。食べられないのに毎回運ばれてくると、ご本人も家族も気が重くなることがあります。看護師さんに相談すると、量を減らす、ゼリーや飲み物だけにする、いったん止める、といった調整を検討してもらえることがあります。「食べたいときに口にできるもの」を少しだけ手元に置いておく方法もあるので、ご本人の今の希望を伝えてみてください。[/gk_q][gk_q q=”自宅で看ていて、食べないことが心配でたまりません。誰に相談できますか?”]まずは訪問看護師さんや在宅医に、心配していることをそのまま伝えてください。夜間に連絡できる番号があるかどうかも、訪問看護ステーションに確かめておくと安心です。療養や介護の制度、気持ちのことも含めて話したいときは、がん相談支援センター(家族も無料・匿名で利用でき、その病院にかかっていなくても相談できます)を使えます。介護サービスの相談は、お住まいの地域包括支援センターや市区町村の介護保険の窓口が入り口になります。[/gk_q][/gk_faq]次に読むなら
- [gk_link to=”post:signs”]最期が近いとき、体にはどんな変化が現れますか?[/gk_link]
- [gk_link to=”post:sudden-weakness-near-end”]急に痩せて弱ったのは、看病が足りなかったからですか?[/gk_link]
- [gk_link to=”post:sleeping-more-near-end”]眠る時間が長くなったとき、声をかけて起こしてもいいですか?[/gk_link]
- [gk_link to=”post:holding-hands-touch-care”]手を握るだけでも、してあげられることになりますか?[/gk_link]
- [gk_link to=”post:what-to-do”]家族ががんになったとき、まず何をすればいいですか?[/gk_link]
- [gk_link to=”page:talk”]誰かに今の気持ちを聞いてほしいときは?[/gk_link]