面接の準備のために、ノートの左に「長所」、右に「短所」と書く。左には「まじめ」「責任感がある」と書けたものの、右の欄で手が止まる。思いつくのは「心配性」「人に頼るのが苦手」「パソコンが遅い」。どれも本当のことだけれど、これを言ったら落とされるのではないか。
病棟では、自分の苦手なところを、同僚が自然に補ってくれていました。確認に時間がかかれば、先輩が「大丈夫、それで合ってるよ」と声をかけてくれた。けれど、自宅で一人で働く仕事に応募するいま、短所を口にすることが、急にこわく感じられるかもしれません。
短所を聞かれるのは、落とすためではありません。面接官が知りたいのは、自分の苦手なところを知っていて、それとどう付き合っているかです。とくに在宅の仕事では、苦手なところを補う工夫を自分で持っていることが、そのまま「一人で任せられるか」の答えになります。
ここでは、長所と短所の答えの組み立てと、在宅の仕事に合わせた例文、避けたい答えを順にまとめます。
看護師の面接で、長所と短所はどう答える?
長所は「応募先の仕事で生きる場面」と結びつけて、短所は「仕事への影響を小さくするための対策」とセットで答えるのが基本です。どちらも結論から話し始め、30〜40秒ほどにまとめます。
| 順番 | 長所 | 短所 |
|---|---|---|
| 1 結論 | 私の長所は〜です | 私の短所は〜です |
| 2 場面 | それが生きた場面を1つ | それで困った場面を1つ |
| 3 工夫・対策 | 長所を生かすための工夫 | いま続けている対策 |
| 4 仕事へのつなぎ | 応募先の仕事での生かし方 | いまの様子と、仕事での気をつけ方 |
編集部まとめ
長所と短所は、続けて聞かれることが多い質問です。「長所と短所を教えてください」と一度に聞かれたら、長所から先に話し、短所へつなげます。合わせて1分ほどが目安です(編集部の目安)。
組み立ての中で抜けやすいのは、長所では「仕事へのつなぎ」、短所では「対策」です。長所を話して終わると、自慢のように聞こえることがあります。短所を話して終わると、欠点の打ち明け話で終わってしまいます。どちらも最後の一文で、応募先の仕事に話を戻すのがこつです。
面接官は、長所と短所で何を見ている?
面接官が長所と短所で確かめたいのは、大きく3つです。自分のことを正しく知っているか。その性格が、仕事の中身と合っているか。苦手なところを、自分で補えるか。
在宅の仕事の面接では、3つ目の重みが増します。病棟なら、誰かの苦手なところは、同じ勤務のメンバーがその場で補えます。自宅で一人で働く仕事では、苦手なところに気づき、手を打つのも自分です。短所への対策を具体的に話せる人は、一人の時間の自分の扱い方を知っている人だと伝わります。
病院の面接
- チームの中でどう動くか
- 体力や夜勤への向き合い方
- 苦手なところを周りとどう補うか
在宅の仕事の面接
- 一人の時間にどう動くか
- 時間と体調を自分で整えられるか
- 苦手なところを自分の工夫でどう補うか
長所と短所の前後に、どんな質問が続きやすいかは看護師の面接でよく聞かれる質問にまとめています。面接のはじめの自己紹介で長所の一言に触れておくと、話がつながりやすくなります。
在宅の仕事で生きる長所は?例文つき
長所を選ぶときは、応募先の仕事内容を読み、「その仕事で毎日使う力」を選びます。在宅の仕事でよく使うのは、記録する、聞き取る、落ち着いて伝える、時間を守る、といった力です。
| 長所の言葉 | 在宅の仕事で生きる場面 | 看護の経験で話せる場面の例 |
|---|---|---|
| 記録が正確 | 電話と並行して記録を残す | 夜勤の記録、朝の申し送り |
| 落ち着いて対応できる | 不安の強い相談に答える | 急変の場面での家族への説明 |
| 話を最後まで聞ける | 症状を順に聞き取る | 外来での電話の問い合わせ |
| 時間を守れる | シフトの始まりと終わりを守る | 短時間勤務での段取り |
| 調べて確かめる | 新しい手順を覚える | 新しい機器の使い方を覚えた経験 |
編集部まとめ
例文1:記録の正確さ(夜間の電話の仕事に応募)
夜間の電話の仕事では、話しながら記録を残す場面が多くなります。ある会社の採用ページでは、看護師が自宅で介護施設からの夜間の緊急の電話を受け、緊急性を判断して指示を出し、電話と並行してパソコンでレポートを作って送る業務と説明されています[1]。記録の正確さは、こうした仕事でそのまま生きる長所です。
例文:記録の正確さ(約200字)
私の長所は、記録を正確に、その場で残せることです。介護老人保健施設で8年、看護師一人の夜勤を月4回担当し、夜間の様子は、時刻と数値から書き始めることを習慣にしてきました。介護職員が読んでもわかるよう、略語を使わずに書くことも心がけています。朝の申し送りで、夜の記録について聞き返されることは、ほとんどありませんでした。貴社の夜間の電話の仕事でも、電話と並行して、あとから読む方が迷わない記録を残します。
例文2:落ち着いた対応(電話健康相談に応募)
例文:落ち着いた対応(約180字)
私の長所は、相手が慌てているときほど、落ち着いた声で話せることです。救急外来で6年、救急車で運ばれてきた患者さんのご家族への最初の説明を担当してきました。早口になりそうなときは、まず相手の名前を呼び、「いま、こういう状態です」と一文ずつ区切って伝えるようにしています。貴社の電話健康相談でも、不安の強い方に落ち着いて向き合い、次にすることがわかる伝え方を心がけます。
長所の例文で大切なのは、長所の言葉より、その長所が出た場面と、自分なりの工夫です。「落ち着いている」という言葉は誰でも言えますが、「まず相手の名前を呼ぶ」「一文ずつ区切る」という工夫は、その人にしか言えません。電話で健康の相談に答える仕事の中身は、在宅の電話健康相談の看護師求人で確かめられます。
書類の自己PRと面接の長所は、同じ強みでかまいません。書き方の型は看護師の職務経歴書の自己PRにまとめています。書類では場面と数字を、面接ではそのときの工夫や考えを足すと、同じ話でも厚みが出ます。
短所は何を選び、どう話す?
短所は、次の3つの条件を満たすものから選びます。本当のことであること。応募先の仕事の中心を揺るがさないこと。すでに続けている対策があること。
1つ目の「本当のこと」は大切です。作った短所は、面接官に「その短所で困ったのは、どんな場面ですか」と聞かれたときに、話が続きません。2つ目は、仕事の中心にかかわる短所を避けるということです。たとえば電話の相談の仕事で「人と話すのが苦手です」と答えると、仕事そのものが難しいと受け取られかねません。3つ目の対策がない短所は、話す前に、今日から始められる対策を1つ決めておきます。
その短所は、本当に自分に当てはまりますか?
次の質問へ進みましょう。
作った短所は話が続きません。困った場面を思い出せる短所を選び直しましょう。
応募先の仕事の中心(電話で話す・時間を守るなど)を揺るがす短所ですか?
別の短所を選びましょう。どうしても話すなら、改善の進み具合まで具体的に話します。
次の質問へ進みましょう。
その短所に、いま続けている対策がありますか?
短所・困った場面・対策・いまの様子の順に、30秒で話しましょう。
今日から始める対策を1つ決め、それを添えて話しましょう。
短所を話すときの順番は、結論・困った場面・対策・いまの様子です。最後の「いまの様子」では、対策を続けた結果、何が変わったかを一言で添えます。完全に直っていなくてもかまいません。「まだ時間はかかりますが、以前の半分ほどになりました」のように、続けていることが伝われば十分です。
短所への対策は、一度決めたら終わりではありません。気づく、決める、試す、ふり返る。この輪を回し続けていることが、面接で話せる「対策」の中身になります。
- 困った場面に気づく
- 対策を1つ決める
- 1〜2週間試す
- うまくいったかをふり返る
在宅の仕事に合わせた短所の例文
在宅の仕事に応募する看護師が話しやすい短所を、対策とセットで3つ挙げます。どれも架空の人物の例です。
例文1:慎重すぎる → 時間の決め方で補う
慎重さは、看護師にとって大切な性格です。ただ、在宅の仕事では、1件にかける時間が延びすぎることがあります。時間の決め方で補う対策と組み合わせると、話しやすい短所になります。
例文:慎重すぎる(約160字)
私の短所は、慎重すぎて、確認に時間をかけすぎることです。病棟で働いていたころ、記録を何度も読み返して、終業の時刻を過ぎてしまう日が続いたことがありました。それからは、記録は1人10分と時間を決めてタイマーをかけ、見直しは書き終えたあとの1回だけにしています。いまは記録のために残る日が、月に数回まで減りました。
例文2:一人で抱え込みやすい → 相談の時刻を決めておく
在宅の仕事では、隣に先輩がいません。「一人で抱え込みやすい」という短所は、在宅で働く人にとって、大事な気づきでもあります。相談の決まりを自分で作っていることを伝えると、在宅の仕事の大変さをわかっていることも伝わります。
例文:一人で抱え込みやすい(約170字)
私の短所は、人に頼るのが苦手で、一人で抱え込みやすいところです。病棟で後輩の指導を任されたとき、困りごとを一人で考え込み、師長への報告が遅れたことがありました。それからは、迷ったら15分で手を止めて相談すると決め、相談するときは「何に迷っているか」を一行に書いてから話しています。在宅の仕事でも、この決まりを守り、早めにチャットで相談します。
例文3:パソコンの入力が遅い → 練習の記録を添える
パソコンの苦手を短所に選ぶときは、とくに気をつけます。在宅の仕事の多くは、パソコンを使うからです。選ぶなら、練習を続けていて、数字で進み具合を話せる場合に限ります。
以前
パソコンが苦手です。でも、がんばって覚えます。
いま
文字の入力が遅いことが短所です。この2か月、毎朝15分の練習を続け、1分間に打てる文字数は40字から70字ほどに増えました。
言い換えたあとの答えは、苦手を認めながら、続けていることと、その結果を数字で示しています。在宅の仕事で求められる操作の目安は、看護師の在宅の仕事に必要なパソコンスキルにまとめています。
長所と短所は「表と裏」で考える
長所と短所が見つからないときは、1つの性格を表と裏から見てみてください。慎重な人は、裏から見れば時間がかかる人です。話をよく聞く人は、裏から見れば話を切り上げるのが苦手な人です。
| 性格 | 長所としての言い方 | 短所としての言い方 | 補う対策の例 |
|---|---|---|---|
| 慎重 | 確認が丁寧 | 時間がかかる | 見直しの回数を決める |
| 話をよく聞く | 相手の不安を受け止める | 話を切り上げにくい | 要点を復唱して締める |
| 責任感が強い | 最後までやり通す | 一人で抱え込む | 相談の時刻を決める |
| こだわりがある | 記録や手順が正確 | 完ぺきを求めすぎる | 終わりの基準を書き出す |
| 人に合わせる | 柔軟に動ける | 断るのが苦手 | 引き受ける前に予定を見る |
編集部まとめ
表と裏で選ぶと、長所と短所の話に一貫性が出ます。反対に、長所で「慎重です」と言い、短所で「大ざっぱなところです」と言うと、面接官はどちらが本当なのか迷ってしまいます。
表と裏の組を使って、長所と短所を続けて話すと、たとえば次のようになります。電話の相談の仕事に応募する、架空の人物の例です。
例文:長所と短所を続けて話す(約1分・300字)
私の長所は、相手の話を最後まで聞けることです。透析クリニックで10年、週3回通う患者さんの体調の話を聞いてきましたが、途中で決めつけず、「ほかに気になることはありますか」と最後に必ず聞くようにしてきました。その一言で、むくみや息切れの変化に早く気づけたこともあります。一方で短所は、話を切り上げるのが苦手なところです。以前は1人の話が長くなり、次の患者さんを待たせてしまうことがありました。いまは、話の終わりに要点を復唱して「では、次の透析までこうしましょう」と締めるようにし、1人にかける時間を目安の中に収められるようになりました。貴社の電話の相談でも、聞くことと締めることの両方を大切にします。
1つの性格を、長所では「生きた場面」として、短所では「困った場面と対策」として話しています。同じ性格の話なので、聞く側にとっても、人柄がひとつながりに見えます。
表の右端の「補う対策」は、自分のやり方に置きかえて使ってください。対策は、時間や回数で言えるものほど伝わります。「気をつけています」より「15分で手を止めます」のほうが、在宅で一人のときの動き方が目に浮かびます。
避けたい答えは?
長所と短所の答えには、面接官が受け止めにくい答えもあります。よくある形と、言い換えの例です。
| 避けたい答え | 伝わり方 | 言い換えの例 |
|---|---|---|
| 短所は特にありません | 自分を見つめていない | 時間をかけすぎるところです |
| 頑張りすぎるところです | 質問をかわしている | 一人で抱え込みやすいところです |
| 時間にルーズです | 在宅では任せにくい | 対策のある別の短所を選ぶ |
| 長所は真面目なところです | 誰にでも当てはまる | 記録をその場で書き切れることです |
| 前の職場では評価されず | 不満が先に立つ | 場面と工夫だけを話す |
編集部まとめ
「頑張りすぎる」「仕事に熱中しすぎる」のように、短所の形をした長所は、質問をかわしているように聞こえることがあります。話すなら、それで実際に困った場面と、対策まで話しましょう。
体調や持病のことを、短所として話す必要はありません。働く時間や休みにかかわる事情は、聞かれたときに、仕事に影響する範囲だけ伝えれば十分です。
重ねて聞かれたときは
長所と短所の答えのあとに、面接官が重ねて聞くことがあります。よくあるのは、次のような質問です。
- 「その短所で、仕事で困ったことはありますか」
- 「その長所が、裏目に出たことはありますか」
- 「周りの人からは、どんな人だと言われますか」
どれも、準備した答えを、別の角度から確かめる質問です。慌てなくて大丈夫です。表と裏の組で準備していれば、「困ったこと」は短所の場面で、「裏目に出たこと」は短所そのもので、「周りの声」は長所の場面で答えられます。新しい話をその場で作るより、準備した場面を別の言葉で話すほうが、一貫して伝わります。
モデルケース:短所を言うのが苦手だったOさん
モデルケース(架空の例)
短所を「対策とセット」で話す形に変え、2社目の面接で在宅のチャット健康相談の仕事へ
- 「心配性です」で止まる対策まで30秒で短所の答え
- 3問0問面接で答えに詰まった質問
- 4〜5回2回まで書類や記録を見直す回数
このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。
成果
Oさんは、短所を「心配性で、確認に時間をかけすぎるところ」と決め、困った場面と対策、いまの様子をセットで、30秒で話せるようにしました。2社目の面接では、短所の答えのあとに「その決め方は、チャットの相談でも生きそうですね」と言われ、話が仕事の進め方へ広がりました。いまは在宅のチャット健康相談の仕事を、週3日しています。
Oさん:短所を言うのは、弱みを見せることだと思っていました。対策まで話すと、自分の働き方を説明しているような気持ちになれました。
背景
Oさんは、総合病院の消化器内科の病棟で9年働いたあと、同じ診療科のクリニックの外来で8年勤めてきました。外来では、検査の前の説明や、電話での問い合わせへの対応を担当してきました。小学生の子どもの帰宅に合わせて働ける仕事を探し、文字で相談に答える在宅の仕事に応募しました。
困っていたこと
1社目のオンライン面接で、長所は答えられたものの、短所を聞かれると「心配性です」と言ったきり、言葉が続きませんでした。画面の向こうの面接官が、メモを取る手を止めたのが見えました。その後の質問にも動揺が残り、3つの質問で答えに詰まってしまいました。
選んだ理由
Oさんは面接のあと、ノートに長所と短所を書き出し直しました。長所の「確認が丁寧」と短所の「心配性」は、同じ性格の表と裏だと気づきました。外来で、検査の説明の文書を何度も見直して、次の患者さんを待たせてしまった場面も思い出しました。
Oさん:心配性を直すのではなく、心配する時間の上限を決めればいいんだと思えたら、気持ちが軽くなりました。
始め方と工夫
Oさんは、書類や記録の見直しは2回まで、調べものは5分で区切るという決まりを作り、クリニックの仕事で2週間試しました。見直しの回数は、それまでの4〜5回から2回になりました。面接の前には、短所の答えを「結論・困った場面・対策・いまの様子」の4行のメモにし、夫に面接官の役を頼んで、録音しながら3回話しました。夫は「その話し方なら、聞いていて安心する」と背中を押してくれました。
Oさんの例で効いたのは、短所そのものを変えたことではありません。短所との付き合い方を、時間と回数で話せるようにしたことでした。文字で相談に答える仕事の中身は、看護師のチャット相談の仕事にまとめています。
気をつけたいこと:作らない、盛らない、特定させない
長所と短所の答えは、準備すればするほど、きれいに整えたくなります。気をつけたいことを3つ挙げます。
1つ目は、作った長所や短所を話さないことです。面接官は、答えのあとに「たとえば、どんな場面で」と重ねて聞くことがあります。本当の場面がない答えは、そこで続かなくなります。
2つ目は、長所を大きく言いすぎないことです。「どんな急変にも落ち着いて対応できます」と言い切ると、かえって本当かどうかが気になってしまいます。自分が経験してきた範囲を、そのままの大きさで話しましょう。
3つ目は、場面を話すときに、患者さんが特定される話し方をしないことです。看護師には、正当な理由がなく業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない義務があり、資格を失った後も同じです[2]。「〇歳の〇〇の方が」ではなく、「夜勤中に様子が変わった患者さんの」のように、誰のことかわからない形で話します。
それから、長所と短所の答えだけで、合否が決まるわけではありません。応募資格や働ける時間、自宅の環境など、ほかの質問への答えと合わせて判断されます。短所の答えでうまく話せなかったと感じても、そのあとの質問で落ち着いて答えれば、印象を立て直す機会は残っています。
今日からできること
長所と短所の準備は、書き出すことから始まります。今夜は、候補を5つずつ書き出すところまでで十分です。
- 1候補を5つずつ書き出す
長所と短所の候補を、思いつくまま5つずつ書きます。
- 2表と裏で組みにする
同じ性格の表と裏になる組を、1つ選びます。
- 3求人票の仕事内容と照らす
長所が生きる場面と、短所が仕事の中心を揺るがさないかを確かめます。
- 4対策を時間と回数で書く
短所への対策を、「◯分」「◯回」で言える形にします。
- 5声に出して録音する
長所と短所を続けて話し、合わせて1分ほどに収めます。
チェックした数:
長所と短所は、面接の最初の自己紹介とつながると、さらに伝わりやすくなります。自己紹介の組み立ては看護師の面接の自己紹介に、応募から働き始めるまでの流れは看護師の在宅ワークの始め方ガイドにまとめています。
よくある質問
長所と短所は、いくつ答えればいいですか?
指定がなければ、それぞれ1つずつで十分です。「いくつか挙げてください」と言われたときも2つまでにして、1つ目を場面と一緒に話します。数を増やすより、1つを具体的に話すほうが伝わります。
短所に「パソコンが苦手」と答えてもいいですか?
在宅の仕事の多くはパソコンを使うので、選ぶなら練習を続けていて、進み具合を話せる場合に限ります。「毎朝15分の練習を2か月続けている」のように、対策と変化を数字で添えましょう。
長所と短所が、同じ内容に聞こえてしまいます。
同じ性格の表と裏なので、近く聞こえるのは自然なことです。長所では「それが生きた場面」、短所では「それで困った場面と対策」と、話す場面を分ければ、別の話として伝わります。
「あなたの弱みは」と聞かれたときも、同じ答えでいいですか?
同じ答えでかまいません。「弱み」「苦手なこと」「改善したいこと」は、聞き方が違うだけで、短所と同じ質問と考えて大丈夫です。対策とセットで話す形は変えずに答えましょう。
周りからの評価を、長所に入れてもいいですか?
入れてかまいません。「同僚から、記録が読みやすいと言われてきました」のように人からの言葉を添えると、自分だけの思い込みではないことが伝わります。ただし、言われた場面を説明できるものに限りましょう。
面接で短所を話したら、不採用になりませんか?
短所を話したことだけで、不採用が決まるわけではありません。面接官が見ているのは、短所の中身より、自分を知っていて、補う工夫を持っているかです。対策まで話せれば、一人で働く準備をしている人として伝わりやすくなります。
長所を話すと、自慢のように聞こえないか心配です。
長所の言葉だけを強く言うと、そう聞こえることがあります。場面と工夫を中心に話し、最後を「貴社の仕事でこう生かしたい」で結ぶと、自慢ではなく、仕事の話として伝わります。
まとめ
看護師の面接の長所は、応募先の仕事で生きる場面と結びつけて話し、短所は、続けている対策とセットで話すのが基本です。在宅の仕事では、苦手なところを自分の工夫で補えるかが、「一人で任せられるか」の答えになります。
- 長所と短所は、同じ性格の表と裏から選ぶ
- 短所は、結論・困った場面・対策・いまの様子の順に30秒で話す
- 対策は、「◯分」「◯回」と時間や回数で言える形にする
- 作らない・盛らない・患者さんを特定させない
長所と短所の選び方や話し方に自信が持てないときは、ひとりで抱え込まずに相談してください。LINEでも、下のフォームからでも受け付けています。