在宅ワーク未経験の看護師が最初に選ぶ仕事|失敗しにくい4つの条件

外来の昼休み、休憩室でお弁当を広げながら、スマートフォンで「看護師 在宅ワーク おすすめ」と調べる。電話健康相談、オンコール、オンライン診療、保健指導、医療ライター。どの記事にも10近い仕事が並び、どれにも「おすすめ」と書いてあります。午後の外来の呼び出しが始まるころには、どれがいいのか、かえってわからなくなっている。

時給の高い求人を見つけると、心が動きます。でも、在宅の仕事は初めてです。一人で電話を受けて、判断を間違えたらどうしよう。わからないことを、誰に聞けばいいのだろう。最初の仕事でつまずいたら、在宅で働くこと自体をあきらめてしまいそうで、応募のボタンを押せずにいる方もいるでしょう。

最初の仕事選びで大事なのは、「どの職種がいちばんいいか」ではありません。初めての人が無理なく慣れていける条件が、その求人にそろっているかどうかです。

ここでは、その条件を4つに絞り、求人を採点して比べる方法から、応募しないほうがよいサイン、半年後に仕事を広げていく道筋までを順にまとめました。

在宅ワーク未経験の看護師におすすめの仕事は?

最初の1つは、職種の名前より「4つの条件」で選ぶのがおすすめです。4つとは、研修がある、日中に始められる、困ったときに相談できる人がいる、雇用の形(パート・アルバイトなど)で始められる、です。

職種でいえば、日中のシフトがある電話健康相談や、医療系サービスの問い合わせ対応は、4つの条件をそろえやすい仕事です。一方で、夜間オンコール代行は時間帯が夜になります。医療ライターや保健指導には業務委託の求人もあり、雇用の形にならないことがあります。こうした仕事は、在宅の働き方に慣れたあとの2つ目の候補にすると無理がありません。

最初の在宅の仕事を選ぶ4つの条件
条件なぜ大事か求人票で見る欄
研修がある手順とシステムを覚えてから働ける研修の期間・形・時給
日中に始められる相談先が動いている時間に慣れられる勤務時間・シフト
相談できる人がいる迷ったときに一人で抱え込まない仕事の進め方・体制
雇用の形で始められる働く人を守るルールの中で働ける雇用形態

編集部まとめ

この4つは、「在宅の仕事に慣れるまでの支え」をそろえるための条件です。看護の経験は、すでにあなたの中にあります。足りないのは、会社ごとのシステムや手順、自宅で一人で働く感覚に慣れる時間と、その間の支えです。4つがそろっていれば、その時間を落ち着いて過ごせます。

「おすすめの在宅ワーク」として紹介される仕事は、時給の高さや、好きな時間に働ける自由さが理由になっていることがよくあります。どれも大事な点ですが、経験のある人に向けた「おすすめ」と、初めての人に向けた「おすすめ」は同じではありません。初めての1つ目に限っては、時給や自由さより、慣れるまでの支えを先に見るほうが、結果的に長く続けられます。

4つの条件は、なぜ最初の仕事で大事?

4つの条件には、それぞれ理由があります。研修と相談できる人は「わからないこと」を減らすための条件、日中と雇用の形は「無理」を減らすための条件です。

研修があると、手順を覚えてから本番に入れる

在宅の仕事では、会社ごとに使うシステムや記録の書き方、対応の手順が決まっています。病院で何年働いてきた人でも、ここは誰もが初めてです。研修があれば、こうした決まりを覚えてから本番に入れます。

研修の形は、求人によって違います。たとえば、在宅の夜間オンコールの求人では、平日10時〜15時の研修への参加が必須とされていました[1]。研修が「あり」と書かれているだけでなく、期間と形、研修中の時給まで書かれている求人を選ぶと安心です。書かれていなければ、応募の前に問い合わせましょう。

研修が短い求人で起きやすいのは、手順を覚えきらないまま本番が始まることです。システムの画面を探しながら電話の相手の話を聞き、記録の入力が追いつかないまま次の連絡が来る。病棟でなら先輩が横から手を貸してくれる場面でも、自宅では一人で切り抜けるしかありません。最初の数週間のこうした経験が重なると、仕事そのものが嫌になってしまうこともあります。

相談できる人がいると、一人で抱え込まない

自宅で働くと、隣に先輩はいません。迷ったときに、チャットや電話ですぐに聞ける相手がいるかどうかで、最初の数か月の心の負担は大きく変わります。

当番の先輩がいるのか、医師に相談できるのか、最初の何回かは先輩が通話を一緒に聞いてくれるのか。こうした体制は、求人票に書かれていなければ、面接で聞いて確かめましょう。

最初の3か月で、迷いが減っていく流れ
  1. 研修で手順を覚える
  2. 実際に一人で対応してみる
  3. 迷ったら相談する
  4. 答えを手順書やメモに書き足す

研修で覚えたことを使い、迷ったら聞き、聞いた答えを書き残す。この輪が回るほど、次に同じ場面が来たときに迷わなくなります。研修と相談の体制は、この輪を回すための土台です。

日中に始めると、相談しやすい時間に慣れられる

夜間の在宅の仕事には、急ぎの判断を求められる場面があります。たとえば、介護施設からの夜間の緊急の電話を、看護師が自宅で受ける仕事があります。ある会社の採用ページでは、急変・負傷・体調不良などの連絡に対し、看護師が緊急性を判断して指示を出すと説明されています[1]。経験を生かせる仕事ですが、在宅の仕事の1つ目としては、負担が大きくなりがちです。

日中の仕事なら、会社の人や相談先が動いている時間に、仕事に慣れていけます。体のリズムを大きく変えずに始められるのも、日中の利点です。なお、夜間の求人でも、待機を始めてから1〜2か月は19時〜22時のシフトが必須とされている例のように、最初の時期に入る時間帯を決めている求人もあります[1]。

雇用の形だと、働く人を守るルールの中で始められる

パートやアルバイトとして雇われて在宅で働く場合、テレワークでも労働基準法や最低賃金法などの法令が適用されます[2]。働く時間の管理や研修中の扱いも、会社のルールの中で決められます。

業務委託は、雇われずに、仕事ごとに契約する働き方です。業務委託で働く人の取引については、2024年11月1日にフリーランス法が施行されました[3]。発注する事業者には、取引の条件をはっきり示すことや、給付を受け取った日から60日以内に報酬の支払期日を決めて支払うことなどが定められています[4]。守られる仕組みはありますが、働く時間や体調の管理、確定申告などは自分で行います。在宅の働き方そのものに慣れるまでは、雇用の形のほうが迷いが少なく済みます。

最初の在宅の仕事を、雇用で始めるか業務委託で始めるか

雇用(パート・アルバイトなど)

  • テレワークでも労働基準法などが適用される
  • 研修や勤務時間が会社のルールで組まれる
  • 決まった時間に働くので、生活の形を作りやすい

業務委託

  • フリーランス法で取引条件の明示などが定められている
  • 時間や仕事の量を自分で決めやすい
  • 時間・体調・税金の管理を自分で行う

雇用と業務委託の違いをもっと知りたいときは、看護師の業務委託とは?雇用との違いを読んでみてください。

求人を、4つの条件で採点してみる

条件がわかったら、実際の求人を採点してみましょう。気になる求人を3〜5件選び、4つの条件ごとに、満たしていれば◯(2点)、一部なら△(1点)、満たしていなければ×(0点)をつけます。わからない欄は、ひとまず△にして、質問のメモを作っておきます。

ポイントは、職種の名前ではなく、求人ごとに採点することです。同じ電話健康相談でも、研修が1日だけで夜間のシフトしかない求人なら、点は下がります。◯と△の境目に迷ったら、次の目安を使ってください。

◯と△の分け方の目安

  • 研修:期間と形が書かれていれば◯、「研修あり」だけなら△、記載がなければ×
  • 日中:日中だけのシフトがあれば◯、夕方以降が中心なら△、夜間だけなら×
  • 相談:当番の先輩やチャットの窓口が書かれていれば◯、「フォローあり」だけなら△
  • 雇用:パート・アルバイト・契約社員・正社員なら◯、業務委託なら×

下の表は、5件の求人を採点した記入例です。

4つの条件で求人を採点した記入例
候補の求人(例)研修日中相談雇用
A 日中の電話健康相談(パート)◯あり◯あり◯あり◯あり
B 医療系サービスの問い合わせ対応(パート)◯あり◯あり△一部あり◯あり
C 夜間オンコール代行(パート)◯あり×なし△一部あり◯あり
D オンラインの保健指導(業務委託)△一部あり◯あり△一部あり×なし
E 医療ライター(1件ごとの契約)×なし◯あり△一部あり×なし

編集部まとめ

採点の合計(記入例・8点満点)
  • A 日中の電話健康相談8点
  • B 問い合わせ対応7点
  • C 夜間オンコール代行5点
  • D オンラインの保健指導4点
  • E 医療ライター3点

編集部まとめ

記入例のC〜Eは、実際に確かめた求人や案件の条件を参考にしています(確かめられなかった欄は仮の評価です)。夜間オンコールの例は、パートとして雇われる形で[1]、研修への参加も必須でした。ただし時間帯は夜間が中心です[1]。オンラインの保健指導の例は業務委託で、対象の資格を保健師または管理栄養士とし、看護師は不可としていました[5]。Dのように点数がついても、資格の条件で応募できない求人があるので、応募資格は別に確かめます。医療ライターの例は、1記事ごとに報酬が決まる案件でした[6]。

点数が高いからといって、その求人がよい仕事というわけではありません。ここで見ているのは、「初めての1つ目として、慣れるまでの支えがそろっているか」だけです。夜間オンコール代行や医療ライターは、慣れたあとに経験を生かせる仕事です。

自分の経験から向く仕事を先に知りたい人は、看護師経験を活かせる在宅ワークで、経験の場所ごとの向き不向きを確かめてみてください。職種ごとの仕事の中身は、看護師が在宅でできる仕事にまとめています。

転職として選ぶなら、4つの条件に何を足す?

今の仕事を辞めて在宅の仕事に移る、つまり転職として選ぶなら、4つの条件に加えて、暮らしを支えられるかも考える必要があります。足して考えたいのは、収入の見通しと、働く時間数です。

収入は、時給×1日の時間×週の日数×4.3(1か月の週の数)で目安が出ます。たとえば時給1,700円で1日6時間、週4日働くと仮定すると、1,700×6×4×4.3で約17万5千円です。深夜手当や税金、社会保険料は含みません。掲載企業の時給で計算したいときは、月収シミュレーターを使ってみてください。

働く時間数は、家族の扶養に入れるかどうかにも関わります。厚生労働省は、年収130万円以上になると、週20時間未満で働く場合でも配偶者の扶養(第3号被保険者)から外れると説明しています。その場合は、国民年金と国民健康保険の保険料がかかります[7]。扶養の判定のくわしい扱いは、加入している健康保険で確かめてください。

転職として選ぶときに確かめる順番(例)
  1. 収入の見通し
  2. 雇用の形と社会保険
  3. 研修と相談の体制
  4. 続けられる時間帯と日数

下の段ほど、土台になるものです。収入がよくても、続けられない時間帯なら長くは働けません。まず時間帯と日数、次に研修と相談、そのうえで雇用の形と保険、最後に収入を確かめる。この順番で見ると、条件のよい一部分に目を奪われにくくなります。転職までの3か月の進め方は、看護師が在宅ワークに転職するまでの流れにまとめています。

応募しないほうがよい求人のサイン

在宅の仕事を探し始めると、看護師向けの求人に混じって、条件が良すぎる募集も目に入ります。初めての人ほど見分けがつきにくいので、応募の前に止まるサインを知っておきましょう。

1つでも当てはまったら、応募の前に立ち止まる

チェックした数:

1つ目は、とくに注意が必要です。仕事を提供すると誘い、その仕事に必要だとして商品などを買わせて、お金を負担させる取引は、特定商取引法の「業務提供誘引販売取引」にあたることがあります[8]。この取引では、法律で定める書面を受け取った日から数えて20日以内であれば、クーリング・オフ(契約の解除)ができます[8]。使えるかどうかは取引の中身で変わるので、迷ったら消費生活センターに相談しましょう。

5つ目の「答えがあいまい」も、見逃さないでください。研修の日数や相談の窓口は、初めての人を迎える準備がある会社なら、すぐに答えられる質問です。「入ってから説明します」「みなさんすぐ慣れます」としか返ってこないなら、入ったあとに一人で抱える場面が多い仕事かもしれません。

SNSのメッセージだけで話が進む募集にも、気をつけてください。見分け方は在宅ワークが怪しいか見分ける方法に、SNSの募集で確かめることはインスタやSNSの在宅ワーク募集は詐欺?にまとめています。

半年後に、次の仕事へ広げる道

最初の仕事は、ゴールではなく入り口です。在宅の働き方に慣れてきたら、時間帯を広げる、2つ目の仕事を足す、職種を移るなど、次の一歩を考えられるようになります。

最初の仕事から広げていく道筋(例)
  1. 1か月目研修と最初の対応

    手順書とシステムに慣れ、迷ったらすぐに聞きます。

  2. 3か月目一人で受ける時間が増える

    迷った場面をメモに残し、自分なりの型を作ります。

  3. 6か月目ふり返りと次の一歩

    続けたい時間帯と、増やしたい仕事を書き出します。

  4. 半年以降仕事を広げる

    夜の時間帯、2つ目の仕事、別の職種のどれを足すかを決めます。

広げ方は大きく3つです。1つ目は、同じ仕事の中で時間帯を広げること。日中に慣れたら、夕方や夜のシフトを足せる職場もあります。2つ目は、2つ目の仕事を足すことです。たとえば医療ライターのような仕事を足す場合、給与を1か所から受けている人は、給与以外の所得の合計が20万円を超えると、所得税の確定申告が必要になります[9]。3つ目は、職種を移ることです。夜間オンコール代行のように、実務経験の年数を応募の条件にしている仕事もあるので[1]、条件を満たしているかを先に確かめます。

半年のふり返りでは、「いまの仕事で迷う場面はどのくらい減ったか」「この時間帯を続けたいか」「家族の予定は変わりそうか」の3つを書き出してみてください。迷う場面が減り、生活の形も落ち着いていれば、次の一歩を考える時期です。まだ迷うことが多いなら、焦らずにもう3か月、いまの仕事に慣れることを優先して構いません。

収入を上げたいときの考え方は、在宅で時間あたりの収入を上げる看護師の働き方が参考になります。副業の税金の扱いは、看護師が副業すると確定申告は必要?で確かめてください。

モデルケース:時給より研修の手厚さで選んだYさん

モデルケース(架空の例)

時給の高い夜間の求人を見送り、研修1か月の日中の仕事へ。半年で問い合わせの8割に一人で答えられるように

  • 往復60分0分通勤の時間(1日)
  • 18時45分16時30分保育園のお迎えの時刻
  • 1か月目は2割半年で8割先輩に確かめずに答えられる問い合わせ

このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。

成果

Yさんは、時給の高さで目を引いた夜間の業務委託の求人を見送り、研修が1か月ある日中のパートの仕事を選びました。医療系のサービスを使う人からの問い合わせに、看護師の知識を生かして答える在宅の仕事です。半年たったいまは、問い合わせの8割ほどに先輩に確かめずに答えられるようになり、次の仕事を足すことも考え始めています。

Yさん:最初の1か月は、本当にわからないことだらけでした。聞ける人がいたから、やめずにすんだと思います。

背景

内科クリニックの外来で10年。検査の説明や、電話での予約・問い合わせの対応を、毎日のようにこなしてきました。2人目の子どもが保育園に入り、18時45分のお迎えに毎日ぎりぎりで駆け込む生活が続いていました。

困っていたこと

最初に目にとまったのは、夜間に自宅で電話を受ける業務委託の求人でした。時給は外来より高く、子どもが寝たあとに働けるのもよさそうに思えました。ただ、研修は1日だけで、夜間に困ったときの相談先は書かれていませんでした。

選んだ理由

Yさんは、気になった3つの求人を4つの条件で採点してみました。夜間の業務委託の求人は8点中2点。研修1か月・日中・チャットの相談窓口・パートの求人は8点中8点でした。外来で毎日してきた「わかりやすく説明する」ことが生かせる仕事だったことも、背中を押しました。

Yさん:時給だけで選んでいたら、たぶん1か月で心が折れていました。

始め方と工夫

研修の1か月は、わからなかった言葉を毎日ノートに書き、週末に見直しました。困ったときはチャットの相談窓口にすぐ書き込み、返ってきた答えを手順書の余白に書き足しています。夫は「お迎えが早くなるなら」と賛成し、研修の期間は朝の保育園の送りを引き受けてくれました。

Yさんの例で大切なのは、高い時給をあきらめたことではありません。慣れるまでの支えがそろった仕事を、最初の1つに選んだことです。医療系サービスの問い合わせに答える仕事は、看護師が在宅でできるカスタマーサポートでくわしく取り上げています。

気をつけたいこと:4つの条件だけでは決められないこと

4つの条件は、在宅の仕事が初めての人が、最初の1つを選ぶための物差しです。万能ではないので、次のような場合は、条件の重みを変えて考えてください。

夜しか時間がとれない人は、「日中」の条件を満たすのが難しいはずです。その場合は、研修と相談の体制を何より優先し、最初の数か月は早い時間帯のシフトから始められる求人を探しましょう。保健師の資格と特定保健指導の経験がある人なら、最初から保健指導の仕事を候補にする道もあります。

また、4つすべてを満たす求人が、すぐに見つかるとは限りません。条件を満たす求人を待ち続けて、何か月もたってしまうこともあります。研修と相談の2つは譲らず、日中と雇用の形は調整できる、と優先順位をつけておくと決めやすくなります。

4つの条件で最初の仕事を選ぶよいところ・気をつけたいところ

よいところ

  • 時給や「おすすめ」の言葉に流されずに選べる
  • 慣れるまでの支えがある仕事を選びやすい
  • 求人どうしを同じ物差しで比べられる

気をつけたいところ

  • 時給の高い仕事が、最初は候補から外れやすい
  • 4つすべてを満たす求人は、すぐに見つからないことがある
  • 夜しか働けない人には、合わない条件がある

在宅の仕事そのものが自分に合うかを確かめたいときは、看護師の在宅ワークに向いている人・向いていない人の10の質問を試してみてください。「未経験可」と書かれた求人の読み方は、看護師の在宅ワークは未経験でもできる?で取り上げています。

今日からできること

採点に必要なのは、紙1枚とペンだけです。今夜は求人を3つ選んで、表を作るところまで進めてみましょう。

今日から始める、最初の仕事の選び方
  1. 1気になる求人を3つ保存する

    職種はばらばらで構いません。時給の高い求人も入れておきます。

  2. 24つの条件で採点する

    ◯は2点、△は1点、×は0点。わからない欄は△にして質問をメモします。

  3. 3わからない点を問い合わせる

    研修の期間、相談の窓口、最初のシフトを、応募の前に聞きます。

  4. 4点数の高い求人から応募する

    6点以上の求人を中心に、2〜3件に応募します。

  5. 5半年後の予定を手帳に書く

    続けたい時間帯と、次に足したい仕事を1行ずつ書いておきます。

日中に働ける会社をまとめて見たいときは、日中に働ける企業の比較も使えます。準備から応募までの全体の流れは、看護師の在宅ワークの始め方ガイドで確かめられます。

よくある質問

在宅ワーク初心者の看護師に、おすすめの求人はどれですか?

研修がある、日中に始められる、相談できる人がいる、雇用の形で始められる、の4つを満たす求人です。職種でいえば、日中のシフトがある電話健康相談などが、条件をそろえやすい仕事です。仕事内容は在宅の電話健康相談の看護師求人で確かめられます。

在宅勤務でおすすめと言われる仕事は、未経験でも同じですか?

「おすすめ」として紹介される仕事は、時給の高さや時間の自由さが理由になっていることがあります。未経験の人にとっては、それより研修と相談の体制が大事です。在宅の仕事に慣れた人なら、夜間オンコール代行のように臨床の判断を生かす仕事も候補になります。経験の場所ごとに向く仕事は、看護師経験を活かせる在宅ワークで確かめられます。

看護師から在宅ワークに転職するなら、何を選べばいいですか?

4つの条件に加えて、収入の見通しと働く時間数を確かめます。続けられる時間帯と日数を土台に考えると、選んだあとで無理が出にくくなります。

夜しか時間がとれません。夜の仕事から始めてもいいですか?

始めることはできますが、研修と相談の体制をとくに丁寧に確かめましょう。待機を始めてから1〜2か月は19時〜22時のシフトに入る、と決めている求人の例もありました[1]。夜間オンコールの仕事の中身は在宅の夜間オンコール代行の看護師求人にまとめています。

業務委託の仕事から始めるのはよくないですか?

よくないわけではありません。ただ、働く時間や体調、確定申告などを自分で管理する必要があります。業務委託で働く人の取引を守るフリーランス法もあるので[3]、契約の前に取引の条件を確かめましょう。

4つの条件をすべて満たす求人が見つかりません。

研修と相談の2つを優先し、日中と雇用の形は調整できるものと考えてみてください。求人票に書かれていない条件も、問い合わせると満たしているとわかることがあります。

保健師の資格もあります。最初から保健指導を選んでもいいですか?

候補にしてよいと思います。特定保健指導のオンライン面談の求人には、保健師または管理栄養士を対象とし、特定保健指導の経験を必須とする例もありました[5]。資格と経験の両方を満たすかを確かめてください。保健師の資格を生かす仕事は保健師資格を活かせる在宅の仕事にまとめています。

まとめ

在宅ワークが初めての看護師が最初の仕事を選ぶなら、職種の名前や時給より、4つの条件で比べるのが失敗しにくい方法です。

  • 研修がある、日中に始められる、相談できる人がいる、雇用の形で始められる
  • 職種ではなく求人ごとに、4つの条件で採点して比べる
  • 慣れた半年後に、時間帯・2つ目の仕事・職種を広げていく

最初の1つは、ゴールではなく入り口です。どの求人から始めるか迷ったときは、ひとりで決めずに相談してください。LINEでも、下のフォームからでも受け付けています。

zaitakuwork

ほいくの相談室 編集部。保育士の方からの相談で多く聞かれる悩みをもとに、公的な資料で確認できる情報をまとめています。