保健師資格を活かせる在宅の仕事|保健指導・健康相談・産業保健

朝は乳幼児健診の会場づくり、昼は地区の家庭訪問、夕方は事業の報告書。公用車で担当の地区を回り、庁舎に戻るころには日が傾いている。市町村の保健師として走り回る毎日のなかで、「この経験を生かして、家で働く道はないのだろうか」と考えたことはありませんか。

子どもの送り迎え、親の介護、家族の転勤。暮らしの事情が変わると、地区を受け持って外に出る働き方を続けるのは簡単ではありません。それでも、せっかく取った保健師の資格は手放したくない。そう思うのは自然なことです。

保健師の資格が生きる在宅の仕事は、たしかにあります。ただ、1つの求人サイトにまとまって載っているわけではなく、仕事の種類ごとに探す場所が違います。

ここでは、保健師が在宅でできる仕事を4つに分けて、それぞれの中身と求人の探し方、応募で伝えたい強みを順に整理します。

保健師資格を活かせる在宅の仕事は?

保健師の資格が生きる在宅の仕事は、大きく分けて4つあります。オンラインの特定保健指導、電話・オンラインの健康相談、産業保健のうち在宅でできる業務、健康に関する記事の執筆・監修です。どれも、相手の暮らしを聞き取り、行動が変わるように支えるという、保健師が地域で積み重ねてきた力が生きる仕事です。

保健師の資格が生きる在宅の仕事(4つの種類)
仕事主な中身保健師の資格の扱い在宅の範囲
オンラインの特定保健指導生活習慣の改善を画面越しに支える◯あり 条件にする求人もある面談まで自宅で完結しやすい
電話・オンラインの健康相談体調や受診の目安の相談に応じる△一部あり 看護師などと並んで対象出社の求人もあり、求人ごとに確かめる
産業保健の在宅業務従業員の面談や健康教育の準備△一部あり 求人による一部の業務だけ在宅になりやすい
執筆・監修健康や予防の記事を書く・確かめる△一部あり 医療職の経験を条件にする募集も自宅で完結しやすい

編集部まとめ

4つのうち、保健師の資格がいちばん強みになりやすいのは特定保健指導です。応募資格を保健師または管理栄養士に限る募集もあるためです[1]。一方、健康相談や執筆は看護師などほかの資格の人と並んで応募する仕事なので、資格に加えて「何をしてきたか」で差がつきます。

ここでいう在宅は、自分の家で働くことです。家庭訪問や訪問看護のように、相手の家に出向く仕事のことではありません。求人を探すときにもこの違いでつまずきやすいので、在宅看護師と在宅勤務の違いも参考にしてください。保健指導の求人の全体像は在宅・オンラインの保健指導の看護師求人にまとめています。

自宅で仕事が完結しやすいか(編集部の目安)
執筆・監修5段階中5
オンラインの特定保健指導5段階中4
電話・オンラインの健康相談5段階中3
産業保健の在宅業務5段階中2

どの仕事から始めるかは、これまでの経験で決めるのが近道です。迷ったら、次の質問に順に答えてみてください。

これまでの経験から、最初の在宅の仕事を選ぶ

特定保健指導の初回面接や継続支援を担当したことがありますか?

はい

オンラインの特定保健指導の求人から探しましょう。経験の件数がそのまま強みになります。

いいえ

次の質問へ進みましょう。

電話や窓口で、住民からの相談に日常的に応じてきましたか?

はい

電話・オンラインの健康相談が候補です。勤務の時間帯と就業場所を先に確かめます。

いいえ

次の質問へ進みましょう。

広報の記事や健康教室の資料を作るのが得意ですか?

はい

執筆・監修から小さく始めて、ほかの仕事と組み合わせる道があります。

いいえ

出社と在宅を組み合わせる産業保健の求人も含めて、広く探してみましょう。

保健師はいまどこで働いている?数字で見る

令和6年末に就業している保健師は63,536人で、令和4年末より3,237人(5.4%)増えています[2]。

数字で見る保健師(令和6年末)
63,536人就業している保健師令和6年末
3,237人令和4年末からの増加5.4%増

出典:厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」[2]

働いている場所を見ると、市区町村が52.3%で最も多く、事業所が7.9%、病院が6.3%です[2]。保健師の半分以上は自治体で、地域の住民と向き合う仕事をしています。

就業保健師の主な就業場所(令和6年末)
  • 市区町村52.3%
  • 事業所7.9%
  • 病院6.3%

出典:厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」[2]

この統計は働く場所の区分を示すもので、自宅で働いている保健師の人数まではわかりません。ただ、自治体の保健師の仕事は家庭訪問や健診、地区の活動など、出向く場面の多い仕事です。そのため、在宅でできる保健師の仕事は、主に民間の会社が出す求人の中から探すことになります。保健指導を受託する会社、健康相談を受ける会社、企業の健康管理の部門、健康の情報を発信するメディアなどです。

4つの仕事は、それぞれどんな中身?

4つの仕事を、1つずつ確かめます。どの仕事にも、保健師の経験が生きる場面と、応募の前に確かめておきたい条件があります。

オンラインの特定保健指導:保健師の資格が強みになりやすい

特定保健指導は、健診の結果から生活習慣病のリスクがあるとされた人に、生活習慣の改善を支える保健指導です。ビデオ通話で面談する形があり、自宅から面談する業務委託・フルリモートの求人の例もあります。

確かめた求人の一例は、業務委託・フルリモートで時給1,845円〜でした[1]。対象の資格は保健師または管理栄養士で「栄養士と看護師は不可」とされ、特定保健指導の経験が必須でした[1]。金額は1件の例で、相場ではありません。

看護師も、保健指導に関する一定の実務の経験があれば、2030年3月31日までは経過措置として初回面接などを担えます[3]。保健師はこの期限に左右されないため、長く続けたい人ほど資格の強みがはっきり出る仕事です。

市町村で国民健康保険の特定保健指導を担当していた人は、その経験をそのまま書けます。初回面接の件数、継続支援の方法(面談・電話・手紙など)、対象者の年代などを、数字で整理しておきましょう。自宅の環境の条件はオンラインの保健指導の求人は在宅でできる?に、業務委託の契約の流れは特定保健指導を業務委託・在宅で受けるにはにまとめています。

電話・オンラインの健康相談:相談の幅の広さが生きる

健康相談は、体調の不安や受診の目安、子育て、心の不調など、電話やビデオ通話で寄せられる相談に応じる仕事です。乳幼児健診や家庭訪問、窓口の相談で、年齢も悩みも違う人の話を聞いてきた保健師の経験が生きます。

応募資格は看護師だけでなく、保健師や助産師も対象にしている求人があります。例えば、看護roo!に掲載された電話健康相談の求人では、応募資格が看護師・保健師・助産師のいずれかとされていました[4]。ただし、この求人の勤務地は東京都港区のコールセンターで、在宅勤務の記載はありませんでした。健康相談の求人には出社して働く形のものもあるので、在宅で働けるかは就業場所の欄で必ず確かめましょう。

働く時間帯にも幅があります。同じ求人のページには、日勤のパート(9:00〜17:00)のほかに、夜勤のみ(22:00〜翌9:00)のパートの条件も載っていました[4]。24時間受け付ける相談窓口では夜のシフトもあるため、子育てや介護と両立したい人は、時間帯の条件を先に確かめておきましょう。

相談の仕事では、一人で判断に迷う場面もあります。地域の医療機関や相談窓口を案内してきた経験は、「どこに相談すればいいかわからない」という声に応えるときに役立ちます。健康相談の求人の種類と選び方は健康相談の看護師求人でくわしく比べています。

産業保健のうち、在宅でできる業務

産業保健は、企業で働く人の健康を守る仕事です。就業保健師の7.9%が事業所で働いています[2]。企業の保健師の仕事には、在宅でできるものと、職場に出向く必要があるものがあります。

産業保健の仕事を、在宅でできるかで分ける

在宅でできることがある業務

  • オンラインでの健康相談や保健指導の面談
  • 健康教育の資料や社内の案内文の作成
  • 健診結果の整理と、受診をすすめる連絡

職場に出向くことが多い業務

  • 職場を回って働く環境を確かめること
  • 体調を崩した人への対面での対応
  • 医師や人事の担当者との対面の打ち合わせ

そのため、産業保健の仕事は、出社と在宅を組み合わせた形で考えるのが現実的です。完全在宅にこだわる人は、求人票の「在宅勤務あり」が週に何日なのかを面接で確かめましょう。求人を探すときは、「産業保健師」「企業 保健師」「健康管理室」などの言葉に、「在宅勤務」「リモート」を組み合わせます。企業の保健師の求人には、産業保健の経験を条件にするものもあるので、応募資格の欄を確かめましょう。リモートでできる業務とできない業務の見分け方は産業看護師は在宅で働ける?で整理しています。

執筆・監修:予防の知識を文章にする

健康や予防の記事を書く仕事、医療職として記事の内容を確かめる監修の仕事も、自宅で完結しやすい仕事です。生活習慣病の予防、健診の受け方、子育て中の健康、働く人の心の健康など、保健師が日ごろ住民に伝えてきたテーマは、そのまま記事のテーマになります。

健康教室のチラシや広報の記事を書いてきた人は、「専門の言葉をかみくだいて伝える」練習をすでに積んでいます。報酬は記事ごとや文字数ごとに決める募集があり、監修の報酬の例は今回確かめられていません。始め方は看護師が医療ライターを在宅で始めるにはに、報酬の決まり方は看護師の医療ライター・監修の求人にまとめています。

書くときに気をつけたいのが、広告のルールです。医薬品や化粧品などの効能について、虚偽や誇大な記事を書いてはならないとされ、医師などの専門家が効能を保証したと誤解されるような記事もこれに当たります[5]。保健師として名前を出して書くときほど、言い切りすぎない書き方を心がけましょう。

保健師の在宅求人はどこで探せる?

保健師の在宅求人は、1つの場所にまとまってはいません。仕事の種類ごとに、探す場所と検索の言葉を使い分けるのが近道です。

保健師の在宅求人を探す場所と検索の言葉
探す場所見つかりやすい仕事検索の言葉の例
求人検索エンジン(Indeedなど)特定保健指導・健康相談保健師 在宅、保健師 リモートワーク
看護師・保健師向けの求人サイト健診・保健指導・企業の求人保健師 企業、特定保健指導
保健指導を受託する会社の採用ページオンラインの特定保健指導特定保健指導 オンライン 募集
eナースセンター無料の職業紹介と相談保健師、在宅勤務
クラウドソーシング記事の執筆・監修保健師 記事、健康 ライター

編集部まとめ

検索の言葉は、「在宅」「在宅勤務」「リモートワーク」「テレワーク」「フルリモート」を入れ替えて試しましょう。求人によって書き方が違うだけで、似た働き方を指していることがよくあります。ただし「在宅勤務あり」が週1日だけという求人もあるので、見つけたら在宅の日数を確かめます。くわしくは完全在宅と一部在宅の違いをどうぞ。

ナースセンターは都道府県知事が指定する機関で、無料の職業紹介や研修、情報提供、相談を行っています[6]。市町村を退職して、いまは保健師として働いていない人は、現住所の都道府県ナースセンターに届け出るよう努めることとされています[6]。届出は努力義務で、罰則はありません。届出のときに職業紹介を希望すると、同じIDでeナースセンターの求人を探せます[6]。在宅勤務の求人がどのくらい載っているかは確かめていないので、相談の窓口としても使ってみてください。

保健師の在宅求人を探す5つの手順
  1. 1仕事の種類を2つに絞る

    4つの種類のうち、経験が生きる仕事を2つ選びます。

  2. 2検索の言葉を3つ決める

    「保健師 在宅」など、職種名と在宅の言葉を組み合わせます。

  3. 3新着の通知を受け取る

    求人検索エンジンと採用ページで、週に1回は新着を見ます。

  4. 4就業場所と応募資格を確かめる

    在宅の日数、保健師が条件か、経験の年数を見ます。

  5. 5質問してから応募する

    研修の形や報酬の計算方法を、応募の前に確かめます。

求人が載る場所をもっと広く知りたい方は、在宅の看護師求人はどこで探せる?も参考にしてください。

保健師ならではの強みは、どう伝える?

在宅の求人では、書類と画面越しの面接で人柄と力を判断されます。「保健師として15年」と書くだけでは、何ができるのかが伝わりません。保健師の経験を、在宅の仕事の場面に置きかえて書きましょう。

保健師の経験を、在宅の仕事の言葉に置きかえる(書き方の例)
保健師の経験生きる在宅の仕事書き方の例
国保の特定保健指導オンラインの特定保健指導初回面接を年約80件、継続支援も担当
乳幼児健診・家庭訪問電話・オンラインの健康相談育児や発達の相談に年200件ほど対応
健康教育・教室の運営産業保健・オンラインの講座30人規模の教室を年6回企画・運営
事業の評価・報告書執筆・資料作成健診データを集計し報告書を作成
関係機関との調整受診先や相談窓口の案内医療機関・学校と連携して支援

編集部まとめ

職務要約の例(オンラインの特定保健指導に応募する場合)

市役所の保健師として12年間、地区担当として母子保健と成人保健に携わりました。国民健康保険の特定保健指導では、年に約60件の初回面接と継続支援を担当し、対象者と一緒に食事や運動の小さな目標を決めて支えてきました。画面越しの面談でも、相手の暮らしに合った目標づくりを続けたいと考えています。

数字は、正確に覚えていなくても「年に約◯件」と目安で構いません。それより大切なのは、面接で「その面談では、何を話しましたか」と聞かれたときに、具体的な場面で答えられることです。

もう1つ伝えたいのが、「集団と地域を見る目」です。一人ひとりの面談を重ねながら、地区全体の健診の受診率や健康課題を考えてきた経験は、企業の健康管理や記事の企画でも生かせます。看護師の資格と組み合わせた書き方は看護師と保健師の資格で在宅ワークを探すにまとめています。

モデルケース:市町村の保健師から、オンラインの保健指導と健康相談を組み合わせたYさん

モデルケース(架空の例)

市役所の地区担当から在宅へ。保健指導と健康相談を組み合わせ、平日5日を家で働く

  • 0日5日家で働く日(1週間)
  • 週2日週5日家族と夕食をとる日(1週間)
  • 車で約2時間0分地区を回る移動(1日)

このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。

成果

Yさんは市役所を退職し、オンラインの特定保健指導を業務委託で、電話の健康相談をパートで受けています。平日の5日間を家で働き、家族と夕食をとれる日が週5日になりました。

Yさん:どちらの仕事も、保健師として積み重ねてきたことがそのまま生きています。退職しても資格は終わらないんだと思えました。

背景

Yさんは市役所で15年、地区担当として家庭訪問や乳幼児健診、国民健康保険の特定保健指導を担当してきました。40代半ばで妻の転勤が決まり、家族で引っ越すことになりました。新しい住まいからは、元の市役所に通えなくなりました。

困っていたこと

引っ越し先の近くで保健師の募集を探しましたが、すぐに働ける当てはありませんでした。「保健師 在宅」と検索すると、訪問看護や在宅医療の求人ばかりが出てきます。民間の求人で「特定保健指導の経験必須」という条件を見ても、自分の経験が当てはまるのか判断できませんでした。

選んだ理由

Yさんは、国民健康保険の特定保健指導で年に約80件の初回面接を担当してきた経験が、オンライン面談の募集の条件に合うと気づきました。健康相談は、乳幼児健診や家庭訪問で受けてきた相談の幅を生かせると考え、2つの仕事を組み合わせることにしました。

Yさん:応募書類に「初回面接を年に約80件」と書いたら、面接でその中身を具体的に聞いてもらえました。

始め方と工夫

保健指導は午前と、夕食後の20時からの週2回、健康相談は午後のシフトに分け、仕事ごとにメモのノートを分けています。個人情報の書類は鍵のかかる引き出しにしまい、仕事を終えたら机の上に何も残しません。妻も「平日に一緒に夕食をとれるのがうれしい」と喜び、Yさんは小学生の子どもが帰宅する時間に合わせて休憩をとっています。

Yさんの在宅の1日の例(モデルケース)
保健指導の面談と記録9:00〜12:00
健康相談のシフト13:00〜17:00
家族と夕食18:00〜19:30
夜の面談(週2回)20:00〜21:00

Yさんの例で役に立ったのは、保健師の経験を「仕事の種類」に分けて見直したことでした。地区担当の仕事は1つの仕事に見えますが、ほどいてみると、保健指導、相談、教育、調整と、在宅の仕事につながる要素がいくつも入っています。1つの仕事で暮らしのすべてを支えようとせず、2つを組み合わせて時間と収入の形を整えたことも、無理なく続けられている理由です。

保健師の在宅の仕事で気をつけたいこと

在宅の仕事には、自治体で働くのとは違う難しさもあります。始める前に、次の点を知っておきましょう。

  • 在宅の求人には業務委託やパートの形もあり、正規の職員として働いてきた人は、収入や保険の形が大きく変わることがある
  • 特定保健指導は経験を必須とする求人があり、母子保健が中心だった人は、応募できる仕事が限られることがある
  • 画面越しや電話で一人で判断する場面が増え、地域で顔を合わせて関わる手ごたえは少なくなる
  • 業務委託で受ける場合は、確定申告や社会保険の手続きを自分で管理する

正規の職員から在宅のパートや業務委託に移ると、月の収入が下がることもあります。いまの手取りと、在宅の仕事の「時給×1日の時間×日数」を並べて、家計に足りるかを先に計算しておきましょう。

地域の人と直接会い、まちの変化を肌で感じることにやりがいを感じてきた人には、在宅の仕事が物足りなく感じられるかもしれません。その場合は、出社と在宅を組み合わせる産業保健の仕事や、在宅の仕事を週2〜3日にとどめる形から試すのも1つの方法です。

自治体に勤めながら在宅の仕事を考えるときは

いま市町村で働きながら、在宅の仕事を副業として始めたい人もいるでしょう。地方公務員法第38条は、職員が報酬を得て事業や事務に従事するには、任命権者の許可を受けなければならないと定めています[7]。許可の基準は自治体ごとに違い、勤務の形によって扱いが異なる場合もあります。

公務員だから副業は一切できない、というわけではありません。ただ、許可を得ずに始めるのは避けましょう。まずは人事の担当に、許可の手続きと基準を確かめるのが先です。民間の会社に勤めている場合も、就業規則で副業の扱いを確かめてから始めます。考え方は看護師の副業が禁止される理由で整理しています。

今日からできること

今日からできる、保健師の在宅の仕事の準備

チェックした数:

全部をそろえてから動く必要はありません。まずは経験の書き出しから始めてみてください。書き出した件数や場面は、そのまま応募の書類の材料になります。

よくある質問

保健師の在宅求人はどこで探せますか?

求人検索エンジン、看護師・保健師向けの求人サイト、保健指導を受託する会社の採用ページ、eナースセンター、クラウドソーシングが主な探し場所です。ナースセンターは無料の職業紹介や相談を行っていて[6]、在宅の求人の多さはわかりませんが、相談の窓口としても使えます。探す場所ごとの特徴は在宅の看護師求人はどこで探せる?でも紹介しています。

「リモートワーク」と「在宅勤務」の求人は違いますか?

求人によって書き方が違うだけで、似た働き方を指していることが多い言葉です。ただ、毎日在宅とは限らず、週に数日だけ在宅という求人もあります。就業場所と在宅の日数を確かめましょう。

母子保健の経験が中心でも、在宅の仕事に応募できますか?

育児や発達の相談に応じてきた経験は、電話やオンラインの健康相談、子育ての記事の執筆などで生かせます。特定保健指導は経験を必須とする求人もあるため[1]、応募資格の欄を先に確かめてください。

市町村に勤めながら、在宅の仕事を副業にできますか?

地方公務員が報酬を得て事業や事務に従事するには、任命権者の許可が必要です[7]。許可の基準は自治体ごとに違うので、始める前に人事の担当に確かめましょう。

保健師の在宅の仕事の時給はどれくらいですか?

保健師の在宅の仕事に限った公的な統計は見当たらず、求人ごとに違います。確かめた特定保健指導の求人の例では、業務委託で時給1,845円〜でした[1]。これは1件の例なので、自分の条件での月収の目安は月収シミュレーターで計算してみてください。

保健師の資格があれば、看護師の在宅求人にも応募できますか?

看護師の免許も持っていれば、看護師が対象の求人にも応募できます。2つの資格のどちらを前に出すかは、求人の仕事の中身で決めましょう。考え方は看護師と保健師の資格で在宅ワークを探すにまとめています。

40代・50代からでも、保健師の在宅の仕事に応募できますか?

雇われて働く求人では、募集・採用で年齢を理由に制限を設けることは原則として禁止されています。ただし例外があり、業務委託の募集にはこのルールが当てはまりません[8]。年齢より、経験の件数や在宅の環境を具体的に示すことを意識しましょう。年代ごとの考え方は40代・50代からの看護師の在宅ワークでも紹介しています。

産業保健の仕事は完全在宅でできますか?

面談や資料作成など在宅でできる業務はありますが、職場に出向く業務もあるため、出社と在宅を組み合わせた形で考えるのが現実的です。くわしくは産業看護師は在宅で働ける?をどうぞ。

まとめ

保健師の資格が生きる在宅の仕事は、オンラインの特定保健指導、電話・オンラインの健康相談、産業保健の在宅業務、執筆・監修の4つが中心です。保健師の半分以上は市区町村で働いていますが[2]、在宅の仕事は主に民間の求人の中から、仕事の種類ごとに探すことになります。

  • 経験が生きる仕事を2つに絞り、検索の言葉を使い分ける
  • 経験は「年に約◯件」のように、数字と場面で伝える
  • 勤めながら始めるときは、許可や就業規則を先に確かめる

どの仕事から始めればよいか迷ったら、LINEか下のフォームから気軽にご相談ください。

zaitakuwork

ほいくの相談室 編集部。保育士の方からの相談で多く聞かれる悩みをもとに、公的な資料で確認できる情報をまとめています。