仕事から帰って夕飯の片づけを終え、ようやく腰を下ろせた夜。スマートフォンで「准看護師 在宅ワーク」と調べてみると、出てくるのは訪問看護の求人ばかりです。やっと見つけた自宅で働ける求人も、応募資格の欄には「正看護師」の文字が並んでいます。
クリニックや介護施設で、長く患者さんや利用者さんを支えてきた。電話の問い合わせも、記録も、毎日こなしてきた。それなのに「准」の一文字で、画面の向こうの扉が閉まってしまうように感じる。そんな悔しさを抱えている方もいるでしょう。
先にお伝えすると、准看護師でも応募できる在宅ワークはあります。ただし、看護の判断を一人で任される在宅の仕事は、正看護師や保健師を条件にする求人が目立つのも事実です。できることとできないことを正直に分けておくほうが、遠回りをせずにすみます。
ここでは、准看護師が応募しやすい仕事と応募しにくい仕事、求人の応募資格の欄の読み方、そして正看護師の資格をめざすという選択肢までを、順番に整理していきます。
准看護師でもできる在宅ワークはある?
あります。ただ、選べる仕事の幅は正看護師より狭いと考えておくのが現実的です。准看護師が応募しやすいのは、看護の判断よりも「医療の言葉がわかること」や「電話での丁寧な対応」が求められる仕事です。
たとえば、医療機関の予約や問い合わせを受ける医療系のコールセンター、医療の知識を生かして書く文章の仕事、医療の録音を文字にする文字起こし、資格を問わない事務やデータ入力の在宅ワークがあります。どれも、准看護師として積み重ねてきた経験が役に立つ場面のある仕事です。
一方で、在宅の看護の仕事として知られる夜間オンコール代行や特定保健指導は、資格の種類を細かく決めている求人が多く見られます。確かめた例では、夜間オンコールの求人が、正看護師の資格と看護師の実務経験丸5年以上を条件にしていました[1]。オンラインの特定保健指導の求人では、対象の資格が保健師または管理栄養士で、看護師も不可とされていました[2]。
| 仕事 | 准看護師の応募 | 求人に書かれる条件の例 |
|---|---|---|
| 夜間オンコール代行 | △一部あり 正看護師を条件にする例 | 資格の種類と臨床経験の年数 |
| 特定保健指導 | ×なし 保健師などが中心 | 保健師・管理栄養士と指導の経験 |
| 電話健康相談 | △一部あり 求人による | 看護師・保健師・助産師など |
| 医療系コールセンターの受付 | ◯あり 対象の求人もある | 電話対応・医療機関での経験 |
| 医療事務・データ入力 | ◯あり 資格を問わない求人もある | パソコンの入力・事務の経験 |
| 医療ライター・文字起こし | ◯あり 案件による | 医療の知識・文章や入力の力 |
編集部まとめ
表の「◯」は「准看護師が応募できる求人がある」という意味で、その職種のどの求人にも応募できるという意味ではありません。同じ職種でも、会社によって条件はまったく違います。気になる求人を見つけたら、このあと紹介する応募資格の欄の読み方で、1件ずつ確かめてください。在宅で働くまでの全体の流れは、看護師の在宅ワークの始め方ガイドにまとめています。
「准看護師 在宅」で訪問看護が出てくるときは
「准看護師 在宅」と検索すると、利用者の自宅を訪ねる訪問看護(在宅看護)の求人や情報が多く出てきます。この記事でいう在宅ワークは、自分の家で働く仕事のことです。2つの違いは在宅看護師と在宅勤務の違いでくわしく説明しています。
在宅の看護の仕事で、正看護師が条件になりやすいのはなぜ?
求人票には、なぜ正看護師に限るのかまでは書かれていないことがほとんどです。ただ、仕事の中身を見ると、ある程度は理由が見えてきます。在宅の看護の仕事には、そばに医師も先輩もいない中で、電話や画面越しに状況を聞き取り、どうするかを決めて伝える場面が多いのです。
たとえば夜間オンコール代行の採用ページでは、介護施設から夜間にかかってくる急変やけが、体調不良の電話を看護師が自宅で受け、緊急性を判断して指示を出し、電話と並行してパソコンでレポートを作って送る仕事だと説明されています[1]。こうした仕事では、資格の種類に加えて、臨床経験の年数をはっきり条件にする会社があります。
病院・クリニック・施設
- 医師や看護師がそばにいる
- 迷ったらその場で相談できる
- 患者さんや利用者さんを直接見られる
在宅で判断する仕事
- 一人で電話や画面越しに受ける
- 緊急度を自分で見きわめて伝える
- 判断の理由を記録に残して報告する
これは、准看護師の力が足りないという話ではありません。会社が「一人で判断してもらう仕事」の条件として、資格の種類と経験の年数を目安にしているのだと考えられます。だからこそ准看護師が在宅で働くときは、判断を任される仕事ではなく、経験や知識が生きる別の仕事から探すのが近道になります。
応募しにくい求人ばかりを開いていると、「自分の経験には価値がないのでは」と感じてしまいがちです。けれども、条件の壁があるのは在宅の看護の仕事の一部です。探す場所を変えれば、准看護師の経験がそのまま評価される仕事が見えてきます。
准看護師が応募しやすい在宅の仕事は?
准看護師が応募しやすい在宅の仕事を、4つに分けて紹介します。どれも看護師として判断する仕事ではありませんが、医療の現場を知っていることが強みになる仕事です。
医療系のコールセンター(予約・問い合わせの受付)
病院やクリニックの予約の受付や、医療機関・医療系サービスへの問い合わせに答える仕事です。症状を聞いて受診をすすめるかどうかを決める健康相談とは違い、決められた案内に沿って対応するのが中心です。在宅勤務ができるかどうかは、会社や求人によって違います。応募資格に資格の名前ではなく、「医療機関での勤務経験」「電話対応の経験」のような経験が書かれている求人なら、准看護師も応募しやすくなります。
病名や検査の名前、診療科の違いがわかっていると、問い合わせの中身をすばやくつかめます。クリニックで受付の電話を取り次いできた准看護師にとっては、なじみのある仕事です。コールセンターの仕事の種類は、看護師の在宅コールセンターの仕事で健康相談・受付・オペレーターに分けて比べています。
医療事務・データ入力
医療機関の書類の入力や、健診の結果の入力と照合など、事務の仕事です。資格を問わない求人もあり、医療の言葉に慣れていると、入力の間違いに気づきやすくなります。
ただし「資格不問・在宅で高収入」のように、条件がよすぎる募集には注意が必要です。仕事を始める前に教材費や登録料を求める募集は、仕事の紹介ではなく勧誘の可能性があります。見分け方は在宅ワークが怪しいか見分ける方法にまとめています。
医療ライター
医療や介護について記事を書く仕事です。クラウドソーシングでは、医療職の経験を条件にした記事の募集が出ることがあります。確かめた例では、20代の看護師または医療職を対象にした体験記事の募集で、文字単価2.0円、1記事1,000〜1,500文字程度とされていました[3]。1件の例で相場ではなく、この募集はすでに終わっていますが、「医療職」のように資格を広く書く案件もあることがわかります。
医療の文字起こし
医療の講演や座談会などの録音を聞いて、文字にする仕事です。薬の名前や専門用語を聞き取れることが強みになります。仕事の中身や向き不向きは、医療のテープ起こしは看護師の在宅ワークになる?にまとめています。
それぞれの仕事で実際にどんな作業をするのかは、看護師の在宅ワークの仕事内容で作業ごとに分けて紹介しています。電話を受ける、聞き取る、入力する、報告する。作業に分けてみると、准看護師として毎日していたことと重なる部分が多いことに気づくはずです。
求人の「応募資格」の欄は、どう読めばいい?
准看護師が在宅の求人を見るときは、時給や勤務時間よりも先に、応募資格の欄を読むのがこつです。書き方によって、応募できるかどうかの見通しが変わります。
| 応募資格の書き方 | 准看護師の応募 | 次にすること |
|---|---|---|
| 正看護師/准看護師不可 | ×なし 対象外 | 似た仕事で別の求人を探す |
| 看護師 | △一部あり 正看護師だけのことも | 応募前に問い合わせる |
| 看護師・准看護師/准看護師可 | ◯あり 対象 | 経験の年数と環境を確かめる |
| 看護職・看護資格 | △一部あり 求人による | 応募前に問い合わせる |
| 医療職・医療資格 | △一部あり 求人による | 准看護師が含まれるか聞く |
| 資格不問・医療の知識があれば尚可 | ◯あり 対象 | 仕事の中身と報酬を確かめる |
編集部まとめ
迷いやすいのは、「看護師」とだけ書かれている求人です。正看護師だけを指していることもあれば、准看護師を含めていることもあります。たとえば、勤務地に通って働く電話健康相談の求人の例では、応募資格が「看護師・保健師・助産師のいずれか」と書かれていて、准看護師の名前はありませんでした[4]。このように資格の名前が並んでいるときは、書かれていない資格は対象外と考えておくのが自然です。
書き方があいまいなときは、応募する前に問い合わせるのがいちばん確実です。問い合わせは短く、聞きたいことを1つに絞ると、返事をもらいやすくなります。
問い合わせの文の例
- 「准看護師の免許を持っています。こちらの求人の応募資格の対象になりますか」
- 「内科クリニックで15年の経験があります。准看護師でも在宅勤務での応募は可能でしょうか」
応募資格の欄に「准看護師」の文字がありますか?
資格の条件は満たしています。臨床経験の年数や、パソコン・通信の条件も続けて確かめましょう。
次の質問に進みます。
「正看護師」「准看護師不可」と書かれていますか?
この求人は見送り、似た仕事で資格を問わない求人を探しましょう。
「看護師」「看護職」「医療職」だけなら、応募前に問い合わせて確かめましょう。
求人を探す段階で、言葉を工夫することもできます。「准看護師可 在宅勤務」「准看護師 テレワーク」「医療 資格不問 在宅」などと検索すると、応募資格に准看護師が入る求人や、資格を問わない求人を見つけやすくなります。看護師資格を条件にした在宅求人の探し方は、看護師資格を活かせる在宅求人の見つけ方で言葉の組み合わせの例を挙げています。
応募するとき、准看護師の経験はどう書けばいい?
看護の判断をしない仕事に応募するときは、「准看護師として何をしてきたか」を、応募先の仕事の言葉に言いかえて書くと伝わります。採血や処置の経験そのものより、その合間にしていた電話の対応、記録、説明のほうが、在宅の仕事では評価につながりやすいからです。
| これまでの経験 | 生きる仕事 | 書き方の例 |
|---|---|---|
| クリニックの電話の取り次ぎ | 医療系コールセンター | 予約や問い合わせの電話を1日約20件受けた |
| 介護施設での記録と申し送り | 医療事務・データ入力 | 利用者30人分の記録を毎日入力した |
| 検査の前の説明 | 医療ライター | 検査の注意を紙1枚の説明書にまとめた |
| 医師の口頭の指示の書き取り | 医療の文字起こし | 聞き取った指示を正確に記録してきた |
編集部まとめ
表の数字は書き方の例です。自分の経験に合わせて、だいたいの件数や人数を入れてみてください。「電話対応をしていました」と書くより、「1日約20件」と書いたほうが、読む人は働く姿を思い浮かべやすくなります。自己PRの組み立て方は、看護師の職務経歴書の自己PRで例文つきで紹介しています。
数字で見る准看護師:人数と年齢
准看護師として働く人の数と年齢を、国の統計で確かめておきましょう。令和6年末に就業している准看護師は233,022人です[5]。看護師の1,363,142人と比べると、およそ6分の1です(人数から計算)。令和4年末と比べると、准看護師は21,307人(8.4%)減りました[5]。
出典:厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」[5]
年齢を見ると、就業している准看護師は65歳以上が19.0%で最も多く、50〜54歳が14.3%、55〜59歳が16.3%です[5]。50〜54歳と55〜59歳の割合を足すと30.6%になります(2つの割合を足した計算です)。准看護師として働く人の多くが、経験を重ねた世代だということがわかります。
出典:厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」[5]
在宅の仕事を探す准看護師にも、長い経験を持つ方が多いはずです。夜間オンコールの求人の例でも、条件として書かれていたのは資格の種類と経験の年数でした[1]。年齢を理由にあきらめる前に、応募資格の欄に何が書かれているかを確かめてみてください。50代からの選び方は、40代・50代からの看護師の在宅ワークでもくわしく取り上げています。
正看護師の資格をめざすという選択肢
在宅で看護の判断をする仕事に就きたいという気持ちがはっきりしているなら、正看護師の資格をめざす道もあります。准看護師から看護師になるには、准看護師向けの看護師養成の課程で学び、看護師国家試験に合格する必要があります。課程には、昼間に通うもの、夜間に通うもの、働きながら学べる通信制のものがあり、入学の条件や学費、通う日数は課程や学校によって違います。
ただし、資格を取ってすぐに在宅の判断の仕事に就けるとは限りません。確かめた夜間オンコールの求人の例では、正看護師の資格に加えて、看護師の実務経験丸5年以上が条件でした[1]。准看護師として働いた年数が、この「看護師の実務経験」に数えられるかどうかは求人に書かれていないことが多いので、応募の前に問い合わせて確かめる必要があります。
よいところ
- 応募できる在宅の仕事の幅が広がる
- 看護の判断を任される仕事もめざせる
- 在宅以外でも選べる職場が増える
気をつけたいところ
- 学費と学ぶ時間がかかる
- 仕事や家庭と両立する工夫が要る
- 資格を取っても経験の年数を求める求人がある
学ぶかどうかは、いますぐ決めなくてもかまいません。まずは准看護師のまま応募できる在宅の仕事で働いてみて、「やっぱり看護の判断をする仕事がしたい」と感じたら、そのときに学校の説明会へ行ってみる。そんな順番でも遅くはありません。
説明会に行くときは、次の3つを聞いておくと、両立できるかどうかを判断しやすくなります。
- 通う日数と時間帯(昼間・夜間・通信制のどれか)
- 実習の時期と、そのあいだ仕事を休む必要があるか
- 学費の総額と、使える支援の制度があるか
モデルケース:医療系コールセンターの在宅勤務に移ったAさん
モデルケース(架空の例)
正看護師が条件の求人に落ち込んだ准看護師が、医療系コールセンターの在宅勤務へ
- 往復80分0分通勤の時間(1日)
- 約6時間ほぼなし立ち仕事の時間(1日)
- 0件3件応募した在宅の求人
このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。
成果
Aさんは、病院やクリニックの予約と問い合わせを受ける医療系コールセンターの在宅勤務に応募し、採用されました。最初の3日間の研修だけ出社し、いまは週4日、日中に自宅で電話を受けています。
Aさん:准看護師だから無理だと思い込んでいました。看護の判断をしなくても、医療の言葉がわかることはちゃんと役に立つんですね。
背景
Aさんは准看護師として28年、内科クリニックの外来で働いてきました。採血や点滴の準備のほか、受付が混む時間帯には予約や問い合わせの電話も受けてきました。50代になって膝に痛みが出るようになり、一日中立って動く仕事をこの先も続けられるか、不安を感じていました。
困っていたこと
在宅で働ける看護の仕事を探して求人を10件ほど開いたところ、ほとんどが正看護師や保健師を応募の条件にしていました。「准看護師 在宅」と検索すると、訪問看護の求人ばかりが出てきます。准看護師のままでは在宅の仕事はないのだと思い込み、しばらく探すのをやめていました。
選んだ理由
Aさんは、看護の判断をする仕事にこだわるのをやめ、医療の知識が生きる仕事に目を向けました。応募資格に「医療機関での勤務経験」「電話対応の経験」とある医療系コールセンターの求人を見つけ、准看護師でも対象になるかを問い合わせました。「対象です」と返事をもらえたことで、応募する気持ちが固まりました。
始め方と工夫
職務経歴書には、クリニックで1日20件ほどの予約や問い合わせの電話を受けていたことを、件数とあわせて書きました。パソコンの入力に自信がなかったため、応募までの1か月、社会人の娘に教わりながら家計簿をパソコンでつけて、入力に慣れていきました。夫も「立ち仕事が減るならそのほうがいい」と賛成し、仕事の時間は2階の静かな部屋を使えるようにしてくれました。
Aさんの例で大きかったのは、「看護の判断をする仕事」と「医療の知識が生きる仕事」を分けて考えたことです。応募できない求人ばかりを見ていると、自分の経験まで小さく見えてしまいます。探す範囲を変えたことで、Aさんは自分の経験をそのまま書ける求人に出会えました。
気をつけたいこと:准看護師の在宅ワークの限界
准看護師が在宅ワークを考えるとき、前もって知っておきたいことがあります。期待しすぎてがっかりしないために、できないことも正直に挙げておきます。
前もって知っておきたいこと
- 看護の判断を任される在宅の仕事は、准看護師が応募できる求人が少ない
- 「准看護師可」の求人でも、臨床経験の年数やパソコン・通信の条件がある
- 「在宅勤務」と書かれていても、研修の期間は出社が必要な求人がある
- 資格を問わない在宅ワークには、初期費用を求める怪しい募集が混ざることがある
もう1つ、気持ちの面も考えておきたいところです。医療系コールセンターの受付や事務の仕事は、患者さんの体に触れたり、看護の判断をしたりする仕事ではありません。「看護から離れてしまう」と寂しく感じる方もいるでしょう。そう感じたときは、在宅の仕事を続けながら、週に1日だけ対面の看護の仕事を残すという組み合わせもあります。
時給を比べるときも注意が必要です。資格を問わない仕事と看護の資格を使う仕事では、時給の決まり方が違います。時給の数字だけで選ばず、研修の有無、勤務時間の決まり方、在宅で働ける範囲をあわせて比べると、続けやすい仕事を選べます。
今日からできること
一度に全部をする必要はありません。今夜は1つ目だけ、明日は2つ目だけ。そのくらいの進め方で十分です。
- 1応募資格の欄だけを読む
気になる求人を3件選び、時給より先に応募資格の書き方を確かめます。
- 2仕事を2つに分ける
「看護の判断をする仕事」と「医療の知識が生きる仕事」に分けて、探す範囲を決めます。
- 3経験を書き出す
電話の対応、予約の受付、記録、説明など、毎日していたことを件数とあわせてメモします。
- 4問い合わせる
「看護師」とだけ書かれた求人は、准看護師が対象かを1行で問い合わせます。
- 5次の一歩を決める
学ぶ道も考えるなら、学校の説明会の日程だけ先に調べておきます。
職種ごとに求められる資格や経験の年数、パソコンや通信の条件は、看護師の在宅ワークに必要な資格と経験で一覧にしています。在宅の仕事そのものが初めてで不安な方は、求人の「未経験可」が何を指すのかを看護師の在宅ワークは未経験でもできる?で先に確かめておくと安心です。
よくある質問
准看護師でも在宅の電話健康相談の仕事はできますか?
求人によります。電話健康相談の求人には、応募資格を「看護師・保健師・助産師のいずれか」とする例があり、准看護師が対象に入らないこともあります[4]。応募資格に准看護師の文字がないときは、応募の前に問い合わせて確かめましょう。
准看護師は夜間オンコール代行に応募できますか?
確かめた求人の例では、正看護師の資格と看護師の実務経験丸5年以上が条件で、准看護師は対象ではありませんでした[1]。会社によって条件は違うので、在宅オンコールの看護師に必要な経験年数もあわせてご覧ください。
准看護師でも特定保健指導の在宅の仕事はできますか?
確かめたオンライン面談の求人の例では、対象の資格が保健師または管理栄養士で、看護師も不可とされていました[2]。准看護師が応募できる特定保健指導の求人は、見つけにくいと考えておくのが現実的です。看護師の場合の条件は看護師でも特定保健指導の在宅の仕事はできる?で整理しています。
「看護師」とだけ書かれた求人に、准看護師が応募してもいいですか?
応募の前に問い合わせるのが確実です。「看護師」が正看護師だけを指すこともあれば、准看護師を含むこともあります。問い合わせは「准看護師の免許で応募の対象になりますか」の1行で十分です。
50代の准看護師でも在宅の仕事は始められますか?
始められる仕事はあります。就業している准看護師は65歳以上が19.0%で最も多い年齢階級で[5]、長い経験を持つ人の多い資格です。年齢だけで判断せず、応募資格の欄に書かれた資格の種類と経験の条件を、1件ずつ確かめてください。
准看護師から正看護師をめざすには、今の仕事を辞める必要がありますか?
辞めずに学ぶ道もあります。准看護師向けの課程には、夜間に通うものや通信制のものがあり、働きながら学ぶ人もいます。入学の条件や学費、実習の時期は課程や学校ごとに違うので、説明会や募集要項で確かめましょう。
まとめ
准看護師でも応募できる在宅ワークはあります。看護の判断を一人で任される仕事は正看護師や保健師が条件の求人が多いものの、医療系のコールセンターの受付、医療事務、医療の文章や文字起こしなど、准看護師の経験が生きる仕事もあります。
- 求人は、時給より先に応募資格の欄を読む
- 「看護の判断をする仕事」と「医療の知識が生きる仕事」に分けて探す
- 「看護師」とだけ書かれた求人は、応募の前に問い合わせる
- 正看護師をめざす道は、在宅で働いてみてから考えても遅くない
応募できる求人の探し方や応募資格の読み方で迷ったら、ひとりで抱え込まずに相談してください。LINEでも、下のフォームからでも、無料で受け付けています。