オンライン診療で看護師がする仕事|診療の前・中・後の役割

外来の診察室で、医師の横に立って血圧計を巻き、患者さんの顔色を見ながら、待合室の混み具合にも気を配る。看護師の仕事は、患者さんと同じ部屋にいることが前提でした。だから「オンライン診療の補助」という求人を見ても、看護師の出番がどこにあるのか、すぐには浮かばないかもしれません。

「結局は受付の事務と同じなのでは」「画面の向こうで具合が悪くなったら、どう動けばいいの」。そんな疑問がわくのは、仕事の中身と責任の範囲が見えないからです。

オンライン診療にも、看護師が力を発揮できる場面はあります。ただ、外来とは場面の分かれ方が違います。1件のオンライン診療を「前・中・後」の3つに分けると、看護師がすることと医師に任せることの境目が見えてきます。

読み終えるころには、外来の経験のどこが生きるのか、求人のどこを確かめればよいのかが見えているはずです。

オンライン診療で看護師がする仕事は?

オンライン診療で看護師がする仕事は、診療の前・診療の中・診療の後の3つの場面に分かれます。前は予約の調整と問診票の確認、接続の案内。中は医師の補助、または患者のそばでの補助。後は説明の補足と次の予約、記録です。

どの場面でも、看護師が一人で診療を進めるわけではありません。何を確かめ、何を伝えるかは、医師の指示と医療機関の手順で決まります。診断や薬を決めること、オンラインで続けるか対面に切り替えるかを決めることは、医師の役割です。

オンライン診療の前・中・後で看護師がする仕事
場面看護師がする主な仕事外来で近い場面
診療の前予約の調整・問診票の確認・接続の案内予診・問診票の確認
診療の中(医療機関の側)画面の操作・記録・聞き取りの補足診察の介助・記録
診療の中(患者のそば)医師の指示での測定・患部を映す手伝い処置や測定の介助
診療の後説明の補足・次の予約・記録と共有会計前の説明・次回の予約

編集部まとめ

表で「診療の中」が2行あるのは、看護師の立ち位置が2通りあるからです。医師と同じ医療機関の側にいる場合と、患者の自宅や施設で患者のそばにいる場合では、手を動かす中身がまったく違います。

求人に「オンライン診療の補助」と書かれていても、3つの場面のどこを任されるかは医療機関によって違います。前と後だけを担当して、診療中は医師がひとりで画面に向かう形もあれば、前・中・後のすべてに関わる形もあります。仕事の全体像や求人の探し方は、オンライン診療の補助の看護師求人にまとめています。

1件の流れで見ると

1件の流れを時間の順に並べると、看護師の仕事がどこに入るのかがつかみやすくなります。ここでは、すでに通院している人が、薬を続けるために受ける再診を例にします。

1件のオンライン診療の流れ(再診の一例)
  1. 前日予約の確認

    予約の時刻と、使うアプリや機器を伝える連絡をします。

  2. 30分前問診票を読む

    届いた問診票を読み、医師に伝える点に印をつけます。

  3. 10分前接続の確認

    映像と音声がつながるかを確かめ、つながらないときの連絡先を伝えます。

  4. 診療中医師の補助

    画面の切り替えや記録、聞き取れなかった点の補足をします。

  5. 終了直後説明と次の予約

    医師の説明を受けて、薬の受け取り方や次の予約を案内します。

  6. その日のうちに記録と共有

    記録を整え、気になった様子を医師や担当者に伝えます。

時刻はあくまで一例です。初めてオンライン診療を受ける人や、機器に慣れていない高齢の人では、接続の確認だけで思いのほか時間がかかります。反対に、何度も受けている人なら、前日の連絡を省く医療機関もあるでしょう。

この流れの中で看護師の目が生きるのは、「印をつける」「気づいた様子を伝える」という小さな場面です。問診票の「眠れない」という一言や、接続のときの声のかすれ。それを医師が判断できる形で届けることが、画面越しの診療での看護の役割の1つです。

診療の前:予約・問診の確認・接続の案内

問診票を読み、医師が判断しやすい形にそろえる

診療の前の仕事は、予約の時刻を決めるだけではありません。届いた問診票を読み、前回からの変化や、本人がいちばん困っていることを整理しておきます。医師が画面を開いたとき、短い時間で要点をつかめるようにするためです。

たとえば問診票に「熱が3日続いている」「息苦しい」とあったら、どうするか。診療の時刻を待たずに医師へ伝えるべきかを、手順書で確かめます。何をすぐ伝えるかは医療機関ごとに決まっているので、働き始めたら最初に確かめておきたいところです。

予約の確認の電話では、症状のほかに「当日どこで受けるか」「つながらないときに連絡する電話番号」「そばに家族がいるか」も聞いておきます。職場の休憩室から受けようとしている人には、周りに声が届かない場所を選ぶよう伝える。こうした気配りも、看護師ができる準備の1つです。

接続の案内は、看護の目が生きる場面

ビデオ通話のつなぎ方を案内する仕事は、事務の作業に見えるかもしれません。けれど、看護師が担うと違いが出ます。電話で手順を説明しているうちに、相手の声がかすれている、話がかみ合わない、と気づくことがあるからです。

港区の医療機関向けの案内は、オンライン診療では可能な限りリアルタイムの映像と音声を含む手段を使うことを挙げています[1]。映像と音声がきちんと届くように整えることは、医師が様子を見て判断するための土台づくりでもあります。

接続の案内でよくある困りごとと、伝え方の例
困りごと伝え方の例看護師が気にかけたいこと
画面が真っ暗カメラを覆うものがないか一緒に見る部屋の明るさ・顔色が見えるか
声が聞こえない音量のボタンの場所を順に伝える耳の聞こえ・補聴器の有無
アプリが開かない前日の案内のどこを押すか伝える操作を手伝える家族がいるか
時刻に間に合わない待てる時間と次の枠を伝える急ぐ理由に体調の悪化がないか

編集部まとめ

機器の準備や、画面越しに様子を見るこつは、オンライン診療の補助に必要な機器と、画面越しの観察のコツで取り上げています。

診療の中:医療機関の側で補助するか、患者のそばで補助するか

診療中の看護師の立ち位置は、大きく2つに分かれます。1つは、医師と同じ医療機関の側にいて、画面の操作や記録、聞き取りの補足をする形。もう1つは、看護師が患者の自宅や施設に出向き、患者のそばで診療を手伝う形です。

診療中の2つの立ち位置

医療機関の側で補助する

  • 画面の切り替えや資料の表示をする
  • 医師の診療を見ながら記録をとる
  • 聞き取れなかった点を補って確かめる

患者のそばで補助する

  • 医師の指示で体温や血圧を測って伝える
  • 患部や薬の袋をカメラに映す手伝いをする
  • 医師の説明が伝わったかをその場で確かめる

医療機関の側で補助するときは、医師が話すあいだに記録を進めます。画面の向こうの人が聞き返したところを拾うのも、大切な役目です。年配の人は、よく聞こえていなくても「はい」と答えてしまうことがあります。返事までの間や表情の変化に気づいたら、医師に合図を送ったり、言葉を足したりして補います。

患者のそばで補助する形では、看護師は患者の家や施設に出向きます。測った値を医師に伝えたり、皮膚の状態がよく見えるようカメラの角度を変えたりと、外来での処置の介助に近い動きになります。自宅で働く在宅勤務とは別の働き方なので、求人を見るときは気をつけましょう。

どちらの形でも、測った値や見えた様子を伝えるのは看護師、それをもとに判断するのは医師という分担は変わりません。なお、港区の医療機関向けの案内では、オンライン診療は実施のたびに医師が可否を判断し、適切でない場合は中止して対面の診療につなぐことが挙げられています[1]。これは医師・医療機関向けのルールで、看護師の役割を定めたものではありません。

看護師がどこで働けるかは医療機関によって違うので、オンライン診療の補助は在宅でできる?もあわせて読んでみてください。

診療の後:説明の補足・次の予約・記録

診療が終わった直後は、看護師の説明の力がいちばん生きる時間です。医師の話を聞き終えたばかりの人は、薬の名前や次の受診の時期を聞き流していることがあります。画面を閉じる前の数分で、大事なことをもう一度届けます。

医師が話した内容に、看護師が自分の判断で中身を足すわけではありません。医師の説明の範囲で、言葉を変えたり順番を整えたりして伝え直します。「お薬は前回と同じものです。受け取り方は、このあと届く案内のとおりです」のように、何を・いつ・どうするかを短く区切ると伝わりやすくなります。

医師が対面の受診をすすめた場合は、来院の予約を調整し、持ってきてほしいもの(お薬手帳など)を伝えます。オンラインで済まなかったことを、残念に思う人もいます。「次は直接お顔を見せてくださいね」と前向きな言葉を添えるのも、看護師ならではの気配りです。

診療の後に確かめること(例)

チェックした数:

記録は、次にその人を担当する医師や看護師が読むものです。画面越しでは、外来なら自然に共有できる「顔色がよかった」「歩き方が気になった」といった情報が残りにくくなります。見えた範囲と見えなかった範囲を分けて書いておくと、次の診療で役に立ちます。

看護師が答えること・医師につなぐことの線引きは?

オンライン診療の補助をしていると、患者から直接、質問を受ける場面があります。「薬を飲み忘れたら、2回分飲んでいいですか」「この湿疹は様子を見ていいですか」。どこまで自分で答えてよいのか、迷うのは当然です。

基本は、医師の指示と手順書に書かれた範囲で答え、診断や薬の変更に関わることは医師につなぐという線引きです。看護師の仕事は、療養上の世話と、医師の指示のもとで行う診療の補助です。画面越しでも、この関係は変わりません。

患者から質問されたときの考え方(例)

その質問の答えは、医師の説明や手順書にすでに書かれていますか?

はい

書かれている範囲で、言葉を変えてわかりやすく伝えます。

いいえ

答えを自分で足さず、医師に確かめてから伝えると返します。

薬の量や種類、受診が必要かどうかの判断を求められていますか?

はい

判断は医師がします。医師につなぎ、必要なら診療の時間をとり直します。

いいえ

手順書の範囲で答え、やりとりを記録に残します。

話の途中で、急いで医師に伝えるべき様子に気づきましたか?

はい

手順書の連絡の順番に沿って、すぐ医師に報告します。

いいえ

気づいた小さな変化も記録し、あとで医師に共有します。

線引きの細かいところは、医療機関ごとの手順書と医師の指示で決まります。オンライン診療についての国の指針で、看護師の役割がどう書かれているかは、この記事では確かめられていないため、取り上げていません。

働き始めるときは、「看護師が答えてよい質問の例」と「医師に回す質問の例」を、手順書や先輩に確かめておくと安心です。最初の1か月は、迷ったものをすべてメモに残し、週に1回まとめて確かめる、という進め方もあります。

答えられない質問を受けたときの言い方も、決めておくと楽になります。「大事なことなので、医師に確かめてからお伝えしますね。今日の夕方までにご連絡します」。答えを保留にしても、いつ・誰が返すかを伝えれば、相手は安心して待てます。

迷ったら「伝える」と「決める」を分ける

看護師がするのは、見えたこと・聞いたことを正確に「伝える」ことです。その情報をもとに「決める」のは医師です。この2つを分けて考えると、画面越しでも迷いが減ります。

外来の看護と、何がいちばん違う?

いちばんの違いは、手で触れて確かめられないことです。脈をとる、むくみを押してみる、においで気づく。外来で無意識にしてきた観察の多くが、画面越しではできません。その分、聞き取りと、画面に映るものを読む力の比重が大きくなります。

もう1つの違いは、患者の暮らしが画面に映ることです。台所の様子や、机に積まれた薬の袋、そばで見守る家族の表情。外来では見えなかった生活の手がかりが、思わぬところで見えることがあります。

オンライン診療の補助で出番が多い力(編集部の目安)
聞き取りで様子を組み立てる力5段階中5
短い言葉で説明する力5段階中5
画面から様子を読む力5段階中4
機器の使い方を案内する力5段階中4
触れて確かめる技術5段階中1

5は「ほぼ毎回の診療で使う力」、1は「患者のそばで補助する場合を除いて、ほとんど使わない力」の目安です。仕事の進め方から編集部が考えたもので、職場によって変わります。外来や訪問看護など、これまでの経験のどこが生きるかは、オンライン診療の補助に向く看護師の経験で経験別に整理しています。

画面に映る家の中や、問診票に書かれた病歴は、慎重な扱いが求められる情報です。病歴は、個人情報保護法の「要配慮個人情報」に含まれると定められています[2]。看護師には、正当な理由なく業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない守秘義務もあります[3]。画面を写真に残さない、話し声がほかの人に届かない場所で対応する、といった基本は、外来以上に意識したいところです。

職場の形と、1日の動き方

1日の動き方も、外来とは変わります。オンライン診療の補助をする看護師の職場には、主に次のような形があります。

  1. 外来とオンライン診療の両方を行うクリニックで、外来の合間にオンライン診療の時間を受け持つ
  2. オンライン診療の枠を多く設けている医療機関で、予約から説明までを受け持つ
  3. 在宅医療などで患者の家に出向き、患者のそばで補助する

外来のように朝から夕方まで人の波が続くのではなく、予約の枠ごとに区切られた時間で動くのが、2つ目の形の特徴です。1日の動きを例で示すと、次のようになります。

オンライン診療の枠が多い医療機関で働く日の例
予約と問診票の確認9:00〜10:00
午前の診療の補助10:00〜12:00
午後の診療の補助13:00〜15:30
説明の残り・記録・共有15:30〜17:00

枠の組み方は医療機関によって違い、夕方や土曜に枠を設けるところもあるでしょう。働く場所も、医療機関の中か、患者のそばか、自宅からかで変わります。たとえば前と後の仕事だけなら、予約の連絡や記録を自宅から行える体制もありえます。一方で、診療中に医師の横で補助する仕事は、出勤が前提になりやすい仕事です。

制度の面では、2026年4月1日に改正医療法のオンライン診療に関する規定が施行されました。オンライン診療を行う医療機関には、届出が義務づけられています[1]。この変化が看護師の仕事にどう関わるかは、オンライン診療の制度は2026年4月からどう変わった?で整理しています。

モデルケース:外来からオンライン診療の補助に移ったIさん

モデルケース(架空の例)

外来の慌ただしさを離れ、1件ごとに説明の時間をとれる働き方へ

  • 2〜3分5〜10分1件の説明にかけられる時間
  • 約7時間約2時間1日のうち立っている時間
  • 約15時間約2時間月の残業

このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。

成果

Iさんは、17年勤めた内科クリニックの外来から、オンライン診療の枠が多い医療機関に移りました。いまは週4日、予約の確認から診療の補助、診療後の説明までを受け持っています。1件ごとに、説明の時間をきちんととれるようになりました。

Iさん:画面越しでも、説明の最後に「よくわかりました」と言ってもらえると、やっぱりこの仕事が好きだなと思います。

背景

内科の外来は、午前だけで数十人が来る日もある忙しさでした。説明は会計の前の数分で済ませるのが当たり前で、40代に入ってからは、立ちっぱなしの午後に腰が重くなる日が増えていました。

困っていたこと

糖尿病や高血圧で通う人に、薬や食事の話をもっとしたいのに、次の人が待っている。説明が足りなかったと、帰りの電車で思い返す日が続いていました。オンライン診療の補助の求人を見つけても、看護師が何をするのか想像できず、応募をためらっていました。

選んだ理由

Iさんは面接で、診療の前・中・後のどこを看護師が受け持つのかを質問しました。その医療機関では、予約の確認から診療後の説明までを看護師が担当し、判断に迷うことはすぐ医師に相談できる体制でした。外来で積み重ねた説明の経験がそのまま生きると考え、応募を決めました。

Iさん:「迷ったら医師に回してください」と最初に言ってもらえたのが大きかったです。困ったときに聞ける人がいる安心感がありました。

始め方と工夫

最初の2週間は、先輩の看護師の隣で、接続の案内と記録の書き方を覚えました。外来で使っていた説明の言い回しはメモにまとめ直し、画面越しでも伝わるよう短い文に変えています。夫も「夕方に帰ってこられるなら」と賛成し、夕食の支度を一緒にする日が増えました。

Iさんの例でいちばん効いたのは、面接で「前・中・後のどこを任されるか」を具体的に聞いたことでした。仕事の名前だけでは見えない中身を確かめたことで、自分の経験が生きる職場かどうかを、応募の前に判断できました。

気をつけたいこと:画面越しの限界と、求人の見つけにくさ

オンライン診療の補助は、外来の経験が生きる一方で、向き不向きがはっきり出る仕事です。始める前に、限界とつまずきやすいところを知っておきましょう。

オンライン診療の補助のよいところ・気をつけたいところ

よいところ

  • 1件ごとに、説明の時間をとりやすい
  • 画面から、患者の暮らしの手がかりが見えることがある
  • 予約の枠で動くので、1日の見通しが立てやすい

気をつけたいところ

  • 触れて確かめる観察ができない
  • 通信の不具合で、診療が途中で止まることがある
  • 求人の数や時給の相場がつかみにくい

まず、画面越しには見えないものがあります。足のむくみ、背中の発疹、部屋のにおい。見えないことを前提に聞き取りで補い、それでも判断がつかないときは、医師が対面の受診に切り替えられるよう情報をそろえる。この流れを持っておくと、慌てずにすみます。

次に、求人の見つけにくさです。この記事のために確かめた範囲では、条件を出典つきで示せるオンライン診療の補助の求人を、見つけられませんでした。時給や求人の件数についての公的な統計も見当たりません。条件は、自分で求人を開いて1件ずつ確かめる必要があります。探し方は看護師がオンラインでできる仕事の後半でまとめています。

最後に、向かない人もいます。体を動かす看護や、処置の技術を磨き続けたい人には、物足りなく感じるかもしれません。自分で判断を下したい人には、医師につなぐ場面の多さがもどかしく感じられることもあるでしょう。

今日からできること

最初の一歩は、求人を探すことより、自分の外来の1日を思い返すことです。問診票を読むのが得意、説明で人を安心させるのが得意。得意な場面がわかると、求人のどこに注目すればよいかが見えてきます。

オンライン診療の補助を考え始めたら
  1. 1外来の仕事を前・中・後に分ける

    いつもの外来の流れを3つに分け、自分が得意な場面に印をつけます。

  2. 2説明を短い文にしてみる

    よくする説明を1つ選び、1文40字以内に言い換えてみます。

  3. 3ビデオ通話に慣れておく

    家族や友人と、カメラの角度や音量の設定を試します。

  4. 4任される場面を聞く

    前・中・後のどこを看護師が受け持つかを、面接で質問します。

  5. 5働く場所を読む

    医療機関か、患者の家か、自宅からかを、就業場所の欄で見分けます。

よくある質問

オンライン診療の補助をするのに、特別な資格は必要ですか?

看護師の免許とは別に、オンライン診療の補助のために取らなければならない国家資格は、確かめた範囲では見当たりません。求人ごとに、正看護師に限るか、臨床経験が何年必要かといった条件が書かれているので、応募資格の欄を先に確かめてください。

准看護師でもオンライン診療の補助はできますか?

求人の応募資格によります。「正看護師」と書かれた求人には応募できないため、「看護師・准看護師」と書かれた求人を探します。准看護師が応募できる在宅の仕事は准看護師でもできる在宅ワークはある?でまとめています。

画面の向こうで具合が急に悪くなったら、看護師はどう動きますか?

医療機関の手順書に沿って、すぐ医師に伝えるのが基本です。港区の医療機関向けの案内では、オンライン診療は実施のたびに医師が可否を判断し、適切でない場合は中止して対面の診療につなぐとされています[1]。救急への連絡の手順は医療機関ごとに違うので、働き始める前に確かめておきましょう。

オンライン診療の補助は、自宅でできますか?

任される場面と医療機関の体制によります。予約の連絡や記録は自宅から行える体制もありえますが、診療中に医師の横で補助する仕事は、出勤が前提になりやすい仕事です。求人の読み方はオンライン診療の補助は在宅でできる?をご覧ください。

パソコンやビデオ通話が苦手でもできますか?

予約の画面への入力や、ビデオ通話のつなぎ方の案内は、ほぼ毎回の仕事で使います。苦手な人は、家族とのビデオ通話や文字の入力に慣れるところから始めましょう。どのくらいのスキルがあればよいかは、在宅ワークに必要なパソコンとネット環境でチェックできます。

オンライン診療での看護師の役割は、国の決まりで決まっていますか?

この記事では、国の指針で看護師の役割がどう書かれているかまでは確かめられていません。実際の仕事では、医療機関の手順書と医師の指示で、看護師が担う範囲が決まります。制度の変化はオンライン診療の制度は2026年4月からどう変わった?で整理しています。

外来の経験がなくても、オンライン診療の補助はできますか?

病棟や訪問看護の経験でも、聞き取りや説明、家での暮らしの理解は生かせます。求める経験は求人によって違うため、応募資格の欄を確かめてください。経験の生かし方はオンライン診療の補助に向く看護師の経験でまとめています。

まとめ

オンライン診療で看護師がする仕事は、診療の前・中・後の3つの場面に分かれます。前は問診票を読んで医師が判断しやすい形にそろえ、接続を案内すること。中は医療機関の側で記録や聞き取りを補うか、患者のそばで測定や映し方を手伝うこと。後は医師の説明を言い直し、次の予約と記録で診療をつなぐことです。

  • どの場面も、医師の指示と医療機関の手順のもとで行う
  • 看護師は見えたこと・聞いたことを「伝える」、医師が「決める」
  • 求人では、任される場面と働く場所を先に確かめる

外来で磨いてきた聞き取りと説明の力は、画面越しの診療でこそ生きる場面があります。自分に合う働き方か迷ったら、LINEやフォームから気軽に相談してください。

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ほいくの相談室 編集部。保育士の方からの相談で多く聞かれる悩みをもとに、公的な資料で確認できる情報をまとめています。