在宅で働く看護師の1日|職種別のスケジュール例

朝7時。病棟に勤めていたころなら、申し送りに向けて車を走らせている時間です。在宅で働く日は、その時間に、子どもと並んで朝ごはんを食べている。そんな朝を思い浮かべてみても、その先の1日がうまく描けません。何時に仕事を始めて、いつ洗濯物を干して、夕方は何をしているのか。

病棟の1日は、勤務表と申し送りが形を決めてくれました。在宅の仕事では、職種によって1日の形そのものが変わります。決まった時間に机に向かう日もあれば、夕方から電話を待つ日も、自分で区切りを決める日もあります。

1日の形が見えると、自分の暮らしに重ねられます。子どもの送り迎え、親の通院、夕食の支度。どこに仕事が入り、どこが空くのかがわかれば、職種を選ぶ物差しにもなります。

ここでは、日中の電話健康相談、夜間オンコール代行、オンラインの保健指導、医療ライターの4つの職種について、1日のスケジュールの例を時間の図で示します。どの例も、求人に書かれていた時間帯などを手がかりに編集部が組み立てた架空の例です。実際の時間は、求人や家庭の事情によって変わります。

在宅で働く看護師は、どんな1日を過ごす?

在宅で働く看護師の1日は、職種によって形が変わります。 日中の電話健康相談は決まった時間に机に向かい、夜間オンコール代行は夕方から電話を待ち、保健指導は予約に合わせて面談が「点」で入り、医療ライターは締め切りから逆算して自分で時間を区切ります。

4つの職種の1日の形(編集部の目安)
職種時間の決まり方働く時間帯の例家事の入れ方
日中の電話健康相談シフトで決まる平日の日中勤務の前後にまとめる
夜間オンコール代行シフトで決まる夕方〜夜、夜中〜明け方日中に済ませておく
オンラインの保健指導面談の予約で決まる予約の入った時間面談の合間に入れる
医療ライター締め切りから自分で決める自分で決めた時間家事の合間に区切って書く

編集部まとめ

どの職種にも共通するのは、「仕事の時間」と「家の時間」の境目を、自分で決める必要があることです。通勤がない分、境目は放っておくとあいまいになります。病棟の勤務表の代わりに、自分で1日の時間割を作る。それが、在宅で働く1日を回すいちばんのこつです。

通勤の代わりに、始まりと終わりの区切りを作る

病棟に向かう電車や車の中は、気持ちを仕事に切りかえる時間でもありました。在宅では、その時間がなくなります。代わりに、始業の15分前に着替えて机を拭く、ヘッドセットをつけたら仕事の顔になる、といった自分なりの「始まりの合図」を決めておくと、家の中でも気持ちが切りかわります。

終わりの合図も同じです。終業の時刻にログアウトしたら、ヘッドセットを引き出しにしまい、部屋の電気を消して出る。毎日同じ動きをくり返すと、体のほうが先に「今日の仕事は終わり」と覚えてくれます。

1日の中でする作業の中身は看護師の在宅ワークの仕事内容で、職種ごとの違いと選び方は看護師が在宅でできる仕事で確かめられます。

日中の電話健康相談の日:決まった時間に「出勤」する

日中の電話健康相談は、シフトで決まった時間に、自宅の机で相談の電話を受ける仕事です。小学生の子どもがいる人が、平日の9時から15時まで働く日を例にしました。

日中の電話健康相談の日の例(平日・9時〜15時の場合)
朝の家事と送り出し6:30〜8:30
始業前の準備8:45〜9:00
相談の電話(午前)9:00〜12:00
昼休み12:00〜13:00
相談の電話(午後)13:00〜15:00
買い物・子どもの帰宅15:30〜17:00
夕食と家族の時間18:00〜21:00

この例では、9時から15時までを「仕事の時間」として固定し、家事は朝と夕方にまとめています。洗濯機を回しておくことはできても、干すのは昼休みか終業後。電話の途中では席を立てないので、途中で手を止められない家事は、勤務中に入れないのがこつです。

終業の時刻と、子どもの帰宅の時刻の間に、少しゆとりを置いておくことも大切です。最後の電話が長引いて記録が終わらない日もあるからです。この例のように15時に終われば、15時半ごろに帰ってくる子どもを落ち着いて迎えられます。シフトが16時や17時まで続くなら、学童保育や家族の手を借りる日を先に決めておきましょう。

時間帯は求人によって違います。確かめた電話健康相談の求人の例では、日勤パート(9:00〜17:00)と夜勤のみのパート(22:00〜翌9:00・実働10時間)が分けて募集されていました(確かめた時点では一時募集休止)[1]。この例はコールセンターに通う求人で、在宅の求人の時間帯ではありません。在宅の求人の時間帯も求人ごとに違うので、自分が入れる時間帯を先に決めてから探しましょう。

勤務時間の中の流れ(始業前の準備から申し送りまで)は、電話健康相談の看護師の1日でくわしくたどっています。

夜間オンコール代行の日:夕方から電話を待つ

夜間オンコール代行は、介護施設から夜にかかってくる電話を、自宅で受ける仕事です。求人の例では、夜間のシフトが17:00〜22:00、22:00〜翌3:00、翌3:00〜7:00、翌3:00〜8:30などに分かれ、休憩はありませんでした。待機を始めてから1〜2か月は、19:00〜22:00のシフトが必須とされていました[2]。この19時〜22時のシフトに入る日を例にしました。

夜間オンコール代行の日の例(19時〜22時のシフトの場合)
朝の家事と送り出し6:30〜8:30
自分の用事・通院の付き添い10:00〜12:00
昼食と休息12:00〜14:00
夕食の準備と早めの夕食17:00〜18:30
待機と電話の対応19:00〜22:00
入浴・就寝22:30〜24:00

出典:ドクターメイト株式会社(HERP上の採用ページ)「1PM802_オンコールナース|パート(採用ページ)」[2]

夜に働く日は、日中のうちに家のことを済ませておくのが基本です。夕食を少し早めにとり、待機が始まる前に、机とパソコン、スマートフォンを整えます。待機中は、すぐに電話に出て落ち着いて判断できる状態を保つ必要があるので、お酒や遠くへの外出、長い入浴は控えます。待機中にしてよいこと・控えることの決まりは、オンコール待機中の過ごし方にまとめています。

家族がいる家なら、待機の3時間の役割分担も決めておきます。子どものお風呂と寝かしつけは配偶者が担当する、仕事部屋のドアに「待機中」の札をかける、といった約束です。電話が鳴ったら説明なしで仕事部屋に向かってよい、と家族と合図を決めておくと、慌てずに出られます。

22時より遅いシフトに入る日は、1日の形ががらりと変わります。翌日の午前は予定を入れない、家族に朝の支度を任せる、といった眠りを守る工夫が要ります。夜の時間帯に働けるかどうかは、家族の協力も含めて考えておきましょう。

研修の期間も、1日の形が違います。同じ求人では、平日10:00〜15:00の研修への参加が必須とされていました[2]。研修の日程が決まったら、その期間は日中の予定を空けておく必要があります。

オンラインの保健指導の日:予約が「点」で入る

オンラインの保健指導は、予約の時間に合わせて、画面越しに面談をする仕事です。面談の時刻は相手の都合で決まるため、1日の中に「点」のように仕事が入ります。午前と午後に1件ずつ面談がある日を例にしました。

オンラインの保健指導の日の例(面談が2件の日)
朝の家事7:00〜9:00
資料の確認と準備9:30〜10:00
面談(1件目)10:00〜11:00
記録・次回の連絡11:00〜11:30
昼食・家事12:00〜14:00
面談(2件目)14:00〜15:00
記録・次回の連絡15:00〜15:30

面談の長さは、初回か継続か、会社の決まりなどで変わります。図では、前後のゆとりを含めて1時間で示しました。面談と面談の間に家事や自分の用事を入れられるのが、この仕事の1日の特徴です。ただし、面談の前と後は、資料の確認と記録の時間として空けておくと慌てずにすみます。

予約の数は、日によって変わります。面談が続く日もあれば、1件も入らない日もあるでしょう。予約の入らない時間は、手順書や資料を読み直したり、記録を見返したりする時間にあてられます。予約の枠を自分で出す働き方なら、家族の予定がある日は枠を出さない、という調整もしやすくなります。

面談の時間は、部屋の条件も整えておく必要があります。在宅で面談をする求人の例では、第三者がいない個室で、生活感のない白い背景と雑音のない環境で面談することが条件でした[3]。家族が家にいる時間帯に面談が入るなら、その時間は部屋に入らないよう、前もって伝えておきます。

保健指導の仕事には、資格の条件がついている求人もあります。オンライン面談の求人の例では、保健師か管理栄養士に限り、看護師は不可とされていました[3]。看護師として応募できるかは、看護師でも特定保健指導の在宅の仕事はできる?で確かめてください。

医療ライターの日:締め切りから逆算して、自分で区切る

医療ライターは、1本ごとに依頼を受け、締め切りまでに記事を書く仕事です。何時に書くかは自分で決められます。その代わり、区切りを決めないと、1日じゅう「書かなきゃ」と思いながら過ごすことになります。家事の合間に、3つの時間に分けて書く日を例にしました。

医療ライターの日の例(3つの時間に分けて書く場合)
朝の家事と送り出し6:30〜8:30
資料を読む9:30〜11:00
昼食・家事・買い物11:30〜14:00
書く14:00〜16:00
夕食と家族の時間17:00〜20:30
見直し・編集者への連絡21:00〜22:00

頭をいちばん使う「書く」作業は集中しやすい時間に置き、「読む」「見直す」は細切れの時間に回すのがこつです。夜の見直しは1時間までと決めておくと、寝る直前まで仕事が続くのを防げます。

1本あたりの量は、依頼によって大きく違います。確かめた募集の一例は、1記事1,000〜1,500文字程度の体験記事で、4記事で契約金額の目安30,000円〜50,000円とされていました(募集は終了)[4]。1日に何本書くかではなく、締め切りまでの日数で1本を割って1日の量を決めると、無理がありません。

家事や育児とは、どう組み合わせる?

4つの例を並べると、1日の組み立て方は大きく2つに分かれます。時間が決まっている仕事と、自分で区切る仕事です。どちらが合うかは、家族の予定がどれくらい決まっているかで変わります。

時間が決まる1日と、自分で区切る1日

時間が決まる1日(電話健康相談・オンコール)

  • 家族と予定を共有しやすい
  • 勤務中は家事を入れない
  • 子どもの急な発熱は、シフトの相談が要る

自分で区切る1日(医療ライターなど)

  • 子どもの用事に合わせて動かせる
  • 仕事と家事の境目がぼやけやすい
  • 締め切り前に時間が足りなくなりやすい

子どもが小学生なら、学校にいる時間に仕事を置ける日中の電話健康相談が組み立てやすくなります。未就学の子がいて、夜は配偶者に任せられるなら、夕方からのオンコールのシフトという組み立て方もあります。親の通院の付き添いが不定期に入るなら、予約で動く保健指導や、締め切りまでに進めるライターのほうが合わせやすいでしょう。

夏休みのような長い休みの時期は、子どもが1日じゅう家にいるので、ふだんの時間割がそのままでは回りません。休みの時期だけ勤務の日数を減らす、学童保育や祖父母の手を借りる日を決める、子どもが自分で過ごせる時間に仕事を寄せる。休みの前に「休み用の時間割」を別に作っておくと、慌てずにすみます。

家事の中には、在宅で働く日に合わせて形を変えられるものもあります。洗濯は前の晩に回しておく、買い物は週1回の宅配にまとめる、夕食の下ごしらえは休みの日にしておく。家事の減らし方と家族への頼み方は、主婦の看護師が家事の合間にできる在宅ワークで、1日の時間割の作り方とあわせて紹介しています。

1週間で見ると、どう組み立てる?

1日の形が決まったら、1週間に広げてみます。週の中で、働く日・家の用事の日・休む日をどう並べるかで、疲れ方が変わります。3つの職種で、それぞれ別の人が働く1週間を並べてみました。

職種ごとの1週間の例(それぞれ別の人の架空の例)
曜日電話健康相談(週3日)夜間オンコール(週3回)医療ライター(週1本)
月9〜15時休み資料を読む
火休み(親の通院)19〜22時構成を作る
水9〜15時休み書く
木休み19〜22時休み
金9〜15時休み見直し・納品
土休み19〜22時休み
日休み休み休み

編集部まとめ

保健指導は予約によって週ごとに形が変わるので、表には入れていません。どの職種でも、週に1日は「何もしない日」を残しておくと、体調を崩した週や家族の行事がある週にも調整がききます。

並べ方にも、疲れをためないこつがあります。働く日を3日以上続けない、夜のシフトのあとの日は午前に予定を入れない、締め切りのある仕事は前日を見直しの日にしておく。1週間を見わたして、無理が重なる日がないかを確かめてから、シフトの希望を出しましょう。シフトの希望の出し方や最低の日数の決まりは、時間と日数を調整しやすい在宅の看護師求人で確かめられます。

モデルケース:電話相談の日の時間割を図にして、家族と共有したFさん

モデルケース(架空の例)

「家の勤務表」を冷蔵庫に。時間割を家族と共有し、保育園の送り迎えを毎日担当できるように

  • 1日5日保育園の送り迎えを担当する日(週)
  • 5回(1週目)0〜1回勤務中に呼ばれて席を立つ回数(1日)
  • 2日6日家族4人で夕食をとる日(週)

このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。

成果

Fさんは、在宅の電話健康相談で週4日、9時から15時まで働いています。電話相談の日の時間割を1枚の図にして冷蔵庫に貼り、同じ予定を妻とも共有したことで、勤務中に呼ばれて席を立つことがほとんどなくなりました。保育園の送り迎えは、いまは毎日Fさんの担当です。

Fさん:図にしたら、妻が「この時間は声をかけないね」と言ってくれて。それだけで、家の中に職場ができました。

背景

Fさんは精神科病棟で11年働いてきました。妻は会社員で、週2日は在宅勤務、残りの日は片道1時間かけて通勤しています。5歳と2歳の子の送り迎えは延長保育に頼りがちで、夜勤明けの日に子どもと過ごす時間がとれないことが、ずっと気がかりでした。

困っていたこと

在宅で働き始めた最初の週、Fさんは1日に5回ほど、電話の合間に席を立っていました。妻も在宅勤務の日は家にいるため、「宅配の受け取りをお願い」「連絡帳を見ておいて」と声をかけられ、そのたびに記録が遅れました。妻のオンライン会議とFさんの相談の電話が重なり、同じ部屋で声がぶつかる日もありました。

選んだ理由

Fさんが思いついたのは、病棟の勤務表でした。誰がいつどこにいるのかが一目でわかるから、病棟では声をかけるタイミングに迷わなかった。家でも同じものがあればいいと考え、自分の1日を時間の図にすることにしました。

Fさん:病棟の勤務表と同じで、見える場所に貼るだけで、お互いの予定がぶつからなくなりました。

始め方と工夫

Fさんは、電話相談の日と休みの日の2枚の時間割を、色分けして作りました。9時から15時の「仕事の時間」は青、送り迎えと夕食の支度は黄色。冷蔵庫に貼り、妻とは共有のカレンダーに同じ予定を入れました。妻が在宅勤務の日は、Fさんが寝室の机、妻がリビングで働くと決め、急ぎの用事はメッセージで送る約束にしています。宅配は夕方の時間帯に指定し、勤務中のチャイムに出なくてすむようにしました。

Fさんの平日の変化(モデルケース)

以前

夜勤のある週は、送り迎えも夕食も延長保育と妻に任せきり

いま

9〜15時は仕事の時間、送り迎えと夕食は毎日Fさんが担当

Fさんが図にしたのは、自分の予定だけではありませんでした。家族が「いつなら声をかけていいか」がわかる図にしたことで、家の中で仕事の時間が守られるようになりました。就業看護師のうち男性は8.7%と、数は多くありません[5]。けれど、送り迎えや家事を担いながら働きたいという願いに、性別は関係ありません。時間割は、誰にとっても、家族と働き方をすり合わせる道具になります。

気をつけたいこと:1日の例どおりにいかない日もある

ここで紹介した1日は、うまく回った日の例です。実際には、例どおりにいかない日もあります。

在宅で働く1日のよいところ・気をつけたいところ

よいところ

  • 通勤がなく、朝と夕方に家族の時間をとりやすい
  • 職種を選べば、家族の予定に合わせた時間帯で働ける
  • 1日の時間割を、自分で組み立てられる

気をつけたいところ

  • 子どもの発熱などで、予定どおりに働けない日がある
  • 家にいるため、家族からの頼まれごとが増えやすい
  • 仕事の終わりがあいまいになり、働きすぎやすい

とくに気をつけたいのは、仕事の終わりがあいまいになることです。雇われて在宅で働く場合について、厚生労働省のテレワークのガイドラインは、パソコンなどの使用時間の記録などで労働時間を把握することを挙げています[6]。長時間労働を防ぐ方法としては、時間外のメールを控えることや、所定外の深夜・休日はシステムにアクセスできないようにすることなどを挙げています[6]。自分でも「終業の時刻になったらログアウトし、仕事の画面は開かない」と決めておくと、家の時間を守りやすくなります。

家族からの頼まれごとが増えやすいのも、在宅ならではの悩みです。「家にいるなら、宅配を受け取っておいて」「ついでに銀行に寄って」。悪気のない一言でも、勤務中に重なると仕事が進みません。勤務中の頼まれごとは、休憩か終業後にまとめて引き受けると決め、そのことを家族に伝えておきましょう。

子どもの急な発熱のときにどうするかも、働き始める前に決めておきたいことです。シフトを代わってもらうときの決まり、当日に休むときの連絡のしかた、家族の誰が付き添うか。在宅でも、熱を出した子どものそばで電話の仕事を続けるのは難しいものです。

時間を決められたシフトより、働く量そのものを自分で決めたい人もいるでしょう。時間と量を自分で決めやすい働き方は、看護師が自分のペースで働ける仕事で整理しています。

今日からできること

1日の形は、紙1枚で描けます。今夜、次の順番で書き出してみてください。

自分の在宅の1日を図にする手順
  1. 1今の1日を書き出す

    起きてから寝るまでの家事・送迎・食事の時間を、30分単位で書きます。

  2. 2動かせない時間に印をつける

    送り迎えや通院の付き添いなど、動かせない予定に色をつけます。

  3. 3仕事を置ける時間を探す

    2時間以上まとまって空く時間を、平日と休日で探します。

  4. 4職種の1日と重ねる

    この記事の4つの例と重ねて、形の合う職種を選びます。

  5. 5家族に見せる

    図を家族に見せ、勤務中の声のかけ方と家事の分担を話し合います。

1枚の図ができたら、それが求人を見るときの物差しになります。求人の勤務時間が、図の空いている時間に収まるかどうか。それだけで、応募する求人をかなり絞れます。

よくある質問

在宅で働く看護師は、1日に何時間くらい働きますか?

職種と雇用の形で違います。夜間オンコールの求人の例では、17:00〜22:00のように1回のシフトが数時間に区切られていました[2]。電話健康相談の勤務時間は求人ごとに違い、ライターは記事の量で決まります。自分の1日の空いている時間から、働ける時間を決めましょう。

在宅でも、休憩はとれますか?

雇われて働く場合は、会社の決まりに沿って休憩をとります。夜間オンコールの求人の例のように、休憩のないシフトもあります[2]。休憩の時間は家事ではなく休む時間にあてると、そのあとの仕事を落ち着いて続けられます。

子どもが家にいる時間でも働けますか?

職種と子どもの年齢によります。電話や面談の仕事では、相談の内容が聞こえない場所と、静かな環境が必要です。面談の仕事では、第三者がいない個室を条件にする求人の例もあります[3]。子どもがいる家での工夫は子どもがいる家で電話の仕事はできる?にまとめています。

夜のシフトのあと、眠れなくなりませんか?

電話で判断したあとは、気持ちが張りつめて寝つきにくいことがあります。シフトのあとに入浴や軽いストレッチなど、眠りに向かう決まった流れを作っておくと切り替えやすくなります。眠れない日が続くときは、医療機関に相談してください。

男性の看護師でも、在宅の仕事はできますか?

できます。仕事の中身は性別で変わりません。就業看護師のうち男性は8.7%で[5]、数は多くありませんが、電話や画面の仕事では、落ち着いた聞き取りと判断がそのまま生きます。

いくつかの職種を組み合わせて働くことはできますか?

組み合わせることはできますが、1日の形が違う仕事を重ねると、休む時間がなくなりやすくなります。まず1つの職種で1日の形に慣れてから、2つ目を考えると無理がありません。組み合わせの考え方は在宅で時間あたりの収入を上げる働き方にあります。

研修の期間も、同じ1日の形で働けますか?

研修中は、1日の形が違うことがあります。夜間オンコールの求人の例では、平日10:00〜15:00の研修への参加が必須でした[2]。研修の日程と形は、応募の前に確かめておきましょう。

新しい1日の形には、どのくらいで慣れますか?

人や職種によって違います。働き始めの1か月は、システムの操作や記録に時間がかかり、時間割どおりに進まない日もあります。最初の1か月に起きやすいことは在宅ワーク、最初の1か月で起きることにまとめています。

まとめ

在宅で働く看護師の1日は、職種によって形が変わります。日中の電話健康相談は決まった時間に机に向かい、夜間オンコール代行は夕方から待機し、保健指導は予約に合わせて面談が入り、医療ライターは自分で区切って書きます。

  • 1日の形が、家族の予定と重なる職種を選ぶ
  • 仕事の時間と家の時間の境目を決め、家族と共有する
  • 1週間に広げて、何もしない日を1日残す

自分の暮らしにどの1日が合うか迷ったら、LINEか下のフォームから、いまの1日の流れをそのまま送ってください。

zaitakuwork

ほいくの相談室 編集部。保育士の方からの相談で多く聞かれる悩みをもとに、公的な資料で確認できる情報をまとめています。