がんのことを、名前を言わずに話せる場所はあります。全国のがん相談支援センターや、国立がん研究センターのがん情報サービスサポートセンターは匿名で相談を受けていて、がんと家族の相談室もLINEなら名乗らずに使えます。それでも、名前を伏せたまま本音が言えないことがあります。怖いのは名前そのものより、話した中身が記録に残り、どこかへ伝わっていくことだからです。
その怖さには、場所を選ぶことに加えて、話す順番で備えられます。本音を出す前に「記録に残りますか」「誰かに伝わりますか」と自分からたずね、答えを聞いてから、浅いところから一段ずつ話していく。扱い方の細かいところは窓口ごとに違うので、確かめることが、そのまま自分を守る手立てになります。この記事では、記録や職場への伝わり方が怖くて本音を言えずにいるご本人に向けて、確かめる質問とその切り出し方、答えの聞き分け方、本音を出す順番をまとめました。電話で名乗らなくてよい範囲と受付時間は[gk_link to=”post:anonymous-phone-hours”]電話で名乗らずに相談できる範囲[/gk_link]、LINEやサイトなど文字の窓口での匿名は[gk_link to=”post:anonymous-cancer-consultation-sites”]文字で匿名相談できる窓口[/gk_link]で扱っています。
名前を伏せても、本当のことが言えずにいる方へ
- 本音を話したいのに、名前や病院名が記録に残ると思うと、電話口でも言葉を選んでしまう。
- 職場や親族に伝わるかもしれないと思うと、いちばん言いたいことほど飲み込んでしまう。
- 安全だと分かれば話せる気がする。でも、それをどう確かめればいいのか分からない。
がんのことを、名前を言わずに匿名で話せる場所はありますか?
あります。がん相談支援センターとがん情報サービスサポートセンターは匿名で相談でき、がんと家族の相談室もLINEなら名乗らずに使えます。ただ、扱いの細かいところは窓口ごとに違うので、本音を話す前に、記録と伝わり方を自分で確かめると安心です。
がん相談支援センターは、全国のがん診療連携拠点病院などにある相談窓口で、その病院に通っていない人も、無料・匿名で、面談か電話で相談できます。相談したことが、相談した人の同意なしに、担当医や病院のスタッフを含めたほかの人に知られることはありません。近くのセンターは、がん情報サービスの「相談支援センターを探す」で見つけられます。
病院を通さずに話したいときは、国立がん研究センターの「がん情報サービスサポートセンター」があります。電話は0570-02-3410 または 03-6706-7797、平日10時〜15時で、相談は無料ですが通話料がかかります。匿名で相談でき、原則1日1回20分以内です。平日12時〜15時には、文字で相談できるチャットも開いています。
こころのつらさを話す公的な窓口には、かけた地域の相談機関につながるこころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556。時間は地域ごとに異なり、通話料がかかります)があり、電話やSNSの相談先は厚生労働省の「まもろうよ こころ」にまとめられています。夜中に声で話したいときは、24時間・無料のよりそいホットライン(0120-279-338)もあります。これらの窓口で名前をどこまで尋ねられるかは窓口ごとに違うので、話し始めに確かめてください。
がんと家族の相談室は、LINEなら無料で、名乗らずに使えます。フォームのお名前はニックネームでよく、必ず書いていただく電話番号は、折り返しのお電話にだけ使います。評価も助言もせずに聞く20分は、ご希望があれば記録を残さずにお聞きします。
名前を伏せても、本音を話すのが怖いのはなぜですか?
怖さの中心が、名前ではなく「話した中身の行き先」にあるからです。記録に残った言葉が、いつか主治医や職場に届くのではないか。病名や勤め先の様子から、自分だと分かってしまうのではないか。そう思うと、いちばん言いたいことほど口に出せなくなります。
本音には、口にしたとたんに取り消せなくなるものが多くあります。「副作用がつらくて、治療をやめたいと思う日がある」「職場には持病とだけ言ってある」「家族には、病状を半分しか話していない」。どれも、誰かに聞いてほしい一方で、伝わる先を間違えると、自分の居場所を揺るがしかねない話です。治療をやめたいという言葉が主治医に伝われば、あきらめたと思われるのではないか。職場のことを話せば、いつか会社に知られるのではないか。
こうした怖さは、考えすぎではなく、自分の暮らしを守ろうとする、まっとうな用心です。ただ、用心したまま当てずっぽうに窓口を選んでも、怖さは消えません。電話がつながっても、言葉を選びすぎて、当たりさわりのない話だけで終わってしまいます。
怖さの答えは、想像では分かりません。その窓口で話した中身がどう扱われるのかを知っているのは、窓口の側です。だから、本音より先に、扱いのほうをたずねます。匿名で相談を受けている窓口にとって、扱いを確かめる質問は、珍しいものではありません。
本音を話す前に、何を確かめればいいですか?
確かめたいのは、名前、記録、伝わる先、例外、頼めること、の5つです。「名前を言わなくてもいいか」「記録に残るか、残るなら誰が見るか」「誰かに伝わることはあるか」「伝わるとしたらどんな場合か」「記録を残さないよう頼めるか」を、話の中身に入る前に聞きます。
記録の質問では、「残るか、残らないか」だけで終わらせず、「残るなら、誰が見るのか」まで聞くのがこつです。相談員が次の相談に役立てるための記録なのか、ほかの部署や病院の誰かが見られるものなのかで、安心の度合いは変わります。
いちばん大事なのは、「伝わるとしたら、どんな場合ですか」という例外の質問です。どんな窓口にも、扱いの決まりがあります。誠実な窓口なら、その決まりを言葉で説明してくれます。例外の答えを聞いておくと、その外側にある本音は、安心して話せるようになります。
- 名前を言わずに相談してもいいか
- 話した内容は記録に残るか。残るなら、誰が見るのか
- 主治医や病院、家族、職場に伝わることはあるか
- 伝わることがあるとしたら、どんな場合か
- 記録を残さないでほしいと頼めるか
- 電話番号やLINEのアカウントは、何に使われるのか
扱いの答えは、窓口によって違い、同じ窓口でも、面談か電話か文字かで違うことがあります。だから、一度別の窓口で聞いた答えを、次の窓口にそのまま当てはめずに、窓口ごとに聞き直してください。
[gk_cta_mid title=”最初の一行が「記録は残りますか」でもかまいません”]相談室のLINEなら、名前は要りません。本題の前に、扱いの質問だけを送っていただいても大丈夫で、夜に届いたものは翌朝いちばんに読んで返事をします。[/gk_cta_mid]確かめる質問は、どう切り出せばいいですか?
本題に入る前の最初の一分で、「本題の前に、二つだけ聞いてもいいですか」と前置きしてから尋ねます。理由を説明する必要はありません。前置きがあると、相手も、扱いの説明をしてから話を聞く準備ができます。
電話なら、相手が名乗ったすぐあとに聞きます。例:「本題の前に二つだけ聞かせてください。この電話の内容は記録に残りますか。誰かに伝わることはありますか」。この時点では、自分が本人であることも、病名も言わなくてかまいません。
LINEやチャットなら、一通目を質問だけにします。例:「相談の前に確認させてください。名前は伏せたいです。やりとりは、どこまで残りますか」。返事を読んでから、二通目で本題に入れば、答えに納得できなかったときは、そこで送るのをやめられます。
病院の相談室で向かい合うなら、座ってすぐに聞きます。例:「話す前に、ここで話したことが主治医に伝わるかどうか、教えてください」。答えがはっきりしないときは、言い方を変えてもう一度たずねます。例:「伝わるとしたら、どんな場合ですか」。
- 1前置きする「本題の前に、二つだけ聞いてもいいですか」
- 2扱いをたずねる名前、記録、伝わる先、例外を聞く
- 3答えを聞き分ける具体的な答えか、もう一歩聞くべき答えかを見る
- 4浅い話から始める伝わっても困らない状況や体のことから話す
- 5一段ずつ深める答えに納得できた分だけ、本音に近づく
- 6終わりに確かめる「今日の話は、どう扱われますか」ともう一度聞く
返ってきた答えは、どう聞き分ければいいですか?
「誰が見るのか」「どんな場合に外へ出るのか」まで具体的に答えてくれたら、安心材料にしてよい答えです。「大丈夫ですよ」だけで中身が分からない答えや、その場ではっきりしない答えなら、本音は後回しにして、もう一歩たずねるか、別の窓口も考えます。
具体的な答えには、決まりがあることが表れています。記録が残る場合でも、誰が見るのか、外に出ないのはどんな範囲かが分かれば、どこまで話してよいかを自分で決められます。がん相談支援センターであれば、相談したことが相談した人の同意なしにほかの人に知られることはない、という説明と、窓口の答えが合っているかを照らし合わせることもできます。
反対に、「気にしなくて大丈夫ですよ」とだけ返ってきたら、悪意はなくても、あなたの質問への答えにはなっていません。責める必要はなく、「伝わるとしたら、どんな場合ですか」と、もう一度だけ具体的に聞き直します。それでもはっきりしなければ、その日は伝わっても困らない話だけにして、本音は別の日や別の窓口に回してかまいません。
| 返ってきた答えの例 | 受け取り方 | 次の一歩 |
|---|---|---|
| 「名前は伺いません。記録も残さずにお聞きできます」 | 扱いがはっきりしている | 浅い話から始め、本音へ進む |
| 「相談員が記録を残しますが、同意なく外には出しません」 | 残る記録と、出ない範囲が分かる | 誰が見るのかを、もう一歩たずねる |
| 「大丈夫ですよ、気にしないでください」 | 中身が分からない | 「伝わるとしたら、どんな場合ですか」と聞き直す |
| 「担当に確認しないと分かりません」 | その場では分からない | 本音は後回しにし、答えを聞いてから話す |
がんと家族の相談室について、先にお答えしておきます。評価も助言もしない20分は、ご希望があれば記録を残さずにお聞きします。フォームの電話番号は、折り返しのお電話にだけ使います。ほかの相談先への橋渡しは、ご希望とご同意がある分だけ行います。詳しい扱いは、[gk_link to=”page:privacy-policy”]個人情報の扱い[/gk_link]でも読めます。
答えを聞いたあと、本音はどんな順番で出せばいいですか?
伝わっても困らない浅い話から始め、答えに納得できた分だけ一段ずつ深めます。一度に全部を話す必要はなく、途中で止めても、日を改めて続きから話してもかまいません。
本音には深さがあります。いちばん浅いのは、治療中であることや年代のような状況の話です。次に、副作用や眠れなさといった体と暮らしの話。その下に、怖い、悔しい、疲れたといった気持ち。さらに、誰にも言っていないこと。いちばん奥に、口にするのがためらわれる願いや考えがあります。
浅い段で話してみると、相手の受け止め方が見えてきます。話をさえぎらずに聞いてくれるか、あなたの言葉をそのまま受け取ってくれるか。そこで安心できたら、一段下りる。違和感があれば、その段で止める。本音を出すことは、相手を一段ずつ確かめながら進む作業です。
- 1状況治療中であること、年代、本人であること
- 2体と暮らし副作用のつらさ、眠れなさ、仕事との両立の困りごと
- 3気持ち怖い、悔しい、腹が立つ、疲れた
- 4誰にも言っていないこと職場に伏せていること、家族に話していない病状
- 5いちばん奥の本音治療をやめたいと思う日があること、誰にも言えない願い
どの段で話すときも、病院の名前、主治医の名前、勤め先の名前は要りません。本音の中身は、固有の名前ではなく、あなたの気持ちと状況です。
いちばん奥の段に、「消えてしまいたい」という気持ちがあるなら、その本音は、順番を待たずにその日のうちに話してください。よりそいホットライン(0120-279-338)には、24時間・無料で電話をかけられます。差し迫った命の危険を感じたときは、ためらわずに119番へ電話してください。
職場に伝わるのが怖いときは、何を確かめればいいですか?
窓口に「職場に連絡が行くことはありますか」と、そのままたずねるのが確かです。そのうえで、職場のことは勤め先の名前を出さず、困りごとの形で話せば相談になります。働き方の相談は、がん相談支援センターでも、働き方に関係なくできます。
職場に知られたくない理由は、人それぞれです。評価や異動に響くのが怖い、同僚に気を遣われたくない、まだ自分の中で整理がついていない。どれも、もっともな理由です。職場に話すかどうか、いつ、誰に、どこまで話すかは、あなたが決めてよいことです。
確かめるときは、遠回しにせず、「職場」という言葉を入れてたずねます。例:「この相談のことが、職場に伝わることはありますか」。相手の答えが、窓口の側から職場に連絡することがあるかどうかを、はっきり示しているかを聞き取ってください。
職場のことで迷っているなら、仕事の相談は、働き方に関係なく、がん相談支援センターでできます。治療と仕事の両立を手伝う両立支援コーディネーターという支援役を置いている病院もあります。名前を伏せたまま、話すか話さないかを決める前の段階から相談してかまいません。家族にも職場にも話せない気持ちの持っていき方は、[gk_link to=”post:cant-tell-family-friends-or-work”]関係のない第三者に話すという選択[/gk_link]でも紹介しています。
本音を話したあとで不安になったら、どうすればいいですか?
話しすぎたかもしれない、と不安になることは、本音を出したあとにはよく起こります。気になることがあれば、その窓口に「今日の話はどう扱われますか」ともう一度たずね、残してほしくない話があれば、そう伝えてかまいません。
本音を出した直後は、心の中の扉が開いたままのような、心もとない感じが残ることがあります。それは、話したことが間違いだったという合図ではなく、長く閉じていた扉を開けたあとの、自然な揺れです。時間がたつにつれて、揺れが落ち着いていくこともあります。
不安が残るなら、確かめ直してかまいません。がんと家族の相談室の、評価も助言もしない20分では、ご希望があれば記録を残さずにお聞きします。話し始めに伝えておくのがいちばん確かですが、伝え忘れたときも、話し終えたところで「今日の話は残さないでください」と伝えてください。ほかの窓口でも、扱いをもう一度たずねることは、失礼ではありません。
Q1話した内容の扱いが、まだはっきりしませんか
はい同じ窓口に「今日の話は、どう扱われますか」ともう一度たずねる
いいえ次の問いへ進む
Q2残してほしくない話がありますか
はい記録を残さないでほしいと、その窓口に伝える
いいえ次の問いへ進む
Q3不安で眠れない、気持ちが強く沈んでいますか
はい今夜はよりそいホットラインへ。続くときは主治医や看護師にも伝える
いいえ話せた自分をねぎらい、続きは日を改めて話す
記録が怖くて本音を飲み込んでいたご本人は、どう話し始めた?
説明のための例(実在の方の体験談ではありません)
1. 相談のあとに変わったこと
相談から2か月で、この女性は相談室に3回電話をしました。3回目の電話で、それまで誰にも言えなかった「副作用がつらくて、治療をやめたいと思う日がある」という言葉を、初めて最後まで口にしました。その翌週の診察では、副作用のつらさを主治医に自分から伝え、薬の飲み方の相談につながりました。今も、電話の最初には「今日も記録は残さないでください」と言うのが決まりです。「先に聞いておいたから、最後まで言えたんだと思います」。
2. 相談を考えた背景
がんと分かって8か月。女性は治療を受けながら働き続けていて、職場には「持病の通院」とだけ伝えていました。夫は支えてくれていましたが、心配そうな顔を見るほど、弱音は吐けなくなっていきました。
3. 相談する前に困っていたこと
一度、思い切って相談の電話をかけたことがあります。けれど話し始めたとたん、「今言ったことはどこかに書かれて、いつか主治医や会社に届くのでは」と思い、当たりさわりのない話だけで切ってしまいました。夜中に「がん 匿名 本音」と検索すると、匿名で相談できる窓口はいくつも見つかりました。それでも、「匿名」と書いてあるだけでは、記録がどうなるのかという肝心の問いには答えてもらえない気がしました。
4. ここを選んだ理由・決め手
相談室のページで目に留まったのは、評価も助言もしない20分はご希望があれば記録を残さないこと、電話番号は折り返しのお電話にだけ使うこと、という具体的な説明でした。知りたかった問いへの答えが、先に書いてあったのです。それでも念のため、最初はLINEで「相談の前に確認させてください。記録は残りますか。誰かに伝わることはありますか」とだけ送りました。
5. 相談で話したこと・その後
翌朝の返事で扱いを確かめ、女性はフォームから電話を申し込みました。1回目は、治療中であることと、副作用で眠れないことだけを話しました。2回目は、怖さと疲れを話しました。担当はどの回も、治療を続けるべきか、やめるべきかには一切触れず、病状の見通しも口にしませんでした。3回目に本音を話し終えたとき、女性は自分から「副作用のことは、先生に言ったほうがいいんですよね」とつぶやきました。担当は、希望があれば次の診察で聞く質問を3つにまとめられると伝え、女性はそれを頼みました。やめたいという気持ちをいつ主治医に話すかは、もう少し自分で考えると決めたそうです。
※よくある状況を組み合わせて作った例です。登場する方は実在しません。相談の進み方は、状況によって異なります。
医療者や相談員に聞く質問例
- この病院のがん相談支援センターで話した内容は、主治医や病院のスタッフに伝わりますか。
- 相談した内容は、どこに、どんな形で記録されますか。
- 記録を残さずに話を聞いてもらうことはできますか。
- 職場に病気のことが伝わる経路があるとしたら、どんな場合か教えてください。
- 副作用のつらさを、診察で正直に話してもかまいませんか。
とはいえ、慎重なあなたに伝えたい2つのこと
① 気持ちのこと──慎重であることは、臆病さではありません
すぐに本音を出せない自分を、情けなく思わなくて大丈夫です。扱いを確かめてから話そうとするのは、自分の暮らしと、守りたい人を大切にしているからです。夜中に匿名の窓口を探し回っている自分を、責めないでください。家族の前で平気なふりをしているなら、扱いを確かめて安心できた場所では、泣いてかまいません。気持ちの落ち込みが強く続くときや、眠れない日が重なるときは、主治医やがん相談支援センター、こころの相談窓口にも、そのまま伝えてください。
② 実務のこと──記録に残したほうがいい本音と、残さず整える本音を分ける
記録に残ることは、いつも怖いことばかりではありません。痛み、副作用、眠れなさのような体のつらさは、診察の記録に残ってこそ、薬の調整やケアにつながります。一方で、治療をやめたいと思う日があるといった揺れる気持ちは、まず記録を残さない場所で話して整え、自分の考えがまとまってから、主治医に伝えるかどうかを決める、という順番もとれます。治療をどうするかは、最後には主治医と決めていくことです。紙を2列に分け、「記録に残して支えてもらうこと」と「記録を残さずに話して整えること」を書き分けておくと、どの窓口で何を話すかに迷わなくなります。
今日できること
[gk_howto name=”今日できること” description=”扱いを確かめてから本音を話すために、今夜から明日にかけてできる3つのこと” heading=”none”][gk_step title=”確かめる質問をメモに書く”]「記録は残りますか」「誰かに伝わりますか」「伝わるとしたら、どんな場合ですか」の3つを、スマートフォンのメモに保存する。[/gk_step][gk_step title=”一つの窓口に、質問だけを届ける”]相談室のLINEに扱いの質問だけを送るか、平日の昼にがん相談支援センターへ電話して、まず扱いだけをたずねる。[/gk_step][gk_step title=”納得できたら、一段だけ話す”]答えに納得できたら、本音の段のいちばん浅いところ(状況や体のこと)から一つだけ話してみる。[/gk_step][/gk_howto]よくある質問
[gk_faq][gk_q q=”「記録は残りますか」と聞くのは、失礼ではありませんか?”]失礼ではありません。匿名で相談を受けている窓口にとって、扱いを確かめる質問はふつうのことです。理由を説明する必要もなく、「本題の前に、二つだけ聞いてもいいですか」と前置きすれば、相手も答えやすくなります。[/gk_q][gk_q q=”がん相談支援センターで話したことは、カルテに書かれますか?”]がん相談支援センターで相談したことは、相談した人の同意なしに、担当医や病院のスタッフを含め、ほかの人に知られることはないとされています。センターの中で相談の記録をどう扱っているかは、施設ごとに違うことがあるので、話す前にその場でたずねてください。[/gk_q][gk_q q=”本音を話したら、治療を続けるよう説得されたり、やめるよう勧められたりしませんか?”]がん相談支援センターは、治療の方針を担当医の代わりに決める場所ではありません。がんと家族の相談室も、医療の判断は一切せず、評価も助言もしない20分では、あなたの言葉をそのまま受け止めます。治療をどうするかは、最後には主治医と話して決めていくことなので、気持ちが整ったら、主治医に伝えるかどうかを自分で選んでください。[/gk_q][gk_q q=”家族にも知られずに相談できますか?”]がん相談支援センターは匿名で使え、相談した内容が、相談した人の同意なしにほかの人に知られることはありません。がんと家族の相談室も、LINEは名乗らずに使えます。窓口の側の扱いとは別に、自分のスマホの通知や、家族と共有している端末から伝わることがあるので、そちらも確かめておくと安心です。[/gk_q][gk_q q=”あとから「記録を消してほしい」と頼めますか?”]あとから消せるかどうかは、窓口ごとに違うので、その窓口にたずねてください。がんと家族の相談室の、評価も助言もしない20分では、ご希望があれば記録を残さずにお聞きするので、話し始めにそう伝えておいてください。[/gk_q][gk_q q=”夜中に、名前を出さずに本音を吐き出したくなったら?”]名前を出さずに書きたいなら、がんと家族の相談室のLINEに送ってください。夜に届いた分は、翌朝いちばんに担当が読んで返事をします。言葉にならなければ、スタンプひとつでもかまいません。今夜のうちに声で話したいなら、24時間・無料のよりそいホットライン(0120-279-338)があり、名前をどこまで伝えるかは話し始めに確かめてください。[/gk_q][/gk_faq]次に読むなら
- [gk_link to=”post:anonymous-phone-hours”]電話で名乗らずに相談できるのは、どこまで?[/gk_link]
- [gk_link to=”post:anonymous-cancer-consultation-sites”]LINEやサイトで、匿名のまま相談するには?[/gk_link]
- [gk_link to=”post:cant-share-true-feelings-cancer”]本音を話せないとき、小さな本音はどう出せばいい?[/gk_link]
- [gk_link to=”post:cant-tell-family-friends-or-work”]家族にも職場にも話せない悩みは、誰に話せばいい?[/gk_link]
- [gk_link to=”post:free-phone-help-public-private”]がんの無料電話相談、公的と民間はどう使い分ける?[/gk_link]
- [gk_link to=”page:privacy-policy”]相談室は、送った名前や電話番号をどう扱っている?[/gk_link]