がんになったのが親でも、夫や妻でも、わが子でも、家族は自分の立場のまま相談できます。代表的な窓口であるがん相談支援センターは、患者さん本人だけでなく家族も、その病院に通っていない人も、無料で、名前を伏せたまま利用できます。「患者さんのための窓口」と書かれていても、家族が電話をかけてかまいません。
ただ、同じ家族でも、子ども・親・配偶者では悩みの中身がかなり違います。親を看る子どもは仕事との両立や離れて暮らす距離に、夫や妻は家計や子どもへの伝え方に、子どもががんになった親は治療と家族全体の暮らしに、それぞれ悩みやすくなります。悩みが違えば、最初に向く相談先も変わります。この記事では、立場ごとに多い悩みと向く相談先を一つの表にまとめ、立場別の相談先と、名乗るときの最初の一言までを紹介します。
家族の立場で、相談先を探している方へ
- 相談窓口の案内はどれも「患者さんへ」と書いてあるようで、家族の自分がかけていいのか迷ってしまう。
- 娘として、妻として、聞きたいことはあるのに、それをどこへ持っていけばいいのか分からない。
- 息子ががんになったのに、親の自分には詳しいことがなかなか入ってこない。
がんになった本人ではなく、家族(子ども・親・配偶者)でも相談できる場所はありますか?
あります。がん相談支援センターは、家族だけでの相談も受けています。そのうえで、子ども・親・配偶者では悩みが違うため、立場に合った相談先を組み合わせると話が早く進みます。子どもががんになった親には、小児がん専門の相談窓口もあります。
がん相談支援センターは、全国のがん診療連携拠点病院や小児がん拠点病院、地域がん診療病院に置かれた、がんの相談窓口です。面談か電話で相談でき、相談員はがんについて詳しい看護師や、生活全般の相談ができるソーシャルワーカーなどです。家族が話した内容は、相談した人の同意なく、担当医や病院のスタッフに伝わることはありません。自宅や職場から近いセンターは、がん情報サービスの「相談支援センターを探す」という検索ページで見つけられます。
家族が自分の立場で相談してよい理由や、電話の前にそろえておくメモについては、[gk_link to=”post:family-can-call-too”]家族が電話相談をする前の準備[/gk_link]で詳しく説明しています。この記事では、立場ごとの違いに絞ってお話しします。
子ども・親・配偶者で、悩みと向く相談先はどう違いますか?
親を看る子どもは仕事と介護の両立、夫や妻は治療と家計と子どものこと、子どもががんになった親は治療と家族全体の暮らし、大人になった子どもががんになった親は情報が届きにくいことに、悩みが集まりやすくなります。最初に向く相談先も、それに合わせて変わります。
下の表は、立場ごとの「入口」の目安です。どの立場でも、迷ったときはがん相談支援センターに「どこに相談すればいいか」から聞いてかまいません。
| 立場 | 多い悩み | まず向く相談先 |
|---|---|---|
| 親ががんの子ども(大人) | 仕事との両立、介護の始まり、離れて暮らす距離、きょうだいの分担 | がん相談支援センター、地域包括支援センター、勤務先の人事 |
| 親ががんの子ども(未成年) | 病気のことを聞けない、学校で言えない、不安を話す相手がいない | 一緒に暮らす大人。伝え方は親ががん相談支援センターで相談 |
| 夫・妻(配偶者) | 付き添いと仕事、家計、子どもへの伝え方、自分の心 | がん相談支援センター、医療ソーシャルワーカー、勤務先の人事 |
| 子どもががんの親 | 治療と付き添い、きょうだいの世話、仕事、病院とのやりとり | 小児がん拠点病院の相談支援センター/がんの子どもを守る会 |
| 大人の子どもががんの親 | 詳しいことが届かない、子どもの配偶者への遠慮、自分の暮らし | がん相談支援センター(親の住まいの近くでも可) |
| きょうだい・義理の家族 | どこまで関わるか、主に看る家族との連絡 | がん相談支援センター |
親ががんになった子どもは、どこに相談できますか?
大人の子どもなら、親の通院先か自宅近くのがん相談支援センターが最初の窓口です。介護が始まりそうなら地域包括支援センター、仕事との両立は勤務先の人事が次の向き先です。まだ未成年の子どもには、周りの大人がまず話を聞き、伝え方は親が相談できます。
大人になった子どもの場合
離れて暮らしていても、親の通院先のセンターに電話でかまいませんし、自分の住まいや職場の近くのセンターでも相談できます。親が65歳以上で家での介護が始まりそうなら、市町村が設置する地域包括支援センターが入口です。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員などが、高齢者と介護する家族の相談を受け、必要なサービスにつないでくれます。親が40〜64歳の場合は、市区町村の介護保険の窓口か地域包括支援センターに相談します。この年代でも病状によっては介護保険を使えることがありますが、使えるかどうかは要介護認定を受けて決まります。
仕事との両立では、介護休業と介護休暇があります。介護休業は、2週間以上にわたって常に介護が必要な「要介護状態」の家族1人につき、通算93日まで、3回まで分けて取れます。介護休暇は年5日(対象の家族が2人以上なら年10日)まで、時間単位でも使えます。2025年4月からは、介護に直面した社員に会社が制度を個別に知らせ、使うかどうかの意向を確かめることが義務になりました。
まだ未成年の子どもの場合
親ががんになった子どもにとって、いちばん身近な相談相手は、一緒に暮らす大人です。国立がん研究センターのがん情報サービスによれば、病気のことを子どもに話すかどうかに正解はなく、まわりの大人どうしで方針をそろえておくことが大切です。伝えるときは、子どものせいではないこと、うつらないことを伝え、発達に合った言葉で、生活の中で「変わること」と「変わらないこと」を話すよう勧めています。伝え方に迷う親は、がん相談支援センターで相談できます。親ががんになった子どもと家族に向けた情報は、NPO法人ホープツリーのサイトにもまとめられています。
大人になった子ども
- 親の通院先か、自分の近くのがん相談支援センター
- 介護の始まりは地域包括支援センター(40〜64歳の親は介護保険の窓口も)
- 休み方は勤務先の人事。介護休業・介護休暇を確かめる
未成年の子ども
- まず一緒に暮らす大人が、話を聞く
- 伝え方は、親ががん相談支援センターで相談する
- 学校の先生など、子どもを見守る大人と方針を共有するかを、家族で決める
子どもががんになった親は、どこに相談できますか?
お子さんがどこの病院で治療を受けていても、小児がん拠点病院に置かれたがん相談支援センターに、無料で電話相談できます。小児がん専門のソーシャルワーカーが応じる、公益財団法人がんの子どもを守る会の相談もあります。
厚生労働大臣が、地域の小児がん医療と支援の中心として指定している病院が小児がん拠点病院です(2023年4月現在、全国15か所)。お子さんが別の病院で治療を受けていても、ここの相談支援センターに電話で相談できます。がんの子どもを守る会の相談は、東京(03-5825-6312)と大阪(06-6263-2666)で受けていて、受付は平日10時〜17時(年末年始を除く)です。
夜にお子さんの体調が心配になったときは、治療を受けている病院から聞いている夜間の連絡先が先です。治療とは別の、子どもによくある症状で受診を迷う休日や夜間には、保護者が小児科医や看護師に相談できる子ども医療電話相談(#8000)があり、住んでいる都道府県の窓口につながります。受け付ける時間は都道府県ごとに違います。
付き添いで病院に泊まる日が続くと、親は自分の食事も眠りも後回しにしがちです。親自身の不安や疲れも、相談してよい話です。お子さんが15歳から30歳代の、いわゆるAYA世代であれば、がん情報サービスの「AYA世代の方へ」のページも参考になります。子どものがんで親ができることは、[gk_link to=”post:child-cancer-parent-role”]子どもががんになった親ができる5つのこと[/gk_link]にまとめています。
子どもががんになった親
- 小児がん拠点病院のがん相談支援センターその病院にかかっていなくても無料。電話で相談できる
- がんの子どもを守る会小児がん専門のソーシャルワーカー。東京・大阪、平日10時〜17時
- 治療中の病院の夜間連絡先夜のお子さんの体調の変化は、まずここへ
- 子ども医療電話相談(#8000)治療とは別の、よくある症状で受診を迷う休日・夜間に
- がんと家族の相談室親自身の気持ちや、今夜の判断の整理に
大人になった子どもががんになった親は、どこに相談できますか?
親の立場でも、がん相談支援センターに相談できます。お子さんの通院先でなく、親の住まいの近くのセンターでもかまいません。病状の説明は、お子さん本人の意思で配偶者などが受けていることもあるため、「親としてどう関わればいいか」から相談すると進めやすくなります。
30代や40代、50代の子どもががんになったとき、親が情報の輪の外側に置かれることがあります。説明の場には子ども夫婦が二人で行き、親には要点だけが伝わる。聞きたいことは山ほどあるのに、子どもの配偶者に遠慮して電話もかけにくい。「代われるものなら代わりたい」という思いを、誰にも言えずに抱えている親もいます。
がん相談支援センターでは、親として知りたい気持ちと、本人が誰にどこまで伝えたいかを、どう両立させるかを一緒に考えられます。たとえば、病状を詳しく聞く代わりに「どんな手伝いなら助かるか」を本人に尋ねる、といった関わり方です。連絡のとり方も、先に決めておくと気が楽になります。子どもの配偶者には、病状を尋ねる代わりに「週に1回、近況を一言だけ送ってもらえると安心です」と頻度と手段だけをお願いしておく。そうすれば、相手の負担を増やさずに、待つ側の不安も少し落ち着きます。高齢の親であれば、自分の暮らしや体調を保つことも大事な役目です。看病のために無理をして体調を崩さないよう、自分の生活の相談先も持っておいてください。
例:「30代の息子ががんで治療中の母です。付き添いは息子の妻がしていて、親の私がどこまで関わっていいのか相談したいです」
夫や妻ががんになった配偶者は、どこに相談できますか?
がん相談支援センターで、治療と暮らし、仕事、子どもへの伝え方まで相談できます。医療費や療養の場所は病院の医療ソーシャルワーカー、自分の仕事の休み方は勤務先の人事が次の向き先です。
配偶者は、治療の付き添いと自分の仕事、家計、子どものことを同時に抱えやすい立場です。医療ソーシャルワーカーは、病院などで、社会福祉の立場から患者さんや家族の経済的・心理的・社会的な問題の解決や調整を手伝う専門職で、療養の場が変わるときや、使える行政サービスの相談にも応じます。いる病院では、病棟の看護師に「ソーシャルワーカーの方と話せますか」と頼むと早く進みます。
お金の面では、同じ健康保険に入っている家族の同じ月の自己負担を合わせて計算できる、高額療養費の「世帯合算」があります(70歳未満は一定額以上の負担が対象)。高額療養費は2026年8月から上限額の見直しと年間上限の新設が行われたので、上限額は加入先の健康保険に確かめてください。本人が会社員などで健康保険の被保険者なら、病気で仕事に就けず給与が出ないときの傷病手当金もあります。条件があり、国民健康保険には原則としてないので、加入先に確かめてください。自分の仕事の休み方は、介護休業や介護休暇が使えるかを勤務先に確かめます。
子どもがいる家庭では、伝え方の迷いも配偶者に集まりがちです。先に紹介したがん情報サービスの考え方(正解はない、周りの大人で方針をそろえる)を夫婦で共有し、迷ったらがん相談支援センターで相談してください。
立場を名乗るとき、最初に何と言えばいいですか?
「誰の、どの立場の家族か」と「いちばん困っていること」を最初に伝えます。立場が先に伝わると、相手はその立場に多い悩みを思い浮かべながら聞けるので、話が早く進みます。
以下は立場ごとの言い方の例です。自分の状況に合わせて言葉を入れ替えてください。
- 大人の子ども(例):「70代の父が通院で治療中の、県外に住む息子です。仕事を続けながら、どう関わればいいか相談したいです」
- 配偶者(例):「夫ががんで治療中の妻です。小学生の子どもに病気のことをどう話すか、迷っています」
- 子どもががんの親(例):「娘が小児がんで入院中の父です。下の子の世話と仕事の両立で、どこに相談すればいいのか分かりません」
- がんになった方との関係(娘、夫、母、弟など)
- がんになった方の年代と、通院中か入院中か
- 一緒に暮らしているか、離れて暮らしているか
- がんになった方が、この相談を知っているかどうか
- 今いちばん困っていることを1つ
自分の立場がどれに当たるか迷うときは、どこから相談すればいいですか?
迷ったら、がん相談支援センターに「こういう関係の者ですが、相談してもいいですか」と聞くところから始めてください。患者さんや家族だけでなく、その病院に通っていない人も使える窓口なので、続柄にこだわらず関係を伝えてみてください。
きょうだい、子どもの配偶者、孫、籍を入れていないパートナー。看病の中心にいるのに、表の立場のどれにも当てはまらないと感じる人もいます。そうした方も、自分の関係をそのまま伝えて相談してかまいません。
例:「独身の兄ががんで、身近な家族は妹の私だけです。きょうだいの立場で、どこまで決めていいのか相談したいです」
例:「義理の母が自宅で療養していて、主に私が看ています。夫やその兄弟との役割の分け方を相談したいです」
立場の名前より、「誰を、どのくらいの近さで支えているか」が伝われば、相談員はそこから話を広げていけます。
Q1がんになったのは、お子さん(小児)ですか
はい小児がん拠点病院のがん相談支援センター、がんの子どもを守る会へ
いいえ次の質問へ
Q2あなたは、がんになった方の夫や妻ですか
はいがん相談支援センターと医療ソーシャルワーカーへ。子どもへの伝え方も相談できる
いいえ次の質問へ
Q3仕事や介護との両立が、いちばんの悩みですか
はいがん相談支援センターに加え、勤務先の人事や地域包括支援センターへ
いいえがん相談支援センターに、自分の関係をそのまま名乗って相談する
「親なのに何も分からない」と悩んでいた母親は、どう動いた?
説明のための例(実在の方の体験談ではありません)
1. 相談のあとに変わったこと
相談から1か月。彼女は息子の通院日に、電車で1時間かけて孫を迎えに行き、夕方まで預かっています。週に1度は、息子夫婦の家に作り置きのおかずを届けます。病状を尋ねるのはやめましたが、息子は月に1度ほど、自分から治療の様子を話してくれるようになりました。「知らされないのではなく、息子が自分で話す順番を待てばよかった」と彼女は振り返ります。
2. 相談を考えた背景
息子ががんだと知ったのは、息子の妻からの短いメッセージでした。説明はいつも息子夫婦が二人で聞きに行き、彼女に届くのは「順調みたいです」という一言だけ。夫は「任せておけばいい」と言いますが、彼女は眠れない夜が続いていました。
3. 相談する前に困っていたこと
夜中に「息子 がん 母親 できること」と検索しても、出てくるのは親ががんになった子どもや、配偶者に向けた情報ばかりでした。親の立場で相談していいのかが分からず、息子の妻に電話して聞くのも、負担をかける気がしてできませんでした。「親の出る幕ではないのかもしれない」。そう思いながら、気持ちだけが空回りしていました。
4. ここを選んだ理由・決め手
相談室を選んだのは、フォームのお名前がニックネームでよく、相談内容の欄に「息子ががんの母です」とだけ書けばよかったからです。病状の予測をしない窓口だと書かれていたのも決め手でした。知りたかったのは息子の見通しより、母親としての振る舞い方だったといいます。
5. 相談で話したこと・その後
電話で担当は、息子さんの病状には触れず、彼女の話を「知りたいこと」と「してあげたいこと」に分けていきました。そのうえで、病状を聞く代わりに「どんな手伝いなら助かる?」と息子に聞いてみる方法を一緒に考えました。最初に尋ねたとき、息子の返事は「大丈夫だから」の一言で、彼女は突き放されたように感じたそうです。翌週、孫の送り迎えに絞って聞き直すと、「それは本当に助かる」と返ってきました。自分の眠れなさについては、家の近くのがん相談支援センターも家族が使えると知り、相談の予約を入れています。
※よくある状況を組み合わせて作った例です。登場する方は実在しません。相談の進み方は、状況によって異なります。
医療者に聞く質問例
- 病状の説明を一緒に聞ける家族は誰までですか。本人の同意はどのように確かめればよいですか。
- 病院から家族へ連絡するとき、誰を連絡先にしておけばよいですか。
- 子どもに病気のことを伝えるとき、院内で相談にのってもらえる人はいますか。
- 親(またはきょうだい)として本人を支えたいとき、病院に伝えておくとよいことはありますか。
- 治療中の子どもの体調が夜に変わったとき、どこに、どう連絡すればよいですか。
とはいえ、立場の違う家族に伝えたい2つのこと
① 気持ちのこと──立場が違えば、つらさの形も違っていい
親が弱っていく姿を見る子どものつらさ、いちばん近くで支える配偶者のつらさ、わが子の病気を代われない親のつらさ。どれが重いかを比べる必要はありません。がん情報サービスは、家族が「本人はもっとつらいのだから」と自分の気持ちをこらえがちなうえ、自分の日常生活も続けなければならないとして、「ご家族は、『第二の患者』ともいわれます」と紹介しています。立場が違っても、自分のつらさを相談してよいことは同じです。
② 実務のこと──家族の中で「誰が、どの窓口とつながるか」を決めておく
同じ患者さんを支える家族が何人もいると、全員が同じ病院に電話したり、逆に誰も制度を調べていなかったりします。病院や主治医とのやりとりは配偶者、介護や職場の制度は子ども、孫の世話や家事の手伝いは親、というように、立場ごとに得意な窓口を割り振っておくと、動きが重なりません。ただし、本人が誰にどこまで知らせたいかを最優先にし、聞いたことを家族で共有する範囲も、本人の気持ちに沿って決めてください。
今日できること
[gk_howto name=”今日できること” description=”自分の立場を確かめて、明日の1本目につなげる3つのこと” heading=”none”][gk_step title=”表で自分の立場の行を探す”]立場ごとの表から自分に近い行を選び、「まず向く相談先」を1つだけ丸で囲みます。[/gk_step][gk_step title=”名乗りの一言を書いておく”]「誰の、どの立場の家族か」と「いちばん困っていること」を、スマホのメモに一文で書きます。[/gk_step][gk_step title=”1か所目の受付時間を調べる”]丸で囲んだ相談先の受付時間を調べて、明日かけられる時刻に印をつけます。自分でかけるのが重いときは、フォームで折り返しの時間帯を選べます。[/gk_step][/gk_howto]よくある質問
[gk_faq][gk_q q=”本人に了解をもらわずに、家族だけで相談していいのでしょうか?”]家族自身の悩みを相談するのに、本人の許可はいりません。がん相談支援センターでは、相談した人の同意なく、話した内容が担当医や病院のスタッフに伝わることはありません。ただ、病状を詳しく知りたいときは主治医からの説明になるため、本人の意思を確かめることが基本になります。[/gk_q][gk_q q=”遠くに住んでいる家族でも、相談できますか?”]できます。がん相談支援センターは、その病院に通っていない人も利用できるので、ご自分の住まいや職場の近くのセンターに電話で相談できます。離れていてもできる関わり方を一緒に考えるのも、相談のテーマになります。[/gk_q][gk_q q=”子どもががんで、別の病院に通っています。小児がん拠点病院の窓口に相談してもいいですか?”]相談できます。小児がん拠点病院のがん相談支援センターは、その病院にかかっていない子どもの家族からの電話相談も、無料で受けています。公益財団法人がんの子どもを守る会には、小児がんを専門とするソーシャルワーカーがいて、親からの相談を受けています。[/gk_q][gk_q q=”親ががんで、職場に伝えるべきか迷っています。”]伝えるかどうかは自分で決めてかまいませんが、介護休業や介護休暇を使うときは、会社に事情を伝えることになります。2025年4月から、介護に直面した社員に会社が制度を個別に知らせることが義務になっているので、まずは人事に「家族の看病で使える制度を知りたい」と相談してみてください。[/gk_q][gk_q q=”家族会のように、同じ立場の人と話せる場はありますか?”]病院や地域によっては、家族が集まって話せる場が設けられていることがあります。近くにあるかどうかは、がん相談支援センターで尋ねてみてください。子どものがんであれば、がんの子どもを守る会に相談するのも一つの方法です。[/gk_q][gk_q q=”がんと家族の相談室には、家族からの相談も届いていますか?”]届いています。相談室の2026年9月の実績(運営者集計)では、電話相談・問い合わせが1,200件あり、そのうちご家族からの連絡は800件でした。子ども・親・配偶者のどの立場の方も、「家族です」の一言から始めていただけます。[/gk_q][/gk_faq]次に読むなら
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