一人で悩むがんの家族へ|家族の不安を相談する最初の一歩

家族としてどうしたらいいのか分からないまま一人で悩んでいるなら、その問いを、答えが出ていないまま相談に持ち込んでかまいません。家族自身の不安は、がん相談支援センターをはじめ、家族からの相談を受ける窓口で話せます。「どうしたらいいですか」に、誰にでも当てはまる正解はありません。本人の性格や望み、家族の暮らし方、あなた自身の体力や仕事の事情によって、ちょうどいい関わり方は家族ごとに違うからです。正解がないからこそ、一人で考え続けるより、誰かと一緒に考えるほうが先へ進めます。

この記事では、正解のない問いを相談に持ち込む最初の一歩として、相談の場で実際に何が起きるのか、何を準備すればいいのか、答えが出なかったときにどう考えればいいのかを順に紹介します。家族として最低限できることそのものは、別の記事に任せ、ここでは相談への持ち込み方に絞ります。

家族として、一人で考え続けている方へ

  • 家族としてできることはしているつもりなのに、これで合っているのかが分からない。
  • 相談したいのは本人の病気のことより、自分の不安のほう。でも、そんな話をしていいのか迷う。
  • 誰に言えばいいのか分からないまま、気づけば何週間も一人で抱えている。

がんの家族として何をすればいいのか分からず、一人で悩んでいます。家族の不安はどこに相談できますか?

家族の不安は、がん相談支援センターで相談できます。家族だけでも、本人の通院先でなくても、無料で名前を伏せたまま使えます。病院の看護師や、心の相談の窓口、家族の話を聞く民間の窓口も、家族自身の悩みを受け止めます。

国立がん研究センターのがん情報サービスは、家族向けのページ(「家族のがんが進行・再発したとき」)で、家族が自分のつらさや困りごとを担当医や看護師に相談してかまわないこと、相談しにくいときは看護師やがん相談支援センターに相談できることを紹介しています。家族の不安は、本人の病気の「付け足し」ではなく、それだけで相談のテーマになります。

がん相談支援センターは、全国のがん診療連携拠点病院などに置かれた相談窓口で、がんについて詳しい看護師や、生活全般の相談ができるソーシャルワーカーなどが相談員を務めています。家族として相談した内容は、相談した人の同意なく、担当医や病院のスタッフに伝わることはありません。家族が使える窓口を本人向けの窓口と比べて選びたいときは、[gk_link to=”post:family-consultation-sites-compared”]家族が相談できる窓口の比較[/gk_link]を参考にしてください。

「家族としてどうしたらいい?」に、正解はあるのですか?

誰にでも当てはまる正解はありません。毎日そばにいることが支えになる家族もいれば、少し距離をとるほうが本人が楽になる家族もいます。正解を探すより、「この家族にとって、今はどうするか」を誰かと一緒に考えるほうが、答えに近づけます。

検索すると、「家族にできること」のリストがたくさん見つかります。読むたびに、できていないことばかりが目について、自分が足りない家族に思えてくる。けれど、そのリストは多くの家族に向けた一般論で、あなたの家族の事情は知りません。本人が人に頼るのが苦手な人か、話すことで落ち着く人か。あなたが仕事を休める立場か、子育て中か。答えを決めるのは、そうした一つひとつの事情です。

家族としてどうするかを考えるときの、いちばんの手がかりは本人の望みです。けれど、本人に直接聞くのは、家族にとっていちばん難しいことでもあります。何をどう聞けばいいかも、相談の場で一緒に考えられます。

正解を探す問いのままだと、考えは同じところを回り続けます。相談の場では、その問いを、この家族の事情に合わせて考えられる形に置き換えていきます。

一人で考えていた問い相談で置き換えると
毎日、面会に行くべき?本人が会いたい頻度と、自分が続けられる頻度は、それぞれどのくらい?
仕事を辞めて看病すべき?休み方の制度と、家族の中で分けられる役割はある?
いつも明るくふるまうべき?本人の前で、どんなときに無理をしている?
病気の話を、こちらから切り出すべき?本人は、話したいとき・話したくないときにどんな様子を見せる?
正解を探してしまう問いと、相談で一緒に考えられる問い

家族として最低限できること(そばにいる・話を聞く・自分の生活を守る)は、[gk_link to=”post:mother-diagnosed-cant-think-three-things”]家族が今日できる3つのこと[/gk_link]で、場面に沿って紹介しています。この記事では、その先にある「うちの場合はどうするか」を、相談に持ち込む方法に絞ります。

答えの出ない問いを、相談に持ち込んでもいいのですか?

かまいません。相談の場は、答えを渡される場所というより、絡まった問いを一緒にほどく場所です。「家族としてどうしたらいいか分からない」は、そのまま話の入口になります。

相談員は、あなたの代わりに家族の方針を決めることはしません。そのかわり、問いを小さく分けてくれます。「どうしたらいいか」の中には、本人への接し方、自分の仕事の続け方、きょうだいとの役割分担、自分自身の疲れなど、いくつもの迷いが重なっています。それを一つずつ取り出して、今週考えることと、まだ考えなくていいことに分けていくと、同じ「分からない」でも重さが変わります。

がん情報サービスは、家族について、「本人はもっとつらいのだから」と気持ちを我慢しがちで、自分の日常生活も保たなければならないことにふれ、「ご家族は、『第二の患者』ともいわれます」としています。家族が自分の迷いを相談するのは、わがままではなく、看病を続けるための準備です。

[gk_cta_mid title=”答えの出ない問いを、そのまま送ってください”]「家族としてどうしたらいいか分からない」の一行で十分です。LINEなら名前を出さずに送れて、夜に届いた言葉は翌朝いちばんに担当が読みます。話して考えたい方は、フォームで電話の時間帯を選べます。[/gk_cta_mid]

相談では、実際にどんなことが起きるのですか?

進み方は窓口によって違いますが、たとえば①今の状況を聞いてもらう、②迷いを分ける、③次の一歩を一つ決める、④必要なら別の窓口や情報を教えてもらう、という流れです。見通しを予測する場ではないので、病状のことは主治医に聞く質問の形にして持ち帰ります。

最初の数分は、あなたの話を聞くところから始まります。誰ががんで、あなたとどういう関係で、今どんな状況か。話がまとまっていなくても、相談員が問いを挟みながら整理してくれます。そのうえで、迷いをいくつかに分け、どれから手をつけるかを一緒に決めます。介護の制度や職場の休み方など、別の専門窓口のほうが詳しい話は、行き先を教えてもらえます。

たとえば「仕事を辞めて看病すべきか」という問いなら、分けていくと「本人はどのくらいそばにいてほしいと思っているか」「辞めた場合と続けた場合の家計の見通し」「介護休業などの休み方の制度」「自分の体力が続くか」という4つの問いが出てきます。一つひとつなら、聞く相手も調べる場所もはっきりします。

  1. 1話を聞いてもらう誰のことで、どんな状況かを、まとまらないまま話す
  2. 2迷いを分ける接し方・仕事・家族の役割・自分の疲れなどに分ける
  3. 3次の一歩を決める今週考えることを一つに絞り、ほかは置いておく
  4. 4行き先を確かめる制度や体のことは、詳しい窓口や主治医に聞く形にする
「家族としてどうしたらいい?」を相談したときの流れ(一例)

がんと家族の相談室では、このうちのどこからでも始められます。評価も助言もせずにただ聞く20分(ご希望なら記録を残しません)、医師の言葉の一般的な意味をお伝えして次の診察で聞く質問を3つにまとめること、遠方の家族を呼ぶか・会社に何と言うか・お金の見通しといった判断の整理、ご希望とご同意のある分だけの相談先へのおつなぎ。診断や予測はしません。

してもらえること

  • まとまらない話を、最後まで聞く
  • 迷いを分けて、今週考えることを一緒に絞る
  • 主治医に聞く質問の形に整える
  • 制度や専門の窓口への行き先を伝える

しないこと

  • 家族の方針を、代わりに決める
  • 病状の見通しや残りの時間を言い当てる
  • 「家族ならこうすべき」と評価する
相談の場でしてもらえることと、しないこと

相談の最初の一言は、どう言えばいいですか?

「誰のことで、どんな立場の家族か」に続けて、「家族としてどうしたらいいか分からない」をそのまま言えば十分です。問いをきれいに整えてから話す必要はありません。

迷いを抱えたまま電話をかけると、最初の一言で詰まりがちです。言い方の例をいくつか挙げておきます。どれも例なので、自分の状況に合わせて言葉を入れ替えてください。

  • 子どもの立場で(例):「母ががんで治療中の娘です。家族として何をすればいいのか分からなくて、一人で考え込んでいます」
  • 配偶者の立場で(例):「夫の看病をしている妻です。今日は夫のことより、自分がどうしたらいいかを相談したいです」
  • 家族の中で意見が分かれているとき(例):「父の治療のことで、きょうだいと考えが合いません。家族としてどう決めればいいか、相談したいです」

相談する相手によって、得意なことも少しずつ違います。がん相談支援センターは、病気の情報や制度もふまえて家族の迷いを整理できます。病棟や外来の看護師は、本人の日々の様子を知っているので、家での関わり方を具体的に考えやすい相手です。がんと家族の相談室は、評価も助言もせずに聞くところから始め、今夜や今週の判断を一緒に整理します。

相談の前に、何を準備すればいいですか?

準備は少なくてかまいません。最近いちばん迷った場面を一つ思い出せれば十分です。余裕があれば、本人が望んでいること(分かる範囲で)と、自分が続けられる範囲(時間・体力・お金)も書いておくと、話が具体的になります。

「家族としてどうしたらいいか」という大きな問いのまま話すと、相談員もどこから手をつけるか迷います。そこで、最近いちばん迷った場面を一つだけ持っていきます。たとえば「土曜の面会で、何を話せばいいか分からず30分黙っていた」「本人が『もう病院に来なくていい』と言った」。場面が一つあれば、そこから問いが具体的になっていきます。

  • 最近いちばん迷った場面を一つ(いつ、どこで、何があったか)
  • 本人が望んでいることで、分かっている範囲のこと
  • 自分が続けられる範囲(使える時間、体力、お金の心配)
  • 家族の中で、意見が分かれていること
  • 相談のあと、どうなっていたいか(例:今週の過ごし方が決まっている)
相談の前に、メモしておくと話が進むこと

話す時間と場所も、先に決めておくと安心です。本人のいる家の中では話しにくいなら、昼休みに職場の外へ出る、通院の待ち時間に病院の廊下の端へ移る、買い物の帰りに車の中でかける、といった方法があります。全部を書く必要はありません。一つ目だけ書けたら、それで相談に行って大丈夫です。書けない日は、「何から話せばいいか分かりません」と最初に言えば、相談員が問いを投げながら一緒に探してくれます。

相談しても答えが出なかったら、意味がないのですか?

意味はあります。答えが出なくても、自分の状況を知っている相手ができること、次に何をするかが一つ決まること、迷ったときに戻れる場所ができることは、一人で考えていたときにはなかったものです。

相談のあとに、すっきりした答えを持ち帰れる日ばかりではありません。それでも、「同じことでまた迷ったら、あそこに話せばいい」と思える場所があると、夜中に一人で考え込む時間は短くなっていきます。病状や治療の段階が変われば、家族としてどうするかの答えも変わります。だからこそ、一度で決めきる必要はなく、迷うたびに相談し直してかまいません。

相談を終えたら、決めた一歩を一行だけメモに残しておきます。「今週は送り迎えだけ」「土曜にきょうだいと電話する」。それを家族の誰か一人に伝えておくと、一人で抱えていた問いが、少しだけ家族の問いに変わります。

一人で悩む時間が長くなっているサインは、ありますか?

同じ問いを何週間も繰り返している、眠りや食事、仕事に影響が出ている、本人に思わずきつく当たってしまう。こうしたことが続いているなら、家族自身の話を誰かに聞いてもらうときです。

看病する家族の負担の重さは、調査にも表れています。国立がん研究センターが2017年と2018年にがんで亡くなった方のご遺族を対象に行い、2022年3月に公表した調査(有効回答54,167名)では、介護の負担感が大きかったと振り返った人が38.9%にのぼりました。一人で抱えている重さは、あなただけのものではありません。

家族自身の眠れなさや気持ちの落ち込みは、自分のかかりつけ医にも相談できます。受診のときは「家族ががんで、看病をしています」と一言添えると、不調の背景が伝わり、話が早く進みます。限界が近いと感じるときの自分の守り方は、[gk_link to=”post:family-caregiver-exhausted-second-patient”]看病する家族が自分を守る3つの方法[/gk_link]でも紹介しています。地域の公的な心の相談につながる番号として、こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)があり、つながる曜日と時間は都道府県によって異なり、通話料がかかります。夜中に今すぐ誰かと話したいときは、24時間・フリーダイヤルのよりそいホットライン(0120-279-338)があります。

  1. Q1今、本人が息苦しそう、痛みがひどいなど、体の様子が急に変わっていますか

    はい相談窓口ではなく、病棟・訪問看護・在宅医へ。命に関わると感じたら119番

    いいえ次の質問へ

  2. Q2今夜、誰かの声を聞かないとつらいですか

    はいよりそいホットライン(24時間)へ。文字で残すなら相談室のLINEへ

    いいえ次の質問へ

  3. Q3平日の日中に、落ち着いて話せる時間がとれますか

    はいがん相談支援センターに「家族の立場で、どうしたらいいか相談したい」と伝える

    いいえフォームで話せる時間帯を選び、相談室からの折り返しを待つ

今の悩みを、どこに持ち込むか迷ったときの分かれ道

「夫として何をすればいいのか」と悩んでいた人は、どう動いた?

説明のための例(実在の方の体験談ではありません)

どなたの例か
70代・夫の立場(妻が通院で治療中。子ども2人は県外に住む。家事の多くを長年妻に任せてきた)
相談のあとに変わったこと
「夫として何をすべきか」を一人で考え続けた2か月が終わり、相談で今週やることを「朝の味噌汁を作る」「通院の送り迎え」の2つに絞った。県外の娘とは、週に1度の電話で役割を分けるようになった。

1. 相談のあとに変わったこと

相談から3週間。彼は毎朝、妻より先に起きて味噌汁を作り、通院の日には車で送り迎えをしています。日曜の夜8時には、県外に住む娘と電話で話し、翌週の通院日と、娘が帰省できる日を確かめ合います。「正解を探すのをやめて、今週の二つだけを考えるようにした。そうしたら、夜に眠れる日が増えた」と彼は話します。

2. 相談を考えた背景

妻ががんと分かって2か月。定年まで仕事一筋で、家のことはほとんど妻に任せてきました。妻は「大丈夫」と言いますが、通院から帰るとソファで横になる日が増えました。何かしなければと思うのに、何から手をつければいいのか分かりませんでした。

3. 相談する前に困っていたこと

夜中に「妻 がん 夫 できること」と検索すると、家族にできることの長いリストがいくつも出てきました。料理、話を聞くこと、気持ちに寄り添うこと。どれも自分にはできていない気がして、読むほど落ち込みました。県外の子どもたちに心配をかけたくなくて、誰にも相談していませんでした。

4. ここを選んだ理由・決め手

相談室を選んだのは、フォームの相談内容に「夫として何をすればいいのか分からない」とだけ書けばよかったからです。お名前はニックネームでよく、医療の判断はしない窓口だと書いてありました。病院のがん相談支援センターも思い浮かんだものの、患者本人が使う場所だと思い込んでいたといいます。

5. 相談で話したこと・その後

電話で担当は、妻の病状には触れず、彼の話を聞きながら「最近、奥さんが助かったと言ったことはありますか」と尋ねました。思い出したのは、ゴミ出しを代わったときの「ありがとう」でした。そこから、朝食づくりと送り迎えの2つに絞り、何をしてもらうと楽かを妻に聞いてみる、と決めました。最初に作った味噌汁は塩辛すぎて、妻に笑われたそうです。担当からは、家族も病院のがん相談支援センターを利用できることを聞き、次は娘と一緒に相談してみるつもりだといいます。

※よくある状況を組み合わせて作った例です。登場する方は実在しません。相談の進み方は、状況によって異なります。

医療者に聞く質問例

  • 家で過ごすうえで、家族が手伝えることと、控えたほうがいいことを教えてください。
  • 食事の準備で、家族が気をつけておくとよいことはありますか。
  • 本人が「大丈夫」と言うときに、家族が様子を見るうえで伝えておくべき変化はありますか。
  • 家族自身が相談できる窓口や、話を聞いてもらえる人は、この病院にいますか。
  • 次の診察に家族も同席して、一緒に話を聞いてもよいですか。

とはいえ、一人で考えてきた家族に伝えたい2つのこと

① 気持ちのこと──「これで合っているのか」と迷うのは、真剣に向き合っているから

家族としてどうしたらいいか迷うのは、何もしていないからではなく、本人のことを真剣に考えているからです。迷いのない家族はいません。うまくできない日があっても、それで家族として失格になるわけではありません。一人で答えを出そうとしてきた自分を、まずはねぎらってください。本人の前で泣けないなら、相談の場で泣いてかまいません。

② 実務のこと──「家族としてどうするか」を、一人で決めない仕組みにする

家族の方針は、一人で背負って決めるより、何人かで少しずつ決めるほうが長続きします。本人に「何をしてもらうと楽?」と聞く機会を、通院の帰り道など決まった場面に作っておく。きょうだいや子どもと、短い電話で週に一度だけ近況を分け合う。そして、迷ったときに持ち込む相談先を一つ決めておく。この3つが回っていれば、「どうしたらいい」が一人の頭の中で膨らみ続けることは少なくなります。

今日できること

[gk_howto name=”今日できること” description=”一人で抱えてきた問いを、相談の入口に変える3つのこと” heading=”none”][gk_step title=”迷った場面を一つ書き出す”]最近いちばん迷った場面を、「いつ・どこで・何があったか」の順に一行でメモします。これが相談の最初の材料になります。[/gk_step][gk_step title=”問いを一行で送る”]「家族としてどうしたらいいか分からない」を、相談室のLINEか、フォームの相談内容の欄に書いて送ります。平日の日中なら、がん相談支援センターへの電話でもかまいません。[/gk_step][gk_step title=”本人に一つだけ聞いてみる”]次に顔を合わせたとき、「何をしてもらうと楽?」と一つだけ聞きます。答えが返ってこなくても、聞いたこと自体が相談の話題になります。[/gk_step][/gk_howto]

よくある質問

[gk_faq][gk_q q=”本人のことではなく、家族の自分の不安を相談してもいいのですか?”]かまいません。がん情報サービスも、家族が自分のつらさや困りごとを担当医や看護師に相談してよいこと、相談しにくいときは看護師やがん相談支援センターを頼れることを紹介しています。家族自身の不安は、それだけで相談のテーマになります。[/gk_q][gk_q q=”相談したら、家族としてやるべきことを教えてもらえますか?”]「これをすべき」という一つの答えを渡すというより、あなたの家族の事情に合わせて、今週どうするかを一緒に考える形になります。家族として最低限できることの一般的な考え方は、別の記事にもまとめています。[/gk_q][gk_q q=”同じことで何度も迷ってしまいます。そのたびに相談していいのですか?”]かまいません。病状や治療の段階が変われば、家族としてどうするかも変わっていきます。迷うたびに相談し直すのは、自然な使い方です。前回の相談で決めたことがうまくいかなかった、という話も、そのまま次の相談の材料になります。[/gk_q][gk_q q=”家族の中で、看病への考え方が合いません。そういう相談もできますか?”]できます。誰が何を担うか、本人にどこまで話すかなど、家族の中で意見が分かれることはよくあります。相談の場で、それぞれの考えを整理しておくと、家族で話すときの言葉が見つかりやすくなります。[/gk_q][gk_q q=”相談したことが、本人や病院に伝わりませんか?”]がん相談支援センターで家族が話したことは、相談した人の同意なく、担当医や病院の職員の耳に入ることはありません。本人に相談のことを話すかどうかも、あなたが決めてかまいません。[/gk_q][gk_q q=”夜になると、家族としてどうすべきかを一人で考え込んでしまいます。”]夜は、同じ問いが頭の中で大きくなりやすい時間です。今夜のうちに誰かと話したいときは、24時間・フリーダイヤルのよりそいホットライン(0120-279-338)があります。文字で置いておきたいなら、相談室のLINEに一言送ってください。夜中に届いた言葉には、翌朝いちばんに担当が目を通して返事をします。考え込んだ内容は、メモに一行残して、翌日の相談に持っていけば十分です。[/gk_q][gk_q q=”相談にお金はかかりますか?”]がん相談支援センターの相談は無料です。がんと家族の相談室も無料で、LINEは名前を出さずに使えます。相談室が介護や葬儀などの専門サービスをご紹介するのは、ご希望とご同意があるときだけです。ご紹介した場合に、相談室が提携先から紹介手数料を受け取ることがある点は、運営者情報で公開しています。医療機関や士業からは紹介料を受け取っておらず、お断りいただいても費用はかかりません。[/gk_q][/gk_faq]

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「どうしたらいいか分からない」から、一緒に考えませんか

[gk_form_cta]相談内容の欄に「家族としてどうしたらいいか分からない」とだけ書いて送ってください。受付確認のメールがすぐに届き、ご指定の時間帯に担当がお電話します。最近いちばん迷った場面から話を聞き、今週の一歩を一緒に考えます。[/gk_form_cta]

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ほいくの相談室 編集部。保育士の方からの相談で多く聞かれる悩みをもとに、公的な資料で確認できる情報をまとめています。