夜の10時、布団の中で求人を眺めているうちに、勢いで登録ボタンを押してしまった。翌朝は早番で7時に出勤。10時過ぎ、外遊びの最中にエプロンのポケットでスマホが震えたけれど、もちろん出られない。昼の休憩で見てみると、不在着信が2件とメールが1通。「面談のお日にちを調整させてください」。この先、いったい何が始まるんだろう。
転職サイトは、登録するまでの情報はたくさんあるのに、登録した後に何が起きるのかは意外と知られていません。流れが分からないと、電話一本にも身構えてしまいますし、面談を断っていいのかどうかも判断できません。
この記事では、保育士が転職サイトに登録した後の流れを、最初の連絡から入職までの7つの段階に分けてまとめました。面談は必須なのか、受けない場合はどうなるのか、在職中でも疲れずに使うにはどうすればいいのかも、具体的に紹介しています。
この記事でわかること
- 転職サイトに登録した後、入職までに進む7つの段階と期間の目安
- 登録した直後にしておくと楽になること
- 面談は必須かどうか、受ける場合と受けない場合の違い
- 面談で聞かれることと、準備しておくメモ
- 届いた求人の扱い方と、在職中でも疲れない使い方
結論
保育士が転職サイトに登録すると、一般的には「担当者からの最初の連絡→面談での希望の聞き取り→求人の紹介→見学・応募→面接→内定と条件の確認→退職・入職」の順に進みます。面談の扱いはサービスによって違い、対面で長い時間をかけるものとは限らず、電話やオンラインで短く済ませたり、メールで希望を送ることで代えられたりする場合もあります。ただ、面談を省くと希望とずれた求人が届きやすくなるため、短くても一度は受けたほうが結果的に楽になることが多いものです。登録した直後に「連絡の方法と時間」「希望の条件」「転職したい時期」の3つを伝えておくと、在職中でも振り回されずに使えます。
01登録した後は、7つの段階で進む
要点:転職サイトに登録した後は、最初の連絡から入職まで、おおむね7つの段階をたどります。全体の流れと期間の目安を知っておくと、今どこにいて、次に何が来るのかが分かり、連絡に身構えずに済みます。
担当者が付くタイプの転職サイトでは、登録した後の流れはだいたい共通しています。期間はサービスや本人の状況によって大きく変わりますが、在職中に転職する保育士の場合の目安を、次の図にまとめました。
図1
- 登録した当日〜翌日担当者から電話やメールで最初の連絡が来る。面談の日程の相談が中心
- 登録から1週間以内面談で、希望の条件、今の働き方、転職したい時期などを聞かれる
- 面談の後〜2週間条件に合いそうな求人が、メールや電話で紹介される
- 登録から2〜4週間気になる園を見学し、応募するかどうかを決める
- 登録から1〜2か月応募書類を出し、面接を受ける。日程は担当者が調整することが多い
- 内定から1週間ほど労働条件を書面で確かめ、内定を受けるかどうかを返事する
- 内定から1〜3か月今の園に退職を伝えて引き継ぎをし、新しい園に入職する
最初の連絡は、早いことが多い
登録した当日か翌日には、担当者から最初の連絡が来ることが多いものです。用件はたいてい、登録のお礼と、面談の日程の相談です。この段階で、求人に応募させられたり、何かを決めさせられたりすることはありません。日中に出られなくても、折り返しの時間をメールで伝えれば問題ありません。
面談は、希望を「使える情報」にする時間
面談では、今の働き方や転職を考えた理由、希望の条件、転職したい時期などを聞かれます。担当者はこの情報をもとに、どの求人を紹介するかを決めます。登録フォームでは「乳児希望」「通勤30分」としか書けなかったことも、面談なら「1歳児の担任を続けたい」「自転車で30分以内、雨の日はバスで」のように、細かく伝えられます。面談の内容と準備については、後の章でくわしく紹介します。
求人の紹介から応募までは、自分のペースで
面談の後は、希望に合いそうな求人が紹介されます。紹介された求人に応募するかどうかは、自分で決めます。紹介を受けたからといって、応募しなければならないわけではありません。気になる求人があれば、応募の前に見学をお願いすることもできます。
内定から入職までは、書面の確認と退職の準備
内定が出たら、労働条件を書面で確かめます。労働契約を結ぶときには、就業場所や業務の内容に加えて、その「変更の範囲」も明示されることになっています[1]。面接で聞いた話と違うところがあれば、返事をする前に担当者を通して確かめてもらいましょう。
今の園への退職の申し出は、自分で行うのが基本です。期間の定めのない雇用であれば、法律上は退職を申し入れてから2週間で雇用が終わりますが[2]、担任の引き継ぎを考えると、就業規則を確かめたうえで1〜3か月前に伝える人が多いものです。伝える時期の考え方は、退職は何か月前に伝えるかで整理しています。
02登録したら、最初にしておくこと
要点:登録した直後に、連絡の方法、希望の条件、転職の時期を伝えておくと、その後のやりとりがぐっと楽になります。担当者から最初の連絡が来る前に、自分からメールで送ってしまうのがこつです。
登録後に疲れてしまう人の多くは、担当者からの連絡に受け身で対応しています。最初の連絡が来る前に、こちらの事情をまとめて伝えておくと、担当者もそれに合わせて動けるようになります。
図2
連絡の方法と時間を伝える
「連絡は基本メールで、電話は平日20時以降に」のように、受けられる方法と時間を具体的に書く
希望の条件を3つに絞って送る
通勤時間、勤務時間、担当したい年齢など、譲れない条件を3つまで書く
転職したい時期を伝える
「来年4月の入職を考えています」「まだ情報収集の段階です」など、急ぎ具合を正直に伝える
紹介してほしくない園を伝える
今の園と同じ法人の園や、すぐ近くの園など、知られたくない相手がいれば最初に伝える
面談の日時を自分から提案する
休みの日や夜の時間帯など、落ち着いて話せる日時を2〜3候補挙げておく
送るメールの例
文面は、長くなくてかまいません。たとえば、次のような内容で十分です。
- 例:登録しました○○です。現在、認可保育園で1歳児クラスの担任をしています。
- 例:在職中のため、連絡は基本的にメールでお願いします。お電話は平日20時以降か、土日にいただけると助かります。
- 例:希望は、自宅から30分以内、乳児クラスの担当、土曜出勤は月1回までです。
- 例:来年4月の入職を考えていますが、まずは情報を集めたい段階です。
- 例:現在勤めている法人の園は、紹介の対象から外していただけますか。
最後の一文は、とくに大切です。今の園と同じ法人や、近くの園に自分の情報が伝わることを避けたいなら、最初にはっきり伝えておきましょう。登録の前に確かめておきたい点は、転職サイトに登録する前の注意点にまとめています。
03面談は必須?受けない選択肢と、受けたほうがいい理由
要点:面談を必須にしているかどうかはサービスによって違い、電話やオンラインで短く済ませられることも多くあります。受けなくても求人の紹介を受けられる場合はありますが、希望とのずれが大きくなりやすいため、短くても一度は受けるのが現実的です。
「面談」と聞くと、事務所に出向いて1時間以上話を聞かれるようなものを想像するかもしれません。実際には、電話やオンラインで行うサービスも多く、時間もサービスや話す内容によってまちまちです。面談を受けずに、登録情報やメールでのやりとりだけで求人を紹介してもらえるかどうかも、サービスによって違います。気になる場合は、最初の連絡のときに「面談は電話で短くお願いできますか」「メールだけでの紹介は可能ですか」と聞いてみてください。
図3
| 比べること | 面談を受ける | 面談を受けない(メールのみ) |
|---|---|---|
| 紹介される求人の合い方 | 細かい希望まで伝わり、合いやすい | 登録情報だけで選ぶため、ずれが出やすい |
| かかる時間 | 電話やオンラインで短く済むことも多い | 面談の時間はかからない |
| 聞ける情報 | 園の雰囲気や残業の実態など、口頭で補足してもらえる | 求人票に書かれた情報が中心になる |
| 断りやすさ | 顔や声を知った相手に断るのは気が引けることも | 文字で断れるので気楽 |
| 向いている人 | 希望が細かい人、条件の確認を任せたい人 | 希望がはっきりしていて、自分で求人を読める人 |
受けたほうが楽になる理由
面談を受けない場合、担当者は登録フォームの情報だけで求人を選ぶことになります。「乳児クラス希望」と書いてあっても、0歳児なのか2歳児なのか、担任なのか副担任なのかまでは分かりません。その結果、合わない求人が何件も届き、それを一件ずつ断る手間が増えます。短い面談で細かい希望を伝えておくほうが、結果として手間が少なくなることが多いのです。
面談を短くするこつ
面談の時間を短くしたいなら、話す内容を先に文字で送っておくのがいちばんです。前の章で紹介したメールを送ってあれば、面談は確認と補足だけで済みます。「時間がないので、20分ほどでお願いできますか」と最初に伝えておくのも効果があります。電話が苦手な人は、電話なしで使える転職サービスの選び方も参考にしてください。
オンラインや電話で受けるときの準備
オンラインや電話で面談を受けるなら、場所と時間の準備も大切です。家族がいる部屋や、園の休憩室で受けると、話したいことを話しきれないことがあります。帰宅後の落ち着いた時間に、一人で話せる場所を選びましょう。手元には、次の章で紹介するメモと、最近の給与明細を置いておくと、聞かれたことにすぐ答えられます。画面越しの面談でも、服装や背景を気にしすぎる必要はありません。担当者が知りたいのは、あなたの希望の中身です。
04面談で聞かれることと、準備しておくメモ
要点:面談で聞かれるのは、今の働き方、転職を考えた理由、希望の条件、転職の時期の4つが中心です。答えを一枚のメモにしておくと、短い時間でも希望が正確に伝わります。
面談は、試験でも面接でもありません。担当者が、あなたに合う求人を探すために、情報を集める時間です。上手に話そうとする必要はなく、事実と希望を正直に伝えれば十分です。ただ、その場で考えると、言いたかったことが抜けてしまいがちです。次の項目をメモにしておきましょう。
図4
- 今の勤務先の種類と規模認可保育園、小規模保育、認定こども園など。定員も書いておくと伝わりやすくなります
- 担当してきたクラスと年数「0歳児2年、1歳児3年」のように、年齢ごとの経験を書きます
- 今の勤務時間とシフト早番・遅番の時刻と回数、土曜出勤の頻度を書きます
- 転職を考えた理由人間関係、持ち帰り、通勤など、きっかけを一言で書きます
- 譲れない条件3つ通勤時間、勤務時間、担当したい年齢など、優先順に書きます
- 避けたい条件行事が多い、異動がある、など、できれば避けたいことを書きます
- 今の年収の目安手取りではなく、額面の月給と賞与の目安を書いておくと話が早く進みます
- 転職したい時期入職したい月と、今の園に退職を伝えられる時期を書きます
- 紹介してほしくない園今の園と同じ法人や、近くの園など、知られたくない相手を書きます
「転職を考えた理由」は、うまく話さなくていい
面談でいちばん言葉に詰まりやすいのが、転職を考えた理由です。人間関係のことなど、話しにくい理由もあるでしょう。けれども、担当者が知りたいのは、次の職場で同じことが起きないようにするための手がかりです。「主任との関係がつらい」と言いにくければ、「職員どうしで相談しやすい雰囲気の園がいい」と、次の職場で望むことに言い換えて伝えてもかまいません。
こちらから質問してもいい
面談は、聞かれるだけの場ではありません。面談の最後に、こちらから確かめておきたいことを聞いてかまいません。たとえば「求人はどのくらいの頻度で、どの方法で届きますか」「応募を決めるまで、私の情報は園に伝わりませんか」「使うのをやめたいときは、どう伝えればいいですか」の3つです。答え方が具体的かどうかで、この担当者とやりとりを続けられそうかも見えてきます。
05相談事例:面談を避けていたけれど、20分だけ受けてみた
要点:ここでは、面談を受けずに使い始めたものの、求人のずれに困って、短い面談を受けたモデルケースを紹介します。面談の前と後で、届く求人がどう変わったかに注目してください。
「言わなくても分かってほしい」を、言葉にした20分
相談事例(モデルケース)
- お名前
- あすかさん(仮名)・27歳
- 保育士歴
- 6年目(相談当時)
- 勤務先
- 都市部の株式会社が運営する認可保育園(定員約60名)、1歳児クラス担任
- 家族
- 一人暮らし(翌年の春に結婚し、引っ越しの予定)
- 変化
- 希望に合う求人 5件中1件 → 4件中3件、面談 なし → 電話で20分
編集部最初は、面談を受けないつもりだったそうですね。
はい。面談って、売り込まれる場だと思ってたんです。登録フォームに「連絡はメールのみ希望」って書いて、面談の案内にも返事をしませんでした。条件は全部フォームに書いたし、それで十分だろうって。
編集部メールだけで届いた求人は、どうでしたか。
5件届いて、合ってたのは1件だけでした。結婚後に住む駅から遠い園とか、4歳児クラスの募集とか。フォームには「乳児希望」って書いたんですけど、私が続けたいのは1歳児で、0歳児は正直まだ自信がなかったんです。そこまでは書いてなかったので、ずれて当然だったんですよね。
編集部そこから、どうしたのですか。
断りのメールを4通書くのに疲れて、もう面談を受けちゃおうと。ただ「電話で20分、夜8時半からでお願いします」って、こっちから決めました。事前に、新居の最寄り駅と、1歳児を続けたいこと、土曜は月1回まで、っていうメモを送っておいたら、電話は確認だけでほとんど終わりました。
編集部面談の後、何が変わりましたか。
次に届いた4件のうち、3件が条件ぴったりでした。しかも担当さんが「この園は1歳児が2クラスあって、持ち上がりは希望制だそうです」って、求人票にないことまで教えてくれて。最初から20分話しておけばよかったなって、ちょっと笑っちゃいました。
面談って、売り込みの場じゃなくて、私の「言わなくても分かってほしい」を言葉にする場でした。
あすかさん(仮名)
あすかさんは、紹介された3園のうち2園を見学し、1歳児クラスが2つある認可保育園から内定を受けました。今の園には、年度末で退職することを3か月前に伝え、4月から新しい園で働き始めています。新居からは電車で1駅、自転車でも通える距離だそうです。
あすかさんが面談で伝えた内容は、新しいことではありませんでした。「1歳児を続けたい」「新居の最寄り駅」「土曜は月1回まで」。どれも本人の頭の中にはあったことです。面談は、頭の中の希望を、担当者が使える情報に変える時間でした。
※相談で多く寄せられる状況をもとに再構成したモデルケースです。特定の個人ではなく、数値は一例です。
図5
希望に合う求人の数
断りのメールの数
求人票以外の情報
このケースのように、面談の時間や方法をこちらから決めると、面談への抵抗はかなり小さくなります。「受けるか、受けないか」だけでなく、「どう受けるか」を自分で決められることを覚えておいてください。
06在職中でも疲れない、届いた求人の扱い方
要点:届いた求人は、その場で返事をせず、譲れない条件に照らして4つに仕分けます。返事は週に2回などとまとめると、保育の仕事と並行しても疲れにくくなります。
求人が届き始めると、一件ごとに「どうしよう」と考えてしまいがちです。迷う時間を減らすには、届いた求人をいくつかの箱に仕分ける決まりを、先に作っておくのが効果的です。
図6
譲れない条件3つに合っているか
- 3つとも合っている見学をお願いする。見学の日程は、休みの日や有給休暇を使える日で提案する
- 2つ合っていて、1つが分からない分からない1つを担当者に確かめてもらってから決める
- 1つでも合わないものがある理由を一言添えて断る。次の紹介の精度が上がる
- 条件は合うが、気持ちが動かないすぐに断らず、ほかの求人と並べて週末に見直す
求人を開くのは、1日1回15分まで
通知が来るたびに求人を開いていると、午睡の見守り中も、帰りの電車でも、頭の中が転職のことでいっぱいになります。求人のメールを読むのは「夕食のあとに15分」のように、1日1回に区切ってしまいましょう。その15分で、上の図の4つの箱に仕分けるところまで済ませれば十分です。すぐに返事ができないときは「確認して、週末にお返事します」と一言返しておけば、担当者にもこちらのペースが伝わります。
見学の日は、有給休暇を使って確保する
見学は、保育中の様子を見るために平日の日中になることが多いものです。シフトの休みに合わせるか、有給休暇を使って日程を確保しましょう。年次有給休暇は、労働者が指定した時季に与えるのが原則で、使用者が時季を変えられるのは、事業の正常な運営を妨げる場合に限られています[3]。とはいえ、行事の前や職員が少ない日を避けて早めに申し出ておくと、今の園との関係も穏やかに保てます。休みの理由を細かく説明する必要はありません。
見学は、聞きたいことを持って行く
見学の日が決まったら、その園について確かめたいことを3つほどメモにしておきます。求人票で分からなかった休憩の取り方や、行事の準備の進め方などです。見学で何をどう聞けばいいかは、園見学で聞いておきたい質問で紹介しています。
07登録後につまずきやすいところ
要点:登録したことで、応募や転職が決まるわけではありません。担当者に任せきりにすると確認が抜けることもあります。使い始めてからつまずきやすい点を知っておくと、慌てずに済みます。
1. 登録は、応募ではない
登録しただけで、どこかの園に応募したことにはなりません。応募するのは、紹介された求人に自分が「応募したい」と答えたときです。登録の後に「やっぱりまだ早かった」と感じたら、そのまま担当者に伝えてかまいません。転職サービスは、求職者から手数料を取ることが法律で原則として禁止されているため[4]、途中でやめても費用はかかりません。
2. 任せきりにすると、確認が抜ける
担当者は条件の確認を手伝ってくれますが、すべてを確かめてくれるとは限りません。求人を出す側は、業務の内容、就業時間、休憩、時間外労働、賃金の内訳などを、原則として最初の面接などまでに示すことになっています[5]。紹介された求人で、これらの項目が分からないものがあれば、担当者に「この点は確認できますか」と頼みましょう。自分の目で書面を読むことは、最後まで手放さないでください。
3. 連絡が多すぎるときは、止めてもらっていい
最初に伝えたのに電話が続く、求人の連絡が多すぎる。そう感じたら、我慢せずにもう一度伝えましょう。それでも変わらない場合の対処は転職エージェントの連絡がしつこいときの対処法に、使うのをやめたいときの手順は転職エージェントの退会方法にまとめています。
登録した後になって、「そもそも転職するかどうかを決めていなかった」と気づく人もいます。そのときは、求人の紹介をいったん止めてもらい、迷いを整理する時間をとってもかまいません。ほいくの相談室では、転職するかどうか決めていない段階の相談も受けています。
よくある質問
登録した後、すぐに電話に出られなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。保育中に電話に出られないのは当然のことなので、昼休みや帰宅後に「保育中で出られませんでした。連絡はメールでお願いします」と送っておけば十分です。最初に連絡の方法と時間を伝えておくと、その後は合わせてもらいやすくなります。
面談では、履歴書を用意しないといけませんか?
面談の段階では、履歴書を求められないことも多いものです。必要かどうかは、面談の日程を決めるときに確かめておきましょう。履歴書がなくても、担当してきたクラスと年数、今の勤務時間などをメモにしておけば、面談は進められます。
面談を受けたら、必ず求人に応募しないといけませんか?
応募するかどうかは、自分で決められます。面談は、希望を伝えて求人を探してもらうための時間で、応募の約束をする場ではありません。紹介された求人が合わなければ、理由を添えて断ってかまいません。
登録してから入職まで、どのくらいかかりますか?
本人の状況や時期によって大きく違いますが、在職中の場合は、登録から内定まで1〜2か月、内定から入職まで1〜3か月ほどを目安に考えておくと無理がありません。年度の区切りで入職したい場合は、その3〜4か月前に動き始める人が多いようです。
登録後、しばらく転職活動を休みたくなったらどうすればいいですか?
担当者に「しばらく転職活動を休みたいので、求人の紹介を止めてください」と伝えましょう。再開したくなったら、そのときに連絡すれば足ります。もう使わないと決めた場合は、退会の手続きをしておくと連絡が止まります。
担当者と話が合わないと感じたら、変えてもらえますか?
担当者の変更に応じているサービスは少なくありません。「希望がうまく伝わっていない気がするので、別の方にお願いできますか」と、問い合わせ窓口に伝えてみてください。変更が難しい場合は、そのサービスの利用をやめて、別のサービスや自分で応募する方法に切り替えるという選択肢もあります。
参考にした資料
- 厚生労働省「2024年4月から労働条件明示のルールが変わります」
- e-Gov法令検索「民法」
- 確かめよう労働条件「年次有給休暇」
- e-Gov法令検索「職業安定法」
- 厚生労働省 求職者向けリーフレット(2024年4月)
※制度や数値は記事の更新時点で公的機関の資料により確認しています。最新の情報は各リンク先でご確認ください。