「あと、どれくらいだろう」と
検索してしまう夜に。
あなたも、大切な人も、ひとりにしない。
自分のことかもしれない。親のことかもしれない。子どものことかもしれない。
知りたいことの答えと、話せる場所を、ここで。
そばにいる時間を、守るために。
自分のことかもしれない。
親のことかもしれない。
子どものことかもしれない。
がんと向き合うとき、知りたいことだけでなく、
誰にも言えない不安が生まれることがあります。
「あとどれくらい?」 「これからどうなる?」
「今、何をしてあげればいい?」 「誰かに話を聞いてほしい。」
そんなときに、必要な情報と、話せる場所を探せるところ。
それが、がんと家族の相談室です。
「もう長くないの?」「あとどれくらい一緒にいられる?」「今、何をしてあげればいい?」。家族は「第二の患者」と言われるほど、同じように揺れます。
- 最期が近いサインと、これから起こること
- 会いに行くべきか、何を話すか、何を聞いておくか
- つらい・眠れない・自分を責める、家族自身の心
- 介護・終活・もしもの夜の備え
知りたいことも、知りたくないことも、ここで整理できます。数字より先に、これからどうなるのか、今できることは何か。
- 余命の目安はどう決まるのか。数字を聞く・聞かないは自分で決めていい
- 最期は苦しいのか、意識はあるのか
- 先生に聞きたいけど聞けないことの、聞き方
- 怖い・眠れない・家族には言えない夜に
どちらの立場でも、お電話・LINE・フォームの窓口は同じです。匿名でも構いません。
今、知りたいことから。
検索した言葉は「あと何日」でも、本当に知りたいのは、その先のことかもしれません。6つの入口を用意しました。
- あと、
どれくらい?余命の目安はどう決まるのか。数字を聞く・聞かないを、自分で決めるために。
読む - 最期が近い
サインは?食べない、眠り続ける、呼吸が変わる。体に起きる変化と、そのとき家族ができること。
読む - これから、
どうなる?治療終了、緩和ケア、在宅か病院か。最後の1か月・1週間・数日の流れ。
読む - 今、何を
してあげればいい?接し方、声かけ、会いに行くか、何を聞いておくか。後悔しないために。
読む - 怖い。眠れない。
誰にも言えない。夜に検索してしまう自分を責めないでください。気持ちの置き場所と、話せる相手。
読む - 先生に聞きたい。
でも、聞けない。余命を聞いていいのか、どう聞くのか。次の診察で聞く質問を3つにまとめる方法。
読む
「あと何日」と検索するとき、本当に知りたいこと。
表面の言葉は余命でも、その裏には6つの段階があります。私たちは、最後の段階まで一緒にいます。
- 1状況を確認したい「この状態は、もう最期が近いの?」
- 2見通しを知りたい「あとどれくらい一緒にいられる?」
- 3最期について知りたい「亡くなる前には、どんな変化がある?」
- 4後悔したくない「今、会いに行ったほうがいい?」「何を話しておけばいい?」
- 5自分の気持ちをどうしたらいいか分からない「怖い」「泣いてしまう」「誰にも相談できない」
- 6誰かに話したい「この気持ちを、誰かに聞いてほしい」
- お父さん/お母さんは、もう長くないの?子どもの立場で検索するとき
- 自分はあとどれくらい生きられるんだろう。最期までに何が起こるんだろう。ご本人が夜に検索するとき
- もし亡くなったら、自分はどうすればいい?家族の本音は、ここまで続きます
- 親として、子どもに何をしてあげればいい?子どもががんになった親の立場で
国立がん研究センターは、がん患者の家族は本人と同じように不安や落ち込みを経験し、「第二の患者」と言われるほど精神的な負担が大きいと説明しています。家族自身の心配や悩みも、相談してよいことです。だからこのサイトは、「余命を検索する人」ではなく、「余命を検索してしまうほど不安になっている人」のために作りました。
ここで、できること。
情報を得る → 気持ちを整理する → 誰かに相談する → 電話で話す。その先は、ご本人とご家族で道が分かれます。どちらの道も、同じ担当が伴走します。
- 検索「あと、どれくらい?」
夜、スマホで検索してしまう。そこから始まって構いません。
- 情報今の状態と、これから起こること
断定せず、目安と個人差を。監修つきの記事と、読むだけのチェックリスト。
- 相談誰かに話したい
LINEで一言。フォームで折り返しの電話を申し込む。匿名でも。
- 電話050-1720-6000
相談員が話を聞き、必要なら専門家・専門サービスへ橋渡しします。
- ご本人は
- 治療の相談先
- 緩和ケア
- 生活・仕事
- お金の制度
- 心のケア
がん相談支援センター、緩和ケア外来、就労・制度の窓口など、公的な相談先を一緒に探し、つなぎます。
- ご家族は
- 介護・在宅医療
- 終活
- もしもの夜の備え
- 葬儀
- 相続・遺品整理・お墓
ご希望とご同意のある分だけ、信頼できる専門サービスを複数比較してご提案します。ご家族の費用負担はありません。
当窓口は民間の相談窓口で、病院・医療機関・葬儀社ではありません。医療の判断はせず、サイトに事業者名や料金は掲載しません。運営費は、ご家族のご同意のもとで手配が進んだ場合の提携事業者からの紹介手数料でまかなっています(お金の流れの開示)。
話せる場所は、ここにあります。
「まだ何も決めていない」「ただ聞いてほしい」という方が、いちばん多くいらっしゃいます。評価も助言もしない20分でも、先生の言葉の翻訳でも、今夜の判断の整理でも。ご本人でも、ご家族でも。どれからでも、同じ担当がお応えします。
お電話で
声で話したい方へ。スタッフが名前を名乗ってお受けします。番号非通知ではありません。
050-1720-6000- 平日 9:00〜18:00
- 担当が直接お受けします
- 上記以外
- 自動音声で一次受付し、翌朝9時までに担当から折り返します
- ご本人・ご家族
- どちらからでも。匿名でも構いません
LINEで
病室や職場からでも、文字で。友だち追加のあと、今の状況や気持ちをひとこと送ってください。スタンプひとつでも大丈夫です。
LINEで話す無料・匿名OK・夜間は翌朝にお返事- 「次の診察で聞く質問メモ」「看取り前後にやることチェックリスト」をお送りできます
- ブロックはいつでも。こちらから送るのは、頼まれた資料と約束した連絡だけです
フォームで(折り返しのお電話)
ご希望の連絡方法と時間帯をお知らせください。送信後、受付確認のメールが自動で届きます。
自動返信メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。携帯メールの方は、受信設定で「@」以降のドメインを受信許可いただくと確実です。
ただ、聞く
評価も助言もしない20分。病室では言えないこと、家族には見せられない弱音を、ここに置いていってください。ご希望により記録を残さずに対応します。
先生の言葉を、わかる言葉に
「週単位」「鎮静」「点滴を絞る」。医療者の言葉の一般的な意味をお伝えし、次の診察で聞く質問を3つにまとめてお送りします。診断や予測はしません。
今夜の判断を、一緒に整理する
遠方の家族を呼ぶか、今夜泊まるか、会社に何と言うか、お金の見通しはどうか。決めるのはあなた。段取りは一緒に。
その先の相談先へ、橋渡しする
ご本人は治療・緩和ケア・生活・仕事の相談先へ。ご家族は介護・終活・葬儀・相続・遺品整理・お墓の専門サービスへ。ご希望とご同意のある分だけ、一緒に選びます(お金の流れの開示)。
私たちは医療機関ではないため、診断・治療・余命の判断はできません。体調の急な変化は、まず主治医や病棟の看護師へ。強い落ち込みや「消えてしまいたい」という気持ちが続くときは、主治医、全国のがん診療連携拠点病院にある「がん相談支援センター」(無料)、お住まいの自治体のこころの相談窓口にもつながってください。私たちも、一緒に探します。
もしもの夜は、こんなふうに訪れます。
ご家族の方へ。先に知っておくことは、怖がることではなく、ご本人のそばにいるための準備です。時刻は一例です。
-
深夜23:40
病院からの電話
「呼吸の様子が変わってきました。来られますか」。看護師さんの落ち着いた声。頭が真っ白になりながら、鍵と財布と充電器をつかむ。
備え夜間に連絡をもらう基準と、「誰に・どの順番で」連絡するかのリスト
駆けつける、その道のりも。 -
病室で0:50
手を握る
「聞こえていますよ。声をかけてあげてください」。いつもより冷たい手を握って、今日の天気の話をする。「ありがとう」を、言う。
備え聴覚は最後まで残ると言われています。伝えたい言葉を、今のうちに
最後まで、手は離さなくていい。 -
霊安室へ2:40
「お迎えの手配は、お済みですか」
お体を清めたあと、看護師さんに聞かれます。多くの病院で、霊安室にいられるのは2〜3時間が目安。ここで「どこへ、誰に運んでもらうか」を決めることになります。
備え「搬送だけお願いします。葬儀は未定です」と言っていい。事前登録の直通番号が、ここで働きます -
夜明け5:00
病院を出る
寝台車が来て、ご本人と一緒に病院を出る。空が白みはじめている。ここから先の葬儀や手続きは、急がなくて大丈夫。朝9時までに、担当からお電話します。
備え死亡届は7日以内、火葬は24時間を経過してから。その他は、落ち着いてからで間に合います
この夜に「電話する先」がひとつあるだけで、2:40の問いに慌てずに済みます。
葬儀社を決めたのは「亡くなった後」という方が最も多く、1社だけで決めた方が87.1%、費用が想定より高かった方が47.3%。慌てて決めた結果の相談事例は、消費生活センターにも寄せられています。入院中に決めておくのは、葬儀の内容ではなく「その夜に電話する先」だけで十分です。
出典:鎌倉新書「第7回 お葬式に関する全国調査」(2026年)、エス・エム・エス 葬儀費用に関する調査(2026年7月)、東京都消費生活総合センター 相談事例。霊安室の滞在時間の目安は病院により異なります。
「もしもの夜の備え」を読む登録は無料・3分・まだ何も決めなくて大丈夫体に起きる変化の、おおよその流れ。
緩和ケアの現場で広く共有されている「お別れが近づくときの一般的な経過」です。順番どおりに進まないことも多く、一時的に元気に見える日もあります。個人差がとても大きい前提で、目安としてお読みください。
数週間前ごろから
眠る時間が増え、食べる量が減る
- 眠っている時間が長くなり、起きていても会話が短くなる
- 食事や水分が減る ── 体が必要としなくなる自然な変化で、無理に食べさせなくてよいとされます
- 体重が落ち、だるさが強くなる。トイレや歩行に介助が必要になる
- 周囲への関心が薄れ、静かに過ごす時間が増える
数日前ごろから
反応が薄くなり、体の末端が冷たくなる
- ほとんど眠っていて、呼びかけへの反応が弱くなる
- 飲み込みが難しくなり、ほとんど口にしなくなる。尿が少なく、色が濃くなる
- 手足が冷たく、紫がかったまだら模様が出る(網状皮斑)
- つじつまの合わない言動や、そわそわした様子(せん妄)。亡くなった人の名前を呼ぶことも
- 呼吸のリズムが不規則になる。血圧が下がり、むくみや発熱が出ることがある
数時間前ごろから
呼吸が変わり、意識が遠くなる
- あごを動かすような呼吸(下顎呼吸)。息が止まる間隔が長くなる
- 喉の奥でゴロゴロと音がする(死前喘鳴) ── ご本人は苦しさを感じていないと考えられています
- 脈が触れにくく、血圧が測れなくなる。目が半開きになり焦点が合わない
- 呼びかけに反応はなくても、聴覚は最後まで残ると言われています。声をかけ、手を握ることには意味があります
ご注意:ここに書いた変化は「亡くなる前に多くの方に見られる」とされる一般的な経過で、日数を予測するものではありません。病気や体力、お薬によって経過は大きく異なります。今がどの段階なのかは、担当の医師・看護師に尋ねてよいことです。聞き方が分からなければ、お電話で一緒に質問を作ります。
医療者に、そのまま聞いてよい質問の例
- 今は、どの段階だと見ていらっしゃいますか
- 夜間に変化があったら、電話をいただけますか。どんな変化のときですか
- 遠方の家族を呼ぶなら、いつごろが目安でしょうか
- 苦しそうに見えるとき、本人は苦しいのですか。和らげる方法はありますか
- 鎮静(眠った状態にするケア)について、今のうちに教えてください
- 家族が今できることで、してはいけないことはありますか
参考:日本緩和医療学会 各種ガイドライン/国立がん研究センター がん情報サービス/緩和ケア普及のための地域プロジェクト(OPTIM)『これからの過ごし方について』/Hui D ほか(Oncologist 2014・Cancer 2015)ほか。監修:木内由香。本ページの医療情報は一般的な情報提供であり、個別の診断や予測を行うものではありません。
ご家族の願いと、療養の方針のあいだで。
このサイトの医療情報と、お電話で使う言葉は、がん患者さんとご家族の支援に携わってきた監修者が、医学的な正確性とご家族の気持ちの両方に目を向けて確認しています。