看護師からキャリアアドバイザーへ転職するには|仕事内容と向く人

病棟の休憩室で、2年目の看護師が涙をこらえながら「もう辞めたいんです」と打ち明ける。教育担当として話を聞き、異動の希望を一緒に整理して、師長に橋渡しをする。そんな面談を何度も重ねるうちに、看護師の働き方そのものを支える仕事に関心を持った方もいるかもしれません。

調べてみると、看護師の転職を手伝う「キャリアアドバイザー」という仕事があり、「看護師経験を生かせます」と書かれた求人も見つかります。ただ、同じ求人の中に「営業」「目標達成」といった言葉も並んでいて、病棟とはずいぶん勝手が違いそうです。

職場を移る看護師は、少なくありません。日本看護協会の調査(JILPTの紹介による)では、2024年度の病院の正規雇用看護職員の離職率は11.0%でした[1]。その一人ひとりの「次の職場」を一緒に考えるのが、キャリアアドバイザーの仕事です。

向いているかどうかは、仕事の中身と会社のしくみを知ってから判断しても遅くありません。仕事の流れ、看護の経験が生きる場面と苦労する場面、在宅でできる範囲、転職までの手順を順に整理しました。

看護師からキャリアアドバイザーに転職するには?

看護師からキャリアアドバイザーになるには、看護師向けの人材紹介会社のキャリアアドバイザー職に応募するのが基本の道です。アドバイザーの仕事そのものに看護師の資格は欠かせないものではありませんが、看護師向けの会社では、臨床の経験が求職者の話を理解する力として評価されることがあります。

有料で職業紹介を行う会社は、厚生労働大臣の許可を受ける必要があります[2]。キャリアアドバイザーはその会社の社員として、転職を考える看護師(求職者)と、看護師を探す病院や介護施設などのあいだに立って働きます。病棟とは、向き合う相手も、評価のされ方も変わります。

病棟の看護師とキャリアアドバイザーの比べ方
項目病棟の看護師キャリアアドバイザー
向き合う相手患者さんと家族転職を考える看護師と医療機関
仕事のゴール回復と安全な療養納得できる職場への入職
話す場面ベッドサイド・申し送り電話・オンライン・対面の面談
評価のされ方看護の質と役割面談数や入職の人数など(会社による)
働く時間交代制・夜勤あり日中が中心・夕方の面談も(会社による)
看護師の資格必須求人による(歓迎とされることも)

編集部まとめ

看護師の資格を直接使う場面は少なくなります。そのかわり、病棟や外来で積み重ねてきた「人の話を聞いて、状況を見立て、調整する力」が、毎日の仕事の中心になります。

キャリアアドバイザーは、どんな仕事をする?

キャリアアドバイザーの仕事は、求職者の登録を受けてから、新しい職場に入るのを見届けるまで続きます。1人の看護師の転職に、最初の面談から入職まで寄り添う仕事です。

キャリアアドバイザーの仕事の流れ
  1. 1登録を受ける

    転職を考える看護師から、希望や経験の登録を受けます。

  2. 2面談で話を聞く

    働き方の希望、家族の事情、辞めたい理由を電話やオンラインで聞きます。

  3. 3求人を提案する

    希望に合う求人を選び、よい点と気になる点の両方を伝えます。

  4. 4応募の準備を手伝う

    応募書類の書き方や、面接の受け方を一緒に考えます。

  5. 5医療機関と調整する

    面接の日程や勤務の条件を、医療機関に確かめます。

  6. 6入職を見届ける

    内定から入職までの手続きと、入職後の様子を確かめます。

求職者の担当と、医療機関の担当

会社によって、仕事の分け方が違います。求職者を担当する人と、病院や施設から求人を預かる人が分かれている会社もあれば、1人が両方を受け持つ会社もあります。医療機関の担当は、求人を出してもらうための電話や訪問が多く、営業の色が濃くなります。

求人に「キャリアアドバイザー」とあっても、どちらの担当なのかで1日の過ごし方は大きく変わります。応募の前に、仕事の範囲を必ず確かめておきましょう。

1日の流れの例

求職者の多くは、働きながら転職を考えています。そのため、仕事が終わったあとの時間や休みの日に面談を希望されることがあります。下の図は、求職者の担当になった場合の1日を仮に描いたものです。勤務時間の決まりは会社ごとに違います。

キャリアアドバイザーの1日の例(モデル)
求人の確認・メール9:00〜10:00
医療機関への電話10:00〜12:00
面談・書類の確認13:00〜16:00
記録の入力・会議16:00〜18:00
仕事帰りの人との面談18:00〜19:30

会社はどうやって収入を得ている?目標はある?

有料の職業紹介を行う会社は、原則として求職者から手数料を取ることはできません[2]。求職者が無料で使えるのはこのためです。一般的には、紹介した人が入職したときに、求人を出した医療機関などから紹介手数料を受け取るしくみになっています。

入職が決まって初めて収入になるので、面談の件数、応募の件数、入職の人数などを目標にしている会社があります。病棟の仕事と大きく違うのは、この「数字の目標」がはっきりあることです。

目標そのものが悪いわけではありません。ただ、目標の重さや評価への反映のしかたは、会社によってかなり違います。求職者に無理な応募をすすめずにすむかどうかも、目標の決め方に左右されます。入社してから驚かないように、面接で具体的に聞いておきましょう。

求職者の側から見ると、アドバイザーは「自分の希望を優先してくれる人なのか」が気になる存在です。求人のよい点だけでなく、気になる点も伝える。迷っている人には、応募しない選択もあると伝える。そうした誠実さが信頼につながり、結果として入職後も働き続ける人を増やします。

目標の例と、面接で確かめたい質問
目標の例中身面接で聞く質問の例
面談の件数1か月に話を聞く人数目標はどのように決まりますか
入職の人数期ごとに入職した人数評価や給与にどう反映されますか
入職後の定着入職した人が働き続けているか定着も評価に入りますか
担当の範囲求職者・医療機関の担当医療機関への営業もありますか

編集部まとめ

看護の経験が生きる場面と、苦労しやすい点は?

看護の経験が生きる場面

看護師の経験がいちばん生きるのは、面談で話を聞く場面です。「人間関係がつらい」という言葉の奥に、夜勤の負担や家族の事情が隠れていることもあります。情報を集め、本当の困りごとを見立て、計画を立てて、あとでふり返る。面談の進め方は、看護過程とよく似ています。

看護過程とよく似た、面談の進め方
  1. 情報を集める(希望・経験・家族の事情)
  2. 見立てる(本当の困りごとは何か)
  3. 計画する(求人の候補と、応募の順番)
  4. 実施する(提案・応募・面接の準備)
  5. ふり返る(入職後の様子を確かめる)

たとえば「日勤だけの職場がいい」という希望ひとつでも、理由によって合う求人は変わります。子どもの送り迎えのためなら終わりの時間が、体力の不安なら立ち仕事の多さが、夜の睡眠を守りたいならオンコールの有無が大事になります。理由まで聞いてから提案するのは、症状の奥にある原因を探してきた看護師には、なじみのある考え方です。

職場ごとの働き方を、自分の言葉で説明できることも強みです。病棟と外来、訪問看護、介護施設では、夜勤やオンコールの有無、記録のしかた、1日の流れが違います。求人票の文字だけではわからない現場の様子を、経験をもとに伝えられるのは、看護師だった人ならではです。

教育担当やプリセプターの経験も、そのまま生きます。相手のペースに合わせて話す、言いにくいことも順番を考えて伝える、迷っている人の決断を急がせない。新人と向き合ってきた時間は、求職者と向き合う時間に重なります。

苦労しやすい点

一方で、看護師から移った人がつまずきやすい点もあります。いちばん大きいのは、営業の要素と数字の目標です。求職者のためを思う気持ちと、会社の目標とのあいだで、気持ちが揺れることもあります。

看護の経験が生きること・苦労しやすいこと

生きやすいこと

  • 面談で話を聞き、困りごとを見立てる
  • 職場ごとの働き方を具体的に説明できる
  • 医療の言葉で医療機関と話せる

苦労しやすいこと

  • 医療機関に求人の相談をする営業
  • 面談数や入職の人数などの目標
  • パソコンでの記録や資料づくり

断られることにも慣れが必要です。提案した求人を断られる、内定のあとに辞退される、連絡が途絶える。転職の支援では、途中で関わりが終わることもあります。結果をひとつずつ自分の責任と受け止めすぎず、次の面談に気持ちを切り替える力が求められます。

パソコンの作業も増えます。面談の記録を入力し、求人を検索し、メールで医療機関とやりとりする。病院から企業へ移ると、メールの書き方や会議の進め方、評価のされ方にも戸惑いやすくなります。くわしくは病院から企業へ転職する看護師の注意点にまとめました。

キャリアアドバイザーは在宅で働ける?

面談を電話やオンラインで行う形なら、仕事の一部は自宅でもできます。ただ、在宅勤務ができるかどうかは会社の制度しだいです。研修やチームの会議、医療機関への訪問などで、出社が必要になることもあります。

当サイトがこの分野の記事のために確かめた範囲では、在宅可と明記した看護師向けキャリアアドバイザーの求人ページは確認できていません。求人を見るときは、職種名だけで判断せず、就業場所の欄を確かめてください。2024年4月からは、労働契約を結ぶときに「就業場所・業務の変更の範囲」も明示されることになりました[3]。内定の段階で、労働条件の書面の就業場所の欄を確かめておくと安心です。

仕事ごとの、自宅でのしやすさ(編集部の目安)
求職者との電話・オンライン面談5段階中4
応募書類の確認・求人の提案5段階中5
医療機関との電話での調整5段階中4
研修・チームの会議5段階中2
医療機関への訪問・見学の同行5段階中1

5は「自宅だけで進めやすい作業」、1は「出かけることが前提の作業」を表す目安です。求人の数を数えた結果ではなく、作業の進み方から編集部が判断しました。

在宅で面談をする場合は、求職者の経歴や家族の事情といった大切な情報を、自宅で扱うことになります。家族に画面や声が届かない場所を用意できるかも、あわせて考えておきましょう。企業で働く看護師の職種ごとの在宅の度合いは、企業で働く看護師はテレワークできる?で比べています。

転職するまでの手順は?

看護師からキャリアアドバイザーへの転職は、次の6つの手順で進めると迷いにくくなります。最初の3つは、応募の前に自宅でできる準備です。

看護師からキャリアアドバイザーへ移る手順
  1. 1理由を言葉にする

    支える側に回りたい理由を、病棟での具体的な場面で3つ書き出します。

  2. 2会社を調べる

    看護師向けの人材紹介会社を探し、許可・届出の状況を確かめます。

  3. 3求人を読む

    担当の範囲、目標、在宅の有無、研修の形を見比べます。

  4. 4書類を整える

    教育や調整の経験を、面談・提案・調整の言葉に置き換えます。

  5. 5面接で確かめる

    目標の決め方、評価、在宅の範囲、研修の期間を質問します。

  6. 6退職と入社を調整する

    夜勤のシフトと引き継ぎを考えて、入社日を決めます。

会社の許可・届出の状況は、厚生労働省職業安定局の「人材サービス総合サイト」で、職業紹介事業などの区分ごとに調べられます[4]。求人は、求人検索エンジンで「キャリアアドバイザー 看護師 経験」「人材紹介 医療 アドバイザー」などの言葉を組み合わせると見つけやすくなります。

求人票でよく見る言葉

人材紹介の求人には、病院の求人では見かけない言葉が出てきます。意味がわかると、その求人がどんな担当なのか、どれくらい営業の色が濃いのかを読み取りやすくなります。

人材紹介の求人でよく見る言葉
キャリアアドバイザー
求職者を担当し、面談・求人の提案・応募の準備を支える人です。
リクルーティングアドバイザー
医療機関などを担当し、求人を預かって条件を調整する人です。
両面型
1人が求職者と医療機関の両方を担当する働き方です。
分業型
求職者の担当と医療機関の担当を、別の人が受け持つ働き方です。
入職
紹介した人が、新しい職場で働き始めることです。
定着
入職した人が、その職場で働き続けていることです。

同じ「アドバイザー」でも、両面型の会社では医療機関への営業も仕事に入ります。求職者の話を聞くことに専念したいなら、分業型かどうかを確かめておきましょう。

職務経歴書では、看護の経験を「話を聞く・提案する・調整する」の言葉に置き換えて書きます。たとえば「新人の面談を年に約40回担当し、異動の希望を看護部と調整した」のように、回数と相手を添えると伝わりやすくなります。書き方の基本は看護師の職務経歴書の書き方、面接で条件を確かめる質問は看護師の面接の逆質問が参考になります。

退職の申し出の時期は、いまの職場の就業規則で確かめておきます。夜勤のある病棟では、翌月のシフト表が決まる前に師長へ伝えると、引き継ぎや勤務の調整がしやすくなります。内定が出てから慌てないように、応募の段階で入社できる時期の目安を考えておきましょう。

向いている人・向いていない人は?

キャリアアドバイザーに向いているかどうかは、看護の腕前より、仕事の中で何に喜びを感じるかに左右されます。次の2つの質問で考えてみてください。

キャリアアドバイザーに向いているか考える

人の話を聞いて、気持ちと事情を整理するのが好きですか?

はい

面談の仕事に、看護の経験がそのまま生きます。次の質問へ進みましょう。

いいえ

話を聞く場面が仕事の中心なので、ほかの企業の仕事も比べてみましょう。

断られることや、数字の目標を追うことを、仕事として割り切れますか?

はい

営業の面も含めて、前向きに考えられそうです。

いいえ

求職者の担当に専念できる会社か、目標の持ち方を面接で確かめましょう。

反対に、臨床の手技を続けたい人や、患者さんと直接関わる仕事に喜びを感じる人には、物足りなさが残るかもしれません。看護の経験を生かして企業で働く道は、ほかにもあります。医療機関のシステムを使いこなせるよう支える医療ITのカスタマーサクセスなど、企業の仕事の種類は企業で働く看護師の求人の探し方で一覧にしています。

モデルケース:病棟の教育担当からアドバイザーに転職したMさん

モデルケース(架空の例)

病棟の教育担当から人材紹介会社のアドバイザーへ。夜勤がなくなり、週2日は自宅で面談

  • 月6回0回夜勤の回数
  • 0日2日自宅で働く日(1週間)
  • 新人と後輩 約5人求職者 約30人1か月に話を聞く看護師

このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。

成果

Mさんは、病棟の教育担当から、看護師向けの人材紹介会社のキャリアアドバイザーに転職しました。夜勤はなくなり、入社3か月後からは週2日、自宅から電話とオンラインで面談をしています。1か月に話を聞く看護師は、病棟の新人や後輩の5人ほどから、求職者の30人ほどに増えました。

Mさん:辞めたいと言う後輩の話を聞いていたころと、根っこは同じ仕事だと感じています。

背景

Mさんは循環器内科病棟で19年働き、8年前からは教育担当として新人の指導と面談を受け持ってきました。2年目の看護師から相談を受けることも多く、異動や働き方の選択肢を一緒に考えるうちに、病院の外の働き方をほとんど知らない自分に気づきました。中学生の子どもが2人いて、月6回の夜勤と研修の準備で、休みの日も疲れが抜けない日が続いていました。

困っていたこと

アドバイザーの求人を見つけても、「営業」「目標達成」という言葉に不安がありました。医療機関に電話で求人の相談をする自分の姿が想像できず、パソコンで資料を作った経験もほとんどありません。応募しようとしては画面を閉じる日が、3か月ほど続きました。

選んだ理由

Mさんは、面接で目標の決め方と評価のしくみを質問しました。応募した会社は、求職者の担当と医療機関の担当が分かれていて、Mさんは求職者の面談に専念できることがわかりました。入職した人が働き続けているかも評価に入ると聞き、ここなら無理な紹介をせずにすむと感じました。

Mさん:目標があることは隠さずに話してくれました。そのうえで、辞めない紹介を大事にしていると聞いて決めました。

始め方と工夫

職務経歴書には、新人の面談を年に約40回担当したことと、異動の希望を看護部と調整したことを、面談・提案・調整の言葉に置き換えて書きました。入社後の1か月は出社して研修を受け、記録の入力や求人の検索のしかたを先輩の隣で覚えました。夫は「夜中に起きて出かけなくていいなら」と賛成し、在宅の日は子どもの帰りを家で迎えています。

Mさんの例で大切だったのは、不安だった「営業」と「目標」を、面接で正面から質問したことでした。仕事の範囲と評価のしくみがわかれば、自分に合う会社かどうかを、入社前に見きわめられます。

気をつけたいこと:収入の形と、臨床から離れること

キャリアアドバイザーへの転職には、よいところと引きかえに手放すものもあります。とくに収入の形と、臨床から離れることは、家族とも話し合っておきたい点です。

看護師がキャリアアドバイザーになるよいところ・気をつけたいところ

よいところ

  • 夜勤のない働き方を選べる
  • 看護師の働き方を広く知り、自分の視野も広がる
  • 一人ひとりの転職を最後まで支える手ごたえがある

気をつけたいところ

  • 夜勤手当がなくなり、収入の形が変わる
  • 面談数や入職の人数など、数字の目標がある
  • 臨床の手技から離れる期間が続く

収入は、夜勤手当がなくなる分、病棟のころと同じとは限りません。会社によっては、基本の給与に加えて成果に応じた手当がある場合もあります。求人票では月給の内訳を、面接では評価と給与の関係を確かめてください。

臨床から離れる期間が長くなると、手技の感覚が戻るまでに時間がかかります。いつか臨床に戻る可能性があるなら、研修や勉強会に参加し続ける方法もあります。考え方は在宅から臨床に戻るときの準備にまとめました。

求人の情報を扱う責任もあります。職業安定法の改正(令和4年10月1日施行)では、求人等に関する情報の的確な表示の義務化や、個人情報の取扱いに関するルールの整備が行われました[5]。アドバイザーとして働くなら、こうした決まりを入社後の研修などで学び、求職者に伝える情報が正しいかを確かめ続けることになります。

求職者のつらい話を聞き続けることも、心の負担になりえます。病棟で患者さんの話を受け止めてきた人ほど、相手の気持ちを背負い込みやすいものです。面談のあとに記録を書いて気持ちを区切る、迷ったら先輩に相談するなど、自分を守る習慣を早めに作っておきましょう。

今日からできること

転職を決める前に、確かめておきたいことを並べました。全部がそろってから応募する必要はありません。1つずつ埋めていくうちに、自分に合う会社の条件が見えてきます。

応募の前に確かめておくこと

チェックした数:

キャリアアドバイザーの求人の全体像や、在宅でできる仕事内容は、看護師のキャリアアドバイザー求人にまとめています。

よくある質問

キャリアアドバイザーになるのに、看護師の資格は必要ですか?

アドバイザーの仕事そのものに、看護師の資格は欠かせないものではありません。ただ、看護師向けの会社では、臨床の経験が求職者を理解する力として評価されることがあります。資格の扱いは求人ごとに違うので、応募資格の欄を確かめてください。

40代・50代からでも転職できますか?

募集・採用で年齢を理由とした制限を設けることは、法律で原則として禁止されています[6]。例外もあるため年齢の条件がある求人もありますが、年齢だけであきらめる必要はありません。伝え方は40代の看護師の転職は難しい?が参考になります。

ノルマはきついですか?

目標の有無や重さ、評価への反映のしかたは会社によって違います。面談の件数や入職の人数などの目標がある会社もあるので、面接で「目標はどう決まるか」「達成できなかったときはどう扱われるか」を具体的に聞いておきましょう。

在宅だけで働けますか?

会社の制度しだいです。当サイトで確かめた範囲では、在宅可と明記した看護師向けキャリアアドバイザーの求人ページは確認できていません。研修や会議で出社が必要な会社もあるので、就業場所と研修の形を応募の前に確かめてください。

パソコンが苦手でも大丈夫ですか?

面談の記録の入力、メール、オンライン面談の操作は毎日使います。入社後に覚えることも多いので、文字の入力とオンライン会議の操作だけでも先に練習しておくと安心です。練習のしかたは看護師の在宅の仕事に必要なパソコンスキルにまとめました。

看護師の転職を支える公的な窓口もありますか?

都道府県ナースセンターは、都道府県知事が指定するもので、無料職業紹介のほか、研修・情報提供・相談などを行っています[7]。人材紹介会社とは役割が違うので、両方を知っておくと、アドバイザーとして求職者に案内するときにも役立ちます。

アドバイザーから看護師に戻ることはできますか?

看護師の資格がなくなるわけではないので、臨床に戻る道は残ります。ただ、離れる期間が長いほど、手技や知識を取り戻すのに時間がかかります。戻る可能性があるなら、研修や勉強会への参加を続けておくと安心です。

まとめ

看護師からキャリアアドバイザーへの転職は、看護師向けの人材紹介会社の求人に応募するところから始まります。面談で話を聞き、状況を見立て、調整する仕事には、病棟で培った力がそのまま生きます。一方で、営業の要素や数字の目標があることは、入社前に知っておきたい点です。

  • 仕事の範囲(求職者の担当か、医療機関の担当か)を求人で確かめる
  • 目標の決め方と評価への反映を、面接で具体的に聞く
  • 在宅の範囲は会社しだい。就業場所と研修の形を確かめる

迷ったときは、なぜ「支える側」に回りたいのか、病棟での場面を思い出すところから始めてみてください。自分に合う働き方を一緒に考えたいときは、LINEやフォームから気軽に相談してください。

zaitakuwork

ほいくの相談室 編集部。保育士の方からの相談で多く聞かれる悩みをもとに、公的な資料で確認できる情報をまとめています。