夜勤明けの昼すぎ。体は重いのに頭が冴えて、なかなか眠れない。布団の中でスマートフォンを開き、「看護師 ライター 在宅」と打ち込んでみる。出てくるのは、高い収入をうたう広告と、すでに書く仕事をしている人の体験談ばかり。どれも自分とは少し遠い話に思えてきます。
文章を書く仕事なら、通勤も夜勤もない。看護の知識も生かせそうだ。そう思っても、何から始めるのか、どこで仕事を探すのか、本当に自分に書けるのか。わからないことが多すぎて、画面を閉じてしまう。
医療ライターは、看護師が在宅で始めやすい仕事の1つです。ただ、病院の求人のように「応募して採用されたら研修がある」という決まった道筋はありません。最初の1本までの道のりを、自分で組み立てる必要があります。
その道のりを6つの手順に分け、順番どおりに並べました。在宅ワークとしてのライターの仕事の中身と、最初にそろえる道具もあわせて整理しています。
看護師が医療ライターを在宅で始めるには、何から始める?
最初にするのは、経験から書けるテーマを決めることです。医療ライターに特別な資格はいりません。看護師として働いてきた年月が、そのまま書く材料になります。テーマが決まったら見本の記事を書き、募集を探して応募し、最初の1本を納品してふり返る。この6つの手順を順に進めます。
- 1書けるテーマを決める
自分の経験を書き出し、書けるテーマを3つに絞ります。
- 2見本の記事を書く
テーマごとに1,500字前後の記事を書き、応募のときに見せられるようにします。
- 3募集を探す
クラウドソーシングや医療・看護系メディアの募集から、条件の合うものを選びます。
- 4応募する
見本の記事を添えて、書けることと書けるペースを短く伝えます。
- 5最初の1本を納品する
条件を確かめてから書き、締め切りの前に見直して納品します。
- 6ふり返る
修正の指摘とかかった時間を記録し、次の1本に生かします。
順番には理由があります。見本の記事がないまま応募すると、発注する側は書く力を確かめる手がかりがなく、「実績なし」の1人として比べるしかありません。反対に、テーマが決まっていて見本が3本あれば、「この人にはこのテーマを頼める」と相手が判断しやすくなります。急がば回れで、手順2までを丁寧に済ませるのが近道です。
かかる期間は、使える時間によって変わります。本業を続けながら週に5時間ほどを使う場合の例を、8週間の流れにしてみました。
- 1週目テーマを決める
経験を書き出し、書けるテーマを3つに絞ります。
- 2〜4週目見本の記事を3本書く
1週に1本ずつ、1,500字前後で仕上げます。
- 5週目募集を探して応募する
条件の合う募集を5件ほど選び、見本を添えて応募します。
- 6〜7週目最初の1本を書く
構成を先に確かめてもらい、締め切りの前日に納品します。
- 8週目ふり返る
修正の指摘と時間を記録し、次の応募や継続の相談につなげます。
編集部まとめ
応募してから返事が来るまでの日数や、採用されるまでの件数は、募集によって大きく違います。8週間はあくまで計画の例です。返事が来ないときは、見本を見直したり、応募先の種類を変えたりしながら進めます。
在宅ワークとしてのライターは、どんな仕事?
在宅でできるライターの仕事は、大きく分けて4つあります。資料を調べて書く記事、自分の経験をもとにした体験記事、古い記事の書き直し、書かれた内容の確認(監修の補助)です。どれも、連絡と納品をメールやチャットで行えば、自宅で完結します。
1本の仕事は、発注者から届くテーマと文字数の指定から始まります。調べて、見出しの骨組みを考え、書いて、見直して納品する。決まった時間に電話を受ける仕事と違い、締め切りまでのどの時間に書くかを自分で決められるのが、ライターの仕事の特徴です。そのぶん、書く時間を自分で守る力が要ります。
| 仕事 | 中身 | 看護の経験が生きるところ | 始めやすさ |
|---|---|---|---|
| 資料を調べて書く記事 | 公的な資料を読み、病気や制度をやさしく書く | 資料を読む力と正確さ | △一部あり 調べる時間が要る |
| 体験記事 | 働き方や仕事の経験を書く | 現場の具体的な場面 | ◯あり 最初の1本に向く |
| 記事の書き直し | 古い記事を新しい情報で直す | 情報の古さに気づく目 | △一部あり 元の記事による |
| 内容の確認(監修の補助) | 書かれた内容の誤りを指摘する | 専門の知識 | △一部あり 経験と実績が要る |
編集部まとめ
資料を調べて書く記事は、人に会いに出かけることなく、厚生労働省などの公的なページや学会の資料を読んで、一般の読み手に向けて書く仕事です。病気の基礎知識、制度の使い方、受診の前に知っておきたいことなど、テーマは幅広くあります。看護師は医療の資料の読み方に慣れているぶん、要点を早く、正確につかむ力を生かせます。
体験記事は、看護師としての働き方や経験を書く仕事です。たとえば、クラウドソーシングに掲載された看護師・医療職向けメディアの案件では、夜勤明けの過ごし方などをテーマにした体験記事を、1記事1,000〜1,500文字程度、文字単価2.0円で募集していました[1]。応募の条件は20代の看護師または医療職で、募集はすでに終わっています。1件の例で相場ではありませんが、体験記事がどんな仕事かをつかむ手がかりになります。
内容の確認は、ライターが書いた医療の記事を看護師の目で読み、誤りや古い情報を指摘する仕事です。名前を出して記事の正しさを請け負う「監修」は責任が重く、引き受け方に注意が要ります。くわしくは看護師の記事監修の仕事にまとめました。音声を文字にする仕事もありますが、書く仕事とは中身が違うので、医療のテープ起こしは看護師の在宅ワークになる?で別に取り上げています。
最初の1本に選ぶ種類は、使える時間と、自分の経験を書くことへの気持ちで決めると迷いません。
自分の働き方や経験を、記事に書くことに抵抗はありませんか?
体験記事から始めましょう。経験そのものが材料になり、調べる時間も少なめです。
資料を調べて書く記事から始めましょう。自分のことを書かずに、知識を生かせます。
1本の記事に、調べる時間も含めて5時間以上使えますか?
資料を調べて書く記事にも挑戦できます。出典を確かめる時間を先に確保します。
1,000〜1,500字ほどの短い記事から始め、かかった時間を測っておきましょう。
ライターになるのに、資格や文章の経験は必要?
ライターという仕事に、必要な資格はありません。ただし医療の記事では、募集の側が看護師などの資格や、臨床の経験の年数、得意な分野を条件にしていることがあります。看護師の資格は、医療ライターとして応募するときの大きな強みです。
文章の仕事の経験も、必須とは限りません。経験を問わない募集もあり、その場合は見本の記事や、応募のメッセージの書き方で力を見てもらいます。だからこそ、手順2の見本づくりが大事になります。
一方で、文章の経験がないぶん、最初は記事の型に慣れるまで時間がかかります。看護記録とは、読む人も目的も違うからです。看護師に求められる力や、苦手を補う練習は未経験から医療ライターを目指すときの力と練習でくわしく整理しています。ここでは、手順を前に進めることに集中します。
手順1・2:書けるテーマを決めて、見本の記事を書く
手順1:経験を書き出して、テーマを3つに絞る
テーマを決めるときは、頭の中で考えるより、紙に書き出すほうが早く進みます。働いてきた診療科と年数、よく受けた質問、説明が得意だったこと、持っている資格。看護の外の経験、たとえば子育てや親の介護、夜勤との付き合い方も、立派な材料です。
書き出したら、それぞれの経験について「誰が読むと役に立つか」を横に書きます。患者や家族、看護学生、看護師、一般の人。読む人がはっきりしたテーマほど、記事は書きやすくなります。
| 経験 | 書けるテーマの例 | 読む人 |
|---|---|---|
| 手術前の説明 | 手術の前日までに家族が準備すること | 患者の家族 |
| 退院の支援 | 退院後の生活で困りやすいこと | 患者・家族 |
| 夜勤 | 夜勤明けの体の休め方 | 看護師 |
| 新人の指導 | 新人看護師が最初の3か月でつまずくこと | 看護学生・新人 |
編集部まとめ
この中から3つに絞ります。迷ったら、「人に聞かれて何度も説明してきたこと」を優先しましょう。説明に慣れたテーマは、言葉選びに迷わず書けます。
手順2:見本の記事を3本書く
テーマが決まったら、1つのテーマにつき1本、1,500字前後の見本の記事を書きます。3本のうち1本は体験記事、1本は資料を調べて書く記事にしておくと、どちらの募集にも見本を出せます。
書き始める前に、見出しの骨組みを先に作ると、途中で迷いません。たとえば「退院後の生活で困りやすいこと」なら、次のような形です。
- 退院の日に、家族が感じやすい不安(導入)
- 困りやすいこと1:薬の管理
- 困りやすいこと2:入浴や段差など、家の中の動き
- 困りやすいこと3:受診の目安と、連絡先の確かめ方
- 退院の前に、病棟で聞いておきたいこと(まとめ)
骨組みができたら、見出しごとに「言いたいことを1文で書く→理由→具体的な場面」の順に肉付けします。1つの見出しを300字ほどにすると、全体で1,500字前後に収まります。
見本の記事で気をつけたいのは、患者や勤務先が分かる話を書かないことです。看護師が業務上知り得た人の秘密を正当な理由なく漏らすことは、保健師助産師看護師法で禁じられていて、資格を失った後も同じです[2]。印象に残った患者さんの話ほど書きたくなりますが、見本の記事は、自分の経験から見えた「よくある場面」と、公的な資料で組み立てましょう。
見本の記事をどこに置き、どう見せるかは、看護師ライターのポートフォリオの作り方でくわしく紹介しています。ブログや文書共有のサービスに置いておき、応募のときにリンクで送れる形にしておくと便利です。
手順3・4:募集を探して、応募する
手順3:募集を探す
ライターの募集が出る場所は、主に4つです。1件ずつ応募できるクラウドソーシング、看護師向けなどのメディアが自分のサイトで出す募集、記事づくりを請け負う制作会社、そして求人サイトのライター職。実績がまだないうちはクラウドソーシングが入り口になりやすく、見本がそろったら、メディアや制作会社の募集にも広げていきます。それぞれの特徴と探し方は看護師のライター求人の探し方にまとめました。
募集を選ぶときは、報酬の額より先に、締め切りと文字数が自分の生活に合うかを見ます。夜勤のある週に締め切りが重なると、1本目から無理をすることになります。
仕事を紹介する代わりに、講座や教材の購入を先に求める募集には応募しないようにしましょう。仕事をあっせんすると言って、その仕事に必要だからと商品などを買わせる取引は、特定商取引法の「業務提供誘引販売取引」にあたり、規制の対象です[3]。
手順4:応募する
応募のメッセージは、長く書くより、相手が知りたいことを短くそろえるほうが読まれます。入れておきたいのは次の5つです。
- 看護師としての経験(診療科と年数)
- 書けるテーマ(3つ)
- 見本の記事(リンク)
- 書けるペース(例:週に1本、1本3,000字まで)
- 連絡がとれる時間帯
経験は盛らずに、事実をそのまま書きます。「何でも書けます」より「外科病棟10年の経験から、手術の前後と退院後の生活のテーマなら書けます」のほうが、発注する側は頼みやすくなります。応募文やプロフィールの例は、ポートフォリオの記事で紹介しています。
手順5・6:最初の1本を納品して、ふり返る
手順5:最初の1本を書いて納品する
採用の連絡が来たら、書き始める前に、報酬・締め切り・修正の回数・支払日などの条件を文面で確かめます。業務委託で受けるなら、フリーランス法で発注事業者には、取引の条件をはっきり示すことや、記事などを受け取ってから60日以内に支払期日を決めることなどが求められています[4]。確かめる項目と聞き方は、看護師がライターを業務委託で受ける流れにくわしくまとめています。
書き始めたら、最初の1本でつまずきやすいところを先回りしておきましょう。
| つまずき | 起きやすいこと | 先回りのしかた |
|---|---|---|
| 方向のずれ | 書き終えてから大きく直す | 見出しの骨組み(構成)を先に送る |
| 調べものが終わらない | 資料を読みすぎて書く時間がなくなる | 出典にする資料を3つまでに絞る |
| 締め切りぎりぎり | 夜勤と重なって徹夜になる | 締め切りの前日を自分の締め切りにする |
| 修正の指摘で落ち込む | 次の記事に手が伸びなくなる | 指摘は文章への指摘と割り切り、メモする |
編集部まとめ
医療の記事を書くときは、広告に関する法律の決まりにも気を配ります。たとえば医療法の施行規則は、医療に関する広告で、患者の主観や伝聞に基づく、治療などの内容や効果についての体験談を禁じています[5]。体験記事を書くときも、治療の効果を言い切る書き方は避けましょう。広告のルールの基本は、看護師ライターが守る広告のルールにまとめています。
手順6:ふり返って、次の1本につなげる
納品が終わったら、その日のうちに3つのことを記録します。修正で指摘された内容、作業ごとにかかった時間(調べる・書く・直す)、受け取る報酬です。指摘は次の記事の点検表になり、時間の記録は、次にどの募集を選ぶかの物差しになります。
時間あたりの収入を出してみると、最初は思ったより低いかもしれません。慣れないうちは、調べる時間がどうしても長くなるからです。同じテーマで2本目、3本目と書くうちに、調べる時間は短くなっていきます。単価と時間の考え方は看護師ライターの文字単価と収入の目安の考え方でくわしく取り上げています。
発注者から次の依頼が来たら、無理のない本数を伝えたうえで受けましょう。依頼が来なかったときも、修正の指摘を生かして見本を1本書き直し、次の応募に進めば十分です。
最初にそろえる道具は?
最初の1本までに必要な道具は、多くありません。キーボードのついたパソコンと、安定したネット回線があれば、あとは無料のものから始められます。
スマートフォンだけでも短い文章は書けますが、資料と原稿を行き来しながら1,500字を書くには、画面の大きいパソコンのほうがずっと楽です。文章を書くソフトは、発注者からオンラインの文書共有サービスを指定されることもあるので、ふだん使うものを1つ決めておき、指定があればそれに合わせます。
道具より先にそろえたいのは、調べものの「入口」です。厚生労働省や都道府県のページ、学会の一般向けのページなど、出典にできる公的なサイトをブックマークにまとめておくと、書くたびに迷わずにすみます。パソコンの選び方は在宅ワーク用のパソコンの選び方を参考にしてください。
モデルケース:夜勤明けの時間に見本の記事を書きため、最初の1本を受注したRさん
モデルケース(架空の例)
夜勤明けの夕方に見本の記事を3本書きため、応募から3週間で最初の1本を納品
- 0本3本書きためた見本の記事
- 0件7件応募した募集
- 0本月2本継続して受けている記事
このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。
成果
Rさんは、夜勤明けの夕方の時間を使って見本の記事を3本書きため、応募から3週間で最初の1本を納品しました。いまは病棟の仕事を続けながら、看護師向けの体験記事を月に2本、継続して書いています。
Rさん:最初の報酬は小さな額でしたが、「看護師の目線が伝わる」と書かれたメッセージがうれしくて、何度も読み返しました。
背景
外科病棟で16年。手術の前後の説明や退院の支援には自信がありました。ただ40代に入り、月6回の夜勤のあとに体が戻るまで2日かかるようになり、病棟の外でも働ける道を少しずつ用意しておきたいと考えていました。
困っていたこと
「看護師 ライター」と検索しても、出てくるのは高い収入をうたう広告ばかりでした。何から始めればいいのか分からないまま、クラウドソーシングに登録だけして半年。応募しようとしても、見せられる記事が1本もなく、送信の前で手が止まっていました。
選んだ理由
Rさんは、応募より先に見本の記事を作ることにしました。手術の前日までに家族が準備すること、退院後の生活で困りやすいこと、夜勤明けの体の休め方。どれも病棟で何度も説明してきたことで、資料で確かめながらなら自分の言葉で書けると考えたからです。始める前に病院の就業規則を確かめ、副業の届け出も済ませました。
始め方と工夫
夜勤明けは仮眠をとってから、夕方に1時間だけ机に向かうと決めました。1本に2週間ほどかけて3本を仕上げ、看護師向けの体験記事の募集を中心に7件応募しました。最初の1本では構成を先に送って確かめてもらい、締め切りの前日に納品しています。修正の指摘はノートに写し、次の記事で1つずつ直しています。
Rさん:夫も「夜勤を減らす準備になるなら」と応援してくれて、書く日は子どもの宿題を見てくれます。
Rさんの例で効いたのは、書く時間を増やしたことより、応募の前に見本を3本そろえたことでした。見本があると、応募のたびに「何を書けるか」を一から考えずにすみ、相手にも力が伝わります。
気をつけたいこと:始める前に知っておきたい4つのこと
医療ライターは自宅で始めやすい仕事ですが、始める前に確かめておきたいことが4つあります。
まず、収入の見通しです。最初の数本は、調べる時間がかかるぶん、時間あたりの収入は低くなりがちです。生活費のすべてをライターだけでまかなうつもりで始めると、焦って単価の低い仕事を詰め込むことになりかねません。最初の数か月は、本業の収入を軸に、練習を兼ねて進めるくらいがちょうどよいでしょう。
本業がある人は、勤め先の就業規則も確かめます。副業について厚生労働省のガイドラインは、原則として認める方向が適当としていますが、法律ではありません[6]。勤め先が許可制や届出制にしていることもあるので、始める前に就業規則を確かめ、必要なら申請しましょう。くわしくは看護師の副業ライターで取り上げています。
税金の手続きも、始める前に知っておきたいことです。本業の給与を1か所から受けていて、その給与の全部が源泉徴収の対象となる人の場合、ライターの報酬などの給与・退職金以外の所得の合計が20万円を超えると、所得税の確定申告が必要になります[7]。ここでいう20万円は、報酬の額そのものではなく、経費などを差し引いた「所得」の額です。住民税の扱いも含めて、看護師が副業すると確定申告は必要?で確かめてください。
そして、書くことの責任があります。患者や勤務先のことを書かない、治療の効果を言い切らない。この2つの線は、最初の1本から守ります。
よいところ
- 通勤がなく、本業の休みの日に自宅で進められる
- 看護の経験と知識を、そのまま書く材料にできる
- 1本ずつ受けられるので、量を自分で調整しやすい
気をつけたいところ
- 最初の数本は、時間あたりの収入が低くなりやすい
- 書く時間を自分で確保しないと、締め切りに追われる
- 患者の情報や広告のルールなど、書く前の確認が欠かせない
今日からできること
今夜、15分あればできることを並べました。全部を一度にやらなくても大丈夫です。1つでも済ませれば、次の休みに見本の1本目に取りかかれます。
チェックした数:
医療ライターと監修の仕事を一覧で見たいときは、看護師の医療ライター・監修の求人をどうぞ。
よくある質問
パソコンが苦手でも、医療ライターを始められますか?
文字を打つ、ファイルを保存して送る、ブラウザで調べものをする。この3つができれば始められます。表の作り方や画像の扱いは、仕事の中で必要になったときに覚えれば十分です。苦手な人向けの練習のしかたはパソコンが苦手な看護師でもできる仕事で紹介しています。
本名や看護師の資格を出して書く必要がありますか?
募集によって違います。名前を出さずに書く記事もあれば、資格と名前を載せる記事もあります。載せる場合は、勤務先が分からない書き方にできるかを、契約の前に確かめましょう。
病院に勤めながら始めても大丈夫ですか?
勤め先の就業規則しだいです。許可制や届出制のことがあるので、始める前に確かめましょう。地方公務員の身分で働いている人は、原則として任命権者の許可を受けなければ、報酬を得て事業や事務に従事できないと定められています[8]。自分が当てはまるかは、勤め先の人事の担当に確かめてください。
最初の1本は、どれくらいの報酬になりますか?
記事の種類や文字数、募集によって違うため、決まった相場はありません。確かめた例では、1記事1,000〜1,500文字程度の体験記事で、文字単価が2.0円とされていました[1]。1件の例なので、時間あたりで考える方法を看護師ライターの文字単価と収入の目安の考え方で確かめてください。
医療ライターの講座を受けないと、仕事はとれませんか?
講座を受けなくても、見本の記事で力を見てもらうことはできます。講座を選ぶ場合も、「受講すれば仕事を紹介する」と高額な費用を先に求める勧誘には注意しましょう。稼ぐための仕事のはずが先にお金を求められたら、消費者ホットライン「188」などに相談できます[9]。
1本書くのに、どれくらい時間がかかりますか?
記事の種類と慣れによって大きく違います。始めたばかりのころは、1,500字の記事でも、調べる・構成を考える・書く・見直すを合わせて半日ほどかかることがあります。最初の数本は時間を測っておくと、受ける本数を決めるときの物差しになります。
看護師の経験が浅くても、医療ライターになれますか?
目指せます。経験の年数を条件にする募集もありますが、新人のころのつまずきや、看護学生の時期の学び方など、経験が浅いからこそ書けるテーマもあります。読む人に近い立場で書けることも、強みの1つです。
まとめ
看護師が在宅で医療ライターを始めるのに、特別な資格はいりません。経験から書けるテーマを決め、見本の記事を書いてから応募し、最初の1本を納品してふり返る。この順番を守れば、看護の経験を生かした最初の仕事にたどり着きやすくなります。
- 最初にするのは、経験の書き出しとテーマ3つの絞り込み
- 応募の前に、見本の記事を用意しておく
- 納品したら、修正の指摘と時間を記録して次に生かす
自分の経験でどんなテーマが書けるか、どこから始めればよいか迷ったときは、気軽に声をかけてください。LINEか下のフォームから、無料で相談できます。