申し送りの前、電子カルテに経過を打ち込む指は迷いません。「14時、37.8度。悪寒あり、主治医に報告」。毎日、何十行もの記録を書いてきました。それなのに「文章を書く仕事」と聞くと、急に自分とは縁のない話に思えてしまう。
学生のころ、作文や読書感想文が苦手だった。ブログも書いたことがない。医療ライターの募集で「未経験歓迎」の文字を見つけても、応募の前で手が止まる。そうして迷ったまま、何か月も過ぎてしまうこともあります。
けれど、看護記録を書いてきた人は、医療ライターに必要な力のうち、いくつかをすでに持っています。足りないのは、記事ならではの「型」と、医療者ではない人に届く「言葉」です。どちらも、才能ではなく練習で身につきます。
ここでは、未経験の看護師に求められる力、看護の経験が強みになるところと弱点になりやすいところ、毎日の看護記録を生かした練習のしかた、未経験歓迎の募集の見方を、順に整理しました。
未経験の看護師でも、医療ライターになれる?
なれます。ライターに必要な資格はなく、文章の仕事が未経験でも応募できる募集があります。医療の記事では、看護師の資格や医療職としての経験を応募の条件にする募集もあり、その場合は文章の経験より、医療の現場を知っていることが入口になります。
もう1つの理由は、看護記録と記事が、まったく別の文章ではないことです。どちらも、事実を正確に、決まった形で書く文章です。違うのは、読む人と目的です。
| 比べること | 看護記録 | 記事 |
|---|---|---|
| 読む人 | 医師や看護師などの医療者 | 患者・家族や一般の人 |
| 目的 | 経過と判断を正確に引き継ぐ | 読んだ人が理解し、行動を決められる |
| 言葉 | 略語や専門用語で短く | 専門用語は言い換えるか説明を足す |
| 順番 | 時間の流れや決まった型 | 結論が先、理由と例があと |
| 共通すること | 事実と判断を分けて書く | 事実と意見を分けて書く |
編集部まとめ
表のいちばん下の行が、未経験の看護師が医療ライターを目指せる土台です。事実と判断を分けて書く習慣は、記事でもそのまま生きます。上の4行は、記事を書くときに意識して切りかえるところです。切りかえ方さえ覚えれば、毎日書いてきた記録の力が、記事の力に変わっていきます。
ただし、「なれる」と「すぐに収入の柱になる」は別の話です。未経験のうちは、1本を書くのに時間がかかり、時間あたりの収入は低くなりがちです。最初の数か月は、練習と実績づくりの期間と考えておくと、焦らずに続けられます。
始めるまでの手順そのものは、看護師が医療ライターを在宅で始めるにはで6つの段階に分けてまとめています。ここでは、未経験の人が身につけたい力と、その練習のしかたに絞ります。
医療ライターに求められる4つの力は?
医療ライターに求められる力は、大きく4つにまとめられます。正確さ、読み手に合わせた言葉、調べる力、締め切りを守る力です。並べてみると、どれも看護の仕事の中で毎日使っている力だと分かります。
| 力 | 看護の仕事での場面 | 記事での使い方 |
|---|---|---|
| 正確さ | 数値や時刻を正しく記録する | 数字・制度・出典を確かめて書く |
| 読み手に合わせた言葉 | 患者や家族への説明 | 専門用語をやさしく言い換える |
| 調べる力 | ガイドラインや添付文書を確かめる | 公的な資料から根拠を探す |
| 締め切りを守る力 | 申し送りや検査の時間に間に合わせる | 決めた日に納品し、遅れそうなら先に伝える |
編集部まとめ
正確さは、医療の記事でいちばん大事な力です。読んだ人が、受診するかどうかや、生活の中で何を変えるかを決める材料にするかもしれないからです。数字、制度の名前、日付は、書くたびに出典で確かめます。看護記録で「推測を事実のように書かない」と教わってきた人には、なじみのある姿勢です。
ベッドサイドでの説明を思い出してください。「血圧を測りますね」「お薬は食後に飲んでくださいね」。患者さんや家族に合わせて言葉を選んできた経験が、記事で求められる「読み手に合わせた言葉」の土台です。
何を出典にするかを見分けるのが、調べる力です。厚生労働省などの公的機関のページ、学会が一般向けに出している資料、薬の添付文書など、根拠になる資料を選びます。個人のブログやSNSの書き込みは、出典にしません。
締め切りを守る力も、看護の仕事で鍛えられています。申し送りの時刻、検査の出棟の時間。決められた時間に間に合わせ、遅れそうなら早めに伝える。記事でも、遅れそうなときは締め切りの前に連絡することが、次の依頼につながる信頼になります。
4つのうち、未経験の人がいちばん意識して伸ばしたいのは、2つ目の「読み手に合わせた言葉」です。正確さと締め切りは仕事の中で鍛えられていても、言葉だけは、医療者どうしの言葉にすっかり慣れているからです。このあと、言葉と型の切りかえ方を、例を使って具体的に整理します。
看護の経験が強みになるところ、弱点になりやすいところは?
看護の経験は、記事の中で強みにも弱点にもなります。強みは、現場の具体的な場面を知っていること、患者や家族がどこでつまずくかを分かっていることです。弱点は、医療者の「当たり前」が、一般の読み手には当たり前ではないことです。
強みになりやすいところ
- 現場の具体的な場面を知っている
- 患者や家族がつまずくところが分かる
- 根拠を確かめる習慣がある
- 決められた時間に仕上げる習慣がある
弱点になりやすいところ
- 専門用語や略語をそのまま使ってしまう
- 時間の順に書き、結論が最後になる
- 自分の病棟のやり方を一般化しやすい
- 知っていることを全部書きたくなる
強みのほうも、意識して記事に入れることで生きてきます。たとえば「退院の日、家族がいちばん気にするのは薬の飲み方」のような現場の具体は、資料を読むだけでは書けません。記事の中に1つ、現場を知る人ならではの場面を入れると、読み手は「この人は分かっている」と感じます。
弱点の中でも気づきにくいのが、自分の経験を一般化してしまうことです。「術後はこうするものです」と書いても、病院や診療科によってやり方は違います。記事では、自分の病棟のやり方を正解として書かず、公的な資料で確かめられる範囲で書き、「病院によって違うことがあります」と添えます。
もう1つは、知っていることを全部書きたくなることです。看護記録では情報の抜けが問題になりますが、記事では情報が多すぎると、読み手は要点を見失います。1つの記事で伝えることは1つに絞り、ほかは別の記事に回す、と決めておくと迷いません。
専門用語は、どう言い換える?
専門用語の言い換えは、未経験の看護師がいちばん早く伸ばせる力です。病棟で毎日使う言葉ほど、一般の人には通じないことに気づきにくいものです。まずは、よく使う言葉を書き出して、言い換えの表を作ってみましょう。
| 看護の現場の言葉 | 記事での言い換えの例 |
|---|---|
| バイタルサイン | 体温・脈拍・血圧など、体の状態を示す数値 |
| 既往歴 | これまでにかかった病気 |
| 頓服 | 症状が出たときに飲む薬 |
| ADL | 食事や着替えなど、日常の動作 |
| 予後 | 病気やけがの、この先の見通し |
| 禁忌 | その薬や治療を使ってはいけない場合 |
編集部まとめ
言い換えに迷ったら、患者さんの家族に説明する場面を思い浮かべます。初めて出てくるときだけ説明を添え、2回目からはそのまま使う方法もあります。言い換えたことで意味がずれていないかは、辞書や公的なページで確かめましょう。「ADL」を「日常の動作」と書くなら、食事や着替え、トイレなど何を含むのかを、一度は具体的に書いておくと伝わります。
看護記録の文を、記事の文に書き直すと?
言葉で説明するより、実際に書き直してみるほうが違いがつかめます。入院の持ち物を例に、記録に近い書き方と、記事の書き方を並べてみました。
以前
入院時持参物:寝衣2組、タオル3枚、コップ、上履き(踵あり)。内服薬・お薬手帳の持参を確認。
いま
入院の準備でいちばん忘れたくないのは、いま飲んでいる薬とお薬手帳です。入院中の治療を考えるときに、ふだんの薬を確かめるためです。そのうえで、パジャマやタオル、コップ、かかとのある上履きをそろえましょう。細かい持ち物は病院の案内で確かめてください。
書き直しで変えたのは3つです。1つ目は順番で、読む人がいちばん知りたいこと(忘れてはいけないもの)を先に置きました。2つ目は理由で、記録には書かない「なぜ」を1文足しました。3つ目は言葉で、「寝衣」「踵」を「パジャマ」「かかと」に変えています。病院ごとに違う部分は言い切らず、確かめ先を添えました。
記録の文は、医療者が短い時間で正確に読み取るための文です。記事の文は、医療者ではない人が読んで、次に何をするかを決めるための文です。どちらが上ということではなく、目的に合わせて書き分ける力が、医療ライターの基本になります。
未経験から、どう練習する?
練習は、いきなり1本の記事を書くより、看護記録に近いところから少しずつ記事に寄せていくと続きます。おすすめの順番は、次の4段です。
- 募集を想定して、1,500字の記事を1本書く
- 公的な資料を読み、300字に要約する
- よく聞かれる質問に、800字で答える
- 看護記録の書き方を、記事の型に書き直す
いちばん下の練習は、看護記録の書き方を記事の型に書き直すことです。実際の患者さんの記録は使いません。よくある場面を自分で作り、まず記録の型(時刻・状態・対応)で短く書いてから、同じ内容を記事の型(結論→理由→具体的な場面)で書き直します。業務上知り得た人の秘密を正当な理由なく漏らしてはならないという看護師の義務は、法律で定められていて、資格を失った後も同じです[1]。練習の段階から、実在の誰かを思わせない場面で書く癖をつけておきましょう。
2段目は、患者さんや家族によく聞かれた質問に、800字で答える練習です。「入院中、家族は何を手伝えばいいですか」のように、テーマのはっきりした質問が始めやすいでしょう。答えを最初に書き、理由、具体的な場面の順に続けます。質問が思いつかないときは、次のような身近なテーマから選んでもかまいません。
- 家族が入院したとき、最初の面会で聞いておきたいこと
- 外来の受診の前に、メモしておくと伝わりやすいこと
- 新人のころの自分に伝えたい、メモのとり方
- 健康診断の結果が届いたとき、まず見るところ
3段目は、厚生労働省や自治体の一般向けのページを1つ選び、300字に要約する練習です。要約は、何が大事で何を削れるかを決める練習になります。出典の名前と、ページを見た日もメモしておきます。
いちばん上が、募集を想定した1本です。締め切りを自分で決め、1,500字前後で書きます。ここで書いた記事は、そのまま応募のときの見本になります。見本の見せ方は看護師ライターのポートフォリオの作り方でくわしく紹介しています。
どの段の練習でも、書いたあとの見直しは同じ輪で回します。
- 書き終えたら1日置く
- 声に出して読み、つかえた文を短くする
- 看護師ではない家族や友人に読んでもらう
- 分からなかった言葉を言い換えの表にためる
「未経験歓迎」の募集は、どう見ればいい?
「未経験歓迎」と書かれていても、何の経験を問わないのかは募集によって違います。ライターとしての経験は問わなくても、看護師の資格や臨床の経験、年代を条件にしている募集もあります。募集文では、「未経験歓迎」の文字より先に、応募の条件の欄を読みましょう。
確かめた例を1つ挙げます。看護師・医療職向けのメディアがクラウドソーシングで募った体験記事の案件で、テーマは夜勤明けの過ごし方など、文字単価2.0円、1記事1,000〜1,500文字程度とされ、応募の条件は20代の看護師または医療職でした[2]。体験記事は、自分の経験が材料になるので、未経験の人が最初に挑戦しやすい種類です。ただしこの募集はすでに終わっていて、1件の例であり相場ではありません。
未経験の人が育ちやすい募集には、いくつかのサインがあります。書き方の決まり(マニュアル)が用意されている、見出しの骨組みを発注者が示してくれる、修正の指摘を具体的にもらえる、継続して書くことを前提にしている。こうした募集は、報酬が控えめでも、練習の場として得るものが大きくなります。
応募のメッセージでは、未経験であることを隠す必要はありません。「ライターとしての実績はまだありませんが、看護師として◯年、◯◯病棟と外来の経験があります。見本の記事を3本用意しました」と、事実と、準備したことを並べて書きます。経験を盛るより、準備の跡を見せるほうが、発注する側は安心して任せられます。
反対に、気をつけたい募集もあります。国民生活センターは、「簡単に稼げる」「もうかる」ことを強調する広告をうのみにしないよう呼びかけ、お金を稼ぐはずが振り込みを求められたら、消費者ホットライン「188」などに相談するよう案内しています[3]。応募の前に講座の受講料や教材費を求められたら、いったん手を止めましょう。見分け方は在宅ワークが怪しいか見分ける方法にまとめています。報酬の額が見合っているかの考え方は、看護師ライターの文字単価と収入の目安の考え方が参考になります。
モデルケース:看護記録の正確さを生かして練習を続けたOさん
モデルケース(架空の例)
文章の仕事が未経験から練習を4か月。1本にかかる時間が8時間から4時間に
- 8時間4時間1本(1,500字)にかかる時間
- 12か所3か所1本あたりの修正の指摘
- 0本月3本継続で受けている記事
このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。
成果
Oさんは、文章の仕事が未経験の状態から練習を4か月続け、いまは小児科クリニックのパートを続けながら、子育て中の家族に向けた記事を月に3本書いています。1本にかかる時間は8時間から4時間ほどに、修正の指摘は12か所から3か所ほどに減りました。
Oさん:看護記録で「事実と判断を分けて書く」のが当たり前になっていたことが、こんなところで役に立つとは思いませんでした。
背景
病棟で6年働いたあと、出産を機に小児科クリニックのパートに移りました。子どもが小学校に上がり、平日の昼間に家で使える時間が少し増えたことから、在宅でもできる仕事を探し始めました。学生のころから作文が苦手で、文章の仕事は考えたこともありませんでした。
困っていたこと
最初に書いた練習の記事は、時間の順に出来事が並んだ、看護記録のような文章になりました。夫に読んでもらうと、「既往歴って何?」「結局、何をすればいいの?」と聞き返されました。1,500字を書くのに8時間かかり、続けられるのか不安になりました。
選んだ理由
Oさんは、文章のうまさで勝負するのをやめ、看護記録で身につけた正確さを土台にすると決めました。数字や制度は必ず公的なページで確かめ、事実と意見を分けて書く。足りないのは記事の型とやさしい言葉だけだと考え、練習をその2つに絞りました。
始め方と工夫
クリニックで家族からよく聞かれた質問を1つ選び、週に1本、800字で答える練習を続けました。書いたら1日置いて声に出して読み、夫に読んでもらって分からなかった言葉に印をつけます。印のついた言葉は、言い換えの表にためていきました。4か月目に、子育て中の家族向けの記事の募集に、練習した記事を見本にして応募しています。
Oさん:夫が最初の読者です。「これなら分かる」と言われたら出す、と決めています。
Oさんが伸ばしたのは、文章のうまさというより、記事の型とやさしい言葉の2つでした。正確さという土台は、最初から看護記録の中にありました。未経験の人ほど、すでに持っている力に気づくところから始めると、練習の方向が定まります。
向いていない時期と、気をつけたいこと
医療ライターは未経験からでも目指せる仕事ですが、今の生活に合うかどうかは別の話です。週に数時間、ひとりで机に向かう時間がとれない時期は、無理に始めなくてもかまいません。夜勤が続く月や、家族の看病が重なる時期は、よく聞かれる質問をメモにためておくだけでも、次に始めるときの準備になります。
修正の指摘を受けるのがつらく感じる人もいます。指摘は、書いた人ではなく文章に向けられたものです。最初は家族など身近な人に読んでもらい、指摘を受けることに慣れてから募集に応募する、という順番でもかまいません。
もう1つ気をつけたいのが、書く内容の責任です。医薬品医療機器等法は、医薬品や医療機器などの効能・効果について、うその記事や大げさな記事を広告したり、書いたり、広めたりすることを、立場を問わず誰に対しても禁じています。医師などが効能を保証したと誤解されるおそれのある記事も、これに当たるとされています[4]。「看護師もすすめる」のような書き方は、看護師という立場が保証のように読まれるおそれがあります。どんな書き方が問題になりやすいかは、看護師ライターが守る広告のルールで確かめておきましょう。
週に3時間ほど、ひとりで机に向かう時間をとれますか?
練習を始められます。まずは4つの練習のいちばん下から試しましょう。
時間がとれる時期まで待つのも選択肢です。いまは、よく聞かれる質問をメモにためておくだけでも準備になります。
修正の指摘を、次に生かす材料として受け取れそうですか?
指摘をもらえる募集を選ぶと、早く上達しやすくなります。
最初は家族など身近な人に読んでもらい、指摘に慣れるところから始めましょう。
今日からできること
練習は、大きな1本より、小さな1歩から始めるほうが続きます。今日できることを4つにまとめました。
- 1言い換えたい言葉を5つ書き出す
病棟や外来でよく使う言葉を5つ選び、家族に説明するつもりで言い換えます。
- 2よく聞かれた質問を1つ選ぶ
患者さんや家族によく聞かれた質問を1つ選び、800字で答える日を決めます。
- 3出典にするサイトを1つ決める
厚生労働省など、確かめに使う公的なサイトを1つブックマークします。
- 4書いたら声に出して読む
書き終えた文章を声に出して読み、つかえた文を短くします。
ライターと監修の仕事の種類や報酬の決まり方は、看護師の医療ライター・監修の求人で見渡せます。募集を探す段階になったら、看護師のライター求人の探し方もあわせて読んでみてください。
よくある質問
30代・40代・50代からでも、医療ライターになれますか?
文章力に自信がありません。どのくらい練習すれば仕事を受けられますか?
人によって違いますが、1つの目安は、見本として見せられる記事が3本そろうことです。週に1本書けば、1か月ほどでそろいます。うまく書けたかより、出典を確かめ、言い換えをして、締め切りどおりに仕上げられたかを物差しにしましょう。
ブログやSNSで発信していないと不利ですか?
発信していなくても、見本の記事があれば応募できます。発信する場合は、患者さんや勤務先が分かる書き方をしないよう注意が要ります。気をつけたい点は看護師がSNS・ブログで発信するときの注意にまとめています。
得意な分野がないと難しいですか?
1つの診療科の経験が長くなくても、書けるテーマはあります。新人のころのつまずき、夜勤との付き合い方、患者さんの家族への説明など、看護師なら多くの人が通る場面は、読み手の役に立つテーマになります。
准看護師でも医療ライターになれますか?
ライターに資格は要りませんが、募集によっては「看護師」「正看護師」などの資格を条件にしています。応募の条件の欄で、准看護師が含まれるかを確かめましょう。准看護師が応募できる在宅の仕事は准看護師でもできる在宅ワークはある?でも整理しています。
看護の仕事を離れてブランクがあっても、医療ライターになれますか?
ブランクがあっても目指せます。ただ、医療の情報や制度は変わるので、ブランクのあいだに変わったことは、公的な資料で確かめ直してから書きましょう。現場を離れていた時期の子育てや介護の経験が、読み手に近い立場で書けるテーマになることもあります。ブランクからの働き方はブランクがある看護師でも在宅ワークはできる?も参考にしてください。
1日にどれくらい練習すればいいですか?
毎日でなくてもかまいません。週に2〜3回、1回30分から1時間ほどでも、言い換えの表をためたり、800字の練習を1本書いたりできます。続けやすいのは、量を増やすより、練習する曜日と時間を決めておくことです。
未経験歓迎の募集で、テストライティングを求められたらどうしますか?
報酬が出るか、文字数はどのくらいか、書いた記事を見本として使ってよいかを先に確かめましょう。無報酬で長い記事を何本も求められる場合は、引き受ける前に一度立ち止まって考えることをおすすめします。
まとめ
文章の仕事が未経験でも、看護師なら医療ライターを目指せます。正確さと締め切りを守る力は、看護記録と毎日の仕事の中ですでに鍛えられています。足りないのは、結論を先に書く記事の型と、医療者ではない人に届くやさしい言葉です。
- 看護記録の「事実と判断を分ける」習慣は、記事でもそのまま生きる
- 専門用語の言い換えの表を作ると、いちばん早く伸びる
- 練習は記録の書き直しから始め、最後に見本の1本へ
自分の経験が記事にどう生きるか、どの募集から始めればよいか迷ったときは、ひとりで悩まずに声をかけてください。相談は無料で、LINEでも下のフォームからでも受け付けています。