病棟では、電子カルテの画面を毎日のように開いてきました。決まったボタンを押せば記録が残り、わからなければ隣の同僚に聞けば済みました。ところが家のパソコンは、子どもが設定してくれたまま、ふたを閉じて棚の上。キーボードは人差し指で一文字ずつ押すのがやっとです。
在宅の求人を開くと、「PCの基本操作ができる方」「面接はオンラインで行います」と書いてあります。基本操作とは、どこまでのことなのか。ビデオ通話の画面が固まったら、どうすればいいのか。わからないことが重なって、応募の画面をそっと閉じてしまう。そんな夜を過ごしている方もいるかもしれません。
ただ、苦手の正体をよく見ると、パソコンそのものより「慣れていない画面」と「すぐに聞ける人がいない状況」であることが多いものです。在宅の看護の仕事で使う操作は、思っているより数が限られています。
ここでは、パソコンが苦手なままでもできる仕事を、3つの種類に分けて紹介します。そのうえで、在宅の仕事で最低限必要な操作、1日15分で進める練習の順番、研修で教えてもらえる範囲を順に整理します。読み終えるころには、明日の夜にどの15分を何に使うかが決まっているはずです。
パソコンが苦手な看護師でもできる仕事はある?
あります。パソコンを使う量で分けると、電話が中心の在宅の仕事、スマートフォンで済む仕事、病院やクリニックなど対面の仕事の3つが候補になります。どれを選ぶかは、「家で働きたいか」と「いまどこまで操作できるか」の2つで決まります。
電話が中心の在宅の仕事は、電話健康相談や夜間オンコール代行のように、話を聞いて判断することが仕事の中心です。パソコンは、記録の入力や決まった画面を見るために使います。看護の経験がそのまま生きる一方で、文字入力だけは避けて通れません。
スマートフォンで済む仕事は、看護の資格を生かす在宅の仕事では数が少ないのが実情です。対面の仕事は在宅ではありませんが、パソコンで困ったときに隣で聞ける人がいます。それぞれの特徴を表にまとめました。
| 種類 | 電話が中心の在宅の仕事 | スマホで済む在宅の仕事 | 対面の仕事 |
|---|---|---|---|
| 仕事の例 | 電話健康相談・夜間オンコール代行 | 連絡と報告がスマホで済む仕事 | クリニック・健診・デイサービス |
| パソコンを使う場面 | 記録の入力・決まった画面 | 少ない(求人で確かめる) | 電子カルテ・予約の画面 |
| 苦手でも始めやすいか | △一部あり 文字入力は必要 | △一部あり 求人がとても少ない | ◯あり 隣に聞ける人がいる |
| 家で働けるか | ◯あり | ◯あり | ×なし |
編集部まとめ
在宅で働くことを優先するなら、電話が中心の仕事がいちばん現実的な入り口です。在宅にこだわらないなら、対面の仕事でパソコンに慣れてから在宅へ進む道もあります。どちらの道でも、最初に練習するのは文字入力です。
在宅ワークは、パソコンができないと無理?
まったく触れないままだと、在宅で選べる仕事はかなり限られます。在宅の仕事は、会社や相談者と離れた場所でつながる働き方です。連絡、記録、研修、面接の多くが、パソコンかスマートフォンを通して行われます。
機器を会社が貸してくれる求人もあります。オンラインの面談の仕事の一例では、PCは会社から貸与される一方、自宅のインターネット環境は自分で整え、ポケットWi-Fiは使えないとされていました[1]。機器を借りられても、操作するのは自分です。
ここで分けて考えたいのは、「できない」と「苦手」の違いです。在宅の仕事で求められるのは、パソコンが得意なことではありません。決まった操作を、ゆっくりでも一人でできることです。会社ごとのシステムの使い方は、働き始めてから研修で覚えるのが一般的です。
「在宅ワークをしたいけれど、パソコンができない」という悩みは、看護師に限ったものではありません。ただ、データ入力や事務の在宅ワークは、看護の仕事よりパソコンを使う量が多くなります。看護の資格を持っているなら、操作より判断や説明が中心になる仕事を選べるのは強みです。
この目安は、仕事の中身から編集部が考えたものです。同じ職種でも、会社のシステムや記録の量によって変わります。応募する前に、求人票の「必要なスキル」の欄と、面接での説明で確かめてください。
電話・スマホ・対面の仕事で、パソコンはどこまで使う?
電話が中心の仕事では、記録の入力に使う
電話が中心の仕事でも、パソコンを使わない日はほとんどありません。ただし、使う操作は毎回ほぼ同じです。待機の画面に入る、相談の内容を決まった欄に入力する、マニュアルを開く、迷ったら先輩に連絡する。この繰り返しです。
たとえば夜間オンコール代行の会社の採用ページの一例では、介護施設からの電話を自宅で受け、緊急性を判断する仕事が紹介されていました[2]。電話と並行して、PCでレポートを作成・送信する業務とされています[2]。電話で話しながら、要点を打っていく場面があるということです。
- 1待機の画面に入る
始業の時間にパソコンを立ち上げ、会社のシステムにログインします。
- 2電話を受ける
相手の話を聞くことに集中します。メモの取り方は会社の決まりに従います。
- 3決まった欄に入力する
症状、経過、伝えたことを、型に沿って短く打ちます。
- 4迷ったら相談する
チャットや電話で、先輩や医師などに確かめます。
- 5保存して次に備える
記録を保存・送信し、待機の状態に戻ります。
パソコンが苦手な人がいちばんつまずきやすいのは、3つ目の「聞きながら打つ」ところです。最初は、聞き終わってから打つ形でもかまいません。慣れてくると、相手が話している間に「発熱、38度台、昨夜から」のような短い言葉を打てるようになります。
もう1つ知っておきたいのは、電話の仕事がすべて在宅とは限らないことです。看護師向けの求人サイトに載っていた電話健康相談の求人の一例は、勤務地が東京都港区のコールセンターで、在宅勤務の記載はありませんでした[3]。在宅で探すときは、就業場所の欄を先に読む習慣をつけておきましょう。電話相談の仕事そのものについては、在宅の電話健康相談の看護師求人で詳しく紹介しています。
スマホで済む在宅の仕事は、求人で確かめる
スマートフォンで働ける仕事を探す人もいます。夜間オンコールの求人の一例では、仕事に必要な環境として、スマートフォンとWi-Fiなどのネット環境が挙げられていました[2]。ただ、上で紹介したとおり、同じ会社の説明には、PCでレポートを作る業務も書かれています[2]。「スマホで働ける」とあっても、記録や研修にパソコンを使うことがあるので、応募の前に聞いておくと安心です。
もう1つ気をつけたいのは、「スマホだけで簡単に稼げる」とうたう募集です。国民生活センターは、「いいねを押すだけ」などの簡単な作業で稼げるとうたい、先にお金を振り込ませる手口を紹介しています[4]。スマホだけの仕事の選び方と注意点は、パソコンなしでできる在宅ワークとスマホだけでできる在宅ワークは怪しい?にまとめました。
対面の仕事でパソコンに慣れてから、在宅へ進む
在宅にこだわらないなら、クリニック、健診センター、デイサービスなど対面の職場で、パソコンに慣れる期間をつくる方法があります。クリニックなら予約と電子カルテ、健診センターなら問診の入力、デイサービスなら利用者の記録。どの職場でも画面は使いますが、困ったときに隣で画面を見てくれる人がいます。
毎日の記録で文字入力に慣れ、半年から1年たったところで在宅の求人に応募する。遠回りに見えても、操作の不安が小さくなった状態で在宅の研修を迎えられます。職場で新しい画面を覚えた経験は、応募書類に書ける材料にもなります。
文字を、ゆっくりでもキーボードで打てますか?
電話が中心の在宅の仕事から探せます。ビデオ通話の練習を足して、応募の準備を始めましょう。
まず2週間、文字入力の練習から始めます。並行して対面の仕事も候補に入れておくと、焦らずにすみます。
家族の手を借りずに、ビデオ通話に入れますか?
オンラインの面接や研修にも対応できます。求人を比べる段階に進みましょう。
家族や友人に頼んで、練習の通話を3回つないでみましょう。入り方の手順を紙に書いて手元に置きます。
最初の仕事を選ぶときは、パソコンのことだけでなく、研修があるか、困ったときに相談できる人がいるかも大切です。選び方の条件は在宅ワーク未経験の看護師が最初に選ぶ仕事で整理しています。
在宅の仕事で、最低限必要な操作は?
在宅の看護の仕事の入り口に立つために、最低限そろえておきたい操作は5つです。どれも「速く」ではなく「一人で」できることを目指します。
- 電源を入れ、自分のパスワードでログインする
- キーボードで文字を打ち、変換して直す
- ビデオ通話に入り、マイクとカメラを切り替える
- チャットやメールを読み、短く返す
- 困ったときに、誰にどう連絡するかを知っている
2つ目の文字入力では、打つことより変換で手が止まることがあります。「ごえん」と打つと先に「ご縁」が出てきて、「誤嚥」を探すのに時間がかかる。「じょくそう」がうまく変換されず、ひらがなのまま残ってしまう。看護の言葉は、練習の文にわざと混ぜておくと、変換の候補の選び方にも慣れていきます。
5つ目は操作ではありませんが、在宅ではとても大切です。画面が固まった、ログインできない。そんなとき、病棟なら近くの誰かに声をかけられました。在宅では、会社の連絡先と連絡のしかたを、紙に書いて手元に置いておくと落ち着いて動けます。パスワードの管理のしかたも、会社の決まりに従って最初に確かめておきましょう。
- 困ったときの連絡のしかた
- チャットとメールの読み書き
- ビデオ通話への参加と切り替え
- キーボードでの文字入力
- 電源・ログイン・パスワードの管理
反対に、最初から要らないことも書いておきます。表計算の関数、パソコンの資格、キーボードを見ないで打つ完璧な技術、パソコンの細かい設定。これらは、あると便利でも、応募の前にそろえる必要はありません。できると楽になる操作は、看護師の在宅の仕事に必要なパソコンスキルで10の操作に分けて紹介しています。
苦手を克服する練習のしかた|1日15分・覚える順番
練習は、1日15分を毎日続けるのがおすすめです。休みの日に3時間まとめて練習するより、短くても毎日触れたほうが、指と目が操作を覚えていきます。仕事から帰って疲れていても、15分なら続けやすい長さです。
覚える順番は、文字入力、ビデオ通話、チャットとメールの順です。文字入力はほかのすべての操作の土台になり、ビデオ通話は面接と研修で最初に使います。4週間の進め方の例を示します。
- 1週目文字入力に慣れる
キーの位置を覚え、看護の短い文を毎日15分打ちます。最初の日と7日目に、1分で打てる文字の数を数えます。
- 2週目ビデオ通話に入る
家族や友人とつなぎ、マイクを切る・カメラを切る・退出するを繰り返します。
- 3週目チャットとメール
家族と短い報告を送り合い、返事を書く練習をします。
- 4週目本番のつもりで通す
「ログイン→通話→記録→報告」の流れを、15分で一通りやってみます。
練習に使う文は、看護の言葉がいちばんです。「昨夜から38度台の発熱。水分はとれている。咳はなし。」のような短い文なら、変換の練習にもなります。無料で使えるタイピングの練習サイトやアプリを使ってもかまいません。ただ、仕事で打つのは看護の言葉なので、週に何回かは自分で考えた文を打っておくと、本番で手が止まりにくくなります。
練習を続けるこつは、記録を残すことです。1分間に打てた文字の数を、週に1回だけ数えてメモしておきます。たとえば最初が15字でも、4週間後に30字になっていれば、数字が自分の背中を押してくれます。人と比べる必要はありません。比べる相手は、先週の自分です。
家族に教わるときは、「見てもらう」までにとどめ、マウスは自分で持つと決めておきます。代わりに操作してもらうと、その場は早く終わりますが、次に一人のときに同じところで手が止まってしまいます。わからなかった操作は、手順を自分の言葉で紙に書いておきましょう。
研修では、どこまで教えてもらえる?
在宅の仕事の研修では、その会社のシステムの使い方や、相談や電話対応の手順、記録の型を教わるのが一般的です。会社ごとに画面も決まりも違うので、ほかで経験がある人も、最初は同じところから学びます。パソコンが苦手でも、この部分で引け目を感じる必要はありません。
一方で、研修に参加するための準備は、自分でしておく必要があります。研修の日時が決まっている求人もあり、夜間オンコールの求人の一例では、平日10:00〜15:00の研修への参加が必須とされていました[2]。研修がオンラインで行われる場合は、ビデオ通話に入る、画面を見ながらメモを取るといった基本の操作が、事前にできている必要があります。
研修で教えてもらえること(例)
- 会社のシステムへのログインと画面の使い方
- 相談や電話対応の手順と、記録の型
- 困ったときの相談先と連絡のしかた
研修の前にできておきたいこと
- キーボードでの文字入力(ゆっくりでよい)
- ビデオ通話への参加と、マイク・カメラの切り替え
- 自宅の回線と、静かに話せる場所の用意
研修の中身は会社によって違います。面接では、「システムの操作は、研修でどこまで教えてもらえますか」「研修中に操作で困ったら、誰に聞けばよいですか」と聞いておくと安心です。正直に「パソコンは練習中です」と伝えたうえで、どんな支えがあるかを確かめておくほうが、入ってから苦しくなりません。電話相談の研修の流れは電話相談の研修では何を学ぶ?にもまとめています。
モデルケース:文字入力とビデオ通話から練習して、在宅の電話相談に就いたDさん
モデルケース(架空の例)
人差し指で打っていたDさんが、1日15分の練習を続けて2か月で在宅の電話健康相談へ
- 約15字約50字1分間に打てる文字
- 毎回0回ビデオ通話で家族の手を借りる
- 月5回0回病院の夜勤
このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。
成果
Dさんは、文字入力とビデオ通話の練習を1日15分ずつ続け、練習を始めて2か月で在宅の電話健康相談の仕事に就きました。いまは平日の日中、週4日働いています。記録は、相談を聞きながら要点を打ち、電話を切ってから整える形で進めています。
Dさん:若い人のようには打てません。それでも、手順が決まっていれば仕事は回るんだと、やってみてわかりました。
背景
Dさんは、救急外来で20年以上働いてきた男性の看護師です。救急隊からの受け入れの電話や、患者の家族からの電話での問い合わせには慣れていました。50代半ばになり、夜勤明けの車の運転で強い眠気を感じることが増え、日中だけの仕事を考え始めました。
困っていたこと
病院の電子カルテは、決まったボタンと定型の文で記録してきました。家ではスマートフォンしか使わず、キーボードは人差し指で一文字ずつ。在宅の求人に「面接はオンライン」とあるのを見て、ビデオ通話に一人で入る自信もありませんでした。
Dさん:電話の判断なら経験があるつもりでした。なのに、画面の前ではまるで新人で、情けなかったです。
選んだ理由
電話が中心の仕事なら、救急外来で積んできた電話での判断が生かせます。パソコンを使うのは記録と決まった画面が中心で、覚える操作が限られていました。苦手なことを全部なくすより、必要な操作に絞って練習すれば間に合うと考え、電話健康相談に的を絞りました。
始め方と工夫
最初の2週間は、毎晩15分だけ文字入力の練習をしました。打つ文は「昨夜から腹痛、食事はとれていない」のような、看護の短い文です。3週目からは、離れて暮らす娘とビデオ通話を週3回つなぎ、マイクとカメラを切り替える練習を重ねました。入り方の手順は紙に書いて、パソコンの横に貼っています。面接では、練習を続けていることと、1分間に打てる文字の数の変化を正直に伝えました。研修ではシステムの操作を一から教わり、わからない画面はその日のうちに先輩に聞くと決めています。妻は「夜に運転しなくて済むなら」と背中を押し、仕事の時間は居間のテレビの音を小さくしてくれています。
Dさんが遠回りせずに済んだのは、練習の的を、仕事で使う操作だけに絞ったからです。できるようになったことを数字で残していたので、面接でも自分の言葉で説明できました。救急外来で培った電話での判断という強みは、パソコンの操作とは別のところで生きています。
気をつけたいこと:苦手なまま選ぶときの落とし穴
パソコンが苦手なまま在宅の仕事を選ぶことは、決して無謀ではありません。ただ、いくつかの落とし穴があります。先に知っておけば、多くは避けられます。
よいところ
- 看護の経験が生きる電話の仕事から始められる
- 必要な操作が限られ、練習の的を絞れる
- 会社のシステムは研修で一から教わる
気をつけたいところ
- 文字入力が遅いうちは、記録に時間がかかる
- 困ったとき、隣で画面を見てくれる人がいない
- 「スマホだけで簡単」などの誘いに乗りやすい
いちばん気をつけたいのは、「仕事を紹介するので、まずこのパソコンを買ってください」という誘いです。仕事を提供すると言って誘い、仕事に必要だとして商品を売る取引は、特定商取引法で「業務提供誘引販売取引」とされています[5]。消費者庁は、販売されるパソコンとソフトを使ってホームページを作る在宅ワークを、その例に挙げています[5]。パソコンに自信がない人ほど、「機材と講座がセットなら安心」と感じやすいので注意してください。お金を求められたときの対応は在宅ワークで初期費用を求められたらにまとめています。
次に気をつけたいのは、苦手を隠して応募することです。面接で「パソコンは大丈夫です」と言ってしまうと、研修で質問しにくくなります。練習中であることを正直に伝え、何ができて何がまだかを具体的に話すほうが、会社も支え方を考えやすくなります。
最後に、パソコンの操作以外にも向き不向きはあります。電話の仕事では、一人で判断する場面や、顔の見えない相手に説明する場面が続きます。在宅が合わないと感じたら、対面の仕事に戻ることも立派な選択です。
今日からできること
どれも15分あれば終わることばかりです。今夜は1つ目だけ、明日は2つ目、という進め方でかまいません。手を動かした分だけ、求人票の「PCの基本操作」という言葉が怖くなくなっていきます。
チェックした数:
パソコンや回線の準備がどこまでできているかは、在宅ワークに必要なパソコンとネット環境のセルフチェックで確かめられます。足りないものがわかれば、練習の順番も決めやすくなります。
よくある質問
パソコンをほとんど使ったことがなくても、在宅の仕事はできますか?
まったく使わないままだと、在宅で選べる仕事はかなり限られます。ログイン、文字入力、ビデオ通話、チャットの読み書きを、ゆっくりでも一人でできるようにしてから応募すると安心です。1日15分の練習でも、数週間続ければ手が操作を覚えていきます。
パソコンを持っていません。先に買ったほうがいいですか?
急いで買わなくてもかまいません。PCは会社から貸与され、ネット環境は自分で整えるという求人の例もあります[1]。貸与があるかを求人で確かめてから考えると、むだな出費を防げます。くわしくはパソコンを支給・貸与してくれる在宅ワークをご覧ください。
タイピングは、どれくらいの速さが必要ですか?
速さの基準は求人によって違い、数字で示されていないこともあります。まずは、相手の話を聞きながら要点を短く打てるかを目安にしてください。速さを上げる練習は看護師の在宅の仕事に必要なパソコンスキルで紹介しています。
スマートフォンしか使えません。スマホだけでできる看護の在宅ワークはありますか?
50代からパソコンを覚えても間に合いますか?
年齢で決まるものではありません。在宅の看護の仕事で使う操作は限られていて、毎日少しずつ触れることで慣れていきます。年代ごとの仕事の選び方は40代・50代からの看護師の在宅ワークをご覧ください。
パソコン教室や講座に通ったほうがいいですか?
必要な操作が限られているので、まずは家での毎日15分の練習から始めれば足りることが多いです。地域の講座や職業訓練を調べる方法もあります。ただし、「仕事を紹介する」と言って高額なパソコンや講座を買わせる勧誘には気をつけてください[5]。
研修でついていけなかったら、どうなりますか?
研修の進め方や、慣れるまでの支え方は会社によって違います。面接で「操作に慣れるまで、どんな支えがありますか」と聞いておくと安心です。わからない画面はその日のうちに聞くと決めておくだけでも、つまずきは小さくなります。
まとめ
パソコンが苦手でも、看護師ができる仕事はあります。在宅なら電話が中心の仕事が入り口になりやすく、対面の仕事でパソコンに慣れてから在宅へ進む道もあります。大切なのは、得意になることではなく、必要な操作をゆっくりでも一人でできるようにすることです。
- 在宅で最低限要るのは、ログイン・文字入力・ビデオ通話・チャット・困ったときの連絡の5つ
- 練習は1日15分、文字入力からビデオ通話、チャットの順に
- 会社のシステムは研修で教わり、基本の操作はその前に身につける
どの仕事なら始められそうか迷ったら、LINEやフォームから気軽に相談してください。