夜勤明けの昼下がり、気になっていた在宅の求人の応募画面を開く。応募書類の欄には「履歴書・職務経歴書」。履歴書なら、これまでの転職で何度も書いてきました。けれど職務経歴書は、病院を移るときに求められたことがなく、一度も書いたことがありません。
何を書けばいいのか。20年近い経験を、どうやって1〜2枚にまとめればいいのか。インターネットで見本を探しても、営業職や事務職の例ばかりで、看護の経験に置き換えるとしっくりこない。白い画面の前で、点滅する線だけを見つめている。そんな方もいるでしょう。
職務経歴書は、文章のうまさを競う書類ではありません。「この人は、どんな場所で、どんな役割を担い、何ができるのか」を、読む人が短い時間で知るための書類です。項目と順番が決まれば、書くことは自然に見えてきます。
ここでは、職務経歴書が必要になる場面から始めて、項目ごとの書き方、在宅の仕事に応募するときに足す項目、よくある失敗と直し方を順に整理します。
看護師の職務経歴書は、どう書けばいい?
職務要約、職務経歴、業務内容と実績、資格・スキル、自己PRの順に並べ、A4で1〜2枚にまとめるのが目安です。最初の数行で全体像を伝え、そのあとに中身を詳しく書く。読む人が上から順に「どんな人か」をつかめる並びにします。
在宅の仕事に応募するときは、ここに自宅の環境、文字での連絡の経験、自己管理の工夫の3つを足します。在宅の仕事では、採用する側があなたの働く様子を直接見ることができません。書類の上で「家でこの人が働く姿」を思い浮かべてもらえるかどうかが、病院への応募との大きな違いです。
| 項目 | 書くこと | 在宅の仕事に応募するときのひと工夫 |
|---|---|---|
| 職務要約 | 経験の年数・場所・強みを3〜5行で | 電話・記録・説明の経験を入れる |
| 職務経歴 | 勤務先・規模・期間・部署 | いまの経験を見せたいなら新しい順に |
| 業務内容 | 担当した業務と役割 | 応募先に近い業務を厚く書く |
| 実績・工夫 | 件数・人数・改善したこと | 一人で判断した場面を数字で |
| 資格・免許 | 正式な名前と取得した年月 | 保健師などの資格も漏らさない |
| PCスキル | 使えるソフトと操作の程度 | 電子カルテの年数と文字入力 |
| 在宅の環境 | 在宅向けに足す項目 | 個室・回線・機器の用意 |
| 自己PR | 強みと、それを示す場面 | 自己管理と文字での連絡の力 |
編集部まとめ
項目の名前や順番に、決まった様式はありません。ただ、この並びにしておくと、読む人が必要な情報を探しやすくなります。経験別の書き方の見本は看護師の職務経歴書の例文で、病棟・外来・訪問看護の3例を紹介しています。
職務経歴書が必要になるのは、どんなとき?
職務経歴書が求められるのは、求人の「応募書類」の欄に書かれているときです。企業の看護職、コールセンターの健康相談、在宅の仕事など、病院以外への応募で求められることがあります。転職の支援サービスを使うと、担当者から作成を頼まれることもあります。病院の転職では、履歴書だけで応募できる場合もあります。看護師歴が長くても、職務経歴書は書いたことがないという人がいて不思議はありません。
在宅の仕事で職務経歴書が大切になるのには、理由があります。面接の前に、書類だけで「この人なら任せられそうか」を判断されるからです。そして在宅の仕事では、文字で正確に伝える力も仕事の一部です。読みやすく整った職務経歴書は、それ自体が文字の力を示す材料になります。
履歴書
- 学歴・職歴・資格を、決まった欄に書く
- 「いつ、どこにいたか」がわかる
- 市販の様式がほぼ決まっている
職務経歴書
- 経験の中身と役割を、自分の言葉で書く
- 「何ができる人か」がわかる
- 様式が自由で、まとめ方に工夫が要る
作り方は、求人に指定がなければパソコンで作るのがおすすめです。書き直しが簡単で、PDFにしてメールで送ることもできます。在宅の仕事に応募するなら、パソコンで作った書類は、そのまま操作ができることを示す材料にもなります。送るときのファイルの形式や名前の付け方は、在宅の仕事の応募メールと書類の送り方にまとめています。
書き始める前に、何を準備する?
いきなり書き始めると、思い出した順に並べてしまい、まとまりのない書類になりがちです。最初の1時間は、書くのではなく「書き出す」ことに使いましょう。勤務先ごとに、期間・部署・役割・数字を、箇条書きでメモに並べていきます。
チェックした数:
古い勤め先の期間があいまいなときは、手元の雇用契約書や源泉徴収票を見返すと確かめられます。数字は、正確な記録がなければ「1日20件ほど」「約30人」のように、およその数で書いてかまいません。ただし、多めに盛るのはやめましょう。面接で詳しく聞かれたときに、自分の言葉で説明できる数字だけを使います。
最後の「人から頼まれたこと」は、意外な強みが見つかる項目です。新人への説明をよく任された、家族への電話をいつも頼まれた、マニュアル作りに呼ばれた。周りがあなたに頼んできたことには、あなたの得意が表れています。
書き出しと同じくらい大切なのが、応募する求人の仕事内容を先に読むことです。求人票を印刷するか画面に並べて、「電話」「説明」「記録」「チャット」など、仕事の中身を表す言葉に印をつけます。書き出したメモの中から、印をつけた言葉と重なる経験を選べば、それが職務経歴書の軸になります。同じ経歴でも、応募先によって厚く書く場所は変わります。
項目ごとに、どう書く?
職務要約は、3〜5行で全体像を伝える
職務要約は、職務経歴書の冒頭に置く短いまとめです。読む人は、ここで「続きを読むかどうか」を決めます。何年、どんな場所で、どんな役割を担い、何が得意なのか。この4つを3〜5行に収めます。
以前
看護師として19年勤務してきました。患者さんに寄り添った丁寧な看護を心がけてきました。
いま
看護師として19年、急性期病院の外科病棟(10年)と内科外来(9年)で勤務。外来では電話の問い合わせの一次対応と受診の調整を担当し、相手の不安を聞き取って分かりやすく伝える対応を続けてきました。
書き直したほうは、場所と年数、担当した仕事、得意なことが一度に伝わります。「寄り添う」「丁寧」という言葉は、看護師なら誰でも使えるので、それだけでは違いが伝わりません。どんな場面で、何をしたのかを添えると、同じ気持ちがぐっと具体的になります。
職務経歴は、順番をそろえて書く
職務経歴は、勤務先ごとに期間、勤務先の名前と種類・規模、部署、雇用の形を書きます。古い順に書く形(編年体)と、新しい順に書く形(逆編年体)があり、どちらでもかまいません。いまの職場の経験をいちばん見せたいなら、新しい順にすると、採用する側が知りたい「いまのあなた」が先に伝わります。
勤務先が多い人は、古いものほど短くまとめます。ただし、勤めていた事実そのものを省くのはやめましょう。期間の短い勤務も1行で残し、理由が必要なら「家族の転勤のため」のように簡潔に添えます。
業務内容は、応募先に近いものを厚く書く
業務内容は、全部を同じ量で並べる必要はありません。応募する仕事に近い業務を厚く、ほかは1行で十分です。電話相談の仕事に応募するなら、電話での問い合わせ対応や、家族への説明の経験を詳しく書きます。どこまで書くかの目安と、件数や役割で具体化するコツは、職務経歴書に看護師の業務内容はどこまで書く?で取り上げています。
実績は、小さな改善も書く
実績は、大きな成果でなくてかまいません。「退院する患者さんへの電話の手順を作り、問い合わせへの折り返しをその日のうちにできるようにした」「新人2人のプリセプターを担当した」。自分が関わって何かが少しよくなったことは、すべて実績です。数字を1つ添えると、読む人の頭に場面が浮かびやすくなります。
資格・免許は、正式な名前と年月で
資格・免許は、正式な名前と取得した年月を書きます。看護師免許のほかに、保健師や助産師、認定看護師、BLS(一次救命処置)の講習の修了なども、仕事に関係するなら書いておきます。応募資格に関わるものなので、漏れがないか確かめましょう。
PCスキルは、ソフトと年数と使い方で
PCスキルは、在宅の仕事への応募でいちばん具体的に書きたい項目です。「基本操作可」の一言では、採用する側は研修でどこまで教えればよいか判断できません。使っていたソフト、使った年数、何をしていたかを書きます。
| 項目 | あいまいな書き方 | 伝わる書き方 |
|---|---|---|
| 電子カルテ | 使用経験あり | 看護記録の入力に使用(9年) |
| 文書作成 | Word可 | Wordで患者さん向けの説明資料を作成 |
| 表計算 | Excel可 | Excelで勤務希望を入力・集計 |
| 文字入力 | 基本操作可 | 話を聞きながら要点を入力できる |
| オンライン | 対応可 | ビデオ通話で院外の研修に参加 |
編集部まとめ
パソコンの操作に自信がない人は、正直に「練習中」と書いてもかまいません。「タイピングを毎日練習しています」の一言は、前向きな姿勢として伝わります。在宅の仕事でよく使う操作は、看護師の在宅の仕事に必要なパソコンスキルで10に分けて紹介しています。
自己PRは、強みを1〜2つに絞る
自己PRは、職務経歴書の最後に置き、強みを1〜2つに絞って、それを示す場面を添えます。組み立ては、「強み」「それを示す場面」「応募先の仕事でどう生かすか」の3つで考えると、短くまとまります。たとえば「説明の分かりやすさ」が強みなら、外来でどんな説明を担ってきたかを1つ挙げ、在宅の電話相談でも同じように相手の不安を聞き取りたい、と結びます。在宅の仕事で評価されやすい強みと例文は、看護師の職務経歴書の自己PRにまとめました。
在宅の仕事に応募するときに足す3つの項目
病院に出す職務経歴書と、在宅の仕事に出す職務経歴書では、読む人が知りたいことが少し違います。在宅の仕事では、臨床の技術よりも、離れた場所で一人で働けるかどうかに目が向きやすくなります。
病院に出すとき
- 病床数や診療科、夜勤の経験を中心に書く
- チームでの役割(リーダーなど)を書く
- 処置や看護技術の経験を詳しく書く
在宅の仕事に出すとき
- 電話・説明・記録など、離れて働く力を中心に書く
- 一人で判断した場面と、報告のしかたを書く
- 自宅の環境と、文字での連絡の経験を足す
1つ目は、自宅の環境です。オンラインの面談の求人の一例では、第三者のいない個室で、生活感のない白い背景と雑音のない環境で面談することが条件とされていました[1]。重要書類を施錠保管できる場所があることも求められていました[1]。求人に条件があれば、それを満たしていることを1〜2行で書きます。
在宅の環境の書き方の例
自宅に仕事専用の個室あり(鍵のかかる棚あり)。光回線をLANケーブルで接続し、ヘッドセットを用意済みです。勤務中は家族が入室しないことを、家族と取り決めています。
このように書くと、働く準備ができていることが一目で伝わります。まだ整っていないものがあれば、「採用が決まりしだい、回線を有線に切り替える予定です」のように、いつまでに整えるかを書いておきましょう。
2つ目は、文字での連絡の経験です。在宅の仕事では、相談の記録、チャットでの報告、メールでのやりとりが毎日続きます。退院サマリーや看護サマリーの作成、委員会の議事録、申し送りの文書化など、文字で正確に伝えてきた経験があれば書いておきましょう。
3つ目は、自己管理の工夫です。在宅では、始業と終業、体調、仕事の量を自分で整えます。夜勤のある勤務で体調を崩さずに続けてきたこと、訪問看護で一人で判断し、事業所に報告してきたこと。こうした経験は、在宅で一人で働く力の裏づけになります。
よくある失敗と、その直し方
職務経歴書でよくある失敗の多くは、「読む人の立場」を忘れたときに起きます。書き終えたら、初めて読む人のつもりで、次の表と見比べてみてください。
| よくある失敗 | 読む人が困ること | 直し方 |
|---|---|---|
| 業務を全部同じ量で並べる | 何が得意かわからない | 応募先に近い業務を厚くする |
| 「丁寧な看護」など抽象的 | 働く姿が浮かばない | 場面と数字を1つ添える |
| 3枚以上に長くなる | 最後まで読まれにくい | 古い経歴ほど短くまとめる |
| 患者さんが特定される書き方 | 守秘への不安を持たれる | 年齢・病名・時期を組み合わせない |
| 在宅の環境に触れていない | 家で働けるか判断できない | 部屋・回線・機器を1〜2行で |
| 誤字や表記の揺れ | 文字の仕事の正確さを疑われる | 声に出して読み、印刷して確かめる |
編集部まとめ
4つ目の守秘は、とくに気をつけたいところです。看護師には、正当な理由なく業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない義務があり、資格を失った後も同じです[2]。印象に残った患者さんの例を書くときも、年齢、病名、時期、地域を組み合わせて、誰のことかわかってしまう書き方は避けます。「術後の患者さんの退院に向けた電話の相談」のように、場面だけを書けば十分に伝わります。
6つ目の誤字は、在宅の仕事への応募では見逃せません。文字で伝える仕事に応募しているのに、書類に誤字があると、それだけで正確さを疑われることがあります。画面で読むと見落としやすいので、一度印刷して、声に出して読んでみてください。
モデルケース:病院の転職では書かなかった職務経歴書を、在宅向けに一から作ったSさん
モデルケース(架空の例)
半ページの職務経歴書を一から作り直し、3件中2件で書類選考に通って在宅のカスタマーサポートへ
- 部署を並べた半ページ要約から環境まで入れたA4の2枚職務経歴書の分量
- 1件中0件3件中2件書類選考に通った数
このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。
成果
Sさんは、初めて書いた半ページの職務経歴書で書類選考に落ちたあと、在宅の仕事に向けて一から作り直しました。応募した3件のうち2件で書類選考に通り、医療系サービスの会社で、利用者からの電話やメールの問い合わせに答える在宅の仕事に就きました。
Sさん:書き出しているうちに、自分の20年は、ただ忙しかっただけの日々じゃなかったんだと思えました。
背景
Sさんは、整形外科病棟で12年、地域の病院の外来で8年働いてきました。病院を2回移りましたが、どちらも履歴書と面接だけで決まり、職務経歴書を書いたことはありませんでした。外来に移ってからも夜勤の応援が続き、40代半ばから眠りが浅くなって、在宅の仕事を考え始めました。
困っていたこと
最初の応募では、勤めた病院と部署、年数を並べただけの半ページの職務経歴書を出しました。要約もなく、強みの欄には「丁寧な看護を心がけてきました」の一文だけ。書類選考に落ちたとわかっても、どこを直せばいいのか見当がつきませんでした。
Sさん:履歴書をもう一度書いたような紙でした。落ちた理由が、自分でも説明できなかったんです。
選んだ理由
Sさんは、次に応募したい求人の仕事内容を読み直しました。仕事の中心は、医療系サービスの利用者からの電話とメールの問い合わせへの回答でした。外来で毎日受けてきた電話の問い合わせと、患者さんへの説明の経験が、そのまま重なると気づきました。そこで職務経歴書を、「電話と文字で伝える力」を軸に組み立て直すことにしました。
始め方と工夫
3日間の夜を使って、20年の経歴を年表のように書き出しました。外来で1日20件ほどの電話の問い合わせに対応してきたこと、整形外科で術前の説明のパンフレットを改訂したことなど、数字と場面を拾っていきました。職務要約は4行にまとめ、PCスキルには電子カルテの使用年数を、在宅の環境には個室と有線の回線があることを書き足しました。仕上げに、元の同僚に読んでもらい、「外来の電話の話がいちばん伝わる」と言われた部分を厚くしました。夫は印刷した書類を赤ペンで読み、表記の揺れを3か所見つけてくれました。面接では、職務経歴書に書いた電話の場面をそのまま話せたので、落ち着いて受け答えができました。
Sさんが変えたのは、文章の上手さではなく、「何を軸に書くか」でした。応募先の仕事内容を先に読み、自分の経験の中から重なるものを選んで厚く書く。この順番にしただけで、同じ20年が、読む人に伝わる経歴に変わりました。
気をつけたいこと:書類だけで決まるわけではない
職務経歴書は、応募の入り口を開く大切な書類です。ただ、書類を整えれば何でも通るわけではありません。
まず、応募資格は書き方では補えません。夜間オンコールの求人の一例では、正看護師の資格と看護師の実務経験丸5年以上が応募の条件でした[3]。特定保健指導のオンライン面談の求人の一例では、対象の資格が保健師または管理栄養士で、看護師は不可とされていました[1]。職務経歴書を書く前に、応募資格の欄を読み、条件を満たしているかを確かめましょう。
求人の応募資格(資格・経験年数)を満たしていますか?
職務経歴書で、求人の仕事に近い経験を厚く書きましょう。
書き方では補えません。条件を満たす別の求人を探すか、経験を積む道を考えましょう。
求人の仕事内容に近い経験を、具体的な場面で書けましたか?
在宅の環境と文字での連絡の項目を足して、仕上げに進みます。
経歴の書き出しに戻り、応募先に近い場面を1つ選んで数字を添えます。
次に、事実と違うことや、大きく盛った数字は書かないことです。職務経歴書の内容は、面接で詳しく聞かれます。そこで説明できないと、書類全体の信用が下がってしまいます。在宅の仕事の面接でよく聞かれることは、看護師の面接でよく聞かれる質問にまとめています。
最後に、書類選考に通らなかったことは、あなたの看護の価値を決めるものではありません。募集の人数や時期、求める経験の細かな違いなど、書類以外の理由で結果が分かれることもあります。1件の結果で自分を責めず、書き方を1つ直して次に進みましょう。
今日からできること
職務経歴書は、一晩で仕上げようとすると疲れてしまいます。1日30分ずつ、5日に分けて進めてみましょう。
- 11日目:経歴を書き出す
勤務先ごとに、期間・部署・役割をメモに並べます。
- 22日目:数字と場面を拾う
受け持ちの人数や電話の件数など、数字で言える経験を探します。
- 33日目:職務要約を書く
経験の全体像を、3〜5行にまとめます。
- 44日目:在宅の項目を足す
自宅の環境、文字での連絡、自己管理を1〜2行ずつ書きます。
- 55日目:声に出して読む
誤字と長すぎる文を直し、PDFにして保存します。
在宅の仕事に応募するまでの全体の流れは、看護師の在宅ワークの始め方ガイドで、準備から働き始めるまでの順に整理しています。職務経歴書を書く段階が、全体のどこにあたるのかを確かめておくと、焦らずに進められます。
よくある質問
職務経歴書は手書きでもいいですか?
求人に指定がなければ、パソコンで作るのがおすすめです。書き直しが簡単で、PDFにしてメールで送ることもできます。在宅の仕事への応募では、パソコンで作った書類が、操作ができることを示す材料にもなります。
決まった様式はありますか?
履歴書のような決まった様式はありません。A4の用紙に、職務要約、職務経歴、業務内容と実績、資格・スキル、自己PRの順で書くと、読む人が情報を探しやすくなります。見本は看護師の職務経歴書の例文を参考にしてください。
転職の回数が多いと、不利になりますか?
回数そのものより、それぞれの職場で何をしてきたかが伝わるかが大切です。短い勤務も省かずに1行で残し、理由が必要なら簡潔に添えます。古い経歴ほど短くまとめると、書類が長くなりすぎません。
ブランクがある場合は、どう書けばいいですか?
ブランクの期間と理由(子育て、介護など)を1行で書き、その間に学んだことや続けてきたことがあれば添えます。ブランクの長さ別の始め方はブランクがある看護師でも在宅ワークはできる?で紹介しています。
40代・50代だと、書類で不利になりますか?
労働者の募集・採用で年齢を理由に制限を設けることは、法律で原則として禁止されています(例外があり、業務委託の募集には当てはまりません)[4]。経験の長さは、書き方しだいで強みになります。年代ごとの選び方は40代・50代からの看護師の在宅ワークをご覧ください。
自己PRには何を書けばいいですか?
強みを1〜2つに絞り、それを示す場面を添えます。在宅の仕事では、一人で判断して記録する力、わかりやすく説明する力、自己管理の力が評価されやすい強みです。書き方と例文は看護師の職務経歴書の自己PRにまとめています。
例文をそのまま使ってもいいですか?
項目の並びや書き方の形は借りてかまいませんが、中身は自分の経験に書き換えてください。例文のままだと、面接で詳しく聞かれたときに自分の言葉で話せなくなります。
タイトルや日付、名前はどこに書けばいいですか?
いちばん上の中央に「職務経歴書」と書き、その下の右側に、提出する日付と氏名を書くのが一般的な形です。日付は、作った日ではなく提出する日にそろえておくと、古い書類を出してしまうことを防げます。2枚になる場合は、ページの番号も入れておきましょう。
まとめ
看護師の職務経歴書は、職務要約、職務経歴、業務内容と実績、資格・スキル、自己PRの順に、A4で1〜2枚にまとめるのが目安です。書き始める前に経歴を書き出し、応募先の仕事に近い経験を厚く書くと、読む人に伝わる書類になります。
- 在宅の仕事に応募するときは、自宅の環境・文字での連絡・自己管理の3つを足す
- PCスキルは「基本操作可」ではなく、ソフトと年数と使い方で書く
- 患者さんが特定される書き方を避け、誤字は印刷して声に出して確かめる
書き方に迷ったり、応募する求人を選びきれなかったりしたときは、LINEやフォームから気軽に相談してください。