健診機関の面談室で、受診者の健診結果を広げながら話を聞く。食事の記録を一緒に見て、「まずは夕食後のお菓子を週3回までにしてみましょう」と目標を決める。保健指導の仕事にやりがいを感じ始めたころ、同僚から「看護師は期限つきなんだって」と聞かされて、胸の奥がざわついた。
調べてみると、「2024年3月まで」と書かれた古い情報に出会うこともあります。もう終わってしまったのか、それとも続けられるのか。続けられるとしても、あと何年なのか。いまから在宅の保健指導を目指して、意味はあるのだろうか。
期限と条件を正しく知れば、迷いはずっと小さくなります。期限がわかれば、それまでの年数を計画に使えます。条件の中身がまだはっきりしないなら、確かめる手順を知っておけば動けます。
経過措置の期限と延長の経緯、看護師が行える業務、「一定の実務の経験」の確かめ方、期限のあとを見すえた選択肢まで、確かめられたことと確かめられなかったことを分けて整理しました。
看護師が特定保健指導をできるのは、いつまで?
看護師が特定保健指導の初回面接などを行えるのは、令和12年3月31日(2030年3月31日)までです。年度でいえば、令和11年度末までです。
特定保健指導の初回面接での行動計画の策定、支援計画の作成、実績評価は、医師・保健師・管理栄養士が行うものとされています。そのうえで、「保健指導に関する一定の実務の経験を有する看護師」も、令和12年3月31日までは行えるとする経過措置があります[1]。この内容は、2023年3月31日付の厚生労働省の告示(令和5年厚生労働省告示第146号、2024年4月1日適用)で示されています[1]。
以前の期限は、平成36年(令和6年)3月31日、つまり2024年3月31日でした。2024年度から始まった第4期の特定保健指導の見直しにあわせて、期限が令和11年度末まで延長されました[1]。「2024年3月まで」と書かれた情報は、延長される前の期限を伝えている可能性があります。
- 2023年3月31日告示の改正
委託基準の告示が改正され、看護師の経過措置の期限が令和12年3月31日までと示されました。
- 2024年3月31日以前の期限
改正前の経過措置は、この日までとされていました。
- 2024年4月1日改正後の告示の適用・第4期の開始
延長された経過措置のもとで、第4期の特定保健指導が始まりました。
- 2030年3月31日いまの期限
一定の実務の経験を有する看護師が、初回面接などを行える期限です。
出典:厚生労働省「令和5年厚生労働省告示第146号(特定健康診査・特定保健指導の委託基準告示の一部改正、令和6年4月1日適用)」、厚生労働省(健康局・保険局)「特定健診・特定保健指導の効率的・効果的な実施方法等に関する資料(第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 参考資料1-2)」[1][2]
2026年10月から数えると、いまの期限までは、およそ3年半です。長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれですが、少なくとも「もう終わった制度」ではありません。
出典:厚生労働省「令和5年厚生労働省告示第146号(特定健康診査・特定保健指導の委託基準告示の一部改正、令和6年4月1日適用)」[1]
経過措置で、看護師は何ができる?
経過措置で看護師が行えるとされているのは、初回面接での行動計画の策定、支援計画の作成、実績評価の3つです[1]。どれも、特定保健指導の中心となる業務です。初回面接で生活を聞いて行動の計画を立て、支援の計画をつくり、最後に目標の達成を評価する。始まりから終わりまでの要の部分を、条件を満たす看護師も担えるということです。
3つの業務は、1人の対象者の流れの中でつながっています。初回面接で食事や運動、仕事の様子を聞き、本人と行動の目標を決める。その目標をもとに、いつ、どんな方法で支援を続けるかの計画を立てる。決めた期間の終わりに、腹囲や体重、生活の変化から達成の度合いを評価する。看護師が経過措置で担えるのは、この一連の判断の部分です。
一方で、確かめた資料からわかることと、わからないことがあります。わからないことを推測で埋めないために、2つを分けておきます。
確かめられたこと
- 期限は令和12年3月31日まで
- 対象は「保健指導に関する一定の実務の経験を有する看護師」
- 行えるのは初回面接での行動計画の策定・支援計画の作成・実績評価
- 以前の期限は令和6年3月31日で、第4期で延長された
確かめられなかったこと
- 「一定の実務の経験」の年数や件数などの中身
- 2030年4月以降の扱いが変わるかどうか
- 3つの業務のほかに、看護師が担える範囲
- 准看護師が対象に含まれるかどうか
「確かめられなかったこと」に挙げたものは、この記事を書いた時点で読んだ資料には書かれていなかった、という意味です。決まっていないという意味ではありません。働き始める前に、次の章の手順で確かめてください。
なお、2024年度からの第4期では、特定保健指導の中身そのものも見直されています。腹囲2cm・体重2kg減を主な目標とするアウトカム評価が導入され、達成した場合は180ポイントで特定保健指導を終了できるようになりました[2]。面談する人が知っておきたい変更点は、第4期の特定保健指導で変わったことにまとめています。
「一定の要件」とは? 必要な実務経験の中身は?
「特定保健指導 看護師 一定の要件」という言葉で調べる人もいますが、告示の文言は「保健指導に関する一定の実務の経験を有する看護師」です。つまり、ここでいう要件は、看護師の資格に加えて「保健指導に関する一定の実務の経験」があることです。
では、何年・何件の経験があればよいのか。いちばん知りたいところですが、この記事で確かめた告示と資料には、具体的な年数や件数は書かれていませんでした。「1年以上」「◯件以上」といった数字を、ここで断定することはできません。ネットで見かける数字も、どの資料にもとづくものかを確かめてから受け止めるようにしましょう。
中身を確かめるには、次の手順が確実です。
- 1告示の文言を押さえる
対象は「保健指導に関する一定の実務の経験を有する看護師」だと知っておきます。
- 2手引きの最新版を読む
厚生労働省の「特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き」の最新版で、看護師の扱いを探します。
- 3委託元・保険者に聞く
実際に仕事を出す健診機関や保険者が、どんな経験を求めているかを確かめます。
- 4自分の経験を記録で確かめる
保健指導に関わった期間・件数・内容を、勤務表や記録で確かめて書き出します。
- 5答えを残る形でもらう
確かめた内容は、メールなど後から見返せる形で受け取ります。
確かめる相手は、働き方で変わる
誰に確かめるかは、働き方によって違います。健診機関などに雇われて働いているなら、まず職場の保健指導の担当者や上司です。業務委託で受けるなら、契約の相手になる会社に聞きます。特定保健指導は、健康保険組合や市町村などの保険者が実施するもので、健診機関や会社はその委託を受けて面談を行っていることがあります。会社の担当者がわからないと言ったときは、「委託元の考え方を確かめていただけますか」とお願いしてみましょう。
委託元や会社に聞くときは、「看護師の資格で、特定保健指導の初回面接を担当できますか。どのような実務の経験を想定していますか」と、資格と業務と経験をそろえて聞くと、答えがあいまいになりにくくなります。
聞く前に、自分の経験を手元にそろえておくと、話が早く進みます。
チェックした数:
職場の種類や件数によって、相手の判断が変わる可能性があります。だからこそ、自分の経験を大きく見せず、ありのままを伝えることが大切です。経験の書き方や、看護師が応募できる求人の見分け方は、看護師でも特定保健指導の在宅の仕事はできる?で取り上げています。
期限まで3年半。いまから始める意味はある?
期限があると聞くと、「いまから始めても、すぐ終わってしまうのでは」と不安になるかもしれません。けれど、残りの年数をどう使うかで、意味は大きく変わります。
1つ目に、保健指導で身につく力は、期限のあとも消えません。生活を聞き取り、本人と小さな目標を決め、続けられるように支える力は、電話やオンラインの健康相談など、看護師の資格で続けられる仕事でも生きます。
2つ目に、保健師の資格を考えている人にとって、期限までの年数は「試してから決める」時間になります。実際に保健指導の面談をしてみて、続けたいと思えたら資格を目指す。合わないと感じたら、ほかの道に進む。いきなり学校に入るより、自分の向き不向きを確かめてから決められます。たとえば週2日、1日4件の面談を担当すると仮定すると、1年(50週として計算)でおよそ400件の経験になります。これだけ面談を重ねれば、続けたいかどうかの答えは、自分の中ではっきりしてくるはずです。
3つ目に、特定保健指導という仕事そのものは、国が実施率の目標を掲げているものです。第4期の全国目標は、特定健診の実施率70%以上、特定保健指導の実施率45%以上とされています[2]。これは保険者全体の目標で、達成した数字ではありません。それでも、保健指導の担い手が求められる場面があることは、目標からうかがえます。
ただし、求人の側が期限をどう受け止めているかは会社によって違います。保健師・管理栄養士に限り、看護師を対象外にしている求人もあります[3]。いまから始めるなら、看護師を対象に含む求人を見分けることが、最初の一歩になります。
50代から保健師を目指すのは遅い?
年齢を理由にあきらめる前に、確かめられることがあります。学校の入学の条件や、社会人の受け入れの有無は、学校によって違います。まずは気になる学校の募集要項を2〜3校分取り寄せ、年齢や学ぶ期間、費用を並べてみましょう。50代からの働き方の選択肢は、50代からの看護師の働き方でも比べています。
期限のあとを見すえた選択肢は?
2030年3月31日のあとも、いまの告示のままなら、看護師は経過措置の範囲で初回面接などを担えなくなります。期限のあとの働き方は、大きく3つの道に分けて考えると整理しやすくなります。どの道を選んでも、期限までに積んだ保健指導の経験は無駄になりません。
| 道 | 2030年4月以降 | 必要な準備 | 向く人 |
|---|---|---|---|
| 保健師の資格を取る | 特定保健指導を続けられる | 養成課程で学び、国家試験に合格 | 長く保健指導を続けたい人 |
| 期限まで看護師として担う | 経過措置の範囲では担えない | 期限を前提に働き方を組む | 数年だけ保健指導をしたい人 |
| 健康相談などに広げる | 看護師の資格で続けやすい | 面談の経験を相談の仕事に生かす | 働きながら仕事の幅を広げたい人 |
編集部まとめ
保健師の資格を取る道
保健師は、告示で特定保健指導の業務を行う者として挙げられている職種です。資格を取れば、看護師の経過措置の期限に左右されずに続けられます。保健師になるには、大学や養成所などの養成課程で学び、保健師国家試験に合格する必要があります。入学の条件や学ぶ期間、費用は学校によって違うので、志望する学校の募集要項で確かめてください。
働きながら学ぶか、いったん仕事を減らすかで、家計や家族の協力も変わります。期限までの3年半をどう使うかを、家族と一緒に考えておきましょう。保健師の資格で応募できる在宅の仕事は、保健師資格を活かせる在宅の仕事にまとめています。
なお、告示が挙げる職種には管理栄養士もあります。ただ、管理栄養士は栄養の分野の資格で、看護師の経験からそのまま目指すものではありません。看護師が期限のあとも特定保健指導を続けたい場合は、保健師の資格を考えるのが現実的です。
期限まで看護師として担う道
数年だけ保健指導の仕事をしてみたい、子どもの手が離れるまでの働き方として考えたい、という人には、期限を前提に働く道もあります。期限の1〜2年前から、次の仕事の準備を始める計画にしておけば、慌てずにすみます。
たとえば、期限の2年前には健康相談の求人も見始め、1年前には応募の書類を整えておく。面談の件数や内容は、毎月の終わりに記録しておく。こうしておけば、期限が来たときに「経験はあるのに、説明できる材料がない」という事態を防げます。業務委託で受けている場合は、契約の期間がいつまでかも、手帳の年表に書き添えておきましょう。
健康相談などに広げる道
特定保健指導で身につけた面談の力は、看護師の資格で応募しやすい健康相談の仕事でも生かせます。電話やオンラインで生活習慣の相談に応じる仕事は、保健指導と重なるところが多い仕事です。違いは健康相談の看護師求人で比べています。
3つの道のどれを選ぶかは、次の2つの質問で考えると決めやすくなります。
2030年4月以降も、特定保健指導の仕事を続けたいですか?
保健師の資格を視野に入れ、学校の情報を集め始めましょう。
期限まで看護師として担い、その後は健康相談などに広げる計画を立てましょう。
この先3年ほどで、学ぶ時間と費用を用意できそうですか?
入学の時期を決め、逆算して働き方と貯金の計画を立てましょう。
まずは保健指導の経験を積み、数年後にもう一度考える時期を決めておきましょう。
モデルケース:期限を知って、保健師の資格も視野に計画を立てたMさん
モデルケース(架空の例)
2030年の期限を前提に、在宅の保健指導を続けながら資格の取得を考える計画を立てる
- なし年ごとの目標を3つ2030年までの働き方の計画
- 手つかず5年分を一覧に保健指導の経験の記録
- 0時間約4時間資格の情報集めにかける時間(月)
このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。
成果
Mさんは、看護師の経過措置の期限が2030年3月31日だと知ったうえで、在宅のオンライン面談を週2日続けながら、保健師の資格を取るかどうかを2027年までに決める計画を立てました。期限を「不安の種」ではなく「計画の締め切り」として使っています。
Mさん:期限があると知ったときは落ち込みました。でも、終わりが見えているから、いまの数年をどう使うか考えられるようになりました。
背景
病棟と外来で20年あまり働いたあと、健診機関に移って5年。看護師として特定保健指導の面談を担当し、生活の目標を一緒に考える仕事にやりがいを感じていました。膝の痛みもあり、通勤を減らせる在宅の面談に関心を持っていました。
困っていたこと
同僚から「看護師は期限つき」と聞き、調べると「2024年3月まで」と書かれた情報が出てきて、もう続けられないのかと不安になりました。「一定の実務の経験」に自分が当てはまるのかも、はっきりわかりませんでした。
選んだ理由
Mさんは、職場の担当者に告示の内容を確かめてもらい、期限が2030年3月31日まで延びていることを知りました。そのうえで、自分の5年間の面談の件数と内容を一覧にし、いまの職場がどんな経験を求めているかも確かめました。期限までの年数がわかったことで、資格を取るかどうかを落ち着いて考えられるようになりました。
Mさん:いきなり学校に入るより、もう少し面談を続けて、本当に保健指導がしたいのか確かめたかったんです。
始め方と工夫
手帳の最後のページに、2030年3月31日までの年表を書きました。1年目は在宅の面談に慣れること、2年目は保健師の学校を3校調べて説明会に行くこと、3年目は進むかどうかを決めること。夫とは、学校に通う場合の家計を一緒に試算し、「決めるのは2027年」と約束しています。
Mさんの例で効いたのは、期限を正しく知ったことと、期限までの年数を「決める時期」に置き換えたことでした。期限があると知るだけでは不安が残りますが、いつまでに何を決めるかを書き出すと、いまの働き方に集中できます。期限は、変えられない壁ではなく、自分で使える目印です。
気をつけたいこと:期限の情報は、最新のものを自分で確かめる
この記事の内容は、2026年10月8日に確かめた告示と資料にもとづいています。制度は見直されることがあるので、応募や資格の判断をする前には、厚生労働省の最新の告示や手引きで、期限と条件を確かめてください。古い期限のまま書かれた情報や、出典のわからない数字には気をつけましょう。
よいところ
- 期限までの年数を、働き方の計画に使える
- 面談の経験は、期限のあとも健康相談などで生かせる
- 保健師の資格を目指すか、働きながら確かめられる
気をつけたいところ
- 2030年3月31日のあとは、いまの告示のままなら担えない
- 「一定の実務の経験」の中身を、自分で確かめる必要がある
- 看護師を対象外にしている求人もある
求人の条件は、制度とは別に会社が決めます。経過措置の対象になる経験があっても、求人の側で保健師・管理栄養士に限っていれば応募できません。在宅で面談をする仕事は、自宅の環境にも条件がつくことがあるので、オンラインの保健指導の求人は在宅でできる?もあわせて確かめておきましょう。
業務委託で受けている場合は、期限が近づくにつれて契約の見直しが話題になることも考えられます。6か月以上の業務委託では、発注する側が契約を途中で解除したり更新しなかったりするとき、30日前までに予告することがフリーランス・事業者間取引適正化等法で定められています[4]。契約の期間と更新の決まりは、特定保健指導を業務委託・在宅で受けるにはを参考に、契約のときに確かめておきましょう。
保健師の学校を考えるときは、学ぶ期間の収入や家族の暮らしへの影響も大きくなります。気持ちが前のめりなときほど、家族と数字で話し合う時間をとってください。
今日からできること
今夜は、期限を手帳に書き込むところから始めましょう。日付が目に見えるだけで、考えることの順番がはっきりします。
チェックした数:
5つ全部に印がつかなくても大丈夫です。1か月後に記録の一覧ができ、半年後に委託元の考え方がわかっていれば、期限までの計画は十分に立てられます。
保健指導の仕事の全体像と求人の探し方は、在宅・オンラインの保健指導の看護師求人にまとめています。
よくある質問
看護師が特定保健指導をできるのは、いつまでですか?
保健指導に関する一定の実務の経験を有する看護師が、初回面接での行動計画の策定、支援計画の作成、実績評価を行えるのは、令和12年3月31日(2030年3月31日)までです[1]。経過措置なので、期限のあとの扱いは最新の告示で確かめてください。
「2024年3月まで」と聞きました。いまは看護師はできないのですか?
以前の期限は2024年3月31日でしたが、第4期の見直しで令和11年度末(2030年3月31日)まで延長されました[1]。「2024年3月まで」という情報は、延長される前の期限を伝えている可能性があります。
「一定の実務の経験」は、何年以上ですか?
具体的な年数や件数は、この記事で確かめた告示と資料には書かれていませんでした。厚生労働省の手引きの最新版を読み、実際に仕事を出す委託元や保険者に、どんな経験を想定しているかを確かめてください。
期限までに保健師の資格を取れば、続けられますか?
保健師は、告示で特定保健指導の業務を行う者として挙げられている職種なので、看護師の経過措置の期限には左右されません。資格の取り方や学ぶ期間は学校によって違うので、募集要項で確かめましょう。
特定保健指導以外の保健指導にも、同じ期限がありますか?
この記事で確かめた期限は、特定保健指導の初回面接などについての経過措置です。企業の健康相談など、ほかの仕事で看護師が応募できるかは、求人ごとの条件で確かめてください。
経過措置の最新の情報は、どこで確かめればいいですか?
厚生労働省の告示と、「特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き」の最新版が確実です。実際に働くときの扱いは、委託元や会社にも確かめておきましょう。
看護師と保健師の両方の資格があれば、期限は関係ありませんか?
保健師の資格で特定保健指導を担う場合は、看護師の経過措置の期限には左右されません。応募のときに、どちらの資格で応募するかをはっきりさせておきましょう。2つの資格の使い分けは看護師と保健師の資格で在宅ワークを探すにまとめています。
期限があるのに、いまから在宅の保健指導を始めて損はありませんか?
面談で身につく力は、期限のあとも健康相談などで生かせます。期限までの年数を、保健師の資格を目指すかどうかを確かめる時間として使う考え方もあります。看護師が応募できる求人の見分け方は看護師でも特定保健指導の在宅の仕事はできる?にまとめています。
まとめ
看護師が特定保健指導の初回面接などを行えるのは、経過措置により2030年3月31日までです。以前の期限は2024年3月31日で、第4期の見直しで延長されました。
- 対象は「保健指導に関する一定の実務の経験を有する看護師」で、行えるのは初回面接での計画・支援計画・実績評価
- 経験の年数や件数は資料に書かれておらず、手引きの最新版と委託元で確かめる
- 期限のあとは、保健師の資格・期限までの働き方・健康相談への広げ方の3つの道で考える
期限を前にどの道を選ぶか、ひとりで決めきれないときは、気軽に相談してください。LINEでも、下のフォームからでも受け付けています。