がんのことを電話で話したい|かける前の不安を軽くする3つのこと

がんのことを誰かと声で話したいのに、番号を押す手前で止まってしまう。そんなときは、電話相談に用件は要らないこと、泣いてもいいこと、途中で切ってもいいことを、先に知っておいてください。それだけで、かける前の重さは少し軽くなります。

番号を押すまでにかかる時間は、人によって違います。思い立ったその日にかけられる人もいれば、番号を表示しては閉じる夜を何日か過ごしてから、ようやくかけられる人もいます。かけられなかった夜も、電話に近づいている時間です。

この記事では、かける前に浮かびやすい3つの心配(迷惑ではないか・泣いたらどうするか・何を話すか)のほどき方と、自分から電話を終えてよいこと、名前や記録の扱い、受付時間に合わせられないときの方法をまとめました。家族の前では平気な顔をしている方も、電話の向こうでは無理をしなくてかまいません。

発信ボタンの手前で止まっている方へ

  • 文字ではなく、声で誰かと話したい。でも番号を表示したまま、発信ボタンが押せない。
  • 話すことが決まっていないし、泣いてしまったら相手を困らせそうで怖い。
  • こんなことで電話したら迷惑だろうと考えて、今夜もスマートフォンを伏せてしまった。

がんのことを誰かと電話で話したいです。電話相談では何をどう話せばいいですか?

何を話すかは決めずにかけてかまいません。「話したいことがまとまっていないのですが」と最初に言えば、相手の質問に答えるうちに、話は少しずつ形になっていきます。準備するなら、この電話でしてほしいことを一つ決めておくだけで十分です。

電話相談をためらう理由をたどっていくと、多くの場合、3つの心配に行き当たります。「こんなことで電話したら迷惑ではないか」「泣いてしまったらどうしよう」「何を話せばいいか分からない」。この3つは、どれも電話の向こうにいる人を気づかう気持ちから生まれています。気づかいのできる人ほど、番号を押す指が重くなるのです。

下の図は、かける前に浮かびやすい心配と、電話相談の実際を並べたものです。心配の多くは、電話相談を「話をまとめてからかけるもの」だと思い込んでいるところから来ています。実際には、まとまらない話を聞くためにこそ、窓口は開いています。

かける前に浮かぶ心配

  • こんなことで電話したら迷惑ではないか
  • 泣いてしまったら、相手を困らせる
  • 何を話せばいいか、決まっていない
  • 一度かけたら、切りどきが分からない

電話相談の実際

  • 話を聞くために用意された時間に、かけている
  • 泣いて言葉が途切れても、続きから話せる
  • 「まとまっていない」と言うところから始められる
  • 終えたいときは、自分から言って切ってよい
かける前に浮かぶ心配と、電話相談の実際

このあとの章では、3つの心配を一つずつほどき、そのうえで、自分から電話を終えること、名前や記録のこと、受付時間に合わせられないときのことを順に取り上げます。気になるところから読んでかまいません。

こんなことで電話したら、迷惑ではありませんか?

迷惑ではありません。電話相談の受付時間は、まとまらない不安を聞くために用意されています。用件がなく「誰かと話したかった」だけの電話も、相談のりっぱな理由です。

「迷惑かもしれない」と感じるのは、電話の相手を、忙しい誰かの時間を割いてもらう人として思い浮かべているからです。けれども電話相談の相手は、その時間、あなたのような電話を受けるためにそこにいます。病気の質問がなくても、制度の手続きの相談でなくても、「誰かと話したかった」でかけてかまいません。

がんの療養で手当てを受けられるのは、体の痛みに限りません。がん情報サービスが紹介するWHOの緩和ケアの定義では、心理社会的な問題やスピリチュアルな問題も、早く見つけて対応するものとされています。不安や心細さは、手当てを受けてよいつらさの一つです。

同じように受話器を取っている人は、あなたが思うより多くいます。がんと家族の相談室には、2026年9月の実績(運営者集計)で、電話相談・問い合わせが1,200件寄せられ、そのうち400件はご本人からでした。ひと月のうちに、それだけの数の相談や問い合わせが届いていたということです。

国立がん研究センターのがん情報サービスサポートセンターのように、「原則1日1回20分以内」と使い方の目安を決めている窓口もあります。目安があるということは、その範囲でなら、誰もが遠慮なく使ってよいということです。

[gk_cta_mid title=”「話したいだけです」で大丈夫です”]050-1720-6000は、平日9時〜18時なら担当が名前を名乗って直接お受けします。それ以外の時間は自動音声でお受けし、翌朝9時までに担当からお電話します。[/gk_cta_mid]

電話で泣いてしまいそうで、番号を押せません。どうすればいいですか?

泣いてしまうかもしれない、という心配だけで、かけるのをやめなくてかまいません。かける前に「泣いたときの一言」を一つ決めておくか、最初に「泣くかもしれません」と断っておけば、涙が出ても話を続けられます。

番号を押せない理由が「泣いてしまいそう」なとき、怖いのは涙そのものより、泣いたあとに相手を困らせ、気まずい沈黙が流れる場面のほうかもしれません。けれども、電話相談は言葉がなめらかに出る人のためだけのものではありません。涙で途切れながら話すことも、最初から相談の形の一つです。家の中で我慢してきた涙を、電話の向こうに置いていってかまいません。

泣くかもしれないと分かっているなら、かける前に「泣いたときの一言」を決めておきます。たとえば、「すみません、泣いてしまって。少し待ってください」。あるいは最初から、「泣いてしまうかもしれませんが、いいですか」と断っておく方法もあります。言葉が戻るまで黙っていてかまいませんし、どうしても話せなければ、「今日はここで終わります。また改めてかけます」と言って切ってもかまいません。

声に出すと涙が止まらなくなりそうな日は、文字から始めるのも一つの手です。がん情報サービスサポートセンターは、平日12時〜15時にチャットでの相談も受けています。がんと家族の相談室のLINEは匿名で使え、「電話で話したいけれど、泣いてしまいそうです」と先に送っておけば、それを分かってもらったうえで電話の時間を決められます。

話すことが決まっていなくても、かけていいですか?

かけていいのです。話す中身は決めなくてかまいません。決めておくなら中身より、この電話で「聞いてほしい」「知りたい」「決めたい」のどれをしてほしいかを一つだけ。それが決まれば、最初の言葉は出てきやすくなります。

話す中身を決めてからかけようとすると、準備はいつまでも終わりません。頭の中にある不安は、絡まった糸のように、どこから引き出しても別の糸がついてくるからです。だから、中身をまとめる代わりに、電話の向こうの人に何をしてほしいかだけを決めておきます。

してほしいこと向いているときかける前に用意するもの
聞いてほしい理由のはっきりしない不安が続いている何も要らない。「聞いてほしいだけです」と言えれば十分
知りたい窓口や制度、言われた言葉の意味を確かめたい確かめたいことを一行だけ書いたメモ
決めたい誰に話すか、次の診察で何を聞くかを決めたい決めたいことと、いつまでに決めたいかを一行
電話でしてほしいことと、かける前に用意しておくもの

「聞いてほしい」を選んだ日は、準備は要りません。最初に「今日は聞いてほしいだけです」と伝えれば、相手も助言より耳を傾けることに気持ちを向けやすくなります。「知りたい」「決めたい」を選んだ日は、一行のメモを電話の横に置いておきます。あれもこれも書くと、電話の最中にメモを読むことに気を取られて、かえって話しにくくなるので、一行で止めておくのがこつです。

話しているうちに、最初に言うつもりだったこととは別の話になっていくこともあります。それで問題ありません。話しているうちに出てきたことのほうが、本当に話したかったことである場合もあります。電話がつながってから最初の2分の流れは[gk_link to=”post:first-phone-call-what-to-say”]電話相談の最初の2分[/gk_link]で、状況ごとの言い出しの例は[gk_link to=”post:phone-call-just-anxiety”]不安だけで電話していいか[/gk_link]で紹介しています。

話の途中でも、自分から電話を終えていいのですか?

終えてかまいません。かける前に、終えるときの一言と、話したい長さを決めておくと、「切りどきが分からなくなる」という心配を持たずに番号を押せます。

電話をためらう理由の一つに、「一度かけたら、自分から切り上げられないのでは」という心配があります。話を聞いてもらっているのに途中で切るのは失礼だ、と感じる人もいるでしょう。けれども電話相談は、かけた人の都合で終えてよいものです。

切りたくなったときの言葉を、先に一つ決めておくと安心です。「少し落ち着いたので、今日はこれで失礼します」「家族が帰ってきたので、ここまでにします」「また改めてかけます」。理由を詳しく説明する必要はありません。

話す長さを先に決めておくのも、切りやすくする工夫です。かけてすぐに「10分くらい話したいです」と伝えれば、相手と同じ長さを意識しながら話せます。窓口のほうで長さの目安を決めているところもあり、がん情報サービスサポートセンターは原則1日1回20分以内、がんと家族の相談室の「ただ聞く」時間は20分です。終わり方が決まっていると、話し始めるときの肩の力も少し抜けます。

名前や電話番号、話した内容の記録はどう扱われますか?

がん相談支援センターとがん情報サービスサポートセンターは、名前を言わずに相談できます。がんと家族の相談室は、LINEなら匿名で、評価も助言もしない20分はご希望があれば記録を残しません。

知らない相手に電話をかけるとき、名前や電話番号を聞かれるのではないか、話したことがどこかに残るのではないか、と気になるのは当然です。窓口ごとの扱いを知っておけば、その心配で指が止まることは減ります。

がん相談支援センターは、名前を言わずに相談でき、相談内容が相談した人の同意なく担当医などに伝わることはありません。がん情報サービスサポートセンターも、匿名で相談できます。かけてすぐに「名前は伏せて相談したいです」と伝えておけば、そのあとで聞かれて戸惑うこともありません。

がんと家族の相談室の電話は、担当が名前を名乗ってお受けします。LINEは無料で、名前を出さずに使えます。フォームのお名前はニックネームで構いませんが、こちらから折り返すしくみのため電話番号は必要で、その番号は折り返しのお電話にだけ使います。評価も助言もしない「ただ聞く」20分は、ご希望があれば記録を残しません。

  • 名前を言わずに相談できる窓口か
  • 折り返しを頼むとき、電話番号を伝える必要があるか
  • 話した内容が、主治医や家族に伝わることはあるか
  • 記録を残さないでほしいと頼めるか
  • 相談料とは別に、通話料がかかる番号か
かける前に確かめておくと安心な、名前と記録のこと

受付時間に合わせて電話するのが難しいときは、どうすればいいですか?

自分からかけない方法があります。フォームで電話に出やすい時間帯を指定すれば担当から折り返しがあり、気持ちだけ先にLINEで一言送っておくこともできます。夜中に声を聞きたいときは、24時間の窓口もあります。

がんの相談窓口の多くは、平日の日中に受け付けています。がん相談支援センターの受付時間はセンターごと(平日の日中が中心)、がん情報サービスサポートセンターは平日10時〜15時(土日祝日・年末年始を除く)です。サポートセンターの番号は0570-02-3410(ナビダイヤル)か03-6706-7797で、相談は無料、通話料は自己負担です。仕事や通院、家族の予定に挟まれて、その時間に10分ひとりになるのが難しい人もいます。

がんと家族の相談室は、平日の9時から18時なら担当が電話に出て、それ以外の時間は自動音声で受け付け、翌朝9時までに担当から折り返します。自分から番号を押すのが重いときは、フォームに電話に出やすい時間帯を書いて送れば、その時間に担当からかけます。番号を押すという最初の壁を、こちら側が引き受けるしくみです。

夜中にどうしても声を聞きたいときは、フリーダイヤルで24時間対応のよりそいホットライン(0120-279-338)があります。がんの専門窓口ではありませんが、声を聞きたい夜の相手になります。こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)は、かけた地域の公的な相談窓口につながり、曜日や時間は地域によって違い、通話料がかかります。

  1. Q1声に出すと、泣いてしまいそうですか

    はい先にLINEやチャットで一言送り、電話の時間はフォームで指定する

    いいえ次の質問へ

  2. Q2受付時間の中に、10分ほどひとりになれる時間がありますか

    はいその時間に、してほしいことを書いたメモを置いてかける

    いいえフォームで電話に出やすい時間を指定し、折り返しを待つ

今日、声で話すか、文字から始めるかの分かれ道

電話をしたあとは、何が変わりそうですか?

悩みがすぐに解決するとは限りません。けれども、頭の中だけで回っていた不安が声になって外に出ることで、次にすることが一つ見えてきたり、「話せた」という手ごたえが残ったりします。

電話一本で、病気の不安が消えるわけではありません。そのことを先に知っておくと、電話のあとに「やっぱり何も変わらなかった」とがっかりせずにすみます。電話でできるのは、不安を消すことではなく、不安との距離を少し変えることです。

声に出した不安は、頭の中にあったときより、輪郭がはっきりします。「怖い」と思っていたことが、話してみると「次の検査の結果を聞くのが怖い」だったと分かる。そうなれば、次の診察で何を聞くか、誰に何を頼むかが見えてきます。がんと家族の相談室では、話の中で出てきた先生の言葉の一般的な意味をお伝えし、次の診察で聞く質問を3つにまとめてお送りすることもできます(診断や予測はしません)。

話してみて合わないと感じたら、別の窓口に移ってかまいません。1本目の電話で話せたという経験は、2本目の電話をかける力にもなります。

番号を開いては閉じていたご本人は、どう一本目の電話をかけた?

説明のための例(実在の方の体験談ではありません)

どなたの例か
60代・ご本人(女性。通院で治療中。夫を数年前に亡くし、息子一家は遠方に住む)
相談のあとに変わったこと
番号を表示しては閉じる夜が1週間続いたあと、LINEで「泣いてしまいそうです」と先に送り、フォームで指定した平日の午前に15分話せた。今は2週間に1回、電話で話す時間を持っている。

1. 相談のあとに変わったこと

相談から1か月。この女性は、2週間に1回、平日の午前10時に20分の電話の時間を持っています。電話の前には、「聞いてほしい」とだけ書いた紙を、湯のみの横に置きます。初めての電話では最初の1分で泣き出しましたが、15分話して、自分から「今日はこれで」と切ることができました。遠くに住む息子にも、「電話で話を聞いてもらっている」と伝えられました。「切ってもいいと分かっていたから、かけられた」と女性は話します。

2. 相談を考えた背景

治療は外来で続いていて、病院へはバスで通っています。夫を亡くしてから、家で声を出すのは、テレビに相づちを打つときくらいでした。息子とは週に一度電話で話しますが、心配をかけたくなくて、病気のことは「順調よ」としか言っていませんでした。

3. 相談する前に困っていたこと

困っていたのは、声で話したいのに、番号を押せないことでした。冷蔵庫に貼った、通院先のがん相談支援センターの番号をスマートフォンに打ち込んでは消す。それが1週間続きました。「話すことがないのにかけたら迷惑」「泣いたら相手を困らせる」「何を言えばいいのか」と、毎回同じところで止まってしまいます。夜中に電話相談の案内をいくつも読みましたが、読むほど、ちゃんとした用件が必要な気がしてきたといいます。

4. ここを選んだ理由・決め手

通院先のセンターにかけられなかったのは、主治医に知られるのではないかと気になったからでもありました(相談内容が相談した人の同意なく担当医に伝わることはない、と知ったのはあとのことです)。相談室を選んだのは、電話の前にLINEで一言送れたからです。夜11時ごろ、「電話で話したいのですが、泣いてしまいそうです」とだけ送りました。

5. 相談で話したこと・その後

翌朝いちばんに返事が届き、「泣いてもかまいません。お電話に出やすい時間を教えてください」と書かれていました。女性は平日の午前10時を選び、担当がその時間に名前を名乗って電話をかけてきました。話し始めた途端に涙が出て、「少し待ってください」と言うと、担当は何も言わずに待ちました。女性が話したのは、夜になると家が静かすぎて怖くなる、ということでした。担当は病状や治療の見通しには触れず、評価も助言もせずに聞きました。15分ほどたったところで、女性は自分から「今日はこれで失礼します」と言い、次の電話の日を決めて切りました。

※よくある状況を組み合わせて作った例です。登場する方は実在しません。相談の進み方は、状況によって異なります。

医療者に聞いておきたい質問例

  • 診察のあとで不安になったとき、電話で相談できる窓口はこの病院にありますか。
  • がん相談支援センターには、予約をしないで電話してもいいですか。
  • 気持ちのつらさを話せる外来やチームはありますか。
  • 夜や休日に体のことで困ったら、どこに電話すればいいですか。

とはいえ、今夜かけられなくても大丈夫です

① 気持ちのこと──押せなかった夜も、電話に近づいています

この記事を読んでも、今夜はかけられないかもしれません。それで構いません。番号を調べた、電話でしてほしいことを一つ決めた、かける時間を思い浮かべた。どれも、電話に一歩近づいたしるしです。押せなかった自分を責めると、次の夜はもっと指が重くなります。「今日はここまで準備した」と数えるほうが、次の一歩につながります。

② 実務のこと──電話を、通院のリズムの中に組み込む

思い立ったときにかける電話は、気持ちが大きく揺れた日にしか生まれません。そこで、電話を通院の予定とセットにしておく方法があります。診察の前の日は「聞きたいことを話す日」、診察の翌日は「言われたことを話す日」と決めておけば、かける理由を毎回探さずにすみます。治療の予定が書かれた手帳やカレンダーに、電話の日も一緒に書き込んでおきます。予定に組み込まれた電話は、気分が落ち着いている日にもかけられるので、落ち着いているときの自分の言葉で話せるようになります。かけなかった週があっても、次の診察の前後に、また機会がめぐってきます。

今日できること

[gk_howto name=”今日できること” description=”番号を押す前の不安を軽くするために、今夜から明日にできる3つのこと” heading=”none”][gk_step title=”番号を連絡先に登録しておく”]かけたい窓口の番号を、窓口の名前と受付時間と一緒にスマートフォンの連絡先に登録します。打ち込む手間がなくなるだけで、押すまでの距離が縮まります。[/gk_step][gk_step title=”してほしいことと、泣いたときの一言を書く”]「聞いてほしい」「知りたい」「決めたい」のどれかに丸をつけ、その下に「少し待ってください」の一言を書いて、電話の横に置いておきます。[/gk_step][gk_step title=”かける時間を一つ決める”]明日の受付時間の中で、10分ひとりになれる時間を一つ選びます。選べなければ、フォームで折り返しの時間を指定します。[/gk_step][/gk_howto]

よくある質問

[gk_faq][gk_q q=”電話がつながったら、最初に名前を言わないといけませんか?”]名前を言わずに相談できる窓口なら、言わなくてかまいません。がん相談支援センターやがん情報サービスサポートセンターでは、「名前は伏せて相談したいです」と伝えれば十分です。「治療中の本人です」と立場だけ伝えると、相手も話を聞きやすくなります。[/gk_q][gk_q q=”話している途中で家族が帰ってきたら、どうすればいいですか?”]「家族が帰ってきたので、ここで失礼します」と言って切ってかまいません。家族に聞かれたくない話の途中なら、話題を変えてから切っても大丈夫です。続きは、日を改めてかけ直してください。[/gk_q][gk_q q=”電話で相談したことを、あとで家族に話したほうがいいですか?”]話すかどうか、どこまで話すかは、ご本人が決めてかまいません。話すなら、中身には触れずに「電話で話を聞いてもらっている」とだけ伝える方法もあります。家族も、あなたが外に話せる場所を持っていると知るだけで、少し肩の荷が下りることがあります。[/gk_q][gk_q q=”話してみて、相手と合わないと感じたらどうすればいいですか?”]別の窓口に移ってかまいません。窓口ごとに、得意なことや話の聞き方は違います。合わなかった経験は、「自分はどんなふうに聞いてほしいのか」を知る手がかりにもなります。次の窓口では、最初に「今日は聞いてほしいだけです」など、してほしいことを伝えてみてください。[/gk_q][gk_q q=”夜中に、声で誰かと話したくなったら?”]よりそいホットライン(0120-279-338)はフリーダイヤルで24時間対応しており、夜中にもかけられます(がん専門の窓口ではありません)。がんと家族の相談室に夜かけた電話は自動音声がお受けし、翌朝9時までに担当から折り返します。体に急な変化があるときは通院先の病院へ、命に関わると感じたら119番に電話してください。[/gk_q][gk_q q=”電話で話した内容は、主治医に伝わりますか?”]がん相談支援センターは、相談内容が相談した人の同意なく担当医などに伝わることのない窓口です。主治医にも知っておいてほしいことが出てきたら、相談員に「先生にも伝えたいのですが」と話してみてください。[/gk_q][gk_q q=”声が出しにくい日や、耳が聞こえにくいときはどうすればいいですか?”]文字で相談できる窓口があります。がん情報サービスサポートセンターは、平日12時〜15時にチャット相談を受け付けています。がんと家族の相談室のLINEなら名前を出さずに文字で送れ、夜のうちに届いたものも翌朝いちばんに担当が読んでお返事します。[/gk_q][/gk_faq]

次に読むなら

  • [gk_link to=”post:first-phone-call-what-to-say”]電話がつながってから最初の2分は、どう進む?[/gk_link]
  • [gk_link to=”post:phone-call-just-anxiety”]不安なだけで電話していい?最初の一言は?[/gk_link]
  • [gk_link to=”post:free-cancer-phone-lines-who-answers”]無料の電話相談では、何時に誰が電話に出る?[/gk_link]
  • [gk_link to=”post:ask-to-be-heard-without-advice”]助言なしで聞いてもらうには、どう頼めばいい?[/gk_link]
  • [gk_link to=”post:no-one-to-consult-free-options”]相談する人がいないとき、最初の1か所はどう選ぶ?[/gk_link]
  • [gk_link to=”page:talk”]今すぐ話せる場所は、どこにある?[/gk_link]

自分からかけなくても、こちらからお電話します

[gk_form_cta]電話に出やすい時間帯と、折り返しの電話番号を書いて送ってください。お名前はニックネームで構いません。受付確認のメールが送信後すぐに届き、その時間帯に担当が名前を名乗ってお電話します。用件が決まっていなくても、泣いてしまっても、途中で終えてもかまいません。[/gk_form_cta]

zaitakuwork

ほいくの相談室 編集部。保育士の方からの相談で多く聞かれる悩みをもとに、公的な資料で確認できる情報をまとめています。