子どもが寝息を立て始めたころ、昼のあいだ押さえ込んでいた心配が、一度に戻ってくる。眠れないまま朝を迎え、また病院へ向かう。そんな夜が続くとき、気持ちを整える助けになるのが、頭の中の不安を紙に移して、仕分けることです。
夜の不安の強さには、治療の段階やその日の出来事による波があり、決まった形はありません。この記事では、子どものがんを支える家族が今夜から試せる、書き出す・3つに分ける・明日やることを1つ決める、という手順を、書き方の例とあわせて紹介します。眠りや体の守り方、受診の目安は、[gk_link to=”post:parent-of-child-cant-sleep”]親が不安で眠れないときの記事[/gk_link]にまとめています。
子どもが眠ったあとの暗がりで、このページを開いた方へ
- 昼間は病院と家事で動いていられるのに、子どもが眠ると不安が押し寄せて涙が出る。
- 眠れないまま朝が来て、また病院へ向かう。その繰り返しで、体も頭も重い。
- この毎日がいつまで続くのか、誰にも分からないことが、いちばん怖い。
子どものがんのことで、夜になると不安で眠れず泣いてしまいます。気持ちを整理する方法はありますか?
あります。頭の中の心配を紙に書き出し、「医療者に聞くこと」「明日動けること」「今夜は答えが出ないこと」の3つに分け、明日やることを1つだけ決めます。紙1枚とペン1本があれば、15分ほどでできる手順です。
頭の中だけで心配を抱えていると、同じ考えが順番もなく何度も回り、どれも同じ重さに感じられます。紙に書くと、心配が一つずつ目に見える形になり、「今夜考えても答えが出ないこと」と「明日、手を動かせば片づくこと」を区別できるようになります。全部を今夜のうちに解決しなくていいと分かるだけで、体の力が少し抜けます。
泣きながら書いてもかまいません。字が乱れても、途中で手が止まっても、誰かに見せる紙ではありません。この手順の目的は、不安を消すことではなく、不安に置き場所をつくることです。
- 1書き出す頭に浮かぶ心配を、単語のまま全部書く
- 23つに分ける聞くこと・動けること・答えが出ないことに印をつける
- 31つ決める明日やることを1つだけ選び、付箋に書く
- 4紙を閉じる書いた紙は、朝まで開かない場所にしまう
- 5横になる眠れなくても、目を閉じて体を休める
子どもが眠ったあとに、不安が押し寄せるのはなぜですか?
昼のあいだは、付き添いや家事、仕事の連絡に追われて、心配を脇に置いておけます。子どもが眠り、することがなくなった瞬間に、置いていた心配が一度に戻ってきます。暗さと静けさが、その心配を実際より大きく見せます。
病室なら、明かりが落ちたあとに聞こえるのは、点滴のポンプの音と子どもの寝息だけです。寝顔を見ているうちに、昼間は考えないようにしていた検査の結果や副作用のこと、この先のことが次々と浮かんできます。家なら、きょうだいを寝かしつけたあとのリビングで、洗濯機の止まる音を聞きながら、病室にいる子どもの様子を思い浮かべてしまう。どちらの夜にも、親が「親の顔」をやめられる時間がようやく来て、そのとたんに素の不安が顔を出します。
疲れていると、ものごとを悪いほうへ考えやすくもなります。夜中にスマホで病気のことを調べると、目に入る情報がさらに心配を呼び、気づけば外が明るくなっている。夜の不安が大きいのは、あなたの心が弱いからではなく、夜という時間がそういう働き方をするからです。
不安が強くなりやすい夜は、ある程度前もって分かります。主治医から説明を受けた日の夜、検査や結果が出る日の前の夜、治療の区切りを迎える頃。そういう夜は、子どもが眠る前に紙とペンを出しておく、パートナーに「今夜は眠れないかもしれない」と先に伝えておく、といった小さな準備ができます。来ると分かっている波には、備えておくだけで少し持ちこたえやすくなります。
書き出すとき、何をどう書けばいいですか?
文章にせず、浮かんだ心配を単語や短い言葉のまま、順番も気にせず全部書きます。怖い言葉もそのまま書いてかまいません。時間を区切り、書いた紙は朝まで閉じておくと、書くことが不安を呼び込む道具になりにくくなります。
書くのは、スマホのメモより紙がおすすめです。スマホを手に取ると、そのまま検索を始めてしまいやすいからです。病室なら、枕元に小さなメモ帳と、手元だけを照らす明かりを用意します。家なら、寝室を出て食卓やソファで書くと、布団を「眠る場所」のまま守れます。
時間は、タイマーで10分ほどに区切ります。書く言葉は、たとえば「明日の検査」「吐き気」「下の子の参観日」「有給の残り」「お義母さんへの連絡」「この子がいなくなったら」。文章にしなくていいので、浮かんだ順に並べてください。怖い言葉が出てきても、消さずにそのまま残します。書けたら、それだけで一つの作業が終わっています。途中で涙があふれて書けなくなったら、ペンを置いて、息が落ち着くのを待ちます。一行も書けない夜があっても、それは失敗ではありません。
病気・お金・家族・仕事が絡まった頭の中を、時間をかけて整理したいときの手順は、[gk_link to=”post:sort-out-feelings-write-then-talk”]書いて整える3ステップの記事[/gk_link]にまとめています。ここでは、子どもが眠ったあとの短い時間に絞った方法を紹介します。
- 紙1枚(メモ帳やノートのページでいい)
- 書きやすいペン1本
- 手元だけを照らす小さな明かり
- 時間を区切るタイマー
- 涙をふくタオルかハンカチと、一口飲める水
- 書いた紙をしまう封筒やクリアファイル
書き出した不安は、どう3つに分ければいいですか?
一つずつ、「医療者に聞けば答えに近づくこと」「明日、自分や家族が動けば片づくこと」「今夜は誰にも答えが出せないこと」のどれかに印をつけます。迷うものは3つ目に入れてかまいません。
印は、「聞」「動」「預」の一文字で十分です。「聞」は、副作用がいつまで続くか、明日の検査で何が分かるかのように、主治医や看護師に聞けば答えに近づくこと。「動」は、きょうだいの参観日に誰が行くか、職場への連絡、洗濯物の受け渡しのように、自分や家族が手を動かせば片づくことです。
「預」には、この先どうなるのか、この毎日がいつまで続くのか、この子を失ったらどうしよう、といった、今夜は誰にも答えが出せないことが入ります。消す必要はありません。「今夜は、ここに預けておく」と決めるための印です。「預」に入れた心配は、次の日に、話を聞いてくれる相手に渡すこともできます。
迷いやすいのは、一つの心配の中に、聞けば分かる部分と、答えの出ない部分が混ざっているときです。たとえば「副作用で苦しまないか」は、「吐き気が強いときに、どんな手当てがありますか」という聞ける部分と、「苦しむ姿を見るのが怖い」という気持ちの部分に割れます。割れるものは割って、前半を「聞」、後半を「預」に入れてください。お金や仕事、制度の心配は、医療ソーシャルワーカーや勤務先の人事に聞けば答えに近づくので、「聞」か「動」に入ります。ある夜の紙は、たとえば次のようになります。
- 明日の検査(聞)
- 吐き気が続く(聞:吐き気止めのこと/預:苦しむ姿を見る怖さ)
- 下の子の参観日(動)
- 有給の残り(動)
- 医療費のこと(聞:医療ソーシャルワーカーに)
- この子がいなくなったら(預)
朝になったら、「聞」の心配は次の診察や回診で聞く質問メモに写し、「動」からは明日やることを1つだけ選びます。質問の絞り方は、[gk_link to=”post:child-cancer-doctor-question-memo”]主治医への質問メモの記事[/gk_link]でも紹介しています。
| 印 | 入りやすい心配の例 | 朝になったら |
|---|---|---|
| 聞(医療者に聞くこと) | 副作用がいつまで続くか、明日の検査で何が分かるか | 次の診察や回診で聞く質問メモに写す |
| 動(明日動けること) | きょうだいの参観日、有給の残り、洗濯物の受け渡し | 1つだけ選んで、明日の予定に入れる |
| 預(今夜は答えが出ないこと) | この先どうなるのか、この毎日がいつまで続くのか | 消さずに残し、話せる相手に渡す |
明日やることを、なぜ1つだけに絞るのですか?
夜に長いやることリストを作ると、できなかったときに自分を責める材料が増えるからです。1つなら、明日の朝の自分が確実に手をつけられ、「一つは前に進んだ」という感覚が、次の夜の不安を少し小さくします。
選ぶのは、「誰に」「いつ」「何をするか」まで書ける、小さなことです。「朝の回診で、吐き気止めのことを聞く」「母に、水曜のお迎えを頼むLINEを送る」「昼休みに、人事へ休みの制度をメールで聞く」。大きな心配そのものではなく、心配に向かって一歩だけ動く行動を選びます。
書いた1つは付箋にして、スマホのケースの裏や病院の面会証のケースなど、朝いちばんに目に入る場所に貼ります。できたら、付箋に丸をつけて捨てる。できなかったら、責めずに次の日へ貼り替えればいいだけです。
朝は、紙を開く時間を3分だけとります。封筒から紙を出し、付箋の1つを確かめ、「聞」の言葉を質問メモに写したら、紙はまたしまいます。夜には大きく見えた心配が、朝の光の中では少し小さく見えることもあります。それでも「預」の言葉が重いままの朝は、その日のうちに誰か一人に渡す、と決めておいてください。
書いても涙が止まらない夜は、どうすればいいですか?
泣いてかまいません。涙を止めることより、泣ける場所を確保することを先にします。それでも苦しさが強いときは、今夜つながる先に一言を渡してください。子どもの体調のことなら、相談窓口ではなく病院の連絡先が先です。
病室で声を殺して泣き続けるのは、とても消耗します。看護師に「少しだけ外します」と伝えて、廊下の端や談話室、トイレの個室など、子どもに聞こえない場所に移ってかまいません。家なら、浴室やベランダなど、家族を起こさずにすむ場所を一つ決めておきます。
今夜、人の声で話したいときは、よりそいホットライン(0120-279-338)が24時間、無料で受けています。がんの専門窓口ではありませんが、真夜中の涙も受け止めてもらえる電話です。朝まで待てるけれど誰かに受け止めてほしいときは、がんと家族の相談室のLINEに一言送ってください。夜に届いたものは翌朝いちばんに読んでお返事します。電話(050-1720-6000)は、平日9:00〜18:00は担当が直接受け、それ以外の時間は自動音声で受け付けて、翌朝9時までに折り返します。
子どもの体調が急に変わって心配なときは、入院中ならナースコール、一時退院や外泊中なら病院から伝えられている連絡先へ。休日や夜間に子どもの症状を相談したいときは、子ども医療電話相談(#8000)があり、住んでいる都道府県の窓口につながります(受付時間は都道府県ごとに違います)。命に関わると感じたら119番です。
Q1子どもの体調が急に変わって、心配ですか
はいナースコールか、病院から伝えられた連絡先へ。命に関わると感じたら119番
いいえ次の問いへ進む
Q2今すぐ、人の声で話したいですか
はいよりそいホットラインに電話する(0120-279-338、24時間・無料)
いいえ次の問いへ進む
Q3朝まで待てるけれど、誰かに受け止めてほしいですか
はい相談室のLINEに一言送る。翌朝いちばんに読んでお返事します
いいえ書いた紙をしまい、目を閉じて体を休める
夜の不安を、家族でどう分け合えばいいですか?
同じ夜でも、病室にいる親と家にいる親では、不安の中身が違います。書いた紙を朝に見せ合う、夜中の病気の話は短くする約束をするなど、一人で抱える夜を減らす形を家族で決めておけます。
病室で過ごす親は、子どもの寝息や機械の音に耳を澄ませながら、声を出せずに夜を過ごします。家で過ごす親は、病室の様子が分からないまま、きょうだいと家のことを抱えています。どちらも眠れないのに、相手を心配させまいとして、互いに「大丈夫」と送り合っていることがあります。
おすすめは、夜のうちに話し合おうとせず、朝の数分に回すことです。夜は「おやすみ」のスタンプだけを送り合う約束にし、翌朝、書いた紙の「動」の欄を見せ合って、誰が何を受け持つかを決めます。「預」の欄は、週に一度、子どもが眠ったあとに少しだけ時間をとって話します。支える家族にも手当てが要ることを、国立がん研究センターのがん情報サービスは「ご家族は、『第二の患者』ともいわれます」という言葉で伝えています。家族の誰もが不安を抱えている前提に立てば、一人だけが毎晩泣いている状態を、分担で減らしていけます。
祖父母からの夜の電話がつらいときは、「夜は眠るようにしているので、連絡は昼にもらえると助かる」と伝えてかまいません。きょうだいも、夜になると寂しさや不安が強くなることがあります。寝る前の数分、その日の話を聞く時間をとるだけでも、家の中の夜が少し穏やかになります。
病室で過ごす親の夜
- 子どもの寝息や機械の音に、何度も目が覚める
- 声を出せず、泣ける場所が見つからない
- 翌日の検査や処置のことが頭を離れない
家で過ごす親の夜
- きょうだいを寝かしつけたあと、家の静けさが重い
- 病室の様子が分からないことが不安になる
- 仕事と家事の段取りで、頭が休まらない
毎晩、付き添いのベッドで泣いていたお母さんは、どう動いた?
説明のための例(実在の方の体験談ではありません)
1. 相談のあとに変わったこと
相談から3週間。母親は娘が眠ると、付き添いのベッドでメモ帳を開き、タイマーを10分に合わせる。書いた心配には「聞」「動」「預」の印をつける。「聞」は次の回診で聞く質問に写し、「動」からは明日やることを1つだけ付箋に書いて、面会証のケースに貼る。泣く夜がなくなったわけではない。それでも、週に5日はあった朝まで眠れない夜が、1日か2日になった。「怖さは減っていないけど、怖さの置き場所ができました」
2. 相談を考えた背景
娘の入院から2か月。昼は検査の付き添いと、夫や祖母との連絡で動いていられた。けれど娘が眠り、病室の明かりが落ちると、点滴のポンプの音だけが響く。涙が出て止まらず、声を殺して泣くうちに朝になる。そんな夜が続き、日中、主治医の説明が頭に入らなくなっていた。
3. 相談する前に困っていたこと
眠れない夜の過ごし方を検索して、「書き出すとよい」という記事は読んでいた。けれど書き始めると「この子がいなくなったら」という言葉ばかりが並び、余計に怖くなってやめてしまった。忙しそうな看護師に自分のことを話すのは気が引けた。夫とは週末にしか会えず、電話で泣けば心配させてしまう。
4. ここを選んだ理由・決め手
声を出せない病室からでも、LINEなら送れると思った。「今、眠れません」とだけ送った夜、翌朝に返事が届いた。医療の判断はしない、話を聞くだけでもいい、と書かれていたことが決め手だった。「答えを出してほしいんじゃなくて、怖いって誰かに言いたかった」
5. 相談で話したこと・その後
昼、娘が検査に行っている時間に電話を受けた。担当は名前を名乗り、はじめの20分は話を聞くだけだった。そのあと、書き出した心配を3つに分ける方法を一緒に試し、「この子がいなくなったら」は「預」に入れて、消さずに残すことにした。「聞」に入った副作用と検査の心配は、担当が次の診察で聞く質問3つにまとめてLINEで送った。担当は娘の病状や見通しについて何も判断していない。最初の数日は、印をつける前に涙で手が止まった。夫とは、夜10時に「おやすみ」のスタンプだけ送り合う約束をした。
※よくある状況を組み合わせて作った例です。登場する方は実在しません。相談の進み方は、状況によって異なります。
医療者に聞く質問例
- 夜、子どもが寝たあとに、親が病室を少し離れてもよい時間はありますか。
- 夜中に子どもの様子で気になることがあったら、どう知らせればいいですか。
- 副作用や検査のことで、次の回診のときに質問の時間をいただけますか。
- 親が夜に眠れていないことを、どなたに相談すればいいですか。
- 次の治療の区切りは、いつごろになりそうですか。
とはいえ、眠れない夜を過ごす家族に伝えたい2つのこと
① 気持ちのこと──書けない夜、泣くだけの夜があってもいい
この手順は、うまくできる夜のための道具ではなく、どうにもならない夜に手すりとして使うものです。一行も書けずに泣いて終わる夜も、紙を開く気にもなれない夜もあります。そういう夜は手順を飛ばして、ただ横になってかまいません。怖さを感じるのは、この子を大切に思っているからです。不安を消せない自分を、親として足りないと思う必要はありません。
② 実務のこと──夜の紙を、昼の相談と家族の分担につなぐ
夜に書いた紙は、昼に使って初めて役に立ちます。「聞」の欄は質問メモとして診察や回診に、「動」の欄は家族の分担に、「預」の欄は話を聞いてくれる相手に、と行き先を決めておきます。週に一度、たまった紙を見返すと、毎晩のように出てくる心配と、いつの間にか消えた心配が分かります。毎晩出てくる心配は、一人で抱えるより、主治医やがん相談支援センター、相談窓口に持ち込む価値のある心配です。がん相談支援センターは家族だけでも、その病院に通っていなくても、無料で使えます。
今日できること
[gk_howto name=”今日できること” description=”子どもが眠ったあとの今夜から明日にかけて、試せる3つのこと” heading=”none”][gk_step title=”紙とペンを枕元に置く”]今夜、子どもが眠ったらすぐ使えるように、紙1枚とペン1本、紙をしまう封筒を手の届く場所に置きます。[/gk_step][gk_step title=”10分だけ書いて印をつける”]タイマーを10分に合わせて心配を書き出し、「聞」「動」「預」の印をつけます。[/gk_step][gk_step title=”明日の1つを付箋に書く”]「動」から1つだけ選び、誰に・いつ・何をするかを付箋に書いて、朝いちばんに目に入る場所に貼ります。[/gk_step][/gk_howto]よくある質問
[gk_faq][gk_q q=”この繰り返しがいつまで続くのか分からなくて、怖いです。”]治療の見通しは主治医に聞けますが、「いつまで」がはっきりしない時期もあります。そんなときは、期間全体ではなく「次の区切りまで」を単位に考えてみてください。次の検査、次の治療の節目、一時退院の予定など、主治医に「次の区切りはいつごろですか」と聞いておくと、夜の不安も、その区切りまでのものとして扱いやすくなります。区切りが来たら、夜の過ごし方も家族の分担も見直します。[/gk_q][gk_q q=”書き出すと、かえって怖い言葉ばかり出てきます。”]不安が強い夜には、珍しくないことです。書く時間を5分に縮める、「怖い」と一言だけ書いて閉じる、といった形でもかまいません。書くたびに怖さが増していく感じがあるなら、その夜は書くのをやめて、話を聞いてくれる相手に一言送るほうが合っているのかもしれません。書くことも話すことも、自分に合うほうを選べば十分です。[/gk_q][gk_q q=”病室で泣いてしまい、子どもが目を覚ましたらと心配です。”]子どもが眠っている時間に気持ちがあふれたら、看護師に一声かけて、少し病室を離れてかまいません。もし子どもが目を覚まして「どうしたの?」と聞いてきたら、「ちょっと考えごとをしていただけ。ここにいるよ」と伝え、手を握って一緒に横になれば十分です。泣く場所を病室の外に一つ決めておくと、病室では落ち着いていやすくなります。[/gk_q][gk_q q=”パートナーは夜ぐっすり眠っていて、腹が立ちます。”]眠れる人と眠れない人がいるのは、不安の出方の違いで、子どもへの思いの深さの違いではありません。ただ、自分だけが毎晩眠れずにいれば、腹が立つのも自然です。「夜はほとんど眠れていない」と事実だけを伝え、書いた紙の「動」の欄から、パートナーに受け持ってほしいことを一つ渡してみてください。具体的に頼まれると、相手も動きやすくなります。[/gk_q][gk_q q=”夫婦で同じ紙に書いてもいいですか?”]紙は一人一枚に分けるのがおすすめです。相手に見られると思うと、怖い言葉や相手への不満を書きにくくなるからです。朝に見せ合うのは「動」の欄だけにして、誰が何を受け持つかを決めます。「預」の欄は、話せそうなときに、話せる分だけ伝えれば十分です。[/gk_q][gk_q q=”眠れない日が続いて、昼間も頭が回りません。”]夜の整理は気持ちを軽くする助けにはなっても、続く不眠そのものを治すものではありません。眠れない日が続き、説明が頭に入らない、運転でひやりとするなど、昼間の生活に影響が出ているときは、親自身の不調として、かかりつけ医などに相談してください。病棟の看護師に「親がほとんど眠れていない」と伝えることもできます。[/gk_q][gk_q q=”スマホで病気のことを調べるのを、やめられません。”]少しでも先を知りたいという気持ちは自然です。ただ、夜中の検索は、目の前のお子さんには当てはまらない情報まで拾い、不安を大きくしやすいものです。調べたいことが浮かんだら、検索する代わりに紙の「聞」の欄に書き、翌日、主治医や看護師に尋ねてください。スマホは手の届かない場所で充電しておくと、つい手に取ることが減ります。[/gk_q][/gk_faq]次に読むなら
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