子どものがん、親が電話相談できる先|話し始めの一言の例つき

子どものがんのことを、誰かに電話で聞いてほしい。そう感じたときに親がかけられる先は、公的なものも民間のものもあります。なかでも小児がん拠点病院にあるがん相談支援センターは、今その病院に通っていない親でも無料で使え、電話での相談も受けています。

どこが合うかは、話したいのが気持ちなのか、治療中の暮らしや制度のことなのか、子どもの体の症状なのかで変わります。電話をかけられる時間帯も、付き添いや仕事の都合で家庭ごとに違うはずです。この記事では、親が電話で話せる先の違いと選び方、付き添い中でも電話をかけやすくする工夫、そして「うまく話せない」ときの話し始めの一言を、場面ごとに紹介します。

誰にも話せないまま、このページを開いた方へ

  • 子どものがんのことを、ママ友にも親戚にも話せない。話せば同情されるか、距離を置かれる気がする。
  • 解決策がほしいわけではなく、ただ誰かに聞いてほしい。でも、その相手が思い浮かばない。
  • 電話をかけても何から話せばいいか分からないし、途中で泣いてしまいそうで怖い。

子どものがんのことで、誰かに電話で話を聞いてほしいです。親が相談できるところはありますか?

あります。親が電話で話せる先は、がん相談支援センター、がんの子どもを守る会、国立がん研究センターのサポートセンター、民間の相談窓口などです。話したい中身と、電話をかけられる時間帯で選びます。

公的な窓口の中心は、がん相談支援センターです。全国のがん診療連携拠点病院や小児がん拠点病院などにあるがんの相談窓口で、患者さん本人だけでなく家族も、その病院に通っていない人も、無料で、名前を明かさずに相談できます。子どものがんに特化した先としては公益財団法人がんの子どもを守る会があり、小児がん専門のソーシャルワーカーが電話での相談を受けています。

国立がん研究センターの「がん情報サービスサポートセンター」は、がんのことを電話で相談できる窓口です。相談は無料で通話料のみかかり、匿名で話せますが、原則として1日1回20分以内という決まりがあります。民間の窓口は、受付の時間や話の進め方がそれぞれ違うので、何をしてくれる場所なのかを確かめてから使うと安心です。窓口の一覧と選び方は、[gk_link to=”post:child-cancer-free-support-list”]子どものがんで家族が頼れる無料の窓口[/gk_link]にもまとめています。

相談先話せること電話と受付
小児がん拠点病院などのがん相談支援センター治療や療養の困りごと、親の気持ち。その病院に通っていなくても無料・匿名受付時間は病院ごとに違うので、病院の案内で確かめる
がんの子どもを守る会小児がん専門のソーシャルワーカーに、暮らしや気持ちの困りごとを東京03-5825-6312/大阪06-6263-2666、平日10時〜17時(年末年始を除く)
がん情報サービスサポートセンターがんについての相談。匿名で、原則1日1回20分以内電話は0570-02-3410か03-6706-7797で、受付は平日10時〜15時。相談は無料、通話料は自己負担
がんと家族の相談室(民間)評価も助言もしないでただ聞く20分、医師の言葉の整理、今夜の段取り050-1720-6000。平日9:00〜18:00は担当が直接、それ以外は自動音声で受け付け翌朝9時までに折り返し
親が電話で話せる主な先と、受付のしかた(2026年10月確認)

ママ友や親戚には話せないのに、知らない相手になら話せるものですか?

話せることが少なくありません。身近な人には、相手の反応やその後の付き合いまで気にしながら話すことになりますが、電話の相談先とは、話したあとの関係を気づかう必要がないからです。

保育園や学校の送り迎えで顔を合わせるママ友に話せば、明日からの会話が変わってしまうかもしれない。親戚に話せば心配の電話が増え、治療への意見まで返ってくるかもしれない。子どものがんを身近な人に話しにくいのは、話したあとも続いていく関係があるからです。同情の目も、励ましのつもりの体験談も、今のあなたには重く感じられて当然です。

電話の相談先の人とは、話し終えたあとに続く付き合いがありません。名前を言わずに話せる窓口もあります。だから、子どもの前でも配偶者の前でも言えない「怖い」「代わってあげたい」「もう疲れた」を、そのままの言葉で出せます。がん相談支援センターに話した中身は、あなたが同意しない限り、お子さんの担当医などへ伝えられることはありません。「親がこんなことを言っていた」と病棟に知られる心配もいりません。

「聞いてほしいだけで電話していいのか」と迷うかもしれませんが、相談の入口に、話の大きさの決まりはありません。話を聞いてほしいという気持ちは、それだけで電話をかける理由になります。

身近な人に話すとき

  • 相手の表情や、その後の付き合いが気になる
  • 話がほかの人に伝わらないか心配になる
  • 励ましや体験談、治療への意見が返ってくることがある

電話の相談先に話すとき

  • 話し終えたあとの関係を気づかわなくていい
  • 名前を明かさずに話せる窓口がある
  • 聞くことを役目にしている人が受け止める
身近な人に話すときと、電話の相談先に話すとき

電話で、最初に何と言えばいいですか?

「子どものことで、話を聞いてほしくて電話しました」だけで十分です。病名や経過を順序立てて話せなくてもかまいません。電話相談は、整理できた話をする場ではなく、話しながら整理していく場です。

電話をかける前に、伝えることを全部まとめておこうとすると、それだけで夜が明けてしまいます。最初の一言さえ決めておけば、あとは聞かれたことに答えたり、思いついた順に話したりすれば大丈夫です。下の表は、場面ごとの話し始めの例です。スマホのメモに一つ写しておき、電話がつながったら、そのまま読み上げてもかまいません。

こんなとき話し始めの一言の例
ただ聞いてほしい「小学2年の息子が入院して治療中です。今日は相談というより、話を聞いてほしくて電話しました」
何を相談すればいいか分からない「子どもががんと言われて、何から考えればいいのか分からなくて」
泣いてしまいそう「途中で泣いてしまうかもしれませんが、聞いてもらえますか」
名前を言いたくない「名前は言わずに相談したいのですが、大丈夫ですか」
時間が限られている「付き添いの合間なので、少ししか話せません」
制度や暮らしのことを聞きたい「子どもの医療費や、仕事の休み方について聞きたいです」
こんなときの、話し始めの一言

話の途中で泣いてしまっても、電話を切る必要はありません。言葉が出てこないときは「少し待ってください」と伝えて、息が整うのを待ってかまいません。話し終えたあとに「話してどうなるわけでもないのに」とむなしさが来ることもあります。それでも、声に出したことで、頭の中で回り続けていた心配が少し外に出ていきます。その夜、眠れないほどのつらさが残るときの過ごし方は、[gk_link to=”post:parent-of-child-cant-sleep”]親が不安で眠れないときの記事[/gk_link]にまとめています。

[gk_cta_mid title=”最初の一言は「子どものことで」だけで大丈夫です”]がんと家族の相談室の電話は、平日9:00〜18:00は担当が直接受け、それ以外の時間は自動音声で受け付けて翌朝9時までに折り返します。声を出しにくい夜は、LINEにひとこと送っていただくだけでもかまいません。[/gk_cta_mid]

小児がん拠点病院の相談支援センターには、通っていない病院でも電話していいのですか?

かまいません。小児がん拠点病院のがん相談支援センターは、その病院にかかっていない人の相談も、無料で、電話で受けている窓口です。今の病院では聞きにくいことを話す先としても使えます。

小児がん拠点病院は、地域の小児がん医療と支援の中心として、厚生労働大臣が指定した病院です(2023年4月現在、全国15か所)。拠点病院にあるがん相談支援センターは、子どもがその病院に通っていなくても使えるので、「うちは別の病院だから」と遠慮する必要はありません。

かける前に知っておくと安心なことが、いくつかあります。まず、受付の時間は病院ごとに違います。「医療相談室」のように、病院によって窓口の呼び名が違うこともあります。窓口の場所は、がん情報サービスの「相談支援センターを探す」から地域ごとに探せます。

次に、ここで相談できるのは「治療をどうするか」の判断ではありません。がん相談支援センターは担当医に代わって治療を決める場所ではないので、治療の選択に迷っているときは、迷っている気持ちや、主治医に何をどう聞けばいいかを話す場として使います。ほかの病院の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞いてみたいけれど受け先に迷う、というときも相談できます。

がんの子どもを守る会の電話相談では、どんなことを話せますか?

公益財団法人がんの子どもを守る会では、小児がん専門のソーシャルワーカーが、東京と大阪の電話で平日の昼間に相談を受けています。子どものがんに詳しい専門職に、暮らしや気持ちの困りごとを話せる先です。

電話は、東京が03-5825-6312、大阪が06-6263-2666で、受付は平日の10時から17時まで(年末年始を除く)です。どちらもフリーダイヤルではなく、通話料はかけた側の負担です。

ソーシャルワーカーは、病気そのものより、病気とともにある暮らしの困りごとを一緒に整理する専門職です。たとえば、入院中のきょうだいの預け先、復学のこと、仕事と付き添いの両立、お金や制度のこと。制度には、医療費の自己負担の一部を助成する小児慢性特定疾病の医療費助成(対象の疾患群の一つが「悪性新生物」)や、小学3年生修了までの子の看護などに使える子の看護等休暇、子も対象家族に含まれる介護休業・介護休暇などがあり、どれも使えるかどうかに条件があります。そして、誰にも言えずにいる親の気持ちも、話してよい中身に入ります。子どものがんの相談を専門に受けている窓口なので、「小児がんの子の親」という立場を一から説明しなくても話が通じやすいのが、ほかの窓口との違いです。

夜や週末に誰かと話したくなったら、どこに電話できますか?

夜間や休日に声で話せる窓口は限られます。今すぐ話したいならよりそいホットライン(24時間・無料)、朝の折り返しでよければ相談室の留守受付やLINE、子どもの体調のことなら病院の連絡先か#8000です。

子どもの病気のことで心がいちばんざわつくのは、面会を終えた夜や、病院が静かになる週末かもしれません。その時間に開いている窓口は多くありません。よりそいホットライン(0120-279-338)は24時間、無料で受け付けている電話で、がん専門ではありませんが、眠れない深夜にも人の声で話せます。こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)は、かけた場所の都道府県や政令指定都市の公的な心の相談につながりますが、受付の曜日や時間は地域によって違い、通話料がかかります。

子どもの体の症状が心配なときは、相談窓口ではなく医療の連絡先へかけてください。治療中の子どもなら、まず病院から伝えられている夜間や休日の連絡先です。命に関わると感じたら119番です。一般的な子どもの症状については、休日や夜間に保護者が小児科の医師や看護師に相談できる「子ども医療電話相談(#8000)」もあり、住んでいる都道府県の窓口につながります(受付時間は都道府県ごと)。

  1. Q1子どもの体の症状が心配で、急いで相談したいですか

    はい病院から伝えられている連絡先へ。命に関わると感じたら119番

    いいえ次の問いへ進む

  2. Q2今は平日の昼間ですか

    はいがん相談支援センターや、がんの子どもを守る会へ

    いいえ次の問いへ進む

  3. Q3今すぐ、人の声で話したいですか

    はいよりそいホットライン(0120-279-338、24時間・無料)へ

    いいえ相談室の留守受付やLINEに残し、翌朝の折り返しや返事を待つ

今、どこに電話するか迷ったときの分かれ道

付き添い中の病室から、電話をかけてもいいのでしょうか?

病棟の決まりに従ったうえで、子どもに聞こえない場所を選べばかまいません。声を出しにくいときは、文字で送れる窓口を使う方法もあります。

付き添いをしている親にとって、いちばん難しいのは「電話をかける場所と時間」かもしれません。病室では子どもや同室の家族に聞こえてしまい、子どもから離れられる時間も限られます。子どもが検査や処置に行っている間、昼寝をしている時間、パートナーや祖父母と交代した直後などを、電話の時間にあててみてください。

場所は、談話室の隅や病院の外のベンチ、駐車場の車の中などが選びやすいはずです。携帯電話を使える場所は病院ごとに決まっているので、迷ったら看護師に「電話をしたいのですが、どこなら使えますか」と聞いてください。

声を出せない夜には、文字で送れる窓口が助けになります。がん情報サービスサポートセンターは、2026年5月から平日12時〜15時にチャットでの相談も受け付けています。がんと家族の相談室のLINEは無料で、名前を明かさなくても使え、夜に届いたものは翌朝いちばんに読んでお返事します。

  • 子どもが検査や昼寝で離れている時間を、電話の時間にあてる
  • 看護師に「少し席を外します」と一言伝えておく
  • 子どもや同室の人に聞こえない場所を選ぶ
  • 話し始めの一言を、スマホのメモに書いておく
  • 最初に「どのくらい話せるか」を相手に伝える
  • 途中で呼ばれたら「子どもに呼ばれたので切ります」でいい
付き添い中に電話をかける前の、小さな準備

がんと家族の相談室は、ほかの窓口と何が違いますか?

医療機関ではない民間の無料の相談窓口で、診断や治療の判断はしません。評価も助言もしないでただ聞く20分、医師の言葉の整理、今夜の段取りの整理、ほかの相談先へのつなぎ役を受け持ちます。

電話でも、LINEでも、フォームからの折り返しでも始められ、電話に出る担当は名前を名乗ります。病院の相談支援センターや守る会と比べて違うのは、夜にLINEで届いたひとことを翌朝いちばんに読み、時間外の電話には翌朝9時までに折り返す仕組みと、「次の診察で聞く質問を3つにまとめて送る」「会社に何と伝えるかを一緒に考える」といった、親の今夜と明日の段取りに寄りそう使い方です。小児がん拠点病院の相談支援センターや守る会のほうが合う話だと分かれば、そちらにつなぐ順番も一緒に確かめます。

お金の流れも、先にお伝えしておきます。専門のサービスをご紹介した場合は、提携事業者から紹介手数料を受け取ることがあり、運営者情報で開示しています。医療機関や士業からは紹介料を受け取らず、ご紹介を断っても費用はかかりません。

話す相手がいなかったお父さんは、どう動いた?

説明のための例(実在の方の体験談ではありません)

どなたの例か
40代・父親の立場(小学5年の娘が入院して治療中。妻が付き添い、父親は小学2年の息子と家にいる)
相談のあとに変わったこと
誰にも話せずにいた状態から、気持ちを話す先と、娘の復学の相談先の2か所に電話でつながった。夫婦で週に一度、15分だけ話す時間もできた。

1. 相談のあとに変わったこと

相談から1か月で、父親が電話で話せる先は2か所になった。気持ちが詰まったときは相談室に、娘の復学や学校とのやりとりは、がんの子どもを守る会のソーシャルワーカーに。電話をかけたのは、あわせて4回。付き添いを続ける妻とは、日曜の夜に15分だけ、お互いの「今週いちばんしんどかったこと」を話すと決めた。「人に話してみて、自分がどれだけ溜め込んでいたかが分かりました」

2. 相談を考えた背景

娘が入院して3か月目。妻は病院に泊まり込み、父親は仕事をしながら、2年生の息子の朝ごはんと学童の送り迎えを受け持っていた。会社には「家族の入院」としか伝えていない。学生時代の友人にLINEで病名を打ち明けると、「何かできることがあったら言って」と返ってきたが、何を頼めばいいのか分からず、そのままになった。ある夜、息子を寝かしつけたあとの台所で、急に涙が出て止まらなくなった。

3. 相談する前に困っていたこと

その夜、「子供 癌 親 電話相談」と検索した。がん相談支援センターや、がんの子どもを守る会の番号は見つかった。ただ、守る会の受付は平日の昼間で、病院の窓口も受付時間のうちにかける必要がある。仕事中の自分には、どちらもかけにくかった。そもそも「話を聞いてほしいだけ」で専門の窓口に電話していいのかが分からなかった。娘の病気のことは妻のほうが詳しく、自分が電話してもうまく説明できる自信もなかった。

4. ここを選んだ理由・決め手

相談室の電話は、受付時間外でも自動音声で受け付けて、翌朝9時までに折り返しがあると書かれていた。深夜1時、録音に「娘のことで、話を聞いてほしいです」とだけ残した。医療の判断はしない、話を聞くだけでもいい、と書かれていたことが決め手になった。「病気の説明ができなくても、ここなら大丈夫な気がした」という。

5. 相談で話したこと・その後

翌朝8時すぎ、通勤の前に担当から電話があった。担当は名前を名乗り、昼休みにあらためて話す約束をした。昼の電話では、はじめの20分、担当は父親の話をただ聞いた。そのうえで、困りごとを「自分の気持ち」「娘の復学」「妻とのすれ違い」に分け、それぞれを話す先を一緒に考えた。担当は娘の病状や治療については何も判断しなかった。翌週、父親は昼休みに守る会へ電話をかけた。一度目は緊張して、呼び出し音の途中で切ってしまった。二度目は、メモに書いた「娘のことで、学校に戻るときの相談がしたいです」を読み上げるところから始めた。

※よくある状況を組み合わせて作った例です。登場する方は実在しません。相談の進み方は、状況によって異なります。

医療者に聞く質問例

  • 親が気持ちや暮らしのことを相談できる窓口は、この病院にありますか。電話でも相談できますか。
  • 病院の相談窓口には、どんな職種の方がいて、どんなことを相談できますか。
  • 夜間や休日に子どもの体調が変わったときは、どこに電話すればいいですか。
  • 同じ病気の子どもの親と話せる場があれば、教えていただけますか。
  • 医療費の制度や、仕事と付き添いの両立のことは、どなたに聞けばいいですか。

とはいえ、受話器を持つ前のお父さん・お母さんに伝えたい2つのこと

① 気持ちのこと──「聞いてほしいだけ」は、それだけで立派な相談です

相談というと、解決したい問題がはっきりしていないといけない気がします。けれど、子どものがんを抱える親にとって、気持ちを声に出せる相手がいることは、それ自体が毎日を支える手立てです。話しても、状況は変わらないかもしれません。それでも、聞いてもらえた夜と、誰にも話せなかった夜とでは、翌朝の病室で子どもに向ける顔が少し違ってきます。電話の向こうで泣いてしまっても、言葉に詰まっても、その時間は無駄になりません。

② 実務のこと──家族の中で、どの窓口を誰が使うかを分けておく

付き添いをしている親と、家で仕事やきょうだいの世話をしている親とでは、電話をかけられる時間も、話したいことも違います。病院にいる親は院内の相談窓口へ、家にいる親は夜にも連絡を残せる窓口へ、と役割で分けておくと、どちらか一方だけが相談先を抱え込まずにすみます。祖父母が心配を抱えているなら、がん相談支援センターは家族も使えると伝え、祖父母自身が話せる先を持ってもらうのも一つの方法です。相談先の番号は冷蔵庫など家族みんなが見る場所に貼っておくと、誰かが限界に近づいたときに、すぐ探せます。

今日できること

[gk_howto name=”今日できること” description=”今夜から明日にかけて、電話一本につなげるための3つのこと” heading=”none”][gk_step title=”番号を2つ登録する”]通院先か近くの小児がん拠点病院のがん相談支援センターと、夜にも連絡を残せる窓口を、スマホの連絡先に入れておきます。[/gk_step][gk_step title=”最初の一言をメモする”]「子どものことで、話を聞いてほしくて電話しました」を、スマホのメモのいちばん上に書いておきます。[/gk_step][gk_step title=”かける時間と場所を決める”]明日の昼休みや、子どもが検査に行く時間など、子どもに聞こえない時間と場所を一つ決めておきます。[/gk_step][/gk_howto]

よくある質問

[gk_faq][gk_q q=”相談するほどのことなのか分からないのですが、電話してもいいですか?”]電話していいのです。がん相談支援センターは、患者さん本人だけでなく家族の相談も受けている窓口で、話の大きさに決まりはありません。「何を相談したいのか、自分でもよく分からないんです」と最初に言ってしまえば、そこから話を始めてかまいません。迷っている時間が長くなるほど、電話をかけるハードルは上がっていきます。[/gk_q][gk_q q=”名前や子どもの病院名を言わずに相談できますか?”]がん相談支援センターや、がん情報サービスサポートセンターは、名前を明かさずに相談できます。がんと家族の相談室では、LINEなら匿名のまま送れ、フォームに書くお名前もニックネームで足ります。ただし、フォームから折り返しのお電話を希望する場合は、電話番号の入力が必要です(折り返しのお電話にだけ使います)。病院名は、話の中身によっては伝えたほうが話が早いこともあるので、話しながら決めて大丈夫です。[/gk_q][gk_q q=”電話で、子どもの病気について医学的なことも聞けますか?”]がん相談支援センターでは病気や治療について分からないことを相談できますが、担当医に代わって治療を決める場所ではありません。お子さんの治療に関わる判断は主治医と相談し、窓口は聞きたいことを整理するために使う、という分け方がおすすめです。がんと家族の相談室も医療機関ではないため、診断や予測はせず、医師の言葉の一般的な意味をお伝えして、次の診察で聞く質問を3つにまとめてお送りします。[/gk_q][gk_q q=”子どもの祖父母も、電話で相談していいのでしょうか?”]かまいません。がん相談支援センターは、患者さん本人だけでなく家族も使える窓口です。祖父母は、孫の病気の心配と、わが子である親の心配を同時に抱えています。親に聞けずにいることや、どう手伝えばいいかという迷いを、祖父母自身の言葉で話してもらってかまいません。[/gk_q][gk_q q=”夜中に子どもの具合が悪くなったら、相談窓口にかければいいですか?”]体の症状は、相談窓口ではなく、まず病院から伝えられている夜間の連絡先へ電話してください。命に関わると感じたら119番です。救急車を呼ぶか迷うときに相談できる#7119は、実施していない地域もあるので、使えるかどうかを落ち着いているときに確かめておくと安心です。[/gk_q][gk_q q=”同じ立場の親と話せるところはありますか?”]同じ病気の子を持つ親どうしが話せる場を、病院や支援団体が設けていることがあります。通院先の相談支援センターや医療ソーシャルワーカーに「親どうしで話せる場はありますか」と聞いてみてください。家族のつながり方は、[gk_link to=”post:child-cancer-family-loneliness”]子どものがんを支える家族のつながり方[/gk_link]でも紹介しています。[/gk_q][/gk_faq]

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「子どものことで」の続きを、お電話で聞かせてください

[gk_form_cta]お名前はニックネームでかまいません。ご希望の時間帯と折り返しのお電話番号を書いて送ると、受付確認のメールがすぐに届き、その時間帯に担当からお電話します。最初にこちらが名乗ってからお話を伺うので、何から話すかを決めていなくても大丈夫です。[/gk_form_cta]

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ほいくの相談室 編集部。保育士の方からの相談で多く聞かれる悩みをもとに、公的な資料で確認できる情報をまとめています。