がんの無料電話相談はどこに?公的窓口と民間窓口の使い分け

がんのことを無料で電話相談したいとき、最初に思い出してほしいのは、がん診療連携拠点病院などに置かれている「がん相談支援センター」です。患者さん本人だけでなく、ご家族も、その病院にかかっていない人も、相談料を払わずに、名前を伏せたまま話せます。

ただ、受付の曜日や時間はセンターごとに違い、夜や休日は閉まっていることも少なくありません。だからこそ「どこが一番いいか」を探し続けるより、「今夜はここ、明日の昼はここ」と時間帯で分けて決めるほうが、実際には早く誰かにつながれます。

この記事では、公的な窓口と民間の窓口の違い、それぞれが得意なこと、「無料」と書かれた電話で実際にかかるお金、そして今夜と明日のかけ先を決める分かれ道を、順番に紹介します。

こんな夜に、このページを開いた方へ

  • 母の病状が進んでいると聞いたのに、忙しそうな看護師さんを呼び止められなかった。
  • 「がん 電話相談」で調べても、どこが無料で、家族がかけていいのか分からない。
  • 見当違いのところにかけて、迷惑がられるのが怖い。

がんのことを電話で相談したいのですが、無料で家族でもかけられる窓口はありますか?

あります。いちばん身近なのは、全国のがん診療連携拠点病院などにある「がん相談支援センター」です。ご本人もご家族も、その病院に通っていない人も、無料で、名前を伏せたまま電話で相談できます。

国立がん研究センターのがん情報サービスでは、がん相談支援センターを、がん診療連携拠点病院や小児がん拠点病院、地域がん診療病院に設けられたがんの相談窓口として紹介しています。相談の方法は主に面談と電話です。お母さまが別の病院に入院していても、ご自宅や職場の近くにある拠点病院のセンターに電話してかまいません。

もうひとつ知っておくと安心なのは、相談した内容が、相談した人の同意のないまま担当医などに伝わることはない、という点です。「主治医に知られたら気まずい」「まだ本人には言えない」という迷いを抱えたままでも、まず話すことから始められます。

院内の案内では、「医療相談室」のような別の呼び名が使われている場合もあります。自宅や職場の近くにあるセンターは、がん情報サービスのページ「相談支援センターを探す」から地域を選んで探せます。受付の曜日と時間は、それぞれのセンターが決めています。病院の中の部署なので平日の日中に受け付けるところが多く、夜間や土日は閉まっていることもあるため、かける前に案内ページで時間を確かめておくと、つながらずに落ち込むことを防げます。全体の地図は[gk_link to=”post:cancer-support-directory-japan”]がんの相談先の一覧[/gk_link]にもまとめています。

がんのことを電話で話したい

  • がん相談支援センター拠点病院などの相談窓口。本人も家族も無料・匿名。受付時間はセンターごと
  • がん情報サービスサポートセンター国立がん研究センターの電話窓口。平日10時〜15時。相談は無料で、通話料は自己負担
  • 病院の医療ソーシャルワーカーいる病院では、お金の心配や入退院、療養の場所の相談に乗る専門職
  • よりそいホットライン24時間・フリーダイヤル。がん専門ではないが、つらい気持ちを話せる
  • こころの健康相談統一ダイヤル都道府県などの心の相談につながる。曜日・時間は地域で異なり、通話料がかかる
  • がんと家族の相談室民間の無料窓口。ただ聞く・先生の言葉の整理・今夜の判断・相談先への橋渡し
がんのことを電話で話したいときの、主な相談先

がん相談支援センターには、どんなことを相談できますか?

病気や治療の受け止め方、療養の場所、仕事やお金、家族としての接し方など、がんにまつわる困りごとを持ち込めます。治療を決める場所ではないので、「担当医に何をどう聞くか」を整える場所と考えると使いやすくなります。

がん情報サービスは、働き方に関係なく、がん相談支援センターで仕事の相談ができると紹介しています。セカンドオピニオンをどこで受けるか迷ったときの相談先としても、センターが挙げられています。ほかにも、「主治医の説明が早口でよく分からなかった」「家での介護に切り替えるか迷っている」といった、名前のつけにくい困りごとを、そのまま話してかまいません。

一方で、センターは担当医に代わって治療を判断するところではありません。「この治療を続けるべきですか」と聞いても、答えが返ってくるとは限りません。相談の形を「次の診察で、効果と副作用の見通しをどう聞けばいいか」に変えると、話がぐっと進みやすくなります。

電話の最初の一言は、次のようなもので十分です。

  • 「母が別の病院でがんの治療中の、娘です。家族として相談してもいいですか」
  • 「病状が進んでいると言われて、何から考えればいいのか分からなくて」
  • 「どこに相談すればいいのかを、まず教えてもらえますか」

ご本人の方は、「本人ですが、名前は言わずに相談したいです」と最初に伝えてかまいません。ご家族の方は、どなたのことか(父・母・夫など)と、ご自身の立場だけを先に伝えると、相談員が話の筋道をつけやすくなります。家族として電話する前の準備は、[gk_link to=”post:family-can-call-too”]家族が電話相談をするときの準備[/gk_link]で詳しく紹介しています。

[gk_cta_mid title=”かける先を、担当と一緒に一つに絞ります”]「どこにかければいいのか」から迷っている段階でも大丈夫です。状況をひとことお書きいただければ、ご希望の時間帯に担当がお電話し、公的な窓口も含めて今夜と明日のかけ先を一緒に決めます。[/gk_cta_mid]

国立がん研究センターの電話窓口とは、どう使い分けるのですか?

どのセンターにかければいいか迷うときや、かかっている病院とは別の場所で一般的な情報を確かめたいときに向いています。受付は平日10時から15時まで。相談は無料で、通話料はかけた人の負担です。

国立がん研究センターは「がん情報サービスサポートセンター」という電話窓口を開いています。番号は0570-02-3410(ナビダイヤル)で、同じ窓口に03-6706-7797からもつながります。受付は平日の10時〜15時で、土日祝日と年末年始は休みです。名前を言わずに相談でき、相談は原則として1日1回、20分以内とされています。

ナビダイヤルは、携帯電話のかけ放題の対象にならないことがあります。かけ放題のプランを使っている方は、03で始まる番号を選ぶと、通話料を気にせずにすむ場合があります。混み合う時間はつながりにくいこともあるので、一度でつながらなくても、時間をずらしてかけ直してみてください。

声に出して話すのがつらい方には、2026年5月から始まったチャット相談(平日12時〜15時)もあります。昼休みに職場の休憩室から、文字で一般的なことを確かめる、という使い方もできます。

公的な窓口と民間の窓口は、何が違うのですか?

公的な窓口は、国や病院、自治体などが運営し、制度や医療の情報にもとづく中立な相談が得意です。民間の窓口は、時間帯や話し方の自由がきく一方で、相談料・受付時間・電話に出る人の立場が窓口ごとに違います。

公的な窓口のよさは、特定の商品やサービスを勧める理由がないことです。がん相談支援センターなら、その地域の病院や制度の事情にも通じています。反対に、受付は平日の日中に集まりやすく、仕事や付き添いの合間には電話しにくいという面があります。

民間の窓口は、患者会や支援団体、会社など、運営元がいろいろです。夜に受け付けていたり、気持ちを聞くことに重きを置いていたりと、公的な窓口とは違う得意分野を持つところがあります。ただ、相談が無料でも、運営のお金がどこから出ているかは窓口によって違います。ほかの事業者を紹介したときに紹介手数料を受け取る仕組みの窓口もあるので、そうした情報を公開しているかどうかは、選ぶときの確かな手がかりになります。

観点公的な窓口民間の窓口
運営国・病院・自治体、国の補助を受けた団体患者会・支援団体・会社など
相談料無料のところが多い(通話料は番号による)窓口ごとに異なる
受付時間平日の日中が中心。24時間の電話もある夜間の受付の有無など、窓口ごとに異なる
得意なこと制度や医療の情報、病院の中での調整気持ちを聞く、段取りを整理するなど
確かめたいことセンターの曜日と時間、通話料相談料、対応する人、お金の流れの公開
公的な窓口と民間の窓口の、主な違い

民間の電話相談を選ぶとき、何を確かめればいいですか?

相談料と通話料、人が直接出る時間、電話に出る人の立場、話した内容の扱い、紹介手数料などお金の流れの5つです。公式サイトに書かれていなければ、最初の電話で「先に確認させてください」と聞いてかまいません。

  • 相談料はかかるか。通話料は誰が負担するか
  • 何曜日の何時に、人が直接電話に出るのか
  • 電話に出る人は、どんな立場の人か
  • 話した内容は記録されるか。記録を残さない選び方はあるか
  • 事業者の紹介などで、窓口がお金を受け取る仕組みはあるか
民間の電話相談にかける前に確かめたい5つのこと

このサイトを運営する「がんと家族の相談室」も民間の窓口です。同じ物差しで、正直にお伝えします。

  • 相談料はかかりません。LINEは無料で、名前を出さずに使えます。
  • 電話(050-1720-6000)に担当が直接出るのは、平日の9時から18時までです。夜間や土日祝日にいただいたお電話は自動音声で受け付け、翌朝9時までに担当から折り返しています。
  • お電話を受けるスタッフは、最初に自分の名前を名乗ってからお話しします。
  • 評価も助言もせずにただ聞く20分の電話では、ご希望に応じて、話した内容を記録に残さないこともできます。
  • 介護や葬儀などの専門サービスを紹介した場合は、提携する事業者から紹介手数料を受け取ることがあり、運営者情報で開示しています。医療機関や士業からは紹介料を受け取っておらず、ご紹介をお断りになっても費用は発生しません。事業者を1社だけ勧めることも、事業者の社名をこのサイトに載せることもしていません。

医療機関ではないので、診断や余命の予測はしません。できるのは、先生の言葉を分かる言葉に置き換えて次の診察で聞く質問を3つにまとめること、今夜の判断を一緒に整理すること、そして必要なら、がん相談支援センターなどの公的な窓口へつなぐことです。2026年9月の実績(運営者集計)では、電話相談・問い合わせ1,200件のうち、ご本人からが400件、ご家族からが800件でした。

[gk_kpi set=”consult”]
民間の窓口の一例、がんと家族の相談室が受けた電話相談・問い合わせの件数(2026年9月の実績・運営者集計)

夜や休日に話したくなったら、どこにかければいいですか?

夜や休日でも人と話せる無料の電話は、24時間・フリーダイヤルのよりそいホットライン(0120-279-338)です。がん専門ではありませんが、眠れないほどの不安をそのまま話せます。がんの具体的な相談は、翌朝以降に専門の窓口へ持っていきます。

よりそいホットラインは、厚生労働省の補助金を受けて、一般社団法人社会的包摂サポートセンターが運営している電話です。番号は、福島県からかけるときは0120-279-226、050で始まるIP電話を使うときは050-3655-0279と、かける場所や電話によって変わります。

心の相談を受ける公的な窓口には、こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)もあります。かけた場所の都道府県や政令指定都市の相談機関につながる仕組みで、受付の曜日と時間は地域ごとに違い、通話料がかかります。050のIP電話からはかけられません。電話やSNSで相談できる窓口の一覧は、厚生労働省のサイト「まもろうよ こころ」で見られます。

がんと家族の相談室は、夜間に担当が電話に出ることはありません。自動音声で受け付けた分は、翌朝9時までに担当から折り返します。夜のうちにLINEへ送られた言葉は、翌朝いちばんに読んでお返事しています。「今夜のうちに誰かの声を聞きたい」ときはよりそいホットラインへ、「朝になったら落ち着いて話したい」ときは相談室へ、と分けてお使いください。夜の窓口については[gk_link to=”post:late-night-phone-help”]深夜につながる電話相談[/gk_link]でも詳しく紹介しています。

息が苦しい、意識がもうろうとしているなど、体の急な変化は相談窓口の出番ではありません。入院中なら病棟へ、在宅なら訪問看護や在宅医の連絡先へ、命に関わると感じたら119番へ連絡してください。救急車を呼ぶか迷ったときに医師や看護師などに相談できる#7119は、実施している地域とそうでない地域があります。

  1. 1平日の日中がん相談支援センター、サポートセンター(10時〜15時)、相談室の担当(9時〜18時)
  2. 2平日の夕方以降受付を終えるセンターが多い。よりそいホットラインは24時間
  3. 3深夜・明け方よりそいホットライン。相談室は自動音声で受け付け、LINEは朝いちばんに読んで返事
  4. 4土日・祝日サポートセンターは休み。センターは施設ごとに確認。よりそいホットラインは24時間
  5. 5翌朝相談室から9時までに折り返し。センターの受付開始を待ってかける
時間帯ごとに、電話がつながりやすい先

今夜かける先と明日かける先は、どう決めればいいですか?

「体の急な変化があるか」「今夜のうちに声を聞きたいか」「具体的に聞きたいことがあるか」の3つを順に確かめると決まります。迷ったら、今夜は気持ちを置く先、明日は情報を聞く先、と分けて考えてください。

  1. Q1息苦しさや意識の変化、強い痛みなど、体の急な変化がありますか

    はい相談窓口より先に、病棟・訪問看護・在宅医へ。命に関わると感じたら119番

    いいえ次の質問へ

  2. Q2今夜のうちに、誰かの声を聞きたいですか

    はいよりそいホットライン(24時間)へ。消えてしまいたい気持ちがあるときも同じ

    いいえLINEに一言残すか、フォームで明日の時間帯を指定して休む

  3. Q3治療やお金、介護など、具体的に聞きたいことがありますか

    はい平日の日中に、がん相談支援センターか病院の医療ソーシャルワーカーへ

    いいえ気持ちを聞いてもらう電話を、明日の都合のよい時間に予約する

今夜と明日、どこにかけるかの分かれ道

たとえば面会から帰った夜にこのページを読んでいるなら、今夜決めるのは一つだけで足ります。「今夜は誰かと話すか、それとも書いて置いておくか」。そのうえで、明日の昼休みにお母さまの入院先のがん相談支援センターへ電話する、と予定に入れます。スマホのカレンダーに「12:10 相談支援センター」のように時刻まで書いておけば、明日の自分が迷わずにすみます。

ご本人の方は、診察の翌日など、少し気持ちが落ち着く時間を選んでかけるのも一つの方法です。ご家族の方は、本人の前で電話しづらいなら、病院の廊下の端や帰りの車の中など、声を落とせる場所を先に決めておくと、受話器を取るまでの距離が縮まります。

同じ夜に迷ったご家族は、どう動いた?

説明のための例(実在の方の体験談ではありません)

どなたの例か
50代・娘の立場(母が自宅から離れた病院に入院中)
相談のあとに変わったこと
「どこにかけるか」で迷う夜が終わり、相談した日の昼休みに、母の入院先のがん相談支援センターへ自分で電話できた。翌週には医療ソーシャルワーカーとの面談も決まった。

1. 相談のあとに変わったこと

相談のあとに変わったのは、「かける順番」が決まったことでした。相談した日の12時10分、会社の休憩室から、母が入院している病院のがん相談支援センターに電話をかけ、10分ほど話して、翌週に半日休みを取って医療ソーシャルワーカーと面談する約束を取りました。それまで3晩続けて、夜中に「がん 電話相談」と検索しては画面を閉じていたのが、その夜は検索をしないまま眠れたといいます。

2. 相談を考えた背景

きっかけは、面会の帰りに看護師から「お母さま、少し病状が進んでいます」と言われたことでした。詳しく聞きたかったものの、ナースステーションは慌ただしく、「また今度にします」と頭を下げて病棟を出ました。帰りの電車で、聞けなかったことが次々に浮かんできました。

3. 相談する前に困っていたこと

家に帰って相談窓口を調べると、公的な窓口がいくつも出てくるのに、受付時間はばらばらで、家族がかけていいのかも書いてあるところとないところがありました。「無料」とあっても通話料は別だと気づき、どれが自分に合うのか分からなくなりました。「間違ったところにかけて、迷惑がられたらどうしよう」。番号を押す手前で、毎晩止まっていました。

4. ここを選んだ理由・決め手

相談室を選んだのは、フォームに「どこにかければいいか分からない」とだけ書いて送れたからでした。お名前はニックネームでよく、送った直後に受付確認のメールが届きました。公的な窓口にいきなりかける勇気はまだなく、まず相談先の選び方を聞きたかった、と振り返っています。メールを見てスマホを置き、その夜は久しぶりに湯船につかったそうです。

5. 相談で話したこと・その後

翌朝、指定した9時半に担当から電話がありました。担当は母の病状について何も言い切らず、看護師の「少し進んでいます」を、次に病棟で確かめる質問に置き換えるところから一緒に考えました。そのうえで、入院先の病院にがん相談支援センターがあること、家族だけでも相談できることを伝え、最初の一言を一緒に決めました。「母のことで、家族として相談したいです」。そのメモを手帳に挟んで、昼休みに電話をかけました。

※よくある状況を組み合わせて作った例です。登場する方は実在しません。相談の進み方は、状況によって異なります。

医療者に聞く質問例

  • この病院に、がん相談支援センター(または医療相談室)はありますか。家族だけで相談の予約を取れますか。
  • 病状について家族が詳しく聞きたいとき、どなたに、いつ声をかければよいですか。
  • 夜間に心配なことがあったとき、病棟に電話してよいのはどんなときですか。
  • 家族自身が眠れないほど不安なとき、院内で話を聞いてもらえる人はいますか。

とはいえ、電話をかける前に伝えたい2つのこと

① 気持ちのこと──「迷惑かもしれない」と思えるのは、相手を気づかえる人だから

相談窓口に電話をかけるのをためらうのは、相手の忙しさを想像できるからです。けれど、相談窓口は相談を受けるために開いています。慌ただしい病棟で看護師さんを呼び止めるのとは違い、窓口の受付時間は、まさにあなたの話を聞くための時間です。うまく話せなくても、途中で泣いてしまっても、それで相談が失敗になることはありません。夜中に何度も検索してしまう自分も、どうか責めないでください。それだけ本気で、誰かにつながる道を探している証拠です。

ご家族の方へ。がん情報サービスは、本人を支える家族について、「第二の患者」ともいわれると紹介しています。あなた自身が眠れない、食べられないという話も、そのまま相談の中身になります。

② 実務のこと──相談先は1か所に決めず、役割で分けておく

電話相談の窓口は、どれか1つを選び抜くものではありません。がん相談支援センターは治療や制度の情報、病院の医療ソーシャルワーカーは院内での調整、よりそいホットラインは夜のつらさ、相談室のような民間の窓口は気持ちや今夜の段取り、と得意なことが分かれています。体の急な変化だけは、どの相談窓口でもなく、病棟や訪問看護、在宅医、119番の役目です。

ご家族が何人かいる場合は、誰がどの窓口とやりとりするかも決めておくと、きょうだいがそれぞれ別の窓口で同じ説明を繰り返す、ということが減ります。窓口で聞いたことを家族のグループのメッセージに一行で残す決まりにしておけば、次に誰が電話しても、話の続きから始められます。

今日できること

[gk_howto name=”今日できること” description=”電話相談をためらっている夜に、今からできる3つの準備” heading=”none”][gk_step title=”近くのセンターを調べて登録する”]がん情報サービスの「相談支援センターを探す」で自宅か職場の近くのセンターを1つ選び、受付の曜日と時間と一緒にスマホの連絡先へ登録します。隣に、夜用のよりそいホットラインの番号も並べておきます。[/gk_step][gk_step title=”最初の一言を書いておく”]「母が入院中の家族です。病状が進んでいると聞き、何から考えればいいか相談したいです」のように、立場と困りごとを一文にします。[/gk_step][gk_step title=”明日の電話を予定に入れる”]昼休みなど、かけられる時刻をカレンダーに入れます。自分でかけるのが重いときは、フォームで相談室からの折り返しを申し込めます。[/gk_step][/gk_howto]

よくある質問

[gk_faq][gk_q q=”その病院に通っていなくても、がん相談支援センターに電話していいですか?”]はい。がん相談支援センターは、その病院の患者でない人やそのご家族も、無料で利用できます。ご家族が遠方に住んでいる場合も、お住まいの近くのセンターに相談できます。受付時間はセンターごとに違うので、かける前に案内を確かめてください。[/gk_q][gk_q q=”名前を言わずに相談できますか?”]名前を伏せたままの相談は、がん相談支援センターでも、がん情報サービスサポートセンターでもできます。がんと家族の相談室は、LINEなら名前を出さずに使え、フォームのお名前もニックネームでかまいません。フォームにご記入いただく電話番号は、折り返しのお電話にだけ使います。[/gk_q][gk_q q=”「無料」と書いてある電話でも、お金がかかることはありますか?”]あります。「無料」が相談料だけを指していて、通話料は別にかかる窓口もあります。よりそいホットラインはフリーダイヤルで通話料もかかりませんが、サポートセンターのナビダイヤルや、こころの健康相談統一ダイヤルは通話料がかかります。気になるときは、窓口から折り返してもらえる方法を選ぶのも一つです。[/gk_q][gk_q q=”子どもががんの場合も、同じ窓口でいいですか?”]小児がん拠点病院にもがん相談支援センターがあり、その病院にかかっていなくても無料で、電話でも相談できます。小児がんに詳しい相手を探しているなら、公益財団法人がんの子どもを守る会の相談窓口もあります。小児がん専門のソーシャルワーカーが対応していて、電話は東京が03-5825-6312、大阪が06-6263-2666、受付は平日の10時〜17時(年末年始を除く)です。[/gk_q][gk_q q=”がんと家族の相談室は、24時間電話に出てもらえますか?”]いいえ。担当が直接電話に出るのは平日の9時〜18時です。夜中や休日にかけた場合は自動音声が用件を受け付け、担当からの折り返しは翌朝9時までになります。その夜のうちに誰かと話したいときは、24時間対応のよりそいホットラインをお使いください。[/gk_q][gk_q q=”病状が急に変わったときも、電話相談でいいですか?”]いいえ。息が苦しい、呼びかけへの反応が鈍いといった急な変化は、入院中なら病棟、在宅なら訪問看護や在宅医へ連絡してください。命に関わると感じたら119番です。相談窓口は、落ち着いてから、その先のことを一緒に考える場所として使ってください。[/gk_q][/gk_faq]

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今夜と明日のかけ先を、担当と一緒に決めませんか

[gk_form_cta]「どこにかければいいか分からない」とだけ書いて送っていただいてもかまいません。送信後すぐに受付確認のメールが届き、ご希望の時間帯に担当からお電話して、がん相談支援センターなど公的な窓口も含めて、かける順番を一緒に整理します。[/gk_form_cta]

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ほいくの相談室 編集部。保育士の方からの相談で多く聞かれる悩みをもとに、公的な資料で確認できる情報をまとめています。