夜に電話できる相談相手は、前もって決めておけます。不安が強くなる前の、昼の落ち着いた時間に「夜の連絡先カード」を1枚作っておく方法です。欄は4つ。今すぐ人の声を聞きたい夜にかける先、一言だけ残して休みたい夜に送る先、翌朝に落ち着いて相談する先、そして体が急に変わったときの連絡先です。番号を探すところから始めなくていいだけで、夜の自分の負担はずいぶん軽くなります。
どの窓口をカードに書くかは、人によって違ってかまいません。この記事では、4つの欄に何を書くかと記入の見本、番号を書く前に確かめておくこと、カードを置く場所、見直すタイミングをお伝えします。毎回、夜になってから番号を探してしまう自分を責めなくて大丈夫です。それは、昼の自分が少し準備しておけば済むことです。
番号を探しているうちに、朝が来てしまう方へ
- 不安が強い夜ほど、どこにかければいいか調べる気力が残っていない。
- 番号を探して検索しているうちに、また外が明るくなっている。
- 昼の落ち着いているうちに決めておけばよかったと、毎回あとから思う。
がんの不安で夜に電話できる相談相手を、前もって決めておく方法はありますか?
あります。昼のうちに、声を聞く先・一言を残す先・翌朝の相談先・急変時の連絡先の4つを書いた「夜の連絡先カード」を作り、夜に探さずに目に入る場所へ置いておく方法です。夜は、カードを見て押すだけになります。
夜に番号を探すとき、頭の中では「どこがいいか比べる」「受付時間を確かめる」「かけていいか迷う」という作業が、一度に始まっています。疲れて不安な夜には、そのどれもが重い作業です。カードは、この作業を昼に済ませておくための道具です。夜にやることは、カードを見て、その夜の気持ちに合う欄を選ぶことだけになります。
4つに分けるのは、夜の不安にもいくつかの種類があるからです。誰かの声を聞かないと耐えられない夜もあれば、言葉にして置いておければ眠れる夜もあります。明日ちゃんと相談したいこともあれば、体の様子が心配で、相談より先に医療者へ連絡すべき夜もあります。欄が分かれていれば、その夜の自分に合う先を、迷わずに選べます。
| 欄 | 書く先の例 | 書き添えること |
|---|---|---|
| 声を聞く先 | よりそいホットライン(24時間・無料)、夜中でもいいと言ってくれた人 | 「今すぐ誰かと話したい夜に」 |
| 一言を残す先 | がんと家族の相談室のLINE、返事は朝でいいと約束した人 | 返事が来るのは翌朝であること |
| 翌朝の相談先 | がん相談支援センター、相談室の電話やフォーム | 受付の曜日と時間、最初の一言 |
| 急変時の連絡先 | 病院の夜間の連絡先、病棟、訪問看護・在宅医、119番 | 「体が急に変わったら、まずここ」 |
それぞれの窓口の向き不向きや、夜の使い分けを詳しく知りたいときは、[gk_link to=”post:night-consultation-sites-and-lines”]夜につながる相談先の比べ方[/gk_link]が参考になります。この記事では、選んだ先を「1枚にまとめる」ところに絞ってお伝えします。
なぜ夜ではなく、昼のうちに決めておくのですか?
夜の頭は、疲れと不安で、比べたり確かめたりする力が落ちているからです。昼なら、受付時間を調べ、病院に夜の連絡先を聞き、使い方を落ち着いて決められます。昼の自分が選び、夜の自分は押すだけにします。
夜に番号を探し始めると、検索の画面には窓口の案内だけでなく、闘病記や統計の数字も並びます。番号を探していたはずが、いつのまにか読みたくない情報まで読んでしまい、不安が大きくなる。そんな夜を繰り返している方も多いと思います。昼にカードを作っておけば、夜に検索画面を開く理由そのものが一つ減ります。
昼にしかできない確かめごともあります。たとえば、通っている病院の夜間の連絡先は、外来の窓口や看護師に聞いて確かめられます。がん相談支援センターの受付の曜日や時間も、昼のうちに調べて書き込んでおけます。こうした確かめごとは、夜中にはできません。
昼の自分にできること
- 窓口を比べて、その中から選ぶ
- 受付時間や通話料を調べる
- 病院に、夜間の連絡先を聞いておく
- 最初の一言を考えて書いておく
夜の自分にできること
- カードを見る
- その夜の気持ちに合う欄を一つ選ぶ
- 書いてある番号を押す、一言を送る
4つの欄には、それぞれ何を書けばいい?
「声を聞く先」には24時間対応の電話を、「一言を残す先」には翌朝に読んでもらえる先を、「翌朝の相談先」には昼に開く窓口を、「急変時の連絡先」には病院や在宅医の夜の番号と119番を書きます。番号と一緒に、使う場面も書き添えます。
① 声を聞く先
今夜のうちに人の声を聞きたい夜のための欄です。24時間・無料で受け付けている公的な電話として、よりそいホットライン(0120-279-338)があります。福島県からかけるときは0120-279-226、050で始まるIP電話からは050-3655-0279なので、自分の電話に合う番号を書いておきます。がんの専門窓口ではありませんが、眠れない、怖い、ひとりでいられない、という夜の気持ちを話す先になります。「夜中でも電話していいよ」と言ってくれている友人やきょうだいがいれば、その人の名前を書いてもかまいません。
② 一言を残す先
声を出せない夜や、言葉にして置いておけば眠れそうな夜のための欄です。がんと家族の相談室のLINEは、匿名のままでも使え、料金もかかりません。夜のあいだに届いたものは翌朝いちばんに担当が読んで返事をし、何を書けばいいか分からなければスタンプひとつでも届きます。身近な人に「夜に送るけど、返事は朝でいいからね」と約束しておく方法もあります。どちらの場合も、返事が来るのは翌朝だと、カードに書き添えておきます。
③ 翌朝の相談先
夜に浮かんだことを、明日の昼にきちんと相談するための欄です。中心になるのは、がん相談支援センターです。全国のがん診療連携拠点病院などに置かれた公的な相談窓口で、通っている病院でなくても、ご本人やご家族が無料・匿名で使えます。相談は面談のほか、電話でもできます。通っている病院のセンターか、近くのセンターを、国立がん研究センターのがん情報サービス「相談支援センターを探す」で調べ、受付の曜日と時間まで書いておきます。がん情報サービスサポートセンター(0570-02-3410または03-6706-7797)は平日10時〜15時の受付で、相談は無料、通話料は自己負担です。
がんと家族の相談室を書くなら、この欄です。電話(050-1720-6000)は平日9時〜18時に担当が直接出て、ほかの時間は自動音声で受け付けたうえで、翌朝9時までに担当から折り返します。夜のうちにフォームで話せる時間帯を伝えておけば、翌日その時間に担当から電話がかかってきます。夜中にその場で担当と話せる先ではないので、「声を聞く先」の欄には書かないでください。
④ 急変時の連絡先
息が苦しい、急に強い痛みが出たなど、体が急に変わった夜のための欄で、カードの中でいちばん大事な欄です。入院中なら病棟、通院中なら病院から渡された夜間・休日の連絡先、在宅で療養しているなら訪問看護や在宅医の夜の番号を書きます。在宅療養支援診療所には、24時間連絡を受ける体制などを整えることが施設の基準として求められていますが、実際の対応の仕方は医療機関ごとに違うので、どの番号にどんなときにかけるかは昼のうちに確かめておきます。命に関わると感じたら119番。救急車を呼ぶか迷うときに医師・看護師・救急救命士に相談できる#7119は、実施していない地域や、別の番号で受けている地域もあるので、自分の地域で使えるかを確かめてから書きます。
書き方の見本はありますか?
あります。急変時の連絡先をいちばん上に書き、残りの3つを、声を聞く先・一言を残す先・翌朝の相談先の順に並べます。最後に「最初の一言」を1行足しておくと、番号を押したあとの言葉にも迷いません。
下の見本の「○○病院」のところに、ご自分の病院の名前と番号を入れて使ってください。公的な窓口の番号と受付時間は、2026年10月時点のものです。変わることもあるので、カードを作るときに、それぞれの窓口の案内でも確かめてください。
- 1急変時の連絡先○○病院の夜間の連絡先(番号は診察券や説明の紙で確かめる)。命に関わると感じたら119番
- 2声を聞く先よりそいホットライン(0120-279-338。24時間、フリーダイヤル)
- 3一言を残す先がんと家族の相談室のLINE(夜に送れば、翌朝いちばんに返事)
- 4翌朝の相談先○○病院のがん相談支援センター(受付の曜日と時間を書く)、相談室 050-1720-6000(翌朝9時までに折り返し)
- 5最初の一言「がんで治療中です。眠れなくて、少し話を聞いてほしいです」
書くときのこつは3つです。1つめは、夜の暗い部屋でも読めるように、大きな字で、略さずに書くこと。2つめは、番号だけでなく、受付時間や「返事は翌朝」といった使い方を添えること。夜の自分は、窓口の仕組みを覚えていられないかもしれないからです。3つめは、急変時の欄だけ色を変えるか、枠で囲んで目立たせることです。
最初の一言は、欄ごとに書き分けてもかまいません。翌朝の相談先なら「昨夜、不安で眠れませんでした。治療中の者ですが、相談してもいいですか」。急変時の連絡先には、慌てた夜でも要点が伝わるように、「○○科に通院中の○○です。○時ごろから、息が苦しくなっています」のような形で、名前、通っている科、いつから何が起きているかを先に言う一文を用意しておきます。診察券の番号を書き添えておくと、電話口で聞かれたときに探さずに済みます。
番号を書く前に、確かめておきたいことは?
受付の時間、夜に人が出るかどうか、通話料のかかり方、自分の電話からかけられるかの4つです。病院の番号は、夜間にどの番号へ、どんなときにかければいいかまで聞いておきます。
窓口の番号には、通話料が無料のフリーダイヤルもあれば、相談は無料でも通話料はかかるナビダイヤルもあります。たとえば、こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)はかけた地域の公的な相談機関につながる番号ですが、受付の曜日や時間が地域によって違い、通話料がかかり、050のIP電話からはかけられません。こうした違いを知らずに夜中にかけると、つながらなかったことに落ち込んでしまいます。各窓口の受付時間や、電話に出るのがどんな人かは、[gk_link to=”post:free-cancer-phone-lines-who-answers”]無料で話せる電話相談窓口と受付時間[/gk_link]に一覧があります。
- 何曜日の何時から何時まで受け付けているか
- 夜は人が出るのか、受け付けだけで返事は翌朝なのか
- 通話料はかかるか(フリーダイヤルか、ナビダイヤルか)
- 自分の電話(050のIP電話など)からかけられるか
- 病院の夜間の番号と、どんなときにかけてよいか
- 最初に何と言えばよいか(一行で)
カードは、どこに置けばいい?
夜に探さなくても目に入る場所です。スマホのロック画面、よく使う連絡先の先頭、枕元、財布の中。紙とスマホの両方に置いておくと、どちらかが手元にない夜にも困りません。
いちばん手軽なのは、書いたカードを写真に撮って、スマホのロック画面にすることです。画面を開いて番号を探す手間がなくなります。連絡先に登録するときは、名前の頭に「夜1」「夜2」のような目印をつけると、一覧のいちばん上に並び、夜中でも見つけやすくなります。
紙のカードは、枕元の手帳や、ベッドの近くの引き出しの上に。通院の日に持ち歩く財布や手帳にも1枚入れておくと、外で気分が悪くなったときにも使えます。家族と暮らしているなら、急変時の欄だけでも冷蔵庫や電話のそばに貼り、家族も同じ番号を見られるようにしておくと、自分が電話をかけられない状態のときに代わりに動いてもらえます。
夜はスマホを枕元から離して充電している方や、画面を開くとつい検索を始めてしまう方は、紙のカードを主役にしてください。枕元に紙があれば、スマホを手に取るのは「番号を押すとき」だけになり、検索の画面を開かずに済みます。
カードを作っても、夜にかけられなかったら?
それでもかまいません。カードは「かけなければならない約束」ではなく、「かけられる先がある」と知っておくためのものです。押せなかった夜は、翌朝に「翌朝の相談先」の欄を使えば、カードはちゃんと役目を果たしています。
番号が分かっていても、夜は「こんな時間に」「この程度で」と指が止まることがあります。そういう夜のために、カードの最後に「最初の一言」を書いておくのです。読み上げる一文が手元にあるだけで、押すまでの迷いは小さくなります。それでも押せない夜は、「一言を残す先」に一行だけ送って、横になってください。番号を前にして手が止まってしまう理由と、その外し方は、[gk_link to=”post:where-to-talk-tonight-or-tomorrow”]かけられないまま朝になる夜のほどき方[/gk_link]で詳しくお伝えしています。
カードは、いつ見直せばいい?
入院や退院、在宅療養の始まり、通う病院や治療の変化、電話の買い替えのときです。特に急変時の連絡先は、療養の場所が変わると番号も変わるので、そのたびに書き直します。
カードの中で、いちばん変わりやすいのは急変時の欄です。入院中は病棟だった連絡先が、退院すれば外来の夜間の窓口になり、在宅療養が始まれば訪問看護や在宅医の番号になります。古い番号が書かれたままのカードは、夜中にかえって混乱を招きます。療養の場所が変わったその日のうちに、新しい番号を書き込みます。
- 1作った日4つの欄を書き、ロック画面と枕元に置く
- 2入院するとき急変時の欄を病棟の番号にし、付き添う家族とも共有する
- 3退院するとき病院の夜間・休日の連絡先を確かめて書き直す
- 4在宅療養が始まるとき訪問看護・在宅医の夜の番号と、かける順番を書き足す
- 5治療や通う病院が変わるとき翌朝の相談先も含めて、全部の欄を見直す
夜になると番号を探していたご本人は、どう変わった?
説明のための例(実在の方の体験談ではありません)
1. 相談のあとに変わったこと
今、彼のスマホのロック画面には、手書きのカードの写真があります。いちばん上は赤いペンで囲んだ病院の夜間の番号。その下に、24時間の電話、相談室のLINE、通っている病院のがん相談支援センターの受付時間。最後の行には「眠れなくて、少し話を聞いてほしいです」。カードを作ってからの1か月で、夜中に番号を探して検索した夜は2回だけでした。ある夜は24時間の電話にかけて10分ほど話し、別の夜はLINEに一行送って眠りました。その翌朝、カードを見て、初めてがん相談支援センターに電話をかけました。「夜の自分に、昼の自分が手紙を書いておいた感じです」。
2. 相談を考えた背景
治療を始めて半年。昼間は仕事に集中できていても、パートナーが眠ったあとになると、次の検査のことが頭を離れなくなりました。心配をかけたくなくて、パートナーには言えずにいました。
3. 相談する前に困っていたこと
不安な夜には、スマホで「がん 夜 電話」と検索するのが習慣でした。窓口を見比べ、受付時間を確かめているうちに、闘病記や統計の数字まで読んでしまう。番号を探しているだけのはずが、週に3〜4回は、そのまま外が明るくなっていました。「昼のうちに決めておけば」と思うのに、昼になると忘れてしまうのです。
4. ここを選んだ理由・決め手
相談室を選んだのは、フォームで時間を指定すれば、昼休みに担当から電話がかかってくると知ったからです。夜中に担当が出るわけではないと、はっきり書いてあったのも安心できた理由でした。
5. 相談で話したこと・その後
昼休みの20分ほどの電話で、担当はまず、夜にどんなことで眠れなくなるのかを聞きました。そのうえで、紙に4つの欄を書いてもらい、一緒に埋めていきました。どの窓口がいちばん良いかを担当が決めることはなく、選んだのは彼自身です。翌朝の相談先には、通っている病院のがん相談支援センターを、がん情報サービスで調べて書き込みました。急変時の欄だけは、その場では埋まりませんでした。次の受診で看護師に聞き、病院の夜間の番号を書き足したのは、3日後のことです。カードができた夜、彼は迷った末に、パートナーにも同じ写真を送りました。「急変時のところだけ、覚えておいて」。返ってきたのは「分かった」の一言でしたが、それで少し肩の力が抜けたそうです。
※よくある状況を組み合わせて作った例です。登場する方は実在しません。相談の進み方は、状況によって異なります。
医療者に聞く質問例
- 夜間や休日に体調が変わったら、どの番号にかければいいですか。このカードに書いていただけますか。
- 夜中でも連絡してほしいのは、どんな症状のときですか。
- この病院のがん相談支援センターは、何曜日の何時から何時まで受け付けていますか。
- 入院中と退院後で、夜の連絡先は変わりますか。
- 夜になると不安が強くなる日が続くとき、院内で相談できる人はいますか。
とはいえ、夜に備えようとしているあなたに伝えたい2つのこと
① 気持ちのこと──カードは、弱さの証明ではなく、夜の自分への手紙です
連絡先カードを作ることに、「夜に誰かを頼らないといけない自分」を突きつけられるような気持ちになる方もいます。けれど、カードは弱さの証明ではありません。昼の自分が、夜の自分のために書いておく手紙のようなものです。家族の前では平気な顔をしている方こそ、カードに書いた先では、平気なふりをやめていい。電話の向こうで泣いてもかまいません。使わずに済んだ夜も、カードがあると知っていたから越えられた夜なのかもしれません。
② 実務のこと──カードを、身近な人や医療者と同じ1枚にしておく
カードは、自分ひとりのものにしておくより、身近な人や医療者と共有したほうが力を発揮します。家族と暮らしているなら、同じカードを家族も持っていれば、自分が電話をかけられない状態のときに、家族が代わりに急変時の番号へかけられます。離れて暮らす家族に写真を送っておく方法もあります。医療者には、「夜はこのカードを見て連絡します」と伝え、急変時の欄の番号が合っているかを確かめてもらいます。誰かと同じ1枚を持っていると、夜にひとりで抱える場面が減っていきます。
今日できること
[gk_howto name=”今日できること” description=”夜の連絡先カードを、今日から明日のうちに作る3つのこと” heading=”none”][gk_step title=”4つの見出しを紙に書く”]「急変時の連絡先」「声を聞く先」「一言を残す先」「翌朝の相談先」の4つの見出しを、今日のうちに紙に書きます。埋まる欄から書けば十分です。[/gk_step][gk_step title=”急変時の欄を病院に確かめる”]次の受診か、明日の昼の電話で「夜間に体調が変わったら、どこにかければいいですか」と聞き、番号を書き込みます。[/gk_step][gk_step title=”写真に撮ってロック画面にする”]書けたカードをスマホで撮ってロック画面にし、紙は枕元か財布に入れておきます。[/gk_step][/gk_howto]よくある質問
[gk_faq][gk_q q=”友人や家族の名前を、カードに書いてもいいですか?”]かまいません。ただ、書く前に本人に一声かけておいてください。「夜中に電話してもいい?」「夜に送るけど、返事は朝でいいからね」と約束しておけば、夜に連絡するときのためらいが小さくなり、相手も驚かずに済みます。[/gk_q][gk_q q=”がんと家族の相談室は、カードのどの欄に書けばいいですか?”]「一言を残す先」(LINE)と「翌朝の相談先」(電話・フォーム)に書いてください。夜間は担当が電話に出ず、電話は自動音声で受け付けて翌朝9時までに折り返し、LINEは翌朝いちばんに読んで返事をする形です。今夜のうちに人の声を聞ける先ではないので、「声を聞く先」には24時間の電話を書いてください。[/gk_q][gk_q q=”カードを見ても、どの欄を使うか迷ったら?”]上から順に考えます。体の様子がいつもと違うなら、急変時の連絡先。体に変わりがなく、今すぐ誰かの声を聞きたいなら、声を聞く先。そうでなければ、一言を残す先に送って、続きは翌朝の相談先へ。迷ったまま朝を迎えそうな夜は、一言を残す先を選べば十分です。[/gk_q][gk_q q=”一人暮らしでも、カードは役に立ちますか?”]役に立ちます。夜に隣で話を聞いてくれる人がいないぶん、カードが「次にどうするか」を教えてくれる相手になります。急変時の連絡先は、自分が電話をかけられないときのために、離れて暮らす家族や信頼できる人にも写真で送っておくと安心です。[/gk_q][gk_q q=”「もしもの夜に電話する先」の登録とは、何ですか?”]がんと家族の相談室が受け付けている、「もしもの夜に電話する先」をひとつ決めておく登録です。登録は無料で、かかる時間は3分ほど。登録したからといって、何かを決めなければならないわけではありません。夜の連絡先カードと一緒に、考えておく先の一つにしてください。[/gk_q][gk_q q=”家族に心配をかけたくないので、カードは見られたくありません。”]その場合は、スマホの中だけに置いておく方法もあります。ただ、急変時の連絡先だけは、家族も分かる場所に書いておくことをおすすめします。自分が電話をかけられない状態のときに、家族が迷わずに動けるからです。不安の欄まで共有するかどうかは、あなたが決めてかまいません。[/gk_q][/gk_faq]次に読むなら
- [gk_link to=”post:free-cancer-phone-lines-who-answers”]各窓口の受付時間と、電話に出る人を確かめるには?[/gk_link]
- [gk_link to=”post:night-consultation-sites-and-lines”]夜に使える相談先を、向き不向きで選ぶには?[/gk_link]
- [gk_link to=”post:where-to-talk-tonight-or-tomorrow”]番号を決めても、夜にかけられないときはどうする?[/gk_link]
- [gk_link to=”post:living-alone-cancer-night-anxiety”]一人暮らしで、夜にがんの不安を抱えたときの頼り先は?[/gk_link]
- [gk_link to=”page:night-number”]もしもの夜に電話する先を、先に決めておくには?[/gk_link]