副業OKの看護師の職場の探し方|求人票と面接で確かめること

求人サイトの検索窓に「看護師 副業OK」と打ち込むと、出てくるのは単発の健診のバイトや、ほかに仕事を持つ人向けのパートの募集。本業として長く働く職場で、副業を認めているところを探したいのに、何十件開いても、副業について書かれた求人票がなかなか見つからない。

今の病院では許可をもらって、在宅の仕事を少し続けてきた。あるいは、今の職場が副業を認めていないから、次こそ認めてくれるところに移りたい。理由はどちらでも、転職先の決まりを入ってから知るのでは、遅すぎます。

かといって、面接で「副業はできますか」と聞くのは気が引けるもの。本業に身を入れる気がない人だと思われたら、と考えると、言葉を飲み込んでしまいます。

副業を認める職場は、求人票、面接、内定後の書面という3つの段階で確かめれば、入ってからの「話が違う」をかなり防げます。求人票の言葉の読み方から、探す場所、聞き方の例、在宅の副業と両立しやすい本業の選び方まで、順に整理します。

副業OKの看護師の職場は、どう探す?

副業OKの看護師の職場は、求人票や採用ページで候補を集め、面接で決まりの中身を聞き、内定後に就業規則で確かめるという3段階で見分けます。1つの段階だけで決めないことが、入ってからの食い違いを防ぐ近道です。

段階を分けるのは、求人票に書かれていることが限られるからです。厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」は、企業が副業・兼業を認めているかどうかや、条件付きならその条件を、ホームページ等で公表することが望ましいとしています[1]。ただし「望ましい」であって義務ではないため、方針を外に出していない職場もあります。

副業OKの職場を見分ける3つの段階と、その後
  1. 1求人票・採用ページで候補を集める

    「副業」「兼業」「Wワーク」の記載を探し、書いていない職場も候補に残します。

  2. 2面接で決まりの中身を聞く

    許可制か届出制か、条件、申請できる時期を聞きます。

  3. 3内定後に書面で確かめる

    就業規則や兼業の規程を見せてもらい、面接の答えと同じか確かめます。

  4. 4入職後に手続きをする

    決まりに沿って申請や届出をしてから、副業を始めます。

ガイドラインは原則として副業・兼業を認める方向が適当としていますが、法律ではありません[1]。どの職場も認めているわけではなく、決まりは職場ごとに違います。職場が副業を制限する理由や、就業規則の読み方は、看護師の副業が禁止される理由にまとめています。

求人票の「副業OK」「WワークOK」は、何を意味する?

求人票の副業についての言葉は、同じように見えて、指しているものが違うことがあります。とくに紛らわしいのが「副業OK」と「WワークOK」です。

「副業OK」「副業可」は、その職場で働く人がほかの仕事をすることを認める、という意味で使われる言葉です。一方、「WワークOK」「掛け持ち可」は、ほかに仕事を持っている人の応募を受け付ける、という意味で使われることがあり、パートや単発の募集で見かけます。この場合、「ここを2つ目の職場にしてよい」という意味にとどまることがあり、ここを本業にしたときに副業を認めるかどうかは、別に確かめる必要があります。

求人票の書き方と、読み取れること・確かめたいこと
書き方読み取れること確かめたいこと
副業OK・副業可副業を認める方針がある許可制か届出制か、条件
副業相談可内容しだいで認めるどんな副業なら認められるか
WワークOK・掛け持ち可ほかに仕事がある人も応募できるここを本業にしても副業できるか
兼業禁止・副業不可原則として認めない例外の定めがあるか
記載なし求人票からは分からない面接か問い合わせで聞く

編集部まとめ

「記載なし」の職場を外してしまうと、候補が一気に減ります。求人票の欄は限られていて、書かれていないだけのこともあります。ほかの条件が合うなら、候補に残して面接で確かめましょう。

もう1つ見ておきたいのが、勤務の条件です。「副業OK」でも、夜勤の回数が多い、休みが不規則、残業が多い、という職場では、実際には副業の時間をとれません。副業の可否と勤務の条件は、セットで読みます。

副業OKの職場は、どこで探せる?

副業を認める職場は、1つの場所にまとまって載っているわけではありません。探す場所ごとに、副業の扱いの調べ方が違います。

探す場所と、副業の扱いの調べ方
探す場所副業の扱いの調べ方気をつけたいこと
看護師専門の求人サイト「副業OK」などの条件や言葉で探す絞り込みの項目がないサイトもある
求人検索エンジン「看護師 副業OK」などで検索する単発のバイトも混ざりやすい
病院・企業の採用ページ働き方やよくある質問の欄を読む載っていなくても禁止とは限らない
転職エージェント応募の前に担当者に確かめてもらう答えは文字で残してもらう
ナースセンター相談員に条件を伝えて探す無料の職業紹介と相談の窓口

出典:厚生労働省「看護師等免許保持者の届出制度」[2]

転職エージェントを使うなら、応募の前に「兼業の決まりを確かめてほしい」と頼むのが効率的です。職業安定法は、有料の職業紹介事業者は原則として求職者から手数料を取ってはならないと定めています[3]。原則として費用をかけずに相談できるので、聞きにくいことこそ担当者を通して確かめましょう。担当者が聞いた答えは、メールなど文字で送ってもらうと、あとの食い違いを防げます。在宅の希望の伝え方は、在宅求人に強い看護師の転職エージェントの選び方でも取り上げています。

都道府県ナースセンターは都道府県知事が指定するもので、無料の職業紹介のほか、研修、情報提供、相談などを行っています[2]。副業を続けたいことも含めて条件を伝え、相談員と一緒に探す使い方もできます。

採用ページでは、「働き方」「福利厚生」「よくある質問」の欄に、兼業の方針が書かれていることがあります。方針を載せている職場なら、応募の前に条件まで分かります。

検索で使う言葉の組み合わせ

求人サイトや求人検索エンジンで探すときは、言葉を1つに決めず、言い換えを2〜3通り試します。職場によって「副業」「兼業」「ダブルワーク」と書き方が違うからです。

  • 「看護師 副業OK」「看護師 兼業可」のように、言い換えて両方で探す
  • 単発の募集が多く出るときは、「常勤」「正職員」を足して本業向けに絞る
  • 働き方の条件を足す(例:「副業可 日勤のみ」「兼業可 土日休み」)
  • 健診センターや企業など、働きたい職場の種類を足して探す

検索の結果に出てこない職場でも、条件が合えば候補に残し、面接で確かめます。言葉で探すのは、あくまで候補を集める段階だと考えておきましょう。

面接では、副業のことをどう聞けばいい?

面接では、「副業をしたい」ではなく「決まりを確かめたい」という形で聞きます。聞くのは、面接の終わりの逆質問か、内定の前後が自然です。本業を優先する姿勢を一言添えると、聞くこと自体が不利になりにくくなります。

聞く内容は、決まりの形(許可制か届出制か)、条件(時間の上限、同業の禁止など)、申請できる時期の3つに絞ります。副業の中身が決まっているなら、「在宅で、月◯時間ほど」と具体的に伝えるほうが、相手も答えやすくなります。

面接で兼業の決まりを聞くときの言い方の例
聞きたいこと言い方の例
決まりの有無職員の兼業について、決まりがあれば教えてください
許可制か届出制か兼業は、許可制でしょうか、届け出でしょうか
認められている例兼業している職員は、どんな仕事をしていますか
時間や内容の条件時間の上限や、同業の禁止などの条件はありますか
申請できる時期入職後、いつから申請できますか(試用期間中も可能ですか)

編集部まとめ

逆質問でのやりとりの例

「入職後も、休みの日に自宅で、月10時間ほど在宅の仕事を続けたいと考えています。本業の勤務を優先するつもりですが、兼業の決まりがあれば教えてください。」

面接で聞きにくいときは、転職エージェントに確かめてもらうか、内定の連絡を受けたあとに人事に聞いても遅くはありません。どの段階で聞いても、最後は書面で確かめるのが基本です。逆質問の組み立て方は、看護師の面接の逆質問で例を挙げています。

いつ、誰に、兼業の決まりを聞くか

転職エージェントを使っていますか?

はい

応募の前に、担当者に兼業の決まりを確かめてもらいましょう。

いいえ

面接の終わりの逆質問で、決まりの形と条件を聞きましょう。

面接で聞いた答えに、時間や内容の条件がありましたか?

はい

内定後に兼業の規程を見せてもらい、条件を書面で確かめましょう。

いいえ

条件がなくても、内定後に就業規則で同じ答えか確かめましょう。

内定のあとに、書面で確かめる

面接の答えは、話した人の理解の範囲で返ってきます。面接官が兼業の細かい条件まで知らないこともあるので、内定のあとに、規則そのものを見せてもらいます。頼むのは、就業規則のうち兼業についての条文と、兼業の申請書の様式の2つです。

頼むときは、メールなど文字で残る形にしておくと、入職後に「聞いていた話と違う」となったときの手がかりになります。

内定後に、人事へ送るメールの例

「このたびは内定のご連絡をありがとうございました。入職後の手続きの準備のため、職員の兼業についての規程と、申請書の様式を拝見できますでしょうか。面接では許可制と伺いましたので、申請の時期と条件もあわせて確かめておきたいと考えています。」

許可制の職場では、何を確かめる? 入ってから守ること

決まりの形で、始められる時期が変わる

「副業OK」の職場でも、副業の前に手続きを求めるところがあります。手続きの形によって、副業を始められる時期と、入る前に確かめておくことが変わります。

決まりの形ごとの、始められる時期と確かめること
決まりの形副業を始められる時期入る前に確かめること
許可制許可が出てから申請の時期、返事までの期間、条件
届出制届け出てから(内容による)届出の書類と、届け出る時期
定めなし規則の上でははっきりしない扱いを書面かメールで確かめる

編集部まとめ

許可制の職場で確かめたいのは、何を申請するか(副業先・仕事の内容・時間)、誰が許可するか、どのくらいで返事が来るか、許可の条件、許可の期間と更新、内容が変わったときの手続きです。条件には、時間の上限や同業の禁止などがあります。ガイドラインも、労務提供上の支障がある場合、業務上の秘密が漏洩する場合、競業により自社の利益が害される場合、自社の名誉や信用を損なう行為がある場合などを、会社が副業・兼業を制限できる例として挙げています[1]。

公立の病院などで公務員として働く場合は、就業規則ではなく法律に許可の仕組みがあります。地方公務員は、一部の非常勤職員を除き、任命権者の許可を受けなければ、報酬を得て事業や事務に従事してはならないとされています[4]。自分が公務員にあたるかどうかの確かめ方を含めて、看護師の副業が禁止される理由で整理しています。

副業OKの職場で、入ってから守ること

副業が認められている職場でも、守ることは変わりません。決まりどおりに手続きをすること、本業を優先して休む時間を削りすぎないこと、本業で知った情報を副業で使わないこと、本業と競合しないこと、税金の手続きをすること、の5つです。

看護師には、業務上知り得た人の秘密を、正当な理由なく漏らしてはならない守秘義務があります[5]。副業が許可されていても、患者さんの話を記事や講座で使ってよいことにはなりません。税金では、給与を1か所から受けていて給与の全部が源泉徴収の対象となる人は、給与と退職金以外の所得の合計が20万円を超えると、所得税の確定申告が必要です[6]。くわしくは看護師が副業すると確定申告は必要?を確かめてください。

副業OKの職場で、入職後に守ること

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在宅の副業と両立しやすい本業の選び方

在宅の副業を続けたいなら、職場が副業を認めるかどうかに加えて、勤務の形が副業の時間とぶつからないかを見ます。見るのは、夜勤の有無と回数、休みの曜日、勤務表が決まる時期、残業の多さ、通勤の時間です。

副業の側にも、時間の条件があります。たとえば確かめた夜間オンコールの求人の例(2026年10月8日に確認)では、研修は平日10:00〜15:00の参加が必須で、待機を始めてから1〜2か月は19:00〜22:00のシフトが必須とされていました[7]。土日休みの本業だと、平日の研修に出るには休みの調整が要ります。続けたい副業の条件から逆算して、本業の休みの形を選ぶ考え方も大切です。仕事の中身は在宅の夜間オンコール代行の看護師求人で確かめられます。

本業の働き方を2つの物差しで見る(編集部の目安)
平日に休みをとりやすい勤務の時間が決まっている
病棟の交代勤務(平日の休みはあるが、夜勤がある)
平日に休診日があるクリニックの外来
オンコール当番のある訪問看護
土日休みの健診センター・企業

右上に近いほど、平日の研修や決まった時間のシフトがある副業と組み合わせやすくなります。右下の土日休みの職場は、夜や週末に働く副業と相性がよい一方、平日の研修には休みの調整が要ります。左側の職場では、時間を自分で決められる書く仕事などのほうが合いやすくなります。どれも目安で、同じ種類の職場でも勤務の組み方は職場ごとに違います。

細かいところでは、勤務表が決まる時期も見ておきます。在宅の副業がシフト制なら、副業先にシフトの希望を出す締め切りがあります。本業の勤務表が出るのがその締め切りより遅いと、毎月の予定が組みにくくなります。面接では「勤務表は、いつごろ出ますか」と聞いておくと安心です。残業の多さと通勤の時間も、副業に使える時間をそのまま削ります。帰りが毎日1時間遅くなる職場では、夜の短いシフトの副業は入れにくくなります。

もう1つ、入る前に確かめておきたいのが、将来の異動の範囲です。令和6年4月から、労働契約を結ぶときと有期労働契約を更新するときに、「就業場所・業務の変更の範囲」を明示することになりました[8]。日勤のみの外来で採用されても、業務の変更の範囲に病棟の勤務が含まれていれば、夜勤のある部署へ移る可能性もあります。労働条件通知書でこの範囲を確かめておくと、副業の計画が崩れにくくなります。日勤の職場の探し方は、日勤のみの看護師求人の探し方でくわしく取り上げています。

モデルケース:面接で兼業の決まりを確かめ、在宅の仕事と両立できる職場を選んだOさん

モデルケース(架空の例)

3か所の面接で兼業の決まりを確かめ、条件のはっきりした職場へ。夜勤をやめて、在宅のオンコールを月10時間

  • 4回0回夜勤の回数(月)
  • 0時間約10時間在宅の副業の時間(月)
  • 90分50分通勤の時間(往復)

このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。

成果

Oさんは転職の面接で、3つの職場に兼業の決まりを確かめ、許可制で条件のはっきりした健診センターを選びました。いまは平日の日勤だけで働き、許可を得て、土曜の夜に月2回、介護施設からの夜間の電話を自宅で受けるオンコールのパートをしています。夜勤はなくなり、在宅の副業は月10時間ほどです。

Oさん:面接で兼業のことを聞くのは、勇気が要りました。でも、聞いておいたから、入ってから迷わずにすみました。

背景

急性期病院の病棟で20年。40代の半ばから、月4回の夜勤のあとは2日ほど体が戻らなくなりました。日勤だけの職場に移ると収入が下がるため、減った分を、急変対応の経験を生かせる在宅の夜間オンコールで補いたいと考えていました。

困っていたこと

いまの病院は、兼業を原則として認めていませんでした。転職先の求人票を20件ほど読んでも、兼業について書かれていたのは数件だけです。面接で聞いたら、本業に身が入らない人だと思われないかという心配もありました。

選んだ理由

Oさんは3か所に応募し、どこでも面接の終わりに兼業の決まりを聞きました。クリニックは「原則として認めていない」。訪問看護ステーションは届出制でしたが、オンコール当番が月6回あり、副業の時間と重なります。健診センターは許可制で、「同じ健診の仕事は不可、月20時間まで、申請は試用期間のあと」と条件がはっきりしていました。内定のあとに兼業の規程を見せてもらい、面接の答えと同じことを確かめてから、入職を決めました。

Oさん:条件がはっきり書いてあるほうが、かえって安心できました。

始め方と工夫

試用期間が明けてすぐに申請し、2週間ほどで許可が出ました。オンコールの研修は平日の日中にあったため、職場と相談して休みを調整し、受講しました。最初の2か月は平日の夕方のシフトに入る決まりがあり、本業のあとに月4回入りました。いまは土曜の夜に月2回です。夫は「夜勤がなくなるなら」と賛成し、土曜の夜は子どもの宿題を見てくれます。

Oさんの例で効いたのは、面接で聞いた答えを、内定後に規程で確かめたことでした。口頭の答えと書面の決まりが食い違っていても、入る前なら判断を変えられます。

気をつけたいこと:「副業OK」だけで職場を選ばない

「副業OK」は、職場を選ぶ条件の1つにすぎません。1週間のうち長い時間を過ごすのは本業です。看護の中身、給与、人間関係、通勤の負担といった本業の条件を後回しにして、副業の可否だけで選ぶと、本業そのものがつらくなります。

決まりは、ずっと同じとは限りません。経営の方針や規則の見直しで、条件が変わることがあります。許可制なら、申請しても認められないこともあります。副業の収入を当てにして、入職直後から家計を組むのは避け、許可が出て、続けられる見通しが立ってから計画に入れましょう。

また、副業でいくら補っても、本業の負担が限界に近いなら、在宅の仕事を本業にするほうが合う場合もあります。在宅で看護師を雇う会社の条件は、看護師を在宅で雇う企業の比較で横並びに見られます。

「副業OK」を条件に職場を選ぶよいところ・気をつけたいところ

よいところ

  • 入ってから、副業をあきらめることになりにくい
  • 申請の手続きや条件が分かり、計画を立てやすい
  • 在宅の仕事を続けながら、本業の働き方を見直せる

気をつけたいところ

  • 候補の職場が減り、本業の条件で妥協しやすい
  • 規則は見直されることがあり、ずっと同じとは限らない
  • 許可制では、申請しても認められないことがある

今日からできること

応募を始める前に、自分の側の準備をそろえておくと、求人票の読み方も、面接での聞き方も具体的になります。今夜できるものから始めましょう。

応募の前にそろえておくこと

チェックした数:

応募から働き始めるまでの全体の流れは、看護師の在宅ワークの始め方ガイドで段階ごとにまとめています。

よくある質問

副業OKの病院は少ないのですか?

副業を認める病院の割合を示す公的な統計は見当たりません。求人票に兼業の扱いを書く職場が限られるため、少なく見えることもあります。「書いていない=禁止」とは考えず、面接や書面で確かめるのが確実です。

面接で副業のことを聞くと、不利になりませんか?

聞き方しだいで、受け止められ方は変わります。「副業をしたい」より「決まりを確かめたい」と伝え、本業を優先するつもりであることを添えましょう。聞きにくければ、転職エージェントに確かめてもらう方法もあります。

「WワークOK」の求人は、副業OKの職場ですか?

「ほかに仕事がある人も応募できる」という意味で使われることがあり、その職場を本業にしたときに副業を認めるかは別の話です。本業として応募するなら、兼業の決まりを面接で確かめてください。

公立の病院では、副業はできませんか?

公務員として働く場合、地方公務員には任命権者の許可を受ける仕組みがあり、一切できないわけではありません[4]。許可の基準は自治体ごとに違うので、応募先の人事の担当に確かめてください。

パートで働く場合も、兼業の決まりはありますか?

パートや非常勤向けの就業規則に、兼業の決まりがあることがあります。パートで応募するときも、面接や書面で同じように確かめましょう。副業としてパートに応募するときの書き方は、ダブルワークの看護師の志望動機の書き方を参考にしてください。

副業OKの職場なら、どんな副業でもできますか?

条件がつくことがあります。ガイドラインは、労務提供上の支障がある場合や、競業により自社の利益が害される場合などを、会社が副業・兼業を制限できる例として挙げています[1]。本業と同じ種類の仕事を、ほかの職場ですることなどは、認められないことがあります。

転職エージェントに副業の希望を伝えると、紹介される求人が減りませんか?

条件を伝えるぶん、合わない求人は外れやすくなりますが、入ってから副業ができないと分かるよりは安心です。伝えるときは「副業ありきで探している」ではなく、「兼業の決まりを確かめたうえで選びたい」と伝えると、本業の条件も一緒に見てもらいやすくなります。

副業が職場に知られるのが心配です。

認められた副業なら、隠す必要はありません。住民税など、職場に知られる仕組みと先にできることは、看護師の副業は職場にバレる?にまとめています。

まとめ

副業OKの看護師の職場は、求人票の言葉だけでは見分けられません。候補を広めに集め、面接で決まりの形と条件を聞き、内定後に書面で確かめる。この3段階を踏めば、入ってからの食い違いを防げます。在宅の副業を続けたいなら、休みの曜日や夜勤の有無など、本業の勤務の形もあわせて選びましょう。

  • 「副業OK」と「WワークOK」は、意味が違うことがある
  • 「記載なし」の職場も、面接で確かめるまで候補に残す
  • 続けたい副業の条件から逆算して、本業の休みの形を選ぶ

職場選びや聞き方で迷ったら、LINEかフォームから気軽にご相談ください。

zaitakuwork

ほいくの相談室 編集部。保育士の方からの相談で多く聞かれる悩みをもとに、公的な資料で確認できる情報をまとめています。