ナースコールが鳴るたびに、気持ちを切り替えて病室へ向かう。休憩室でも誰かの話に相づちを打ち、家に帰るころには、声を出す力も残っていない。
患者さんのことは好きだし、看護の知識もまだ生かしたい。ただ、一日中だれかに気をつかい続ける働き方に、少し疲れてしまった。そう感じていませんか。
看護師の仕事の中にも、一人で進める時間の長い仕事はあります。机に向かって調べ、書き、記録を整える仕事です。ただし、人とのやりとりがまったくない仕事は、ほとんどありません。どの場面で、どのくらい人と関わるのかを知ってから選ぶと、「思っていたより人と話す」「思っていたより一人がさびしい」といったずれを減らせます。
ここでは、看護師が一人で進められる時間の多い5つの仕事と、一人で働くよいところ・気をつけたいところ、本当に一人がよいのかを見極める方法を順に整理します。
看護師が一人でできる仕事は?
看護師が一人で進められる時間の多い仕事は、医療ライター、医療の文字起こし、保健指導の準備と記録、資料作成、夜間のオンコールの5つです。どれも作業の多くを一人で進めますが、人と関わる場面がそれぞれにあります。
| 仕事 | 一人で進める作業 | 人と関わる場面 | 看護の経験の生かし方 |
|---|---|---|---|
| 医療ライター | 調べる・書く・直す | 発注者との連絡 | 現場を知る書き手として |
| 医療の文字起こし | 音声を聞いて文字にする | 依頼と納品の連絡 | 専門用語の聞き分け |
| 保健指導の準備と記録 | 健診の結果を読む・記録する | 面談そのもの | 生活習慣の見立て |
| 資料作成 | 健康だよりや研修資料を作る | 内容の打ち合わせ | 伝わる言葉への置きかえ |
| 夜間のオンコール | 待機する・記録を書く | 施設の職員との電話 | 急変の判断 |
編集部まとめ
一人で進める時間の長さは、仕事によって大きく違います。ライターや文字起こしは、ほとんどの時間を一人で過ごします。保健指導は面談が仕事の中心なので、一人の時間は準備と記録に限られます。夜間のオンコールは、部屋では一人でも、電話がかかれば施設の職員と話しながら判断します。
この目安は、仕事の一般的な形から編集部が考えたものです。同じ仕事でも、会社や案件によって人と関わる量は変わります。
もう1つ覚えておきたいのは、「一人で進める」と「誰とも話さない」は違うということです。一人で進める仕事でも、依頼を受け、確かめ、納める場面では、必ず誰かとやりとりします。そのやりとりが、顔を合わせる会話か、文字だけかで、気持ちの負担は変わります。人と話すこと自体が疲れるのか、顔を合わせる緊張が疲れるのかを考えながら、5つの仕事を読んでみてください。
5つの仕事では、一人の時間に何をする?
5つの仕事の、一人で進める時間の中身を順に見てみましょう。仕事の中身がわかると、自分がその時間を心地よく過ごせそうかを想像しやすくなります。
医療ライター
医療や健康の記事を、調べて書く仕事です。テーマを受け取り、資料を読み、構成を考えて書き、指摘を受けて直します。発注者とのやりとりは、チャットやメールの文字が中心です。
書く仕事は、1本の記事に調べる時間がかかります。自分の経験から書く体験記事と、資料を読み込んで書く解説の記事とでは、かかる時間も変わります。
報酬の例を1つ挙げます。クラウドワークスに2026年6月5日に掲載された、20代の看護師・医療職向けメディアの体験記事の案件です。文字単価2.0円、1記事1,000〜1,500文字程度で、1記事2,000円〜とされていました(募集は終了)[1]。1件の例で、相場ではありません。始め方は、看護師が医療ライターを在宅で始めるにはにまとめています。
医療の文字起こし
座談会や講演などの音声を聞いて、文字にする仕事です。音声と向き合う時間がほとんどで、人とのやりとりは依頼と納品の連絡くらいです。専門用語や略語を聞き分けられることが、看護師の強みになります。音声の中に、個人が特定できる話が出てくることもあります。音声と原稿の扱い方のルールは、引き受ける前に確かめておきましょう。仕事の中身と向き不向きは、医療のテープ起こしは看護師の在宅ワークになる?でくわしく紹介しています。
保健指導の準備と記録
特定保健指導などでは、面談の前に健診の結果を読み、話す内容を考えます。前の年からの数値の変化を並べる、生活の様子をたずねる質問を用意する、といった準備です。面談のあとには記録を書きます。この準備と記録の時間は、一人で進めます。ただし仕事の中心は面談なので、人と話す時間は短くありません。
特定保健指導の初回面接での行動計画の策定や、実績評価などは、医師・保健師・管理栄養士が行うものとされています。ただ、「保健指導に関する一定の実務の経験を有する看護師」も、令和12年3月31日までは行えるとする経過措置があります[2]。求人によっては、保健師または管理栄養士に限り、看護師は応募できないものもあります(2026年10月8日に確認したオンライン面談の求人の一例)[3]。条件の見方は、看護師でも特定保健指導の在宅の仕事はできる?をご覧ください。
資料作成
企業の社員向けの健康だより、介護施設の職員向けの研修資料、患者さん向けの説明の文書など、医療の知識をわかりやすい資料にする仕事です。「資料作成」という名前の求人として出るとは限らず、企業で働く看護職の仕事や、ライターの案件の一部に含まれていることがあります。内容の打ち合わせのほかは、一人で調べて形にする時間が中心です。たとえば、介護施設の職員向けに「夜間に看護師へ連絡する目安」を1枚の資料にまとめる、といった仕事が考えられます。現場で迷いやすい場面を知っていることが、そのまま資料の質になります。
健康についての文章では、言い切り方に注意が必要です。医薬品医療機器等法は、何人も、医薬品などの効能や効果について、虚偽や誇大な記事を広告したり記述したりしてはならないと定めています[4]。「これを飲めば治る」のような書き方は避け、根拠のある情報を落ち着いた言葉で伝えます。
夜間のオンコール
介護施設などから夜間にかかってくる電話を、自宅で受ける仕事です。1社の採用ページでは、仕事の中身をこう説明しています。契約している介護施設から、急変・負傷・体調不良などの緊急コールが夜間に入ると、看護師が自宅で受けます。緊急性を判断して指示を出し、電話と並行してパソコンでレポートを作り、送ります(2026年10月8日に確認)[5]。
同じ会社の求人では、自宅からのフルリモート勤務で時給1,600円〜2,700円とされ、応募には正看護師の資格と看護師の実務経験丸5年以上が必要でした[5]。部屋では一人ですが、電話の間は施設の職員と話しながら判断する仕事です。電話のない時間も、すぐ応じられる状態で家にいることになります。待機中にどこまで家のことができるかは、会社の決まりによって違います。過ごし方の考え方は、オンコール待機中の過ごし方で紹介しています。仕事の全体は、在宅の夜間オンコール代行の看護師求人にまとめています。
顔も声も出さない相談の仕事もある
5つのほかに、文字で寄せられる健康の相談に、チャットやメールで答える仕事もあります。相談者とやりとりはしますが、顔も声も出しません。人と話すこと自体は嫌いではなく、対面や電話の緊張に疲れている人には、候補の1つになります。仕事の中身と向く人は、看護師のチャット相談の仕事で紹介しています。
- 文字単価
- 書いた文字1文字あたりの報酬です。1,000文字で文字単価2円なら、2,000円になります。
- 納品
- 書いた記事や、文字にした原稿を発注者に渡すことです。
- 業務委託
- 会社に雇われず、仕事ごとに契約して受ける働き方です。
- 待機
- 呼び出しの電話にすぐ応じられる状態で、決まった時間を過ごすことです。
- 特定保健指導
- 健診の結果から生活習慣の改善が必要な人を、面談などで支える仕組みです。
一人で働くよいところ・気をつけたいところは?
一人で働くよいところは、人に気をつかう時間が減り、作業に集中できることです。気をつけたいところは、困ったときにすぐ聞ける人がいないこと、そして働きぶりへの反応が届きにくいことです。
よいところ
- 人に気をつかう時間が減り、作業に集中できる
- 自分のペースで、仕事の順番を決めやすい
- 看護の知識を、別の形で生かせる
- 通勤や身支度の時間がかからない
気をつけたいところ
- 困ったときに、すぐ聞ける人がいない
- 評価や感謝の言葉が届きにくい
- 業務委託では、収入が件数や文字数で変わる
- 生活のリズムを自分で守る必要がある
病棟では、忙しさの中でも、誰かと声をかけ合うことで気持ちが整っていた人もいるはずです。一人の働き方では、その支えを自分で用意する必要があります。反応が届きにくいときは、納品のときに「直したほうがよい点があれば教えてください」と一言添えてみてください。発注者から感想をもらうきっかけになります。人と話す予定の入れ方は、在宅ワークの孤独の乗り越え方で紹介しています。
生活のリズムにも注意が必要です。書く仕事や文字起こしは、締め切りの前に作業が夜へずれ込みやすくなります。朝に始めて夕方に閉じる、と時間を決めておくと、昼と夜が入れかわる生活を防げます。
一人で書く仕事でも、看護師の守秘義務は続きます。正当な理由なく業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならず、資格を失った後も同じです[6]。病棟での体験を記事にするときは、患者さんが特定されるような日付・病名・場面の組み合わせを避けます。迷うときは、患者さんの話は書かず、自分の体験と調べた情報だけで書くほうが安全です。
本当に一人がよい?見極めの質問
「一人で働きたい」という気持ちの奥には、いくつかの違う疲れが隠れていることがあります。人と関わること自体に疲れているのか。今の職場の特定の人に疲れているのか。顔を合わせる緊張に疲れているのか。どれかによって、合う仕事は変わります。
休みの日に、気の合う人と話すのも疲れますか?
人と関わる量そのものを減らしたいのかもしれません。一人で進める時間の長い仕事から考えます。
疲れのもとは、今の職場の人間関係かもしれません。職場や関わる相手を変える道も比べてみましょう。
顔の見えない電話や、文字のやりとりなら気持ちは楽ですか?
ライターなどに加えて、電話健康相談やチャットの相談も候補に入ります。
ライターや文字起こしのように、やりとりの少ない仕事から試してみましょう。
1つ目の問いで「いいえ」だった人は、人と関わること自体ではなく、今の職場の人間関係に疲れているのかもしれません。その場合、一人の仕事に移るより、職場を変えるほうが合うこともあります。距離の取り方や相談先、働き方の選択肢は、看護師の人間関係に疲れたときにまとめています。
もう1つ確かめたいのは、疲れが一時的なものかどうかです。忙しい時期が続いて疲れ切っているだけなら、まとまった休みをとることで、人と話す気力が戻ることもあります。働き方を変える前に、まず休めているかをふり返ってみてください。
一人の仕事に向いているのは、次のような人です。
- 仕事の始まりと終わりを、自分で区切れる
- わからないことを、文字で質問するのが苦にならない
- 調べものや、文章を整えるのが好き
- 締め切りから逆算して、作業を進められる
当てはまらない項目があっても、準備や練習で補えることが多くあります。在宅ワーク全体の向き不向きは、看護師の在宅ワークに向いている人・向いていない人で確かめられます。
一人の仕事と、人と話す仕事を組み合わせる
一人の仕事か、人と話す仕事か、どちらか1つに決める必要はありません。ライターを中心に週1日だけ外来で働く、平日の昼は文字起こしをして週2日の夜はオンコールを受ける、といった組み合わせもあります。人と話す日があると、一人の日の静けさを心地よく感じやすくなります。反対に、一人の日があると、人と話す日に気持ちの余裕が生まれます。
契約の形と収入は、どう違う?
一人でできる仕事は、契約の形で2つに分かれます。ライターや文字起こし、資料作成は、仕事ごとに契約する業務委託で受ける形があります。夜間のオンコールには、パートとして雇われて働く求人がありました[5]。契約の形によって、守られ方も収入の決まり方も変わります。
業務委託で受ける仕事(ライター・文字起こしなど)
- 報酬は文字数や件数などで決まる
- 働く時間と量を、自分で決める
- 発注事業者には、取引条件の明示などの義務がある
パートで働く仕事(夜間のオンコールなど)
- 時給で、働いた時間に応じて支払われる
- シフトや研修の日程は、会社が決める
- テレワークでも労働基準法などが適用される
出典:厚生労働省 雇用環境・均等局「特定受託事業者の就業環境の整備に関する検討会 第1回 資料」、厚生労働省「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」[7][8]
業務委託で働く場合、フリーランス・事業者間取引適正化等法により、発注事業者には義務があります。取引条件をはっきり示すこと、給付を受け取った日から60日以内に報酬の支払期日を決めて支払うことなどです[7]。雇われて働く場合は、テレワークでも労働基準法、最低賃金法、労働安全衛生法などの労働基準関係法令が適用されます[8]。
業務委託で受けるときは、仕事を始める前に、次のことを文字で確かめておきましょう。
- 報酬の決まり方(文字単価・1件あたり・音声の長さなど)
- 修正をお願いされる回数と、その範囲
- 納品の形式と、締め切りの日時
- 報酬が支払われる日
- 個人情報や、音声・資料の扱い方
業務委託の仕事は、慣れるまで1件に時間がかかり、時間あたりの収入が低くなりやすい面があります。例えば1記事2,000円の記事に4時間かかれば、時間あたりは500円です。同じ記事を2時間で書けるようになれば、1,000円になります。最初の数か月は「練習の期間」と考え、今の仕事やほかの収入と組み合わせて始めると安心です。単価の上げ方は看護師ライターの文字単価と収入の目安の考え方で、雇用と業務委託の違いは看護師の業務委託とは?で取り上げています。
モデルケース:ライターを中心に、週1回は人と話す仕事も入れたDさん
モデルケース(架空の例)
一人で集中できるライターの仕事を中心に。週1日の外来で人と話す時間も残し、仕事のあとにぐったりする日が週5日から週1日に
- 5日1日仕事のあとにぐったりする日(1週間)
- 0本6本書いた記事(1か月)
- 5日1日人と話す仕事の日(1週間)
このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。
成果
Dさんは、病棟を離れて、一人で集中できる医療ライターの仕事を中心にしました。ただ、一人だけの毎日に偏らないよう、週1日は近所のクリニックの外来で働いています。いまは月に6本ほどの記事を書き、仕事のあとにぐったりする日は週1日ほどになりました。
Dさん:一人の時間があるから、週1回の外来で人と話すのが、また楽しみになりました。
背景
Dさんは、混合病棟で9年働いてきました。もともと、大勢の中にいるより、一人で考える時間が好きな性格です。看護研究のまとめや、後輩向けの手順書づくりは、苦にならずに続けられていました。
困っていたこと
夜勤明けには、声を出す力も残っていませんでした。休みの日は誰とも会わずに過ごし、友人からの誘いも断るようになっていました。患者さんのことは好きでも、一日中気をつかい続ける働き方に限界を感じていました。
選んだ理由
Dさんは、書くことなら看護の経験を生かしながら、自分のペースで進められると考えました。一方で、すべてを一人にすると、話す力や臨床の感覚まで離れてしまうことも気になっていました。そこで、ライターを中心にしながら、人と話す仕事を週1日だけ残す形を選びました。
Dさん:全部を一人にしたら、今度はさびしくなりそうな気がしたんです。
始め方と工夫
病棟で働きながら、休みの日に見本の記事を3本書き、クラウドソーシングで体験記事の案件に応募しました。最初の1本は書くのに5時間かかりましたが、構成の型を作ってからは2時間半ほどで書けるようになりました。病棟を退職したあとは、週1日のクリニックの外来のパートを見つけました。発注者への返信は1日2回にまとめ、夕方は近所を歩いてから夕食の支度をします。患者さんの話は書かず、自分の体験と調べた情報だけで書くと決めています。
Dさんの選び方で大事だったのは、「一人になること」そのものを目的にしなかったことです。一人で集中する日と、人と話す日を分けたことで、どちらの時間も前より楽しめるようになりました。
気をつけたいこと:一人の仕事が合わないサイン
一人の仕事を始めてから、合わないと気づくこともあります。次のサインが増えてきたら、働き方を見直す時期かもしれません。
チェックした数:
当てはまるものが増えてきたら、人と話す仕事を週に1日足す、相談できる相手や仲間を作る、雇用の形で働ける仕事と比べてみる、といった見直しを考えてみてください。眠れない日や、気分の落ち込みが続くときは、医療機関を受診しましょう。
また、一人でできる仕事の中には、看護師の資格や経験の年数が条件になるものと、ならないものがあります。応募する前に、求人の応募資格の欄を確かめてください。資格の条件を満たしていても、業務委託の仕事は、受けられる量が月によって変わることもあります。
今日からできること
いきなり仕事を変えなくても、一人の仕事が合うかは小さく試せます。次の5つの手順で、自分に合う一人の時間の取り方を探してみてください。
- 1疲れのもとを書き出す
人・場面・時間のどれに疲れているかを、1週間メモします。
- 2話す時間の上限を決める
1日に人と話すのは、何分までなら楽かを考えます。
- 3小さく試す
見本の記事を1本書く、5分の音声を文字にしてみるなど、応募の前に試します。
- 4人と話す予定を残す
週に1回は人と話す仕事や予定を入れ、一人に偏りすぎないようにします。
- 51か月後に見直す
気持ちの軽さと収入の両方で、続けるかを決めます。
在宅で働くまでの全体の流れは、看護師の在宅ワークの始め方ガイドにまとめています。
よくある質問
人と話さなくてよい看護師の仕事はありますか?
人とのやりとりがまったくない仕事は、ほとんどありません。いちばん少ないのは医療ライターや文字起こしで、やりとりは発注者との連絡が中心です。保健指導や夜間のオンコールは、人と話す場面が仕事の中心にあります。
看護師の資格がなくてもできる、一人の仕事はありますか?
医療ライターや文字起こしでは、看護師の資格を条件にしない募集もあります。それでも、専門用語がわかる、現場を知っているといった看護の経験は強みになります。夜間のオンコールの求人の一例では、正看護師の資格と実務経験丸5年以上が必要でした[5]。
一人でできる仕事だけで、生活できるくらい稼げますか?
仕事の量と単価によります。業務委託の仕事は、慣れるまで時間あたりの収入が低くなりやすいので、最初は今の仕事を続けながら試すと安心です。雇用の仕事と組み合わせる方法もあります。
一人でできる仕事を、副業として始めてもいいですか?
一人の仕事を続けると、孤独になりませんか?
人と話す機会が減るので、孤独を感じることはあります。週に1回は人と会う予定を入れる、同じ仕事の仲間を作るといった工夫が役立ちます。くわしくは在宅ワークの孤独の乗り越え方をご覧ください。
人と関わるのがつらいのは、看護師に向いていないからでしょうか?
そうとは限りません。今の職場の人間関係や忙しさに疲れているだけのこともあります。疲れのもとを分けて考える方法は、看護師の人間関係に疲れたときで紹介しています。
子育て中でも、一人でできる仕事はできますか?
ライターや文字起こしは、作業の時間を自分で決めやすいので、子どもが寝ている時間や学校に行っている時間に進められます。ただし、締め切りは守る必要があります。保健指導の面談やオンコールの電話は、静かで声が漏れない場所が必要になるので、家族の予定と合わせて考えましょう。
パソコンが苦手でも、一人でできる仕事はありますか?
ライターや文字起こしは、文字を打つ速さや、文書ソフトの基本的な操作が必要です。夜間のオンコールでも、電話と並行してパソコンでレポートを作る仕事があります[5]。苦手なときは、応募の前に必要な操作を練習しておくと安心です。
まとめ
看護師が一人で進められる時間の多い仕事には、医療ライター、医療の文字起こし、保健指導の準備と記録、資料作成、夜間のオンコールがあります。ただし、人との関わりがまったくない仕事はほとんどありません。
- 一人で進める時間の長さと、人と関わる場面を比べて選ぶ
- 「人がつらい」のか「今の職場がつらい」のかを先に見極める
- 一人に偏りすぎないよう、人と話す予定を週に1回は残す
自分に合う一人の時間の取り方で迷ったら、LINEやフォームから気軽に相談してください。