子どもを寝かしつけたあと、布団の中でスマートフォンを開く。「在宅勤務」「夜勤なし」「通勤なし」。求人の見出しに並ぶ言葉が、今の毎日から抜け出す切符のように見えてきます。
それでも、応募のボタンの手前で指が止まる。家で一人で働いて、本当にやっていけるのか。収入はどれくらい減るのか。いつか病棟に戻りたくなったとき、手が動かなくなっていないか。求人票には、そうした「いまいちなところ」はほとんど書かれていません。
在宅ワークのデメリットの多くは、病棟では職場が自然に用意してくれていたものが、家ではなくなることから生まれます。すぐ隣にいる先輩、廊下を行き来する足、申し送りという一日の区切り、夜勤手当。何がなくなるかを先に知っていれば、多くは自分で用意し直せます。
ここでは、看護師が在宅で働くときのデメリットを7つに分け、それぞれについて「始める前に確かめること」と「始めてからできる対策」を順に整理します。読み終えるころには、自分にとって重いデメリットがどれで、面接で何を聞けばよいかが見えているはずです。
看護師の在宅ワークのデメリットは?
看護師の在宅ワークのデメリットは、相談相手が近くにいない、一人で判断する重さ、運動不足、生活と仕事の境目、収入の上限、臨床の感覚が鈍る心配、家族の理解の7つです。どれも在宅の仕事そのものが悪いというより、働く場所が家に移ることで起きる変化です。
7つは、性質で3つのまとまりに分けられます。1と2は人とのつながり、3と4は体と時間、5から7はお金・キャリア・家庭にかかわるデメリットです。仕事の種類によっても出方が違います。電話の相談なら一人で判断する重さが、文章を書く仕事なら運動不足や境目のなさが、先に出やすくなります。
| デメリット | 起きやすい場面 | 最初の対策 |
|---|---|---|
| 1 相談相手が近くにいない | 迷っても隣の人に聞けない | 聞く相手と方法を先に決める |
| 2 一人で判断する重さ | 電話を切ったあとも気になる | 判断の根拠をメモに残す |
| 3 運動不足 | 一日、家から出ない | 通勤のかわりに歩く予定を入れる |
| 4 生活と仕事の境目 | 終わりの時間が延びる | 始まりと終わりの合図を決める |
| 5 収入の上限 | 夜勤手当がなくなる | 時給×時間で月収を先に計算する |
| 6 臨床の感覚が鈍る心配 | 手技や機器から離れる | 学び続ける方法を決めておく |
| 7 家族の理解 | 家にいるなら頼めると思われる | 仕事の時間と場所を家族と決める |
編集部まとめ
7つのデメリットは、裏を返すと「病棟で当たり前にあったもの」の一覧でもあります。病棟では職場が用意してくれていたものを、在宅では自分で用意し直す。そう考えると、対策の向きが見えやすくなります。
病棟には自然にあった
- すぐ隣にいて、声をかけられる先輩
- 廊下の往復や移乗で動く時間
- 申し送りという一日の終わりの合図
- 夜勤手当と、毎日の手技の経験
在宅では自分で用意する
- チャットや定例で相談できる相手
- 歩く予定と、立ち上がる習慣
- 仕事を閉じる自分なりの合図
- 収入の計算と、学び続ける時間
在宅で働くよいところも合わせて、病院勤務と同じ物差しで比べたい人は、在宅勤務のメリットとデメリットで6つの面から並べています。この記事では、デメリットと対策にしぼって進めます。職種ごとの仕事の違いは看護師が在宅でできる6つの仕事で確かめられます。
相談相手がいない・一人で判断する重さには、どう備える?
1つ目と2つ目のデメリットは、セットで起きます。病棟なら「ちょっといいですか」と隣の先輩に声をかけられた場面でも、在宅ではチャットに打ち込んで返事を待つことになります。その間も、電話の向こうでは相談者が待っています。
一人で判断する重さは、仕事の種類によっては大きくなります。たとえば、夜間オンコール代行を行う1社の採用ページでは、仕事の中身を次のように説明しています。契約している介護施設から、夜間の緊急コールを看護師が自宅で受けます。緊急性を判断して指示を出し、電話と並行してパソコンでレポートを作って送る、という仕事です(2026年10月8日に確認)[1]。顔色も見えず、触れることもできないなかで判断するのは、経験のある看護師でも気が張ります。
始める前に確かめること
備えの中心は、迷ったときに、誰に、どうやって、どのくらいの時間で聞けるかを、働き始める前に確かめることです。「相談できる体制があります」という求人票の一文だけでは、実際の様子はわかりません。面接では、場面と時間で聞いてみましょう。
- 迷ったとき、チャットや電話で誰に聞けるか。返事はどのくらいで来るか
- 判断の目安になる手順書やマニュアルがあるか
- 働き始めてから、ふり返りの面談や定例のミーティングがあるか
相談の仕組みが整っているかは、研修のあとの進み方にも表れます。先輩の対応を横で聞く期間があるか。一人で受け始めてからしばらくは、先輩がすぐに答えてくれる期間があるか。夜の仕事なら、夜中でも相談できる人が決まっているか。こうした点は、求人票よりも面接で聞いたほうが、実際の様子がつかめます。質問の言い回しの例は、看護師の面接の逆質問にまとめています。
始めてからできること
働き始めてからは、判断を一人で抱え込まない仕組みを、自分でも作っておきます。記録とは別に、気になった件だけを短くメモしておく。それだけで、翌日に持ち越す重さが変わります。
- 1判断の根拠を1行で書く
記録とは別のメモに「何を聞き、何を根拠に、どう伝えたか」を1行で残します。
- 2気になる件に印をつける
電話を切ったあとも頭に残る件だけに印をつけ、ほかの件と分けておきます。
- 3印の件だけ先輩と見直す
週1回の面談などで印の件を見てもらい、次に同じ場面が来たときの動き方を決めます。
メモを続けると、自分が迷いやすい場面が見えてきます。迷いやすい場面がわかれば、そこだけ先に先輩に聞いておけます。一人で働くさびしさとの付き合い方は、在宅ワークの孤独の乗り越え方で紹介しています。相談の仕事で受ける心の疲れについては、電話の仕事の心の疲れとの付き合い方が参考になります。
運動不足と、生活と仕事の境目はどう防ぐ?
3つ目と4つ目は、体と時間のデメリットです。病棟では、1回の勤務で廊下を何往復もし、検査への搬送で階段を使う日もありました。在宅では、机から台所までの数メートルが一日の移動のすべて、という日も珍しくありません。
運動不足への対策は、通勤や院内の移動で動いていた分を、予定として取り戻すことです。始業前に家の周りを歩く、1時間ごとに立ち上がる、買い物は歩いて行く。椅子や画面の高さの合わせ方、休憩の入れ方は在宅勤務で体調を崩さない工夫でくわしく紹介しているので、ここでは境目の話を中心に進めます。
生活と仕事の境目は、時間・場所・家事・頭・休日の5つの入り口から崩れていきます。どこから崩れやすいかは人によって違うので、自分に当てはまる行を探してみてください。
| 入り口 | 崩れ方の例 | 区切りの工夫 |
|---|---|---|
| 時間 | 終業間際の相談で30分延びる | 延びた時間を記録し、上長に伝える |
| 場所 | 食卓で働き、食事中も画面が見える | 仕事の道具の置き場を1か所に決める |
| 家事 | 合間の洗濯が、いつの間にか1時間に | 家事は休憩の時間にまとめる |
| 頭 | 布団の中で相談の内容を思い出す | 終わりに気になることを書き出す |
| 休日 | チャットの通知をつい開いてしまう | 休みの日は通知を切る |
編集部まとめ
夜に働く仕事では、「頭」の入り口から崩れやすくなります。待機を終えても、さっきの電話の判断が気になって眠れない。そんな夜のために、仕事の終わり方を決めておきましょう。記録を閉じたら、気になることを1行だけ書き出す。照明を落として、画面を見ない時間を15分つくる。それだけでも、眠りへの切り替えがしやすくなります。
雇われて働く場合、境目を守るのは自分だけの仕事ではありません。厚生労働省のテレワークのガイドラインは、テレワークでも労働基準法や労働安全衛生法などの労働基準関係法令が適用されるとしています[2]。ガイドラインには、長時間労働を防ぐ方法の例も挙がっています。時間外にメールを送るのを控えること、所定外の深夜や休日は事前の許可なしにシステムに入れないよう会社が設定すること、などです[2]。終わりの時間が延びる日が続くときは、我慢せずに上長に伝えましょう。
業務委託で働く場合、時間を区切るのは自分です。受ける件数の上限、通知を切る時刻、休む曜日を、自分のルールとして先に決めておく。それが、境目を守る仕組みになります。
収入の上限と、臨床の感覚が鈍る心配は?
5つ目と6つ目は、お金とキャリアのデメリットです。どちらも、始めてから気づくと不安が大きくなりやすいので、数字と方法を先に決めておきます。
収入は「時給×時間」で上限が決まりやすい
在宅の看護の仕事は、時給で働くパートやアルバイトの形や、件数や文字数で報酬が決まる業務委託の形で募集されることがあります。日中の仕事なら夜勤手当はつかず、収入はおおむね「時給×働いた時間」で決まります。夜の仕事でも、深夜の手当が時給に含まれている求人があります。
たとえば、2026年10月8日に確認した夜間オンコールの求人の一例は、自宅からのフルリモート勤務で、時給1,600円〜2,700円でした。この時給は独自のラダー制度で変わり、時間外手当・深夜手当を含むとされていました[1]。同じ求人のシフトは17:00〜22:00、22:00〜翌3:00などの枠に分かれていました[1]。時給が高くても、働ける時間はこうした枠の中で決まります。
計算は「時給×1日の時間×週の日数×4.3(1か月の週の数)」です。たとえば週3日・1日5時間なら、1,700×5×3×4.3で約11万円になります。夜勤手当でまかなっていた分を在宅の仕事だけで埋めようとすると、働く時間をかなり増やす必要がある。グラフからは、そのことが見えてきます。
もう1つの上限は、扶養の範囲で働く場合の年収です。厚生労働省の説明では、年収130万円以上になると、週20時間未満で働く場合でも配偶者の扶養(第3号被保険者)から外れます。その場合、国民年金と国民健康保険の保険料が発生します[3]。扶養の判定のくわしい基準は、加入している健康保険で確かめてください。扶養を意識した働き方は、看護師が扶養内で働ける求人の探し方で取り上げています。
対策は、必要な月収を先に決め、応募の前に計算しておくことです。差が大きいときは、日勤の仕事と在宅の仕事を組み合わせる方法もあります。今の勤め先を続けながら在宅の仕事を足すなら、就業規則での副業の扱いを確かめましょう。厚生労働省の副業・兼業のガイドラインは「原則、副業・兼業を認める方向とすることが適当である」としていますが、法律ではありません[4]。掲載企業の時給で計算したいときは月収シミュレーターを、夜勤をやめたときの年収の変わり方は夜勤なしにすると看護師の年収はどれくらい下がる?を使ってみてください。
臨床の感覚は、決めておくことで不安が小さくなる
電話や画面の仕事では、話から状態を見立てる力や、記録を文章で残す力は毎日使います。一方で、採血や点滴などの手技、新しい医療機器、立ち仕事の体力からは離れます。どの力が育ち、どの力が鈍りやすいかは、在宅から臨床に戻るときの準備でくわしく整理しています。
始める前にしておきたいのは、2つのことを決めることです。1つは、いつか臨床に戻る可能性があるかどうか。もう1つは、学び続ける方法です。戻る可能性があるなら、たとえば「月に1回はオンラインの研修に出る」と決めておくだけで、漠然とした不安が、具体的な予定に変わります。学び方の選び方は看護師のオンライン研修で紹介しています。
家族にわかってもらえないときは?
7つ目のデメリットは、家族の理解です。家にいるのだから、宅配便を受け取ってほしい。子どもの宿題を見てほしい。仕事中にそう頼まれると、断りにくいものです。家族に悪気がない分、気持ちの置き場にも困ります。
家族が思いがちな在宅勤務
- 家にいるから、いつでも話しかけてよい
- 宅配便や来客にも出られる
- 子どもの用事は、合間にできる
実際の在宅勤務
- 電話や面談の最中は話しかけられない
- 勤務中は席を外せない時間がある
- 相談の中身は、家族にも話せない
在宅の仕事は、家族の前でも話せない内容を扱います。看護師には、正当な理由なく業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない義務があり、資格を失った後も同じです[5]。電話の声が家族に聞こえない場所も必要になります。2026年10月8日に確認した特定保健指導の求人の一例では、面談をする環境の条件が示されていました。第三者がいない個室で、生活感のない白い背景と、雑音のない環境で面談する、というものです[6]。
対策は、働き始める前に、仕事の時間・仕事の場所・話しかけない合図の3つを家族と決めておくことです。決め方や伝え方の例は、在宅で働くことを家族にわかってもらうで紹介しています。
在宅勤務のデメリットは、始める前にどう防ぐ?
在宅勤務のデメリットへの対策は、始める前に職場の「仕組み」を確かめ、始めてから自分の「習慣」で補う、の2段で考えます。仕組みが弱い職場を選んでしまうと、習慣でいくら工夫しても補いきれないことがあるからです。
- 応募の前気になるデメリットを選ぶ
7つのうち、自分にとって重いものを2〜3個に絞ります。
- 面接相談の仕組みと時間の枠を聞く
迷ったときの聞き方、ふり返りの場、シフトの枠を確かめます。
- 働き始める前家族と時間と場所を決める
仕事の部屋、話しかけない時間、家事の分担を話し合います。
- 1週目一日の区切りを作る
始まりと終わりの合図と、歩く予定を一日の中に入れます。
- 1か月困りごとを1つ相談する
体・気持ち・収入のうち、いちばん気になることを上長に伝えます。
- 3か月続け方を見直す
7つのデメリットを見直し、働く時間や仕事の組み合わせを調整します。
7つ全部を一度に防ごうとしなくてかまいません。自分にとって重いものを2〜3個選び、そこから手をつける。それだけでも、始めてからの「こんなはずでは」を減らしやすくなります。応募から働き始めるまでの全体の流れは、看護師の在宅ワークの始め方ガイドにまとめています。
モデルケース:運動不足と孤独に気づき、対策を1つずつ試したFさん
モデルケース(架空の例)
在宅に移って3か月、運動不足と孤独に気づいたFさん。1か月に1つずつ対策を試し、毎朝30分歩く習慣に
- ほぼ0分約30分1日に外を歩く時間
- 0〜1回3回仕事以外で人と話す機会(1週間)
- 約40分10分ほど終業予定から延びる時間(1日)
このモデルケースは、在宅ワークを考える看護師が抱えやすい状況を想定して、編集部が作成した架空の例です。実在の人物・団体とは関係ありません。数字は説明のための例で、同じ結果になることを約束するものではありません。
成果
Fさんは、在宅の電話健康相談に移って3か月目に、運動不足と孤独に気づきました。そこから1か月に1つずつ対策を試し、いまは毎朝30分歩いてから仕事を始めています。終わりの時間もほぼ予定どおりになり、週4日の仕事を無理なく続けています。
Fさん:在宅にすれば楽になると思っていたのに、最初の3か月は体も気持ちも重くて。1つずつ変えていったら、仕事そのものを楽しめるようになりました。
背景
Fさんは、外科病棟で17年働いてきました。月6回の夜勤のあとは頭痛が抜けず、小学生と中学生の子どもと過ごす時間も削られていました。夜勤のない働き方を探し、平日の日中に働ける在宅の電話健康相談を選びました。
困っていたこと
働き始めて3か月がたつころ、スマートフォンの歩数の記録が、1日2,000歩に届かない日が続きました。平日に大人と話すのは、電話の相談者と、チャットの業務連絡だけです。迷った相談を一人で抱えたまま夕食の支度をし、終業の時刻を過ぎても記録を直している日が増えていました。
Fさん:誰とも話さないまま夕方になって、子どもが帰ってきて初めて声を出した日もありました。
選んだ理由
Fさんは、仕事を辞めることは考えませんでした。相談の最後に「話してよかった」と言われるたび、やっぱりこの仕事が好きだと感じていたからです。ただ、以前に生活をまとめて変えようとして続かなかった経験から、対策は1か月に1つだけと決めました。
始め方と工夫
1か月目は、朝のゴミ出しのついでに近所を一周してから机に向かうことにしました。2か月目は、会社の朝のオンラインのミーティングのあとに残り、同期と5分話す時間をつくりました。迷った件は印をつけてメモし、週1回の面談で先輩に確かめています。3か月目は、終業の時刻にタイマーをかけ、鳴ったらヘッドセットを棚に掛けて仕事を閉じるようにしました。夫も「水曜と金曜の夕食は任せて」と、家事の分担を引き受けてくれました。
以前
起きてすぐ画面を開き、昼も机で食べる。終業後もチャットが気になり、外に出るのは買い物の日だけ
いま
朝30分歩いてから始業。昼は同期と5分話し、18時のタイマーで仕事を閉じる。迷った件はメモして週1回確かめる
Fさんの工夫は、どれも特別なものではありません。効いたのは、7つのデメリットを一度に片づけようとせず、自分にとって重いものから順に、1か月に1つずつ試したことでした。
気をつけたいこと:対策をしても合わないことはある
7つのデメリットには、工夫で軽くできるものと、仕事の形そのものから来るものがあります。運動不足や境目のなさは、習慣で変えやすいデメリットです。一方で、収入の上限や、手技から離れることは、在宅の仕事を続けるかぎり残ります。
一人で判断する重さも、職場の相談の仕組みが弱ければ、個人の工夫だけでは補いきれません。その場合は、相談の体制が整った会社に移る、週に何日かは対面の仕事と組み合わせる、といった見直しも選択肢です。在宅ワークの向き不向きを確かめたい人は、看護師の在宅ワークに向いている人・向いていない人のセルフチェックを使ってみてください。
在宅に移りたい理由が「夜勤がつらい」ことだけなら、在宅のほかにも道があります。日勤のみの病院やクリニックなど、夜勤のない対面の職場と比べてから決めても遅くありません。比べ方は夜勤なしで働ける看護師の求人にまとめています。
こんなときは、工夫で様子を見続けない
- 眠れない日や、食欲がない日が続いている
- 電話や画面の前に座ると、動悸や息苦しさを感じる
- 何をしても気持ちが晴れない日が続いている
こうしたときは、医療機関を受診してください。働く人のための相談窓口として、厚生労働省の「こころの耳」が、電話・SNS・メールで相談を受け付けています(匿名・無料)[7]。在宅の仕事を続けるかどうかは、体と心が落ち着いてから考えても遅くありません。
今日からできること
始める前のいまが、デメリットへの備えをいちばん組み込みやすい時期です。次の6つのうち、できるものから印をつけてみてください。
チェックした数:
全部に印がつかなくても大丈夫です。印のつかなかった項目が、面接で聞くことや、家族と話すことのリストになります。
よくある質問
看護師の在宅ワークで、いちばん困りやすいデメリットは何ですか?
どのデメリットに困りやすいかを示す公的な統計は見当たりません。家族の状況や仕事の種類によって違うので、7つの中から自分の暮らしに当てはまるものを2〜3個選び、先に対策を考えておくのが現実的です。
在宅勤務のデメリットは、どう防げばいいですか?
始める前に、相談の仕組み・働く時間の枠・家族との約束を確かめ、始めてからは、歩く予定や終わりの合図などの習慣で補う、という2段で考えます。7つ全部ではなく、重いものから順に取り組みましょう。
在宅で働くと、看護師としてのスキルは落ちますか?
採血や点滴などの手技、医療機器の操作からは離れます。一方で、話から状態を見立てる力や、文章で記録を残す力は毎日使います。学び続ける方法を決めておくと安心です。くわしくは看護師のオンライン研修をご覧ください。
在宅ワークにすると、収入は下がりますか?
夜勤手当がなくなるため、夜勤のある病棟と比べると下がる場合があります。時給×1日の時間×週の日数×4.3で、応募の前に月収の目安を計算しておきましょう。税金や社会保険料を引く前の額である点に注意してください。
家族に在宅の仕事を反対されたら、どうすればいいですか?
反対の理由が「家にいるのに頼めない」なのか「収入が心配」なのかで、話し方が変わります。仕事の時間・場所・家事の分担を具体的に示すと、理解を得やすくなります。伝え方の例は在宅で働くことを家族にわかってもらうにまとめました。
デメリットが気になって、なかなか踏み切れません。
いきなり辞めずに、今の仕事を続けながら週1日だけ在宅の仕事を試す方法もあります。勤め先で副業ができるかは、就業規則で確かめてください。決め方に迷うときは働き方に悩む看護師の決め方が参考になります。
在宅で働いていて、気分が落ち込む日が続きます。
一人で抱え込まず、上長や家族に話してください。眠れない、食欲がないといった日が続くときは、医療機関を受診しましょう。厚生労働省の「こころの耳」では、働く人の相談を電話・SNS・メールで受け付けています[7]。
まとめ
看護師の在宅ワークのデメリットは、相談相手がいない、一人で判断する重さ、運動不足、生活と仕事の境目、収入の上限、臨床の感覚が鈍る心配、家族の理解の7つです。多くは、病棟で職場が用意してくれていたものがなくなることから生まれます。何がなくなるかを先に知れば、自分で用意し直せます。
- 始める前に、相談の仕組み・時間の枠・家族との約束を確かめる
- 始めてからは、歩く予定や終わりの合図などの習慣で補う
- 7つ全部ではなく、自分にとって重い2〜3個から手をつける
在宅の仕事が自分に合うか迷ったら、LINEやフォームから気軽に相談してください。