子どもを寝かしつけたあと、リビングの電気を半分だけつけて、相談の予約画面を開く。選択肢は「電話」と「オンライン(ビデオ通話)」の2つ。顔を見せて話すのは少し緊張するし、部屋も片づいていない。かといって電話だと、求人票の話になったときに分かりにくそうな気もする。結局どちらにも決められず、画面を閉じてしまう。
保育士の相談の多くは、今では電話かオンラインで受けられるようになりました。園を休まなくても、遠くまで出かけなくても相談できるのは心強いことです。ただ、選べるようになった分、「どちらが自分に合うのか」で迷う人も増えています。
この記事では、電話相談とオンライン相談の違いを、話しやすさ、準備、向いている人の3つの面から整理しました。それぞれの準備のしかたと、国が設けている電話相談の窓口もまとめています。読み終えるころには、予約画面でどちらを選ぶか、迷わずに決められるはずです。
この記事でわかること
- 電話相談とオンライン相談の違い(見えるもの、準備、話せる場所)
- 自分がどちらに向いているかを見分ける目安
- 電話・オンラインそれぞれの事前準備と、当日の流れ
- 国が設けている電話相談・オンライン相談の窓口
結論
保育士の転職相談や仕事の悩み相談は、電話でもオンラインでも、話せる内容に大きな差はありません。違いは「見えるもの」と「準備の量」です。電話相談は顔を見せずに話せて準備も少ないため、まず気持ちを聞いてほしい人や、休憩中・移動中の短い時間に相談したい人に向いています。オンライン相談はビデオ通話で表情や画面を共有できるため、求人票や勤務表を見ながら具体的に話したい人に向いています。迷ったら1回目は話しやすい電話で始め、条件を詰める段階でオンラインに切り替える、という使い分けがいちばん無理がありません。
01電話とオンライン、いちばんの違いは「見えるもの」
要点:電話は声だけ、オンラインは顔と画面も共有できます。この違いが、話しやすさ、準備の量、向いている相談内容の差になって表れます。
電話相談とオンライン相談は、どちらも「離れた場所から相談できる」という点では同じです。違いが出るのは、相手と自分の間で何が共有されるかです。電話では声だけがやりとりされます。オンラインでは、声に加えて表情、うなずき、そして画面に映した資料まで共有できます。
この違いは、相談のしやすさにそのままつながります。表情が見えないほうが安心して話せる人もいれば、相手の顔が見えないと不安になる人もいます。どちらが正しいということはありません。自分にとってどちらが話しやすいかを基準に選べば十分です。
図1
| 比べる点 | 電話相談 | オンライン相談(ビデオ通話) |
|---|---|---|
| 必要なもの | 電話だけ | スマホやパソコン、通話アプリ、通信環境 |
| 顔・表情 | 見えない(声だけ) | 見える(カメラをオフにできる場合もある) |
| 資料の共有 | 口で読み上げる、あとでメールで送る | 求人票や勤務表を画面で一緒に見られる |
| 話せる場所 | 車の中、休憩室の外など、声が出せればどこでも | 画面を見られる、落ち着いた場所が必要 |
| 準備の量 | 少ない | 機器の確認や通信テストが必要 |
| 向いている話題 | 気持ちの整理、辞めるか迷う、人間関係 | 求人の比較、書類の確認、面接の準備 |
表を見ると、電話は「気軽さ」、オンラインは「具体さ」に強いことが分かります。相談の内容が気持ちの整理なのか、条件の比較なのかによって、選ぶ方法を変えると話が進みやすくなります。
「対面でないと失礼」と思わなくていい
年代が上の人ほど、「大事な相談は会って話すもの」と感じることがあります。けれど、相談先の側も電話やオンラインでの相談に慣れており、話す内容の深さが変わるわけではありません。早番7時から遅番19時までのシフトで働き、休日は家のことで埋まっている保育士にとって、移動の時間がいらない相談方法は、むしろ続けやすい選択です。
対面には、相手の雰囲気を丸ごと感じ取れる良さがあります。一方で、予約した時間に合わせて出かける必要があり、帰りの時間も読みにくくなります。延長保育のある日や、子どものお迎えがある日に対面の予約を入れるのは、それだけで負担です。電話やオンラインで相談してみて、「この人なら直接会って話したい」と思えたら、そのときに対面を考えるという順番でも遅くはありません。
02話しやすさで選ぶ:自分はどちらに向いているか
要点:声だけのほうが本音を話せる人や時間が細切れな人は電話、相手の表情で安心したい人や資料を一緒に見たい人はオンラインが向いています。迷ったら、最初の1回は電話から始めると気楽です。
向き不向きは、性格だけでなく、今の生活の状況でも変わります。次の4つのタイプのうち、自分にいちばん近いものを探してみてください。
図2
声だけのほうが話しやすい
表情を見られると緊張して、言いたいことが言えなくなる。泣いてしまいそうで顔を見せたくない
電話向き
時間が細切れ
休憩の20分、お迎え前の車の中など、短い時間しか取れない。家では家族の目がある
電話向き
相手の顔が見えると安心する
声だけだと相手の反応が分からず不安になる。うなずきが見えると話しやすい
オンライン向き
書類を一緒に見たい
求人票、給与明細、勤務表を見ながら「ここはどういう意味か」を確かめたい
オンライン向き
電話相談が向いている人
電話の強みは、身構えずに話せることです。カメラを気にしなくていいので、パジャマのままでも、部屋が散らかっていても関係ありません。涙が出そうな話でも、顔を見られないことで話し始めやすくなる人は多いものです。
また、電話は場所を選びません。昼休みに車の中から、休日に散歩をしながら、といった相談のしかたもできます。家族に聞かれたくない話なら、家の外に出られる電話のほうが都合がいいこともあります。
オンライン相談が向いている人
オンラインの強みは、具体的な確認ができることです。求人票の「固定残業代」の欄や、給与明細の手当の内訳を画面に映して、「この数字は何ですか」と聞けます。電話で同じことをしようとすると、数字を読み上げて相手に書き取ってもらう必要があり、どうしても時間がかかります。
相手の顔が見えることで安心できる人にとっても、オンラインは向いています。相談相手がどんな人なのかが分かると、2回目以降も相談しやすくなります。顔を見せるのに抵抗があれば、最初はカメラをオフにして、慣れてきたらオンにする、という方法を取れる相談先もあります。
決めきれないときの3つの質問
それでも迷うときは、次の3つを自分に聞いてみてください。
- 今いちばん話したいのは「気持ち」か「条件」か
- 相談に使える時間は、まとまって1時間あるか、20分ずつしかないか
- 相手の顔が見えないことと、自分の顔が見えることの、どちらがより気になるか
1つ目が「気持ち」、2つ目が「20分ずつ」、3つ目が「自分の顔が見えること」なら電話から始めるのが合っています。反対に「条件」「1時間ある」「相手の顔が見えないこと」に近いなら、オンラインのほうが満足しやすいはずです。答えがばらばらなら、最初は準備の少ない電話を選んでおくと、気持ちの負担が軽く済みます。
03電話で相談する前にしておくこと
要点:電話相談の準備は、話す場所と時間を確保することと、話したいことを3つメモしておくことの2つで十分です。資料はあとでメールで送れるようにしておくと、話がスムーズになります。
電話は準備が少なくて済む分、話が散らかりやすいという面もあります。思いつくままに話しているうちに時間が終わり、いちばん聞きたかったことを聞きそびれた、という経験をする人は少なくありません。最低限、次の点を確かめておきましょう。
図3
- 静かに話せる場所があるか職員室や休憩室は避け、車の中や自宅の個室など、人に聞かれない場所を選びます
- 通話できる時間が確保できるか30分〜1時間を目安に、途中で呼ばれない時間帯を選びます
- 充電と電波は十分か途中で切れると話の流れが止まってしまいます
- 話したいことを3つ書いたか「一番つらいこと」「迷っていること」「聞きたいこと」を一言ずつ書いておきます
- メモを取る紙とペンがあるか電話では資料が見えない分、言われたことを書き留めておくと後で役立ちます
電話で伝えにくいことは、言葉に置き換える
電話では、表情や身ぶりが伝わりません。「なんとなくしんどい」だけでは、相手もどこから聞けばよいか迷います。「連絡帳を書く時間が足りなくて、午睡中に書き終わらない日が週3日ある」のように、場面と回数を言葉にすると、声だけでも状況が伝わりやすくなります。
給与明細や求人票について聞きたいことがあるときは、電話の前にどの数字が気になるのかを書き出しておくか、相談後にメールで送ってもよいかを確かめておくと安心です。
かかってくるのか、自分からかけるのか
電話相談には、予約した時間に相談先からかかってくる形と、自分から決められた番号にかける形があります。かかってくる形の場合、知らない番号からの着信になることが多いので、予約の確認メールに書かれた番号を登録しておくと、出そびれずに済みます。園にいる時間に電話が鳴ると困るなら、予約のときに「この時間帯以外にはかけないでほしい」と伝えておきましょう。
自分からかける形の場合は、通話料がかかるかどうかも確かめておきます。フリーダイヤルなのか、通常の番号なのかで、長く話したときの負担が変わります。
04オンラインで相談する前にしておくこと
要点:オンライン相談では、使うアプリと機器を前日までに試し、見せたい資料を手元にそろえておきます。背景やカメラが気になるなら、背景をぼかす機能やカメラオフを使って構いません。
オンライン相談でつまずきやすいのは、相談の中身ではなく機器の操作です。開始時刻にアプリが開かない、音声が出ない、といったトラブルで10分以上を使ってしまうと、それだけで気持ちが焦ってしまいます。相談の流れを時間に沿って並べると、次のようになります。
図4
- 前日まで指定された通話アプリを入れ、音とカメラが使えるかを試す。招待のリンクがどこに届いたかを確かめる
- 当日の30分前充電を満タンにし、通知を切る。見せたい求人票や明細を画面で開ける状態にしておく
- 5分前静かな部屋に移り、イヤホンをつけて入室を待つ。話したい3つのメモを手元に置く
- 相談中気になる資料は画面共有で見せる。分からない言葉はその場で聞き返す
- 終わったあと言われたことと、次にやることを1行ずつメモする。気になった点はメールで確かめる
部屋や顔を映したくないとき
「部屋を見られたくない」「すっぴんで画面に映るのは気が引ける」という理由で、オンラインを避ける人もいます。多くの通話アプリには背景をぼかしたり画像に置き換えたりする機能があり、相談先によってはカメラをオフにしたままでも対応してもらえます。予約のときに「カメラはオフでもいいですか」と聞いておけば、当日に気をもむ必要はありません。
スマホとパソコン、どちらで参加するか
スマホでも参加はできますが、画面が小さいため、求人票や明細を共有されると文字が読みにくくなります。資料を見ながら話したいなら、パソコンかタブレットのほうが向いています。スマホしかない場合は、見せてもらう資料をあらかじめメールで送ってもらい、印刷するか別の画面で開いておくと見落としを防げます。スマホを手に持ったままだと画面が揺れて疲れるので、本や箱に立てかけて固定しておくと楽です。
家族がいる家で相談するとき
家族に聞かれたくない話をするなら、イヤホンを使い、相手の声が外に漏れないようにしておきます。自分の声が気になる場合は、家族が出かけている時間帯に予約するか、車の中から参加する方法もあります。転職活動を家族に知られたくない事情がある人は、転職活動を家族に知られずに進める方法も参考になります。
05電話とオンラインを使い分けたひろこさんの場合
要点:ここでは、1回目を電話、2回目をオンラインにして、気持ちの整理と条件の確認を分けたモデルケースを紹介します。方法を分けたことで、1年近く続いていた迷いに区切りがつきました。
気持ちは電話で、条件は画面で
相談事例(モデルケース)
- お名前
- ひろこさん(仮名)・44歳
- 保育士歴
- 通算14年(子育てによるブランク5年あり)
- 勤務先
- 認定こども園のパート(週4日・9時〜15時)、2歳児クラスの補助
- 変化
- 正社員に戻るか迷っていた期間 約1年 → 相談2回・約3週間で方向が決まった
編集部最初に電話を選んだのは、どうしてですか。
家だと中学生の息子がいるし、夫にもまだ話していなかったので、昼休みに園の駐車場に停めた車の中からかけたんです。20分だけでしたけど、正社員に戻りたい気持ちと、体力がもつか不安な気持ちを、顔を見られずに話せたのはよかったです。話しながら、自分でもびっくりするくらい声が震えていました。
編集部2回目をオンラインにしたのは、なぜですか。
電話で「気になる求人票があったら、次は画面で一緒に見ましょう」と言ってもらったんです。休みの日の午前中に50分、パソコンで相談しました。求人票を画面に映して、勤務時間の「シフト制」のところとか、賞与の「前年度実績」のところとか、指でさしながら聞けたのが大きかったですね。電話だったら、たぶん聞き流していたと思います。
編集部話してみて、何が分かりましたか。
私が怖かったのは、正社員そのものじゃなくて、早番と遅番がある働き方だったんです。今の園でも正職員の登用の面談があることを相談員さんに話したら、「まず今の園で勤務時間の希望を出せるか確かめてみては」って。転職ありきじゃない提案だったので、素直に聞けました。
編集部その後、どうなりましたか。
園長に聞いてみたら、来年度から週5日に増やして、1年後に登用の面談を受ける道があると分かりました。早番は月に数回まで、という条件も相談できそうです。夫にも、相談の画面で見たメモを見せながら話せました。
電話で気持ちを話して、画面で条件を見る。分けたら、頭の中がすっきりしたんです。
ひろこさん(仮名)
ひろこさんは、来年度から週5日勤務に増やし、1年後の登用面談に向けて準備を始めています。迷っていた1年の間、毎晩のように求人サイトを眺めていた時間は、今は週末に30分ほど、今後の勤務の希望をまとめる時間に変わったそうです。
このケースから分かるのは、電話とオンラインは「どちらかを選ぶ」ものではなく、相談の段階に合わせて使い分けられるということです。気持ちを話す段階では身構えずに済む電話、条件を確かめる段階では資料を共有できるオンラインと、目的で選ぶと、短い相談時間でも中身の濃い話ができます。
※相談で多く寄せられる状況をもとに再構成したモデルケースです。特定の個人ではなく、数値は一例です。
06国が設けている電話・オンラインの相談窓口
要点:労働条件の悩みなら無料の「労働条件相談ほっとライン」や総合労働相談コーナー、心の不調なら「こころの耳」の電話やSNS相談が使えます。転職の相談とは目的が違うので、悩みの中身で使い分けます。
転職の相談先とは別に、国が設けている相談窓口もあります。どれも求人を紹介する場所ではなく、労働条件や心の悩みを聞いてもらう場所です。
図5
- 1
労働条件相談ほっとライン
0120-811-610。平日17時〜22時、土日祝9時〜21時(12月29日〜1月3日を除く)。無料・匿名で相談できる[1]
- 2
総合労働相談コーナー
労働局や労働基準監督署の中など全国378か所。無料・予約不要で、面談または電話で相談できる[2]
- 3
こころの耳電話相談
0120-565-455。平日17時〜22時、土日10時〜16時(祝日・年末年始は休み)[3]
- 4
こころの耳SNS相談
LINEで相談できる。平日17時〜22時、土日10時〜16時(祝日・年末年始は休み)[4]
ほっとラインは、残業代が出ない、休憩が取れない、有給休暇を使わせてもらえない、といった労働条件の悩みを夜や週末に相談できる窓口です[1]。遅番が終わったあとの時間帯にも開いているので、平日に休みを取りにくい保育士でも使いやすい窓口です。総合労働相談コーナーは、パワハラや退職のトラブルなど、あらゆる労働問題について面談か電話で相談でき、予約もいりません[2]。労働条件の相談先をもっと詳しく知りたい人は、保育士の労働条件の相談窓口にまとめています。
眠れない、涙が出る日が続いているなら
仕事のことで眠れない日や、出勤前に涙が出る日が2週間以上続いているなら、転職の相談より先に、心と体を休めることを考えてください。こころの耳の電話相談やSNS相談は、働く人の心の悩みを専門に受けています[3][4]。体調の変化が続いているときは、かかりつけ医や心療内科の受診も検討してください。
「もう消えてしまいたい」と感じるほどつらいときは、いのちの電話(0120-783-556、毎日16時〜21時)や、24時間無料のよりそいホットライン(0120-279-338)に電話することもできます[5]。ひとりで抱え込まず、今つながれる窓口に声を届けてください。心の不調の相談先は、保育士のメンタル不調の相談先でも詳しく紹介しています。
07電話でもオンラインでも、相談でできないこと
要点:どちらの方法でも、相談先があなたの代わりに園と交渉したり、法律の問題を解決したりすることはできません。また、短い時間ですべてが決まるわけでもありません。限界を知っておくと、相談の使い方を間違えずに済みます。
1回の相談で答えが出るとは限らない
電話もオンラインも、1回あたり30分〜1時間ほどの相談が多く、その時間で悩みがすべて解決することはまれです。特に電話は、資料が見えない分、細かい確認があとに回りがちです。1回目は「状況を話す」「次に何をするかを1つ決める」くらいを目標にしておくと、終わったあとにがっかりせずに済みます。
また、電話やオンラインでは、話している最中は分かったつもりでも、通話を切った途端に内容を忘れてしまうことがよくあります。対面のように資料を持ち帰れない分、終わってから5分以内に「言われたこと」「自分が感じたこと」「次にやること」を1行ずつ書き残しておくと、次の相談や家族との話し合いでそのまま使えます。メモが残っていれば、相談先を変えたときにも同じ説明を一からせずに済みます。
法律のトラブルは、専門家につなぐ
未払いの残業代を請求したい、パワハラの慰謝料を求めたい、といった法律の問題について、弁護士でない人が報酬を得る目的で本人の代わりに交渉することは、法律で禁じられています[6]。転職の相談先が話を聞いてくれることはあっても、園との交渉そのものを代わりに行うことはできません。こうした問題は、総合労働相談コーナーや弁護士に相談するのが確実です[2]。
選ぶのは、いつも自分
電話でもオンラインでも、相談相手は判断の材料をくれる人であって、決める人ではありません。話しやすい方法で相談し、聞いたことを持ち帰って、自分のペースで考える。その繰り返しで、迷いは少しずつ形を変えていきます。
相談先そのものの選び方は、保育士の転職相談先の選び方で比べています。声で話すのも顔を見せるのも気が重い人は、LINEやメールで相談する方法から始めてもかまいません。ほいくの相談室への相談は、転職するかどうかがまだ白紙の状態でも構いません。電話かオンラインかで迷っているなら、その迷いも含めて、話しやすい形を一緒に探していきます。
よくある質問
電話相談は、何分くらい話せるものですか?
相談先によって違いますが、30分〜1時間ほどを目安にしているところが多くあります。予約のときに時間の目安を聞いておき、途中で呼ばれない時間帯を選ぶと落ち着いて話せます。時間内に話しきれなかったことは、次の予約やメールで続きを相談できるかも、あわせて確かめておくと安心です。
オンライン相談で、カメラをオフにしてもいいですか?
カメラをオフにしたままでも対応している相談先はあります。心配なら、予約のときに「顔を出さずに相談できますか」と聞いておきましょう。最初はオフで始めて、話しやすくなってからオンにする人もいます。
仕事の悩みだけを電話で聞いてもらうことはできますか?
できます。転職の予定がなくても、悩み相談を中心にした窓口なら、気持ちの整理から付き合ってもらえます。労働条件の悩みなら「労働条件相談ほっとライン」も無料・匿名で使えます[1]。
勤務中の休憩時間に電話相談をしても大丈夫ですか?
休憩時間は本来、自由に使える時間です。ただ、職員室や休憩室では同僚に聞かれる心配があるため、車の中や園の外など、話の内容が漏れない場所を選んでください。休憩が細切れで落ち着かない場合は、休日に予約するほうが安心です。
電話で話すのが苦手で、うまく説明できる自信がありません。
上手に話せなくても大丈夫です。相談員は質問をしながら状況を整理してくれるので、聞かれたことに答えるだけでも話は進みます。どうしても声で話すのが負担なら、LINEやメールなど文字で相談できる窓口から始めるのも一つの方法です。
電話とオンライン、途中で切り替えてもいいですか?
多くの相談先で、回ごとに方法を変えられます。1回目は電話で気持ちを話し、2回目は求人票を見ながらオンラインで、という使い分けもよくあります。切り替えたいときは、次の予約を入れるときに伝えてください。
参考にした資料
- 確かめよう労働条件「労働条件相談ほっとライン」
- 厚生労働省「総合労働相談コーナーのご案内」
- こころの耳「働く人の『こころの耳電話相談』」
- こころの耳「働く人の『こころの耳SNS相談』」
- 厚生労働省「まもろうよ こころ」電話相談
- e-Gov法令検索「弁護士法」
※制度や数値は記事の更新時点で公的機関の資料により確認しています。最新の情報は各リンク先でご確認ください。