登録フォームの最後の欄で、指が止まる。「現在の勤務先」。この地域の園長どうしは、研修や園長会で顔を合わせる間柄だ。もし自分の名前と勤務先がどこかで伝わったら、来週には園長の耳に入っているかもしれない。そう思うと、入力しかけた園の名前を消して、フォームを閉じてしまう。
保育の世界は、思っている以上に狭いものです。同じ法人が市内に何園も運営していたり、前の職場の先輩が近くの園で主任をしていたりします。だからこそ、転職相談や転職サイトに個人情報を預けることに、強い不安を感じる保育士は少なくありません。一方で、何も渡さないままでは、自分に合う求人を探してもらうこともできません。
この記事では、転職相談や転職サイトで個人情報がどの段階で、誰に渡るのかを整理し、登録前に確かめておきたい点をまとめました。今の園に知られたくないときの伝え方と、使わなくなったサービスに登録情報の削除を頼むときの手順と例文も紹介しています。何を渡すかを自分で決められるようになれば、相談への不安はずっと小さくなります。
この記事でわかること
- 転職相談や転職サイトで、個人情報がどの段階で誰に渡るのか
- 登録の前に、利用規約や個人情報の取扱い方針で確かめたい点
- 今の勤務先や同じ法人の園に知られたくないときの伝え方
- 退会するときに、登録情報の削除を頼む手順と例文
結論
保育士が転職相談や転職サイトに登録した個人情報は、まず相談先の中で求人探しや連絡に使われ、求人に応募する段階で初めて、履歴書などの形で応募先の園に渡るのが一般的です。そのため、不安を減らすいちばんの方法は、「応募する前に、どの園に、どの情報を渡すかを必ず確認してほしい」と最初に伝えておくことです。登録の前には、利用規約や個人情報の取扱い方針で、情報の使い道、第三者に渡す場合の条件、削除や利用停止の問い合わせ先を確かめます。使わなくなったサービスは、退会の手続きとあわせて「登録情報の削除」を文字で依頼し、完了したら連絡をもらうようにすると安心です。
01個人情報は、相談の段階ごとに少しずつ増えていく
要点:転職相談で渡す個人情報は、最初から全部ではありません。悩みを話す段階、登録する段階、求人を紹介される段階、応募する段階と進むにつれて、渡す情報と、情報が届く相手が増えていきます。
「個人情報を渡すのが怖い」と感じるとき、多くの人は、最初の登録の時点で全部の情報が外に出ていくように想像しています。実際には、情報が誰に届くかは段階によって大きく違います。どの段階で何を渡すのかを知っておけば、不安を必要以上に大きくせずに済みます。
図1
| 段階 | 渡すことが多い情報 | 情報が届く相手 |
|---|---|---|
| 悩みを相談する | ニックネーム、悩みの内容、園の種類や担当クラス | 相談先の担当者 |
| サービスに登録する | 氏名、連絡先、生年月日、資格、保育士歴、現在の勤務先 | 相談先の中(担当者や事務の担当) |
| 求人の紹介を受ける | 希望の条件、通勤できる範囲、家庭の事情 | 相談先の中 |
| 応募する | 履歴書、職務経歴書、写真 | 応募する園や法人 |
| 内定・入職する | 入職の手続きに必要な書類 | 入職する園や法人 |
この表から分かるように、応募するまでは、情報は原則として相談先の中にとどまります。応募先の園に自分の名前や経歴が届くのは、応募を決めた時点からです。逆に言えば、応募のタイミングと応募先を自分でコントロールできれば、情報が思わぬところへ渡ることはかなり防げます。
悩み相談の段階なら、名前を出さなくてもよい
辞めるか迷っている、人間関係がつらい、といった悩みを話すだけなら、名前や勤務先を出さずに相談できる窓口もあります。国の事業である「労働条件相談ほっとライン」は、無料で、匿名でも相談できます[1]。文字で匿名の相談をしたい人は、LINEや匿名で相談する方法も参考にしてください。
名前を出すのは、相談先が信頼できると感じてからで遅くありません。最初は園の種類や担当クラス、保育士歴など、個人が特定されない範囲で状況を伝え、求人の紹介を受けたくなった段階で名乗る、という順番が安心です。
02情報はどこに渡るのか:相談先の中と、応募先の園
要点:登録した情報は、相談先の中で、求人を探したり連絡したりするために使われます。応募先の園に情報が渡るのは応募のときで、その前に本人の確認を取るのが本来の進め方です。不安なら、そのことを最初に約束してもらいましょう。
転職サービスに登録すると、担当者は登録された情報をもとに、条件に合う求人を探します。このとき、求人を出している園に「こういう人がいます」と、名前を伏せた形で経歴の概要を伝えることもあります。名前や連絡先まで渡すのは、本人が応募を決めてから、というのが一般的な流れです。
ただし、どこまでを名前を伏せた紹介とし、どの時点で名前を出すのかは、サービスによって考え方が違います。だからこそ、最初の相談で次のように伝えておくことが大切です。
- 「応募するときは、必ず事前に園の名前と、渡す書類を教えてください」
- 「名前を伏せた形でも、今の勤務先が分かるような紹介はしないでください」
- 「同じ法人の園や、〇〇市内の園には、情報を出さないでください」
このようにお願いしておけば、知らないうちに情報が渡る心配はぐっと小さくなります。お願いはメールなど文字で残しておくと、あとで確認するときにも役立ちます。
応募先の名前は、応募の前に必ず確かめられる
求人を出す側には、仕事の内容や賃金、就業場所などに加えて、募集する人の氏名や名称を明らかにすることが求められており、原則として最初の面接などまでにすべて示すことになっています[2]。「園の名前は面接の日にお伝えします」と言われたときは、「情報を渡す前に、どの園かを知りたい」と伝えて構いません。どこに自分の情報が届くのかを知ることは、応募する人として当然の確認です。
相談先に費用を払うことは、原則としてない
個人情報とは少し話がずれますが、「登録したら、あとでお金を請求されるのでは」と心配する声もあります。職業紹介の事業者は、求職者から原則として手数料を取ってはいけないと法律で決められています[3]。登録や相談の段階で費用の話が出たら、何のための費用なのかを必ず確かめてください。
03登録の前に確かめたい5つのこと
要点:登録の前には、利用規約と個人情報の取扱い方針(プライバシーポリシー)で、情報の使い道、第三者に渡す場合、応募先に渡すタイミング、削除や利用停止の問い合わせ先、退会の方法を確かめます。全部読む必要はなく、この5つを探すだけで十分です。
利用規約やプライバシーポリシーは長く、読むのが面倒に感じるものです。けれど、知りたいことが決まっていれば、探す場所は限られます。次の5つを、見出しや目次から探してみてください。
図2
- 情報を何のために使うか求人の紹介や連絡のほかに、広告やほかのサービスの案内に使うと書かれていないかを見ます
- 第三者に渡す場合の条件応募先の園以外に、提携する会社などへ渡すことがあるかを確かめます
- 応募先に渡すタイミング本人の同意を得てから渡すと書かれているかを見ます
- 削除や利用停止の問い合わせ先削除を頼みたいときの窓口やメールアドレスが書かれているかを確かめます
- 退会の方法マイページで手続きできるか、問い合わせが必要かを見ておきます
5つのうち、書かれていない項目や、読んでも意味が分からない項目があれば、登録の前に問い合わせて確かめても失礼にはなりません。「応募の前に必ず確認してもらえますか」「退会したら情報は消してもらえますか」と聞いたときの答え方で、そのサービスの姿勢もある程度見えてきます。登録の前に知っておきたい注意点は、転職サイトに登録する前の注意点にもまとめています。
登録するサイトは、必要な数に絞る
疲れている夜ほど、勢いでいくつもの転職サイトに登録してしまいがちです。けれど、登録先が増えるほど、自分の情報を預けている先も増えていきます。どこに何を登録したのかを忘れてしまうと、あとで削除を頼むこともできません。登録するのは1〜2か所に絞り、登録したサイトの名前と日付を、手帳やスマホのメモに残しておきましょう。
書きすぎない、という選択もある
登録フォームの中には、必須ではない項目もあります。家族構成、配偶者の有無、希望年収の細かい金額など、今の段階で伝える必要がないと感じた項目は、空欄のままにしても構いません。必要になったときに、相談の中で伝えれば十分です。
転職活動用のメールアドレスを分けておく
普段使っているメールアドレスで登録すると、求人のお知らせが、園の連絡網や家族とのやりとりに混ざって届きます。転職活動のためだけのメールアドレスを一つ作っておくと、どこに登録したかが一目で分かり、使わなくなったときの整理も簡単です。退会や削除を頼むときも、そのアドレスの受信箱を見れば、登録先の一覧がそのまま手に入ります。
図3
登録フォームや相談で聞かれた情報
- 悩みの内容、園の種類、担当クラス相談の最初から伝えてよい。個人が特定されにくい
- 氏名、連絡先、保育士歴求人の紹介を受けたいと思ったときに伝える
- 現在の勤務先の名前伝える場合は、その法人や近くの園に情報を出さないよう同時にお願いする
- 履歴書、写真、職務経歴書応募先が決まってから、その園のために用意する
- 家族構成や配偶者の有無働き方の相談に必要なときだけ、必要な範囲で伝える
04今の園に知られたくないときの伝え方
要点:今の勤務先に転職を考えていることを知られたくないなら、同じ法人や系列の園、近くの園への情報提供を控えてもらうよう、相談の最初に具体的に伝えます。見学や面接、スマホの通知など、情報以外のところから知られることにも気を配ります。
「今の園に知られたらどうしよう」という不安は、個人情報の扱いの中でも特に多い心配です。知られるきっかけは、相談先からの情報だけではありません。どんな場面で知られる可能性があるのかを整理しておくと、対策を立てやすくなります。
図4
応募先が同じ法人や系列
同じ法人の別の園や、理事長どうしがつながっている園に応募すると、今の園長に話が伝わることがある
応募しない法人を最初に伝える
応募先に知り合いがいる
前の職場の先輩や、研修で知り合った人が応募先にいると、話が広がることがある
気になる園は応募前に相談する
見学や面接で顔を合わせる
見学の日に、今の園の保護者や同僚と鉢合わせることがある
見学の日時と場所を選ぶ
スマホの通知や郵便
休憩室でスマホの通知を見られる、家に届いた郵便を家族に見られる
通知と連絡方法を設定する
特に気をつけたいのは、同じ法人や系列の園への応募です。保育の法人は、市内や近い地域で複数の園を運営していることがよくあります。応募先の園の名前だけでは、今の園と同じ法人かどうかが分からないこともあるため、「〇〇という法人の園には情報を出さないでください」と、法人の名前で伝えておくと確実です。
見学や面接の日程は、自分で選ぶ
見学や面接は、情報ではなく「姿」から知られるきっかけになりやすい場面です。今の園の保護者が住んでいる地域の園や、子どもたちが散歩で通る公園の近くの園を見学するときは、時間帯を工夫するだけでも鉢合わせを避けられます。相談先に日程の調整をお願いする場合は、「平日の午後は、今の園の近くを通るので避けたい」など、理由も添えて伝えておくと、候補を選んでもらいやすくなります。
有給休暇を使って見学に行くときに、休む理由を詳しく話す必要はありません。「私用のため」で十分です。休む理由を聞かれて答えに困りそうなら、通院や家の用事など、普段からある予定と同じ日にまとめるのも一つの方法です。
スマホの通知と連絡方法を見直す
休憩室でスマホをテーブルに置いたとき、転職サイトからの通知が画面に表示されて、同僚に見られてしまうことがあります。転職サイトのアプリは通知の表示を控えめにする、メールの件名がロック画面に出ないよう設定する、といった対策をしておくと安心です。家族に転職活動を知られたくない事情がある人は、転職活動を家族に知られずに進める方法も参考になります。
05使わなくなったサービスに、削除を頼む手順
要点:使わなくなった転職サイトや相談先には、退会の手続きとあわせて、登録した個人情報の削除を依頼します。依頼は文字で残し、削除が終わったら連絡をもらうようにお願いしておくと確実です。
サービスによっては、退会しても登録情報がしばらく残る場合があります。退会と削除が同じ手続きなのか、別にお願いする必要があるのかは、サービスによって違います。迷ったら、退会の手続きをしたうえで、削除も別にお願いしておくのが確実です。
図5
登録しているサービスを書き出す
名前、登録した時期、登録に使ったメールアドレスを一覧にします
削除の窓口を探す
プライバシーポリシーや問い合わせページで、削除や利用停止の窓口を確かめます
退会の手続きをする
マイページなどから退会します。問い合わせが必要な場合は、その旨を窓口に伝えます
文字で削除を依頼する
メールや問い合わせフォームで、登録情報の削除をお願いします。登録したメールアドレスから送ると本人確認が早く済みます
完了の連絡を待つ
削除が終わったら知らせてほしいと書き添え、届いた返事は保存しておきます
期限を過ぎたら問い合わせる
返事が来ないまま時間が過ぎたら、送った日付を示して状況を問い合わせます
削除を頼むときの例文
削除の依頼は、短く、必要なことだけを書けば十分です。
- 件名:退会と登録情報の削除のお願い
- 本文:お世話になっております。〇〇(登録した氏名)です。登録に使ったメールアドレスは〇〇です。このたび退会を希望いたします。あわせて、登録した氏名、連絡先、経歴などの個人情報の削除をお願いいたします。削除が完了しましたら、このメールアドレスあてにお知らせください。よろしくお願いいたします。
退会の具体的な手順は、転職サイトの退会方法で詳しく紹介しています。
06登録先を整理して不安を減らした、ゆきさんの場合
要点:ここでは、何年も前に登録した転職サイトのことを忘れていて、思わぬ求人の提案に驚いたモデルケースを紹介します。登録先を書き出し、削除を頼み、残した相談先に条件を伝えたことで、安心して転職活動を進められるようになりました。
「同じ法人の園」の求人が届いた日から、情報の出し方を変えた
相談事例(モデルケース)
- お名前
- ゆきさん(仮名)・39歳
- 保育士歴
- 15年目
- 勤務先
- 社会福祉法人の認可保育園(定員約80名)、2歳児クラス担任
- 変化
- 登録していたサービス 4つ → 1つ
- 変化(削除)
- 削除の依頼 3件 → 2週間ほどで3件とも完了の連絡
編集部個人情報が気になり始めたのは、どんなきっかけでしたか。
2年くらい前に、しんどい時期があって、いくつかの転職サイトに登録していたんです。そのまま忘れていたんですけど、ある日、そのうちの一つから「おすすめの求人」のメールが来て。開いたら、今の園と同じ法人が運営している隣の園でした。血の気が引きました。
編集部そこから、何をしましたか。
まず、自分がどこに登録していたかを書き出しました。メールの受信箱を検索したら、4つ出てきたんです。覚えていたのは2つだけでした。そのうち3つは退会して、削除もお願いするメールを送りました。2週間くらいで、3つとも「削除しました」って返事が来て、本当にほっとしました。
編集部残した1つには、どんなことを伝えましたか。
「今の法人の園と、市内の園には情報を出さないでほしい」「応募するときは必ず先に園の名前を教えてほしい」の2つです。担当の方が「法人の名前で除外しておきますね」とすぐに言ってくれて。市内は園長どうしがみんな知り合いみたいなものだって話も、保育の世界を知っている人だから分かってもらえた感じがしました。
編集部その後、転職活動はどうなりましたか。
隣の市の園を2つ紹介してもらって、両方とも応募の前に園の名前と、どの書類を出すかを確認してもらいました。1つ見学して、そこに決めました。今の園には、年度末に辞めることを3か月前に自分の口から伝えられたので、変な形で知られずに済みました。
情報を出すかどうか、自分で決めていいんだと分かったら、怖さが半分になりました。
ゆきさん(仮名)
ゆきさんは、4月から隣の市の認可保育園で2歳児クラスを担当する予定です。登録先を一つに絞ってからは、届くメールも週に1〜2通になり、休憩中に通知を気にすることもなくなったそうです。
このケースから持ち帰れるのは、個人情報の不安は「どこに何を預けているかが分からない」ことから大きくなるということです。登録先を書き出し、使わない先には削除を頼み、残した先には出してほしくない範囲を具体的に伝える。この3つで、不安の多くは自分で小さくできます。
※相談で多く寄せられる状況をもとに再構成したモデルケースです。特定の個人ではなく、数値は一例です。
ゆきさんのように、昔登録したまま忘れているサイトがあるかもしれないと感じた人は、今日のうちにメールの受信箱を「登録」「会員」といった言葉で検索してみてください。思い出せなかった登録先が見つかることがあります。見つかったら、使い続けるか、退会して削除を頼むかを一つずつ決めていきましょう。一覧にするだけでも、漠然とした不安はかなり軽くなります。
07個人情報について、知っておきたい限界
要点:削除を頼んでも、すでに応募先に渡った書類までは相談先が回収できない場合があります。また、相談先の内部でどう消されたかを、自分の目で確かめることはできません。限界を知ったうえで、渡す情報そのものを必要な分に絞ることが、いちばんの備えになります。
応募先に渡った書類は、別に扱われる
応募のときに園へ送った履歴書や職務経歴書は、相談先ではなく、応募先の園や法人の手元にあります。相談先に削除をお願いしても、応募先に渡った書類まで消えるとは限りません。気になる場合は、応募先の園に、書類の扱いを直接問い合わせることになります。だからこそ、応募の前に「どの園に何を渡すか」を確かめることが大切です。
削除の扱いは、サービスごとのルールによる
削除をお願いしたとき、どの情報をいつまでに消すのか、記録として一定期間残すものがあるのかは、サービスごとの決まりによります。プライバシーポリシーに書かれていることが多いので、気になる場合は削除を頼む前に目を通しておきましょう。分からない点は、問い合わせ窓口に「どの情報が、いつ削除されますか」と聞いて構いません。
自分が書く情報にも、気を配る
個人情報の話は、相談先がどう扱うかだけではありません。相談の中で、子どもや保護者、同僚の名前や家庭の事情を書いてしまうと、自分以外の人の情報を外に出すことになります。相談では、「2歳の男の子」「主任」のように、個人が特定されない言い方に置き換えて話すようにしてください。
個人情報の扱いに納得できる相談先を選ぶことは、安心して相談を続けるための土台です。相談先ごとの特徴は、保育士の転職相談先の選び方で比べています。ほいくの相談室への相談も、転職を決める前の段階から受け付けています。どこまで話すか、何を伝えるかは、ご自身で選んでいただいて構いません。
よくある質問
転職サイトに登録したことが、今の園に知られることはありますか?
相談先が今の勤務先に連絡を取ることは、通常は考えにくいことです。知られるきっかけになりやすいのは、同じ法人や系列の園への応募、応募先の知り合い、スマホの通知などです。最初に「今の法人や近くの園には情報を出さないでほしい」と伝え、応募の前に必ず確認してもらうようにしましょう。
退会すれば、登録した情報は自動的に消えますか?
サービスによって扱いが違い、退会しても情報がしばらく残る場合があります。退会とあわせて「登録情報の削除」を文字で依頼し、完了したら連絡をもらうようにお願いしておくと確実です。
昔登録したサイトを思い出せません。どうすればいいですか?
メールの受信箱を「登録」「会員」「求人」などの言葉で検索すると、登録したときの確認メールが見つかることがあります。見つかったサイトごとに、退会と削除を依頼してください。
履歴書の写真や生年月日は、相談の段階で渡さないといけませんか?
相談の段階では、履歴書や写真を求められることはあまりありません。応募する段階になってから、応募先の園に合わせて用意すれば十分です。登録フォームで必須でない項目は、空欄のままにしても構いません。
相談員に話した悩みの内容は、応募先の園に伝わりますか?
相談の中で話した悩みや今の職場への不満が、そのまま応募先に伝えられることは、通常の進め方ではありません。気になる場合は、「相談で話した内容のうち、応募先に伝えるのはどこまでですか」と確かめておくと安心です。
職場のストレスチェックの結果が、転職のときに不利になることはありますか?
ストレスチェックの結果は、本人の同意なく事業者に提供してはいけないことになっています[4]。結果が今の園から転職先に伝わることは、通常の流れでは考えにくいものです。心身の不調が続いている場合は、転職の前に医療機関の受診も考えてください。
参考にした資料
※制度や数値は記事の更新時点で公的機関の資料により確認しています。最新の情報は各リンク先でご確認ください。