夫に話すと「そんなにつらいなら、辞めればいいじゃない」。同期に話すと「今いなくなられたら困るよ。一緒にがんばろう」。母に話すと「せっかく正規で入れたのに、もったいない」。思い切って園長に話すと「来年は少し楽になるから」。同じ悩みを打ち明けているのに、返ってくる答えは人によってまるで違います。誰の言うことを信じればいいのか分からなくなり、話せば話すほど、自分の気持ちが見えなくなっていく。
身近な人に相談するのは、自然で大切なことです。けれど、身近であるほど、その人自身の立場や心配が答えに混ざります。答えが割れるのは、誰かが間違っているからではありません。それぞれが、自分の場所から一生懸命に答えてくれているからです。
この記事では、身近な人と職場の外の第三者とで、相談の答えが変わる理由を整理しました。第三者に相談したほうがよい場面と、保育士が使える第三者の相談先、退職を考える前に第三者に相談しておくと何が変わるのかもまとめています。「誰かに聞いてほしい。でも、身近な人には言いにくい」。そんな気持ちを抱えている人に向けた記事です。
この記事でわかること
- 家族、同僚、園長など、身近な人に相談すると答えが割れる理由
- 職場の外の第三者に相談する意味と、第三者に相談したほうがよい場面
- 保育士が使える第三者の相談先の種類と、向いている悩み
- 退職を考える前に第三者に相談しておくと変わること
結論
保育士が身近な人に相談すると答えが割れるのは、家族は家計や体の心配、同僚は人手や職場の雰囲気、園長は園の運営というように、それぞれが自分の立場や心配から答えているからです。職場の外の第三者は、職場の人間関係にも家計にも直接の関わりがないため、本人が何を望んでいるかを中心に話を整理しやすくなります。特に、退職を考え始めた段階や、園長・主任が悩みの当事者になっている場合は、第三者に先に相談しておくと、引き止めや反対に流されずに選択肢を並べられます。第三者の相談先には、転職や悩みの相談窓口のほか、総合労働相談コーナー[1]、保育士・保育所支援センター[2]、心の悩みを聞く「こころの耳」[3]などがあります。
01身近な人に相談すると、答えが割れるのはなぜか
要点:身近な人は、あなたのことを大切に思っているからこそ、自分の立場から見た心配や願いを答えに込めます。家族、同僚、上司のそれぞれが気にかけていることが違うため、同じ悩みでも答えが分かれます。
相談した相手の答えがばらばらだと、「自分の説明が悪かったのかな」と思ってしまうことがあります。けれど、答えが割れる理由の多くは、説明の仕方ではなく、相手の立場にあります。相手ごとに、何を気にかけて答えているのかを並べてみると、その違いがよく分かります。
図1
| 相談相手 | 気にかけやすいこと | 出やすい答え |
|---|---|---|
| パートナー・家族 | 家計、本人の体、家族との時間 | 「辞めればいい」「もう少しがんばれば」と、家庭の事情で割れやすい |
| 親 | 安定、世間体、本人の将来 | 「もったいない」「正社員は手放さないほうがいい」 |
| 同僚・同期 | 人手、職場の雰囲気、自分の負担 | 「いなくなると困る」「一緒にがんばろう」 |
| 先輩・主任 | クラスの運営、職員の育成 | 「最初はみんなそう」「慣れれば大丈夫」 |
| 園長 | 園の運営、職員の配置、保護者への説明 | 「来年は楽になる」「もう少し続けてほしい」 |
| 職場の外の第三者 | 本人が何を望んでいるか | 「何がいちばんつらいのか」を一緒に整理する |
この表で大切なのは、どの答えも「間違い」ではないということです。パートナーが「辞めればいい」と言うのは、あなたの疲れた顔を毎日見ているからです。同僚が「困る」と言うのは、それだけ頼りにしているからです。園長が引き止めるのは、子どもや保護者への責任を背負っているからです。
身近な人の答えには「その人の願い」が混ざる
ただ、身近な人の答えには、どうしてもその人自身の願いが混ざります。家族は「家族の時間を取り戻したい」、同僚は「職場が回ってほしい」、園長は「年度の途中で人が抜けないでほしい」。その願いが強いほど、答えは本人の気持ちから少しずつずれていきます。
本人がまだ自分の気持ちを決めきれていない段階で、こうした答えを次々に聞くと、自分の願いが周りの願いに埋もれてしまいます。「辞めたいのか」「続けたいのか」より先に、「誰の期待に応えればいいのか」を考えてしまうのです。引き止めにあって迷っている人は、園に引き止められたときの考え方も参考になります。
話しにくいことほど、身近な人には言えない
もう一つの理由は、身近な人には話せないことがあるという点です。園長や主任との関係がつらいときに、その本人に相談することはできません。同僚の悪口に聞こえそうな話は、同僚には言えません。家族には、心配をかけたくなくて、本当のしんどさを小さく伝えてしまいます。話せる部分だけを話しているので、返ってくる答えも、悩みの一部にしか当たらないのです。
02第三者に相談する意味は「利害がない」こと
要点:職場の外の第三者に相談する最大の意味は、あなたが辞めても続けても、相手の生活や仕事が直接は変わらないことです。そのため、相手の願いが混ざらずに、あなたの望みを中心に話を整理できます。
第三者という言葉は少し冷たく聞こえるかもしれません。けれど、相談の場面では、この「関係のなさ」が大きな力になります。第三者に相談することには、次のような意味があります。
図2
- 1
立場から自由に話せる
相手は園の人手にも家計にも関わらないため、引き止めや反対を気にせずに本音を話せる
- 2
ほかの園の「当たり前」が分かる
持ち帰りの量や休憩の取り方が、ほかの園でも同じなのかを知る手がかりになる
- 3
誰にも言えないことを話せる
園長や主任との関係、同僚への不満など、職場の中では言えない話ができる
- 4
選択肢を並べてもらえる
辞める、続ける、休む、異動するなど、答えを一つに絞る前に、選べる道を並べられる
「答え」より「整理」をくれる相手
身近な人の多くは、相談されると「答え」を返そうとします。それは優しさですが、本人がまだ迷っている段階では、答えを聞くほど迷いが深まることがあります。
第三者の相談先が得意とするのは、答えを出すことより、話を整理することです。「何がいちばんつらいのか」「いつから続いているのか」「何が変われば続けられそうか」と質問を重ねながら、本人が自分で答えにたどり着けるように手伝います。答えを自分で見つけられると、その答えに納得しやすく、あとで揺らぎにくくなります。
保育の世界を知っている第三者だと、話が早い
第三者であれば誰でもよいわけではありません。保育の仕事を知らない人に話すと、午睡チェックや連絡帳、行事の準備がどれほど負担になるのかを、一から説明しなければなりません。保育の現場の言葉が通じる第三者に話すと、その説明が省けるうえに、「その状況なら、こういう選択肢もありますよ」と具体的な話に進みやすくなります。
03第三者に相談したほうがよい場面
要点:退職を考え始めたとき、園長や主任が悩みの当事者のとき、家族の意見が割れて板挟みになっているとき、同じ悩みが何か月も続いているときは、身近な人より先に第三者に相談すると、話が整理しやすくなります。
身近な人に相談するほうがよい場面もたくさんあります。そのうえで、次のような場面では、第三者の相談先を使うことを考えてみてください。
図3
- 退職を考え始めている園の人に先に話すと引き止めの話になりやすく、自分の気持ちを整理する前に話が進んでしまう
- 園長や主任との関係が悩みの中心悩みの当事者に相談することはできず、職場の中に話せる人がいない
- 家族の意見が割れて板挟みになっている誰の意見にも肩入れしない相手に話すことで、自分の気持ちを取り戻しやすい
- 同じ悩みを3か月以上考え続けている一人で考える限界に来ているサイン。外からの視点で考え方を変える時期
- ハラスメントを受けていると感じる職場の中では相談しにくく、記録の残し方や相談の順番を知っておく必要がある
- 相談できる身近な人がいない職場にも家庭にも話せる人がいないときこそ、外の窓口が役に立つ
人間関係の悩みほど、職場の中では相談しにくい
保育士が仕事を辞める理由として多いのは、職場の人間関係です。東京都が保育士を対象に行った調査では、過去に保育士として働いた人が辞めた理由の上位は、職場の人間関係が31.5%、仕事量が多いが23.1%、給料が安いが22.1%、健康上の理由(体力含む)が20.6%でした[4]。
図4
過去に保育士として働いた人が辞めた理由(令和4年度の東京都保育士実態調査より、複数回答で多かった5項目)[4]
いちばん多い理由である人間関係の悩みは、職場の中の人に相談しにくい悩みでもあります。相談した相手が、悩みの相手と親しい場合もあるからです。だからこそ、人間関係が悩みの中心にあるときは、職場の外の第三者に話す意味が大きくなります。
ハラスメントが疑われるときは、専門の窓口も
園長や先輩からの言動がつらく、ハラスメントではないかと感じるときは、園の相談窓口に加えて、外の窓口も知っておきましょう。事業主にはパワハラなどの相談に応じる体制を整える義務があり、相談したことを理由に解雇などの不利益な扱いをすることは禁止されています[5]。それでも園の中では相談しにくい場合は、外部の公的な窓口が使えます。言われた日時と言葉をメモに残しておくと、どの窓口に相談するときにも役立ちます。具体的な相談先は、保育士のパワハラの相談先にまとめています。
04保育士が使える第三者の相談先
要点:職場の外の第三者には、転職や悩みの相談窓口、労働問題を扱う総合労働相談コーナー、保育士の就業を支える保育士・保育所支援センター、心の悩みを聞く窓口などがあります。悩みの中身によって、向いている相談先が変わります。
一口に第三者といっても、相談先によって得意なことは違います。主な相談先を、向いている悩みと合わせて整理しました。
図5
転職や悩みの相談窓口
辞めるか迷う、働き方を変えたい、転職先を探したい。保育の現場を知る相談員に、気持ちの整理から相談できる
迷い・働き方
迷いや働き方の悩みなら転職や悩みの相談窓口、労働条件やトラブルなら総合労働相談コーナー、復職なら保育士・保育所支援センター、心が疲れているなら心の相談窓口、というのが大まかな目安です。どこに相談すればよいか分からないときは、まず話しやすい窓口に連絡し、「この悩みはどこに相談すればいいですか」と聞いてみるのも一つの方法です。相談先の全体像は、保育士の転職相談先の選び方で比べています。
心と体がつらいときは、受診と心の相談を先に
眠れない、食べられない、出勤前に涙が出るといった状態が2週間以上続いているなら、辞めるかどうかを考えるより先に、医療機関の受診を考えてください。こころの耳の電話相談は、働く人の心の悩みを専門に受けています[3]。「消えてしまいたい」と感じるほどつらいときは、いのちの電話(0120-783-556、毎日16時〜21時)や、24時間無料のよりそいホットライン(0120-279-338)にも電話できます[6]。
05退職前に第三者に相談しておくと変わること
要点:退職を考え始めた段階で第三者に相談しておくと、引き止めや反対に流されずに、自分の考えを固めてから身近な人や園に伝えられます。相談する順番を変えるだけで、話し合いの中身が変わります。
退職を考えたとき、多くの人は、まず家族か、職場の親しい人に話します。それ自体は自然なことですが、自分の気持ちがまだ固まっていない段階で話すと、相手の答えに引っぱられて、決めたつもりのことが揺らいでしまいます。
第三者に先に相談しておくと、この順番を変えることができます。
図6
- 一人で書き出す何がつらいのか、何が変われば続けられそうかを、思いつくまま書く
- 第三者に相談する書き出したものをもとに、職場の外の人と話を整理し、選択肢を並べる
- 自分の考えを決める辞める、続ける、休む、異動するなどから、今の考えを一つ選ぶ
- 家族に伝える決めた考えと理由を伝え、生活面の相談をする
- 園に伝える就業規則を確かめ、伝える時期と相手を決めて、園長に話す
「相談」ではなく「報告」として話せる
第三者と話して自分の考えが固まっていると、家族や園には「相談」ではなく、「こう考えている」という報告として話せます。報告として話すと、相手も「どうすれば応援できるか」という方向で考えやすくなります。家族に反対されそうで不安な人は、家族に反対されたときの伝え方も参考にしてください。
退職しないという結論になることもある
第三者に相談した結果、「辞めなくてもいい」という結論になることもあります。悩みの中心が特定の業務や担当であれば、配置換えや業務の分担で解決できることがあるからです。第三者への相談は、辞めるための準備ではなく、自分にとっていちばん良い選択を見つけるための準備です。続けると決めた場合でも、「何が変われば続けられるか」が言葉になっているので、園長に伝えるときに具体的なお願いとして話せます。「つらいです」ではなく「行事の担当を来年は分けてほしい」と言えるかどうかで、話し合いの進み方は大きく変わります。
06第三者に話して、悩みの正体が分かったゆかさんの場合
要点:ここでは、家族、同僚、園長に相談して答えがばらばらだったものの、第三者に話したことで「辞めたいのは主任の仕事だった」と気づいたモデルケースを紹介します。
「園を辞めたい」のではなく「主任を降りたい」だった
相談事例(モデルケース)
- お名前
- ゆかさん(仮名)・47歳
- 保育士歴
- 25年目
- 勤務先
- 私立の認可保育園(定員約110名)、主任保育士
- 変化
- 帰宅時間 21時ごろ → 19時ごろ(来年度の見込み)
- 変化(休日)
- 休日にかかってくる仕事の電話 週3回ほど → なし(来年度の見込み)
編集部第三者に相談する前は、どんな状態でしたか。
主任になって3年、園長と職員の間に挟まれて、毎日21時ごろまで園にいました。夫に話すと「そんなにつらいなら辞めれば」、同僚には「ゆか先生がいなくなったら回らない」、園長には「来年は楽になるから」。高校生の息子にまで「母さん大丈夫?」って言われて。みんな優しいのに、聞けば聞くほど、どうしたらいいか分からなくなりました。
編集部第三者に相談して、何が変わりましたか。
最初に「辞めたいのは、園ですか、主任の仕事ですか、保育そのものですか」って聞かれたんです。25年やってきて、そんなふうに分けて考えたことがなかった。少し考えて、「子どもと関わるのは今も好きです」と言ったら、自分でも涙が出てきて。そこで、つらいのは主任の仕事だったんだと、すとんと腑に落ちました。
編集部身近な人の答えとは、何が違ったのでしょう。
誰も、私が何を辞めたいのかは聞いてくれなかったんだと思います。みんな、自分の立場から心配してくれていた。第三者の方は、園の人手のことも、うちの家計のことも気にしなくていい立場だから、私の話だけを聞いてくれたんですよね。指導計画のチェックとか、職員のシフト調整とか、主任の仕事の中身を説明しなくても分かってもらえたのも大きかったです。
編集部その後、どう動きましたか。
「来年度は主任を降りて、クラス担任に戻りたい」と、理由と一緒に園長に伝えました。辞めると言われるよりはいいと思ったのか、園長も真剣に聞いてくれて、主任の仕事を2人で分ける形にする方向で話が進んでいます。夫にも、相談で整理したメモを見せながら話したら、「それならいい」と言ってくれました。
みんなの答えは、みんなの立場からの答えだったんですね。
ゆかさん(仮名)
ゆかさんは、来年度から副主任と業務を分け、自分は4歳児クラスの担任に戻る予定です。毎日21時ごろだった帰宅は19時ごろになり、休日に週3回ほどかかってきていた仕事の電話もなくなる見込みだそうです。
このケースから持ち帰れるのは、身近な人の答えが割れるとき、悩みの中身がまだ分けられていないことが多いということです。第三者に話を整理してもらい、「何を辞めたいのか」がはっきりすると、身近な人とも同じ方向を向いて話し合えるようになります。
※相談で多く寄せられる状況をもとに再構成したモデルケースです。特定の個人ではなく、数値は一例です。
ゆかさんのように、悩みの正体が分かると、身近な人の答えも「対立する意見」ではなく、「それぞれの心配」として受け止められるようになります。第三者に相談することは、身近な人の声を退けることではなく、その声を落ち着いて聞くための準備でもあります。
07第三者だからこそ、できないこともある
要点:第三者は利害がない分、職場の細かな事情や、あなたの家庭の事情までは知りません。また、代わりに決めたり、法律のトラブルを代わりに交渉したりすることもできません。第三者と身近な人を、役割を分けて頼るのがいちばんです。
職場の事情のすべてを知っているわけではない
第三者は、あなたが話したことをもとに考えます。園の歴史や職員どうしの関係、地域の事情など、話に出てこなかったことは分かりません。第三者の意見を聞いたら、「それは自分の園に当てはまるか」を一度自分で確かめるひと手間を忘れないでください。
決めるのは、いつも自分
第三者は選択肢を並べ、整理を手伝うことはできますが、決めることはできません。最後に決めるのは本人です。第三者の言葉をそのまま答えにするのではなく、自分の気持ちと照らし合わせて、納得できるものだけを持ち帰ってください。
法律のトラブルは、専門家につなぐ
未払いの残業代やパワハラの慰謝料など、法律が関わる問題について、弁護士でない人が報酬を得る目的で本人の代わりに交渉することは、法律で禁じられています[7]。転職や悩みの相談窓口は話を聞くことはできても、園との交渉は代わりにできません。こうした問題は、総合労働相談コーナーや弁護士に相談してください[1]。
身近な人の声も、手放さなくていい
第三者に相談すると、身近な人の意見が色あせて見えることがあります。けれど、毎日の生活を支えてくれるのは、やはり身近な人です。第三者には気持ちの整理を、身近な人には生活の支えを、と役割を分けて頼ると、どちらの声も生かせます。身近に話せる人がいないと感じている人は、相談相手がいないときの考え方も読んでみてください。
ほいくの相談室は、保育の現場を知る職場の外の相談先です。転職するかどうかを決めていない段階でも、「何がつらいのか、まだ分からない」というところから話を聞いています。身近な人に言いにくいことほど、一度外に出してみると、形が見えてくることがあります。
よくある質問
第三者に相談したことは、職場に伝わりますか?
職場の外の相談窓口が、本人の了解なく勤務先に連絡することは、通常の進め方ではありません。心配なら、相談の最初に「職場には伝えないでほしい」と言っておくと安心です。名前を出さずに話せる窓口もあります。
家族に内緒で第三者に相談してもいいですか?
相談すること自体は、本人が決めて構いません。むしろ、家族に話す前に第三者と話を整理しておくと、家族にも落ち着いて伝えやすくなります。生活に関わる決断をするときは、最終的には家族とも話し合っておくと、あとで揉めにくくなります。
第三者と身近な人の意見が違ったら、どちらを信じればいいですか?
どちらかを信じるというより、それぞれの意見が「どの立場から出てきたものか」を考えてみてください。第三者の意見は整理の材料、身近な人の意見は生活面の心配として受け止め、最後は自分の気持ちに照らして決めるのがいちばんです。
園の中にあるハラスメントの相談窓口は、第三者と言えますか?
第三者に何を話せばいいのか、うまく言葉にできません。
まとまっていなくても大丈夫です。「何がつらいのか分からないけれど、毎朝園に行くのが重い」というところから話し始める人も多くいます。第三者の相談先は、質問をしながら一緒に言葉を探していくのが役目です。
退職を決める前と後、どちらで第三者に相談するのがいいですか?
決める前に相談するほうが、選択肢を広く並べられます。辞めると決めたあとでも、伝え方や時期、手続きの相談には役立ちます。迷っている段階で一度話しておくと、決めたあとの動き方もスムーズになります。
参考にした資料
- 厚生労働省「総合労働相談コーナーのご案内」
- こども家庭庁 令和7年度行政事業レビュー公開プロセス説明資料
- こころの耳「働く人の『こころの耳電話相談』」
- 東京都福祉局「令和4年度東京都保育士実態調査 調査結果の概要」
- 厚生労働省 職場のハラスメント対策リーフレット
- 厚生労働省「まもろうよ こころ」電話相談
- e-Gov法令検索「弁護士法」
※制度や数値は記事の更新時点で公的機関の資料により確認しています。最新の情報は各リンク先でご確認ください。