保育士の復職は何から始める?確認することと求人の探し方

下の子が幼稚園に入園して、平日の午前中に初めて自分の時間ができた。洗濯物をたたみながら、ふと「そろそろ保育の仕事に戻れるかな」と思う。けれど、何から手をつければいいのかが分からない。求人サイトに登録する?ハローワークに行く?それとも前の園に連絡してみる?考えているうちに、お迎えの時間がきてしまう。

復職を考え始めた人の多くが、最初の一歩で立ち止まります。理由は、やることが多いからではなく、順番が見えないからです。いきなり求人を探し始めると、条件が定まらないまま情報だけが増え、「どれも合わない気がする」と疲れてしまいます。

この記事では、保育士の復職を何から始めればいいのかを、最初の1週間でやること、復職前に確認すること、求人の探し方、応募までの流れの順に整理しました。読み終えたときに、明日やることが一つ決まっていれば十分です。

この記事でわかること

  • 保育士の復職で、求人を探す前に最初にやる3つのこと
  • 復職前に確認しておきたい6つのこと(資格・時間・家庭・お金など)
  • ハローワーク、保育士・保育所支援センター、転職サイトなど求人の探し方の違い
  • 考え始めてから入職までの流れと、かかる期間の目安

結論

保育士の復職は、求人を探す前に「保育士登録証の確認」「働ける時間・日数・通勤範囲の書き出し」「家族との段取りの相談」の3つから始めるのが近道です。条件が決まると、ハローワーク、都道府県などが設置する保育士・保育所支援センター、保育士向けの転職サイトのどれを使うかも選びやすくなります。あわせて、住んでいる都道府県に就職準備金の貸付など復職者向けの支援があるかを確かめておくと[1]、お金の不安も整理できます。考え始めてから入職までは、2〜3か月ほどを目安にすると焦らずに進められます。

01求人を見る前に、最初の1週間でやる3つのこと

要点:復職の最初の一歩は、求人を見ることではなく、保育士登録証を手元に用意し、働ける条件を書き出し、家族に相談することです。この3つを先に済ませると、そのあとの情報集めが速くなり、迷いにくくなります。

図1

  • 1

    保育士登録証を探す

    引き出しや書類のファイルから登録証を探し、氏名や登録した都道府県を確かめます

  • 2

    働ける条件を書き出す

    曜日、時間帯、1日の時間、通勤にかけられる時間、希望の収入を紙に書きます

  • 3

    家族に相談する

    送り迎えや急な休みの分担、家事の分担について、復職を考えていることを伝えます

図1 復職を考え始めたら、最初の1週間でやること

保育士登録証が最初なのはなぜか

保育士として働くには、都道府県の保育士登録簿に登録を受けている必要があります[2]。登録証が見当たらない、結婚などで姓が変わっている、そもそも登録したか覚えていない。こうした場合は、手続きに時間がかかることがあります。登録証の記載事項に変更があれば、登録を行った都道府県知事に書換え交付を申請します[3]。東京都は、登録の手続きに2か月程度かかると案内しています[4]。求人に応募してから慌てないよう、最初に確かめておくと安心です。

条件は「理想」ではなく「守れる範囲」で書く

条件を書き出すときは、「できれば土日休み」「なるべく家から近く」のような希望ではなく、「平日のみ、9時から16時、週4日、自転車で20分以内」のように、守れる範囲を数字で書きます。数字にしておくと、求人票と照らし合わせるときに迷いません。東京都の調査でも、過去に保育士として働いた人が復職の条件として重視する項目の上位は、1日の勤務時間、年収、片道の通勤時間、週の勤務日数でした[5]。この4つを数字で書ければ、条件の書き出しはほぼ完成です。

家族への相談は「決めたこと」ではなく「考えていること」として

家族に話すときは、「来月から働く」と決めたことを伝えるより、「復職を考えていて、こういう条件なら働けそう」と相談の形で話すほうが、協力を得やすくなります。送り迎え、子どもの発熱時の対応、夕食の準備など、具体的な場面を挙げて、誰が何をできそうかを一緒に書き出してみてください。この段階で家族の協力の範囲が分かると、条件の数字もより現実的になります。

02復職前に確認しておきたい6つのこと

要点:条件を書き出したら、資格、時間、子どもの預け先、お金、体力、ブランク中の変化の6つを確認します。全部がそろっていなくても構いません。「まだ決まっていないこと」が分かるだけでも、相談や情報集めのときに話が早くなります。

図2

  • 保育士登録証が手元にあり、氏名が今と同じか登録や書換えの手続きには時間がかかることがあります[4]
  • 働ける曜日・時間帯・日数求人を絞り込むいちばんの基準になります
  • 子どもの預け先と、急な休みのときの段取り入園の手続きは自治体の窓口で、求職中の扱いも含めて確かめます
  • 扶養や社会保険をどうするか被扶養者の年間収入の基準は原則130万円未満で[6]、2026年10月からは週20時間以上などの条件で加入の対象になります[7]
  • 体力に不安がないか抱っこやしゃがむ動きが続く仕事です。最初は短い時間から始める選択肢もあります
  • ブランク中に変わったこと配置基準の見直しやICT化など、現場のやり方が変わっていることがあります[8][9]
図2 復職前に確認しておきたい6つのこと

子どもの預け先は、自治体の窓口で早めに確かめる

小さな子どもがいる場合、自分の就職と子どもの保育園の入園のどちらを先にするかで悩むことがあります。入園の申し込みの時期や、求職中の申し込みの扱いは自治体によって違うため、住んでいる市区町村の保育の担当窓口で早めに確かめておきます。2026年4月1日時点の待機児童数は全国で2,435人と、前年より増えました[10]。待機児童の8割以上は1・2歳児で[10]、地域や年齢によっては入園まで時間がかかることもあるので、復職の時期と合わせて考えておくと安心です。

体力は、1週間の生活の中で確かめる

ブランクが長いと、体力が持つかどうかが気になります。保育の仕事は、抱っこ、しゃがむ、立ち上がる、子どもを追いかけて走るといった動きが一日中続きます。不安があるなら、復職前の1〜2週間、朝の決まった時間に起きて30分ほど歩く、子どもと公園で体を動かす時間を増やすなど、働き始めたときの生活リズムを試してみると、自分の体力の今の状態がつかめます。腰や膝に痛みがある場合は、無理をせず、先に整形外科などで相談しておくと安心です。最初は1日5〜6時間、週3〜4日の勤務から始め、体が慣れてから時間を延ばすという進め方もあります。

お金の面で確かめておきたいこと

復職を考えている人に知っておいてほしいのが、保育士修学資金貸付等事業です。潜在保育士が再就職するときに就職準備金(上限40万円)を借りられ、再就職後2年間、貸付を受けた都道府県等の施設で働くと返還が免除されます[1]。たとえば埼玉県では、週20時間以上の勤務で最大40万円、週10時間以上20時間未満で最大20万円とされています[11]。神奈川県では、就職準備金の貸付の対象を、かながわ保育士・保育所支援センターの支援で再就職が決まった人としています[12]。このように、条件や窓口は都道府県によって違います。東京都のように年度分の申込が終了している例もあるので[13]、応募先を決める前に住んでいる都道府県の案内を確かめておくと、使える支援を逃さずにすみます。

03求人の探し方は4つ。それぞれの向き不向き

要点:保育士の求人は、ハローワーク、保育士・保育所支援センター、保育士向けの転職サイト・エージェント、園への直接の問い合わせや知人の紹介の4つの方法で探せます。どれか一つに決める必要はなく、自分の条件と性格に合うものを1〜2つ組み合わせるのが現実的です。

図3

項目ハローワーク保育士・保育所支援センター転職サイト・エージェント直接の問い合わせ・知人の紹介
運営国都道府県・指定都市・中核市など[14]民間の会社園・知人
費用無料無料求職者は原則無料[15]無料
相談のしかた窓口で職員に相談保育士の再就職に特化した相談担当者が電話やメールで連絡園に自分で連絡する
向いている人地元の求人を幅広く見たい人ブランクが長く、まず相談から始めたい人条件の確認や日程調整を任せたい人働きたい園が決まっている人
注意したいこと求人票だけでは職場の様子が分かりにくい相談の方法や受付時間が地域で違う連絡の頻度が多いと負担に感じることがある条件の確認を自分でする必要がある
図3 保育士の復職で使える求人の探し方

保育士・保育所支援センターは、復職の相談の専門窓口

保育士・保育所支援センターは、国の事業として都道府県・指定都市・中核市が設置し、潜在保育士の再就職の相談や就職のあっせん、求人情報の提供などを行っています[14]。2025年10月には児童福祉法の改正で法定化され[16]、2025年12月時点で全国75か所に設置されています[17]。ブランクが長く、「まず話を聞いてほしい」という段階の人にとっては、最初に頼りやすい窓口の一つです。名称や連絡先は都道府県ごとに違うので、住んでいる都道府県の名前とあわせて調べてみてください。

転職サイトやエージェントを使うときに知っておきたいこと

保育士向けの転職サイトやエージェントの多くは、職業紹介の仕組みで運営されています。職業紹介事業者は、法律で決められた手数料のほかは職業紹介に関してお金を受け取ることができず、求職者からは原則として手数料を取ってはならないとされています[15]。手数料を支払うのは、求人を出す園や法人の側です。

登録すると、担当者から電話やメールで求人の案内が届くようになります。ブランクがあって迷っている段階では、連絡の多さが負担になる人もいます。登録の前に、連絡の方法や時間帯を選べるか、相談だけでもよいかを確かめておくと安心です。登録前に確かめたいことは転職サイトに登録する前の注意点で詳しく紹介しています。

ハローワークを使うときのこつ

ハローワークでは、窓口で条件を伝えると、求人の検索や応募先への連絡を手伝ってもらえます。保育の求人は地元の園が多く出しているので、通勤圏内で探したい人には使いやすい方法です。一方で、求人票には書ききれない職場の雰囲気や、ブランクのある人への教え方までは分からないことが多いため、気になる求人が見つかったら、応募の前に見学をお願いできるかを窓口で相談してみてください。窓口に行くときは、書き出した条件のメモと保育士登録証の写しを持っていくと、話が早く進みます。

求人票で最初に見るところ

どの方法で探す場合も、求人票の見方は同じです。2024年4月からは、求人の募集時に、業務内容や就業場所の「変更の範囲」、有期契約を更新する場合の基準なども明示されるようになりました[18]。ブランクのある人がまず見ておきたいのは、就業時間と休日、時間外労働の有無、試用期間、加入する保険です。いずれも求人時に明示することになっている項目です[19]。求人票の読み方をもっと知りたい人は求人票で見るポイントも参考にしてください。

04相談事例:「何から」で止まっていた1年が、2か月で動いた

要点:ここでは、最初の一歩の順番を変えたことで、止まっていた復職が動き出したモデルケースを紹介します。最初にやったのは、求人を見ることではありませんでした。

最初の一歩は「保育士証を探す」でよかった

相談事例(モデルケース)

お名前
ふたばさん(仮名)・31歳
保育士歴
私立認可保育園で4年(1歳児・2歳児クラス担任)、ブランク5年
家族
夫、5歳と3歳の子ども(ともに幼稚園)、地方都市に在住
変化
「何から始めれば」で止まっていた期間 約1年 → 動き出してから内定まで 約2か月

編集部復職を考え始めてから、1年近く動けなかったそうですね。

ふたばさん

はい。求人サイトを見ては閉じて、の繰り返しでした。条件のいい求人を見つけても、「でも上の子の幼稚園のお迎えが14時だし」「下の子が熱を出したら」って考えて、結局どれにも応募できなくて。何から手をつければいいのか、本当に分からなかったんです。

編集部何がきっかけで動き出したのでしょう。

ふたばさん

思い切って県の保育士・保育所支援センターに電話してみたんです。最初に「保育士登録証はお手元にありますか」って聞かれて。探したら旧姓のままで、書換えの手続きが必要だと分かりました。求人の話より先にそれを言ってもらえたのが、すごく助かりました。最初の一歩はそれでいいんだ、って。

編集部そのあとは、どう進めましたか。

ふたばさん

書換えを申請している間に、働ける条件を紙に書きました。幼稚園の預かり保育を使えば、平日の9時から15時、週4日なら大丈夫。それを持って、支援センターとハローワークの両方で求人を見せてもらいました。センターの方には、ブランクのある人を受け入れたことがある園かどうかも教えてもらえて、見学先を2つに絞れました。

編集部見学で決め手になったことは何でしたか。

ふたばさん

2園目の見学で、主任の先生が「最初の1か月は2歳児クラスの補助に入ってもらって、連絡帳の書き方は担任と一緒にやりましょう」って、入ってからの流れを具体的に話してくれたんです。ブランクがあっても、ここなら教えてもらいながら戻れると思えました。県の就職準備金の貸付のことも、そのときに聞いて申し込みました。

「求人を探す」より先に「保育士証を探す」でよかったんだと思えて、肩の力が抜けました。

ふたばさん(仮名)

ふたばさんは、2園目に見学した認可保育園に、週4日・9時から15時のパートで復職しました。最初の1か月は2歳児クラスの補助に入り、連絡帳や日誌の書き方を担任と一緒に確認しながら覚えていったそうです。

ふたばさんが1年動けなかったのは、意欲がなかったからではなく、最初にやることが「求人を見る」になっていたからでした。順番を「登録証の確認→条件の書き出し→相談→見学」に変えただけで、迷う時間がぐっと減っています。

※相談で多く寄せられる状況をもとに再構成したモデルケースです。特定の個人ではなく、数値は一例です。

05考え始めてから入職までの流れと期間の目安

要点:復職を考え始めてから入職するまでは、2〜3か月ほどを目安にすると無理がありません。登録証の確認と条件の整理に1〜2週間、相談と情報集めに2〜3週間、見学と応募に1か月ほど。子どもの預け先の準備は、これと並行して進めます。

図4

  1. 登録証を確かめる(1週目)

    登録証を探し、氏名や登録した都道府県を確かめます。書換えや登録が必要なら、すぐに申請します

  2. 条件を書き出す(1〜2週目)

    曜日、時間帯、日数、通勤範囲、収入の希望を数字で書き、家族と分担を話し合います

  3. 相談と情報集め(2〜4週目)

    支援センターやハローワークなどで相談し、求人を見ます。貸付などの支援も確かめます

  4. 見学する(1〜2か月目)

    気になる園を2〜3園見学し、入職後の流れや勤務の実態を確かめます

  5. 応募と面接(1〜2か月目)

    履歴書を用意して応募します。面接ではブランクの理由と働ける条件を具体的に伝えます

  6. 入職の準備(内定後)

    子どもの預け先の手続き、勤務開始日の調整、貸付の申し込みなどを進めます

図4 保育士の復職を始めてから入職するまでの手順

復職の時期は、4月にこだわらなくていい

保育園の新年度は4月なので、「戻るなら4月から」と考える人は多いものです。けれど、求人は年度の途中にも出ています。保育士の有効求人倍率は月によって変わり、2026年1月は3.88倍、2026年7月は2.80倍でした[20][21]。全職種の平均は2026年7月時点で1.15倍なので[21]、時期を問わず保育士の求人は多い状態が続いています。

図5

保育士の有効求人倍率と全職種平均(2026年)[21][22][20]

東京都の保育士(7月)4.04倍
全国の保育士(1月)3.88倍
全国の保育士(7月)2.80倍
全職種平均(7月)1.15倍
図5 保育士の有効求人倍率と全職種平均(2026年)[21][22][20]

年度の途中で入職すると、4月の慌ただしい時期を避けて、落ち着いた中で仕事を覚えられるという面もあります。反対に、4月入職は同じ時期に入る職員がいるため、一緒に研修を受けられることがあります。どちらがよいかは、家庭の予定と、自分がどんな環境で慣れたいかで決めて構いません。

06見学では、ブランクのある人を迎える準備があるかを見る

要点:応募先を決める前の見学では、保育の雰囲気だけでなく、ブランクのある人が入ったあとにどう教わり、どこから仕事を始めるのかを確かめます。説明が具体的な園ほど、入職後の戸惑いは少なくなります。

ブランクのある人にとって、入職後の最初の1か月は、仕事そのものより「園のやり方」を覚えることに力を使います。登園の受け入れの手順、連絡帳や日誌の書式、午睡チェックの記録の仕方、ヒヤリハットの報告の流れ。どれも園ごとに違い、前の園での経験がそのまま使えるとは限りません。だからこそ、見学では次のようなことを聞いておくと、入職後の姿が具体的に思い描けます。

  • 入職後、最初はどのクラスに、どんな立場で入るか(担任か、補助か、フリーか)
  • 連絡帳や日誌、指導計画は手書きか、ICTのシステムを使っているか
  • 仕事の流れを教えてくれる職員は決まっているか
  • これまでにブランクのある職員を受け入れたことがあるか
  • 勤務時間や休憩の取り方は、求人票に書かれているとおりか

聞いたことにすぐ答えが返ってくるか、「最初の1週間はこう、1か月目はこう」と具体的に説明してもらえるかは、園の受け入れの準備ができているかどうかの目安になります。逆に、「入ってみれば分かりますよ」とだけ言われる場合は、教わる時間がとりにくい職場かもしれません。見学の帰り道に、聞いた内容と自分の書き出した条件を照らし合わせてメモしておくと、2園、3園と見たときに比べやすくなります。

07焦って最初の求人に決めないために

要点:求人が多い時期でも、どの園を選んでも同じというわけではありません。反対に、最初の職場で理想の条件をすべて満たそうとしなくても大丈夫です。

求人が多いことと、自分に合うことは別

保育士の求人は全国的に多い状態が続いていますが、それは「どの園でも働きやすい」という意味ではありません。人の入れ替わりが多くて求人を出し続けている園もあれば、新しく開園するために募集している園もあります。ブランクのある人は特に、「すぐに採用してくれそう」という理由だけで決めると、入職後に教わる余裕のない環境に入ってしまうことがあります。見学で、入職後の流れを具体的に説明してもらえるかを確かめてから決めても遅くはありません。内定をもらうと「断ったら悪い」と感じるかもしれませんが、返事の期限を確かめたうえで、家族と相談する時間をもらうのは失礼なことではありません。

最初の職場で、すべてを満たさなくていい

条件を書き出すと、全部を満たす求人がなかなか見つからないことがあります。そのときは、条件に優先順位をつけ、「今いちばん譲れないこと」を一つ守れる職場から始めるのも一つの方法です。パートで戻って慣れてから正職員に切り替える人や、数年後に別の園に移る人もいます。雇用形態の選び方は復職はパートと正職員のどちらがよいかで詳しく整理しています。

復職全体の不安との向き合い方はブランクからの復職の不安を整理するにまとめています。何から始めるかを誰かと一緒に整理したいときは、ほいくの相談室にも気軽に話してみてください。復職するかどうかをまだ決めていない段階でも、条件の書き出しから一緒に考えられます。

よくある質問

ブランクが何年あっても、復職の始め方は同じですか?

基本の順番は同じです。ブランクが長い場合は、保育士登録証の確認と、今の保育の現場の様子を知ることに少し時間をかけると安心です。保育士・保育所支援センターなど、再就職の相談に慣れた窓口から始めると、ブランクの長さに合わせた進め方を一緒に考えてもらえます。

転職サイトに登録するのは、条件が決まってからのほうがいいですか?

条件が決まってからのほうが、紹介される求人と自分の希望がずれにくくなります。迷っている段階で登録すると、案内の連絡が負担になることもあるため、まずは条件を書き出し、相談だけしたい場合はそのことを最初に伝えると安心です。

前に働いていた園に戻ることはできますか?

園の方針や募集の状況によるため、直接問い合わせてみるのが確実です。知っている職員がいる、園のやり方を覚えているなどの安心感がある一方、ブランクの間に職員や方針が変わっていることもあります。戻る場合も、今の勤務条件や体制は改めて確かめておきましょう。

復職前に研修を受けたほうがいいですか?

必須ではありませんが、ブランクが長くて不安な人は、住んでいる地域で復職向けの研修や講座が開かれていないか調べてみるとよいでしょう。研修を受けたことは、面接でブランクを埋める準備として話すこともできます。復職の研修については復職前に受けられる研修でも紹介しています。

復職するかどうか迷っている段階で、相談に行ってもいいですか?

迷っている段階の相談も歓迎されることが多く、むしろ早めに話を聞いておくと、条件の整理や支援制度の確認が進みます。相談の最初に「まだ決めていないので、話を聞きたい」と伝えておけば、求人をすぐに勧められることも少なくなります。相談したからといって、応募しなければならないわけではありません。

子どもの保育園が決まらないうちに、仕事を探してもいいですか?

探し始めて構いません。入園の申し込みの時期や、求職中の扱いは自治体によって違うため、住んでいる市区町村の窓口で確かめながら、仕事探しと並行して進めるのが現実的です。内定が出たら、勤務開始日を入園の時期に合わせて相談できるかも園に聞いてみてください。

参考にした資料

  1. こども家庭庁「令和8年度 保育関係予算の概要」
  2. 児童福祉法 第18条の18
  3. 児童福祉法施行令 第17条
  4. 東京都福祉局「保育士に関すること」
  5. 東京都福祉局「令和4年度東京都保育士実態調査 結果の概要」
  6. 日本年金機構「従業員が家族を被扶養者にするとき…」
  7. 日本年金機構「2026(令和8)年10月に…賃金要件が撤廃されました」
  8. こども家庭庁「基礎資料(保育提供体制の強化(職員配置基準の改善等))」令和8年3月版
  9. こども家庭庁「省力化投資促進プラン―保育―」
  10. こども家庭庁「保育所等関連状況取りまとめ(令和8年4月1日)」
  11. 埼玉県公式「埼玉保育ナビ」保育士復帰をお考えの方へ
  12. 神奈川県「保育士修学資金貸付等事業について」
  13. 東京都福祉局「保育人材確保の取組について」
  14. こども家庭庁 令和7年度行政事業レビュー公開プロセス説明資料
  15. e-Gov法令検索「職業安定法」
  16. こども家庭庁「児童福祉法等の一部を改正する法律(令和7年法律第29号)の概要」
  17. こども家庭庁「保育人材の確保のための総合的な対策」令和8年3月版
  18. 厚生労働省「職業安定法施行規則改正|労働条件明示等」
  19. 厚生労働省 求職者向けリーフレット(2024年4月)
  20. こども家庭庁「保育士有効求人倍率(R8.1)」
  21. こども家庭庁「保育士有効求人倍率(R8.7)」(出典:厚労省 職業安定業務統計)
  22. こども家庭庁「保育士有効求人倍率(R8.7)」

※制度や数値は記事の更新時点で公的機関の資料により確認しています。最新の情報は各リンク先でご確認ください。

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