保育士の異業種転職エージェントとキャリア相談の使い分け

異業種に移りたいと思って、保育士向けの転職サイトに登録してみた。翌日から届くのは、保育園の求人ばかり。それならと総合型の転職エージェントに登録すると、面談の冒頭で「保育士さんでしたら、介護か営業が多いですね」と言われ、自分のことをまだ何も話していないのに、と戸惑ってしまう。

異業種転職の相談先は、どこを選ぶかより先に、それぞれの役割を知っておくことで使いやすさが大きく変わります。転職エージェントは求人を紹介して選考を進めるのが得意で、キャリア相談は、何をしたいかを整理するのが得意です。役割の違いを知らないまま使うと、まだ方向が決まっていない段階で求人の紹介に追われて、疲れてしまいます。

この記事では、保育士が異業種への転職を考えるときに使える相談先の種類と、転職エージェントの仕組み、段階ごとの使い分けを整理しました。初回の面談で確かめたいことや、合わないと感じたときの離れ方もまとめています。

この記事でわかること

  • 保育士が異業種転職で使える相談先の種類と役割
  • 転職エージェントの仕組み(費用は誰が払っているのか)
  • 「整理する段階」と「応募する段階」での使い分け
  • 初回の面談で確認したいことと、準備しておくもの

結論

異業種への転職を相談する先は、「何をしたいかを整理する段階」ならキャリア相談、「応募先を探して選考を受ける段階」なら転職エージェントと、段階で使い分けるのが現実的です。転職エージェントは求人の紹介や面接日程の調整を担い、費用は求人を出す企業側が支払うため、求職者は原則として手数料を払わずに使えます[1]。その一方で、扱っている求人の範囲で提案が行われるため、方向が決まっていない段階で使うと、勧められた職種に流されやすくなります。保育士専門のサービスは保育の求人が中心なので、異業種を探すなら、総合型や職種別のサービスも視野に入れておく必要があります。

01異業種転職で使える相談先は、大きく4つ

要点:保育士が異業種転職で使える相談先には、転職エージェント、保育士専門の転職サービス、求人紹介をしないキャリア相談、ハローワークがあります。役割と向いている段階が違うため、組み合わせて使うのが基本です。

図1

相談先主な役割向いている段階気をつけたい点
転職エージェント(総合型・職種別)求人の紹介、応募書類の添削、面接日程や条件の調整応募する職種がある程度決まった段階扱っている求人の範囲で提案される
保育士専門の転職サービス保育園や保育関連施設の求人の紹介保育の仕事も選択肢に残している段階異業種の求人は多くない
キャリア相談(求人紹介をしない相談)経験の振り返り、方向性や気持ちの整理何をしたいかが決まっていない段階求人は自分で探す。有料の場合は内容と金額を先に確認
ハローワーク求人の紹介、職業相談、職業訓練の案内、雇用保険の手続き退職後、または地元で仕事を探したい段階求人の条件は自分でよく確かめる
図1 保育士が異業種転職で使える相談先

保育士専門のサービスと、総合型のエージェントの違い

保育士専門の転職サービスは、保育の現場をよく知っていて、園の雰囲気や保育方針まで踏み込んだ話ができるのが強みです。その反面、扱う求人の中心は保育の仕事なので、異業種の求人を探す場としては限りがあります。異業種を考えていると伝えても、保育の求人を中心に提案が続くことがあるのは、このためです。総合型のエージェントは、業種を問わず幅広い求人を扱いますが、担当者が保育の仕事の中身を詳しく知っているとは限りません。保育の経験をどう伝えるかは、自分で準備しておく必要があります。

相談先は「1つに決める」より「役割で組み合わせる」

どこか一つの相談先に、気持ちの整理から求人探し、面接の練習まで全部を任せようとすると、どこかで無理が出ます。たとえば、気持ちや方向の整理はキャリア相談で、求人の比較は総合型のエージェントで、地元の求人や職業訓練の情報はハローワークで、というように、役割ごとに使い分けるほうが、それぞれの得意なところを引き出せます。相談先を増やすほど連絡の管理は大変になるため、同時に使うのは2〜3か所までにしておくと、保育の仕事を続けながらでも回せます。

ハローワークの使いどころ

ハローワークは、地元の求人を探すときや、退職後に雇用保険の手続きと並行して仕事を探すときに頼りになる窓口です。職業相談では、求人の紹介だけでなく、応募書類の書き方や、職業訓練の案内を受けることもできます。民間のエージェントが扱っていない地元の中小企業の求人に出会えることもあるため、通勤時間を短くしたい人や、地元を離れたくない人は、民間のサービスと並べて使ってみる価値があります。退職後の職業訓練の受け方は退職後の職業訓練とハローワークの使い方で紹介しています。

保育に戻る道を残すなら、公的な窓口も

異業種を探しながらも、保育の仕事に戻る可能性を残しておきたい人もいるはずです。保育士・保育所支援センターは、都道府県などが設置する公的な窓口で、保育士への職業紹介などの就業支援を行っています[2]。2024年度は、センターに登録した人のうち4,708件が就職につながっています[3]。

02転職エージェントの仕組みを知っておく

要点:転職エージェントは、法律上は有料職業紹介事業にあたり、求人を出す企業から手数料を受け取って成り立っています。求職者は原則として手数料を払いません。仕組みを知っておくと、提案との付き合い方が分かります。

転職エージェントが無料で使えるのは、費用を求人を出す側が払っているからです。職業安定法では、有料職業紹介事業者は、定められた種類と額の手数料、または届け出た手数料表に基づく手数料以外は受け取れず、求職者からは原則として手数料を徴収してはならないとされています[1]。手数料の種類の一つである上限制手数料では、その最高額は支払われた賃金額の10.8%相当額(免税事業者は10.3%)と定められています[4]。

図2

  1. 登録・面談経験や希望を伝える。求職者は原則として手数料を払わない[1]
  2. 求人の紹介担当者が、扱っている求人の中から条件に合いそうなものを提案する
  3. 応募・書類選考エージェントを通して応募する。推薦の文章が添えられることもある
  4. 面接・条件の調整面接日程の調整や、給与・入社日などの確認を担当者が間に入って行う
  5. 内定・入社入社が決まると、求人を出した企業がエージェントに手数料を支払う
図2 転職エージェントを通した転職の流れ

仕組みから分かる、上手な付き合い方

この仕組みから分かるのは、エージェントは、扱っている求人の中から提案するということです。扱っていない業種や職種は、そもそも候補に出てきません。また、入社が決まることで成り立つ仕事なので、応募を早めに勧められることもあります。それ自体は悪いことではありませんが、決めるのは自分だという線は、最初から持っておいてください。エージェントの手数料の仕組みは転職エージェントの紹介手数料の仕組みで詳しく紹介しています。

提案された職種は「なぜ自分に合うのか」を聞き返す

面談で「保育士さんなら営業が向いていますよ」と言われたら、そのまま受け取らずに、「私の経験のどこを見て、そう考えましたか」と聞き返してみてください。具体的な理由が返ってくれば、自分では気づかなかった強みを知るきっかけになります。逆に、理由があいまいなら、それは保育士という肩書きだけを見た提案かもしれません。聞き返すことは失礼ではなく、担当者にとっても、あなたの希望を正しくつかむ助けになります。

求人票の条件は、自分の目でも確かめる

エージェントを通して紹介された求人でも、条件を確かめる責任は最終的に自分にあります。求人の際のルールでは、仕事の内容、働く場所、労働時間や休日、残業の有無、賃金などを、原則として最初の面接などまでに求職者へ示すことになっています。固定残業代を含む賃金なら、その内訳も示す必要があります[5]。担当者の説明だけで判断せず、求人票の文面を自分で読み、分からないところは面接の前に担当者を通して確かめてもらいましょう。異業種の求人には、保育の求人ではあまり見かけない用語が出てくることもあるため、意味の分からない言葉に印をつけておくと、質問が漏れません。

03段階で使い分ける:整理はキャリア相談、応募はエージェント

要点:今の自分がどの段階にいるかで、最初に頼る相談先は変わります。方向が決まっていない段階でエージェントに登録すると、求人の多さに迷いやすくなります。

図3

異業種で何をしたいか、決まっていますか

  1. 辞めるかどうかも決めていない保育の悩みを聞いてもらえる相談窓口で、気持ちと状況を整理する
  2. 辞めたいが、何をしたいかは分からないキャリア相談で経験を振り返り、方向を2〜3つに絞る
  3. 職種の候補が2〜3つある総合型のエージェントで求人を見比べ、仕事の中身と条件を確かめる
  4. 応募する職種が決まっている職種別のエージェントやハローワークで、具体的な求人に応募する
  5. 保育の仕事も残しておきたい保育士専門のサービスや保育士・保育所支援センターも並行して使う
図3 今の段階で選ぶ相談先

図のいちばん上、「辞めるかどうかも決めていない」段階にいる人は、異業種の相談先を探す前に、今の職場で何がつらいのかを言葉にするところから始めてください。辞めたい理由が今の園の事情にあるなら、園を変えるだけで解決することもあります。逆に、保育の仕事そのものの形が合わないと分かれば、そこで初めて異業種という選択肢が具体的になります。どの段階にいるか自分で判断がつかないときは、それ自体を相談の最初の話題にして構いません。

キャリア相談でできること

キャリア相談は、求人を紹介することを目的にしない相談です。これまでの保育の経験を振り返り、どんな場面で力を出してきたか、何を大切にしたいかを、話しながら整理していきます。相談の相手は求人を勧める立場ではないため、「異業種に移らない」という結論になっても構いません。キャリア相談の受け方は保育士のキャリア相談でも紹介しています。

段階は、行ったり来たりしていい

一度は応募の段階に進んだのに、面接を受けてみて「やっぱり違うかも」と感じることもあります。そのときは、無理に応募を続けず、整理の段階に戻って構いません。面接で聞かれて答えに詰まった質問や、職場を見て感じた違和感は、方向を考え直すための材料になります。段階は一方通行ではなく、行ったり来たりしながら少しずつ前に進むものです。戻ることは後退ではなく、選び直しの精度を上げることだと考えてください。

エージェントは1〜2社から始める

エージェントに登録するなら、まずは総合型を1社、方向が決まっていれば職種別を1社、くらいから始めるのが無理のない数です。登録の時点で、連絡の方法と頻度を伝えておきましょう。「平日は19時以降にメールで」「電話は週1回まで」のように具体的に伝えると、保育の仕事をしながらでも続けやすくなります。連絡が多すぎて困ったときの対処は転職エージェントの連絡がしつこいときを参考にしてください。

04初回の面談で確認したいこと

要点:初回の面談は、自分が評価される場であると同時に、相手が自分に合うかを確かめる場でもあります。次の点を聞いておくと、その後の付き合い方を決めやすくなります。

図4

  • 保育士から異業種への転職を支援したことがあるか保育の経験の伝え方を、一緒に考えてもらえるかが分かる
  • 未経験で応募できる求人がどのくらいあるか希望の職種で、現実的に選べる幅を知る
  • 連絡の方法と頻度を選べるか保育の仕事と両立できるかに関わる
  • 紹介された求人を断っても支援が続くか断りにくさから、合わない求人に応募するのを防ぐ
  • 書類の添削や面接の練習をしてもらえるか未経験の職種では、書類の準備が結果を左右する
  • 求人票の「業務の変更の範囲」まで確認できるか2024年4月から求人時の明示事項に加わった[6]
  • 希望していない職種を勧められたときの扱い方向が合わないときに、遠慮なく伝えてよいかを確かめる
  • 退会の方法合わなかったときに、すぐ離れられるかを知っておく
図4 異業種向けのエージェントとの初回面談で確認したいこと

面談が終わったら、その日のうちに、話を聞いてもらえたと感じたか、提案の理由に納得できたか、次に会いたいと思えたか、の3つを振り返ってメモしておきましょう。複数の相談先を使っている場合、このメモを並べると、どこを中心に使うかを決めやすくなります。

面談の前に準備しておくもの

初回の面談を実りあるものにするには、話す材料を手元にそろえておくことが近道です。準備しておきたいのは、次の3つです。

  • 保育の経歴のメモ:勤務した園の種類と規模、担当したクラスと人数、担任やリーダーなどの役割、行事や書類で担当したこと
  • 譲れない条件を3つまで:勤務時間、休みの形、通勤時間、収入の下限など、次の職場で守りたいこと
  • 聞きたいことのリスト:上の確認リストから、自分にとって大事なものを選んでおく

経歴のメモがあると、担当者は保育の仕事の中身をつかみやすくなり、提案の質が上がります。条件を3つに絞っておくと、条件に合わない求人が届きにくくなります。

話しにくいことは、どこまで伝えるか

辞めたい理由が人間関係だったり、体調を崩していたりすると、面談でどこまで話してよいか迷うものです。すべてを細かく話す必要はありませんが、次の職場選びに関わることは、短くてもよいので伝えておくほうが、自分を守ることにつながります。「前の職場では、相談しにくい雰囲気がつらかった」「体力的に、立ち仕事は1日6時間までにしたい」のように、事実と、次の職場で求めることをセットで伝えると、担当者も求人を選びやすくなります。心身の不調が続いている場合は、転職の相談より先に、医師への受診や公的な相談窓口を優先してください。厚生労働省の「こころの耳電話相談」(0120-565-455)は、平日は17時〜22時、土日は10時〜16時に、働く人の悩みを受け付けています[7]。

05相談事例:エージェントに疲れて、段階を一つ戻ってみた

要点:方向が決まらないまま複数のエージェントに登録し、求人の多さに疲れてしまった人が、キャリア相談で整理してから応募に戻ったモデルケースです。

「どこに相談するか」より、「今どの段階か」を先に決めた

相談事例(モデルケース)

お名前
えりさん(仮名)・29歳
保育士歴
7年目(相談当時)
勤務先
企業主導型保育施設(定員約30名)、2歳児の保育を担当
変化
届く求人の案内 1日10件以上 → 週5件程度、応募 0社 → 4社

編集部相談に来る前は、どんな状態でしたか。

えりさん

勢いで3社のエージェントに登録しちゃって、毎日10件以上の求人が届いてたんです。営業、介護、販売、コールセンター。全部に「保育士の経験が活かせます」って書いてあって、どれを選べばいいのか分からなくなって、最後はメールを開くのも嫌になってました。

編集部相談では、どんな話をしましたか。

えりさん

最初に「今はまだ、応募する段階じゃないかもしれませんね」って言われて、ちょっと拍子抜けしました。それから、保育の仕事で楽しかったことと、しんどかったことを一つずつ聞かれて。連絡帳とか午睡チェックとか、保育の言葉をいちいち説明しなくても話が通じたのが、すごく楽でした。

編集部整理してみて、何が分かりましたか。

えりさん

私、子どもと関わることより、保護者の予定を調整したり、行事の段取りを組んだりするほうが好きだったんです。だから「子ども関連の会社で、人と予定を動かす仕事」に絞りました。そのとき、「その条件だと、最初の年収は今より少し下がる可能性が高いですよ」って正直に言ってもらえたのもよかったです。分かったうえで選べたので。

編集部エージェントとの付き合い方は、どう変えましたか。

えりさん

2社は退会して、1社だけ残しました。担当の方に、職種を絞ったことと、連絡は週1回メールでとお願いしたら、届く求人が週5件くらいになって、一件一件ちゃんと読めるようになりました。

編集部相談のあとで、気持ちの面で変わったことはありますか。

えりさん

「転職しなきゃ」って焦りがなくなりました。相談の最後に、決めるのはえりさんですから、今の園に残るのも選択肢ですよって言われて。逃げ道があると思えたら、逆に前向きに求人を見られるようになったんです。

相談先を変えたんじゃなくて、自分が今どこにいるかが分かったら、使い方が変わったんです。

えりさん(仮名)

えりさんは絞り込んだ条件で4社に応募し、子ども向けのスポーツ教室を運営する会社の本部スタッフとして採用されました。会員からの問い合わせ対応と、各教室のコーチの予定を調整する仕事です。土日は教室の運営が忙しいため、平日に休みを取るシフト制ですが、早番・遅番がなくなり、生活のリズムは整ったと話しています。

このケースで大きかったのは、エージェントをやめたことではなく、自分の段階に合わない使い方をやめたことです。方向が決まってから戻ったエージェントは、えりさんにとって心強い相談先になりました。応募書類の添削や面接日程の調整を任せられたことで、保育の仕事を続けながらでも、4社の選考を無理なく進められたそうです。相談先は、使う段階と使い方が合ったときに、いちばん力を発揮します。

※相談で多く寄せられる状況をもとに再構成したモデルケースです。特定の個人ではなく、数値は一例です。

06相談先にできること、できないこと

要点:どの相談先も、あなたの代わりに答えを決めてはくれません。合わないと感じたら離れてよいこと、料金のかかる相談は先に中身を確かめることも、知っておいてください。

答えを出すのは自分

相談先は、情報を集め、考えを整理するための道具です。どれだけ経験のある担当者でも、あなたが何を大切にして働きたいかは、あなたにしか分かりません。提案を聞いて違和感があったら、その違和感こそが自分の軸を知る手がかりになります。「なぜこの求人には気が進まないのか」を一言でメモしておくと、何を大切にしたいのかが少しずつ言葉になっていきます。相談先から受け取るのは答えではなく、自分で答えを出すための材料だと考えると、提案に振り回されにくくなります。

合わないと感じたら、離れていい

担当者との相性が合わない、希望していない職種ばかり勧められる、連絡が多すぎる。そう感じたら、担当者の変更をお願いしたり、退会したりして構いません。求職者は原則として手数料を払う立場ではないため[1]、遠慮して使い続ける必要はありません。断ることに罪悪感を持たなくて大丈夫です。

料金のかかる相談は、先に中身を確かめる

キャリア相談の中には、料金がかかるものもあります。申し込む前に、相談の回数、内容、総額、途中でやめた場合の扱いを確かめておきましょう。高い料金を払ったからといって、自分に合う答えが早く見つかるとは限りません。

話したことがどう扱われるかを確かめる

在職中に相談する人にとって気になるのが、相談した内容や個人の情報がどう扱われるかです。今の勤務先に転職を考えていることが伝わらないか、応募の前に自分の同意を取ってもらえるか、登録した情報を退会後にどうするか。不安があれば、登録や相談の前に確かめておきましょう。説明があいまいな相談先は、無理に使わなくて構いません。

保育の悩みも含めて、まずは話しながら整理したいという人は、相談だけで終わってもよい窓口を選ぶと気が楽です。相談だけの使い方は転職相談だけしたいときの使い方で紹介しています。相談先を選ぶ前に、異業種転職の流れ全体を押さえておきたい人は保育士の異業種転職の全体像が参考になります。ほいくの相談室も、求人の紹介を前提にしない相談先の一つです。異業種に移るか、保育に残るかがまだ決まっていなくても、今の迷いをそのまま話してもらえれば大丈夫です。

よくある質問

保育士専門の転職サイトでも、異業種の求人を紹介してもらえますか?

サービスによって扱う求人は違いますが、保育士専門のサービスは保育の求人が中心です。異業種を本格的に探すなら、総合型や職種別のエージェントを合わせて使うほうが、求人を比べやすくなります。

エージェントに登録したら、転職しなければいけませんか?

登録したからといって、転職しなければならないわけではありません。情報収集のために登録する人もいます。迷っている段階なら、そのことを最初に伝えておくと、応募を急かされにくくなります。

転職エージェントを使うと、お金はかかりますか?

求職者は原則として手数料を払いません[1]。求職者から手数料を取れるのは、芸能家やモデルの紹介、年収700万円を超える経営管理者などの紹介に限られています[4]。もし登録の段階で費用を求められたら、内容をよく確認してください。

キャリア相談とエージェントは、同時に使ってもいいですか?

同時に使って構いません。キャリア相談で方向を整理しながら、エージェントで求人の相場を知る、という使い方もできます。ただし、整理がつかないうちに応募を重ねると疲れやすいため、応募は方向が決まってからにすると負担が小さくなります。

ハローワークでも、異業種の相談はできますか?

ハローワークでは、求人の紹介に加えて、職業相談や職業訓練の案内を受けられます。地元の求人を探したい人や、退職後に学び直しを考えている人には、特に使いやすい窓口です。

在職中で忙しく、面談の時間が取れません。

面談の曜日や時間帯、電話やオンラインでの面談ができるかを、申し込みの段階で確かめておきましょう。行事の前後など忙しい時期は、無理に予定を詰めず、落ち着いた時期にまとめて相談するほうが、話の中身も深まります。

参考にした資料

  1. e-Gov法令検索「職業安定法」
  2. こども家庭庁「保育人材の確保のための総合的な対策」令和8年3月版
  3. こども家庭庁「保育人材の確保のための総合的な対策」令和8年3月版
  4. 厚生労働省 職業紹介事業の業務運営要領「第6 手数料」
  5. 厚生労働省 求職者向けリーフレット(2024年4月)
  6. 厚生労働省「職業安定法施行規則改正|労働条件明示等」
  7. こころの耳「働く人の『こころの耳電話相談』」

※制度や数値は記事の更新時点で公的機関の資料により確認しています。最新の情報は各リンク先でご確認ください。

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