翌月のシフト表が配られた日の夜は、家族のカレンダーとのにらめっこです。早番7時の日は、自分の子の園がまだ開いていないので、実家の母に送りを頼む。遅番19時の日は、夫の帰りを確かめてお迎えを頼む。5パターンあるシフトが毎月ばらばらに入るたびに、家族の予定を組み直し、誰かに頭を下げる。
保育士として働きながら子育てをしていると、「せめて毎日同じ時間に働けたら」と思う瞬間が何度もあります。早番がなければ朝の送りを自分でできる。遅番がなければお迎えに間に合う。残業がなければ、夕飯の時間が読める。固定時間勤務は、子育て中の保育士にとって、家庭の段取りを安定させるいちばんの近道です。
ただ、保育園は開所時間が長く、職員が交代で朝と夕方を担うのが一般的なため、固定時間の求人は多くありません。この記事では、固定時間・早番なし・遅番なし・残業なしの違いを整理したうえで、そうした働き方がしやすい職場の種類と、求人票や面接で本当に固定時間かを見極める方法を紹介します。
この記事でわかること
- 「固定時間」「早番なし」「遅番なし」「残業なし」の違いと、優先順位のつけ方
- 固定時間で働きやすい職場の種類と、それぞれの注意点
- 求人票で固定時間勤務を見分けるポイントと、注意したい表現
- 面接・見学で確かめることと、今の園で固定時間に近づける相談のしかた
結論
保育士が固定時間勤務の求人を探すなら、まず「早番なし」「遅番なし」「固定時間」「残業なし」のどれを最優先にするかを決め、そのうえで、早番や遅番を専任の職員やパートが担っている保育園、営業時間が短めの施設、勤務時間帯を限定したパートや短時間正社員の求人を中心に探すのが近道です。求人票に「固定時間」とあっても、行事前の残業や人手が足りないときのシフト変更がある場合があるため、勤務時間、時間外労働の有無、実際の残業時間を面接で確かめてください。小学校就学前の子どもがいれば、残業の免除の制度も使えます。
01「固定時間」「早番なし」「遅番なし」「残業なし」は、それぞれ別の条件
要点:4つの条件は似ているようで、守れるものが違います。家庭の段取りで困っているのが朝なのか、夕方なのか、予定が読めないことなのかによって、優先すべき条件が変わります。
求人を探し始める前に、自分にとって本当に必要な条件はどれかを確かめておきましょう。4つすべてを満たす求人は多くありません。一つに絞るだけで、探せる求人の数はぐっと増えます。
図1
固定時間勤務
毎日同じ時刻に始まり、同じ時刻に終わる。早番も遅番もない
家庭の段取りが毎日同じになる
早番なし
朝の早い時間帯の勤務がない。遅番はある場合も
自分の子の朝の送りを自分でできる
遅番なし
夕方以降の遅い時間帯の勤務がない。早番はある場合も
自分の子のお迎えに間に合う
残業なし
決められた勤務時間を超えて働かない
帰宅時刻が読め、夕方の予定を立てやすい
たとえば、パートナーが朝早く家を出る家庭なら、「早番なし」が最優先です。反対に、パートナーが朝の送りを担当できて、夕方のお迎えが自分の担当なら、「遅番なし」と「残業なし」が大切になります。毎月のシフトで家族の予定を組み直すこと自体が負担になっているなら、「固定時間」を最優先にするのがよいでしょう。
保育園に早番・遅番があるのは、子どもがいる時間をすべて支えるため
保育園の開所時間は、保護者の通勤時間も含めて長めに設定されていることが多く、1人の職員が朝から夕方まで通しで働くことはできません。そのため、早番、中番、遅番のように時間をずらして職員を配置します。保育士の配置は子どもの年齢ごとに国の基準で決まっていて、たとえば乳児はおおむね3人につき1人以上、1〜2歳児はおおむね6人につき1人以上が必要です[1]。朝や夕方の子どもが少ない時間帯でも、この基準を満たす人数が必要になります。
シフトの負担は、多くの保育士が感じています。東京都の調査では、現在の職場で改善を希望する項目として「勤務シフトの改善」を挙げた人が25.1%いました[2]。固定時間で働きたいという希望は、決して特別なものではありません。
働く条件として「時間」を重視する人は多い
同じ東京都の調査で、過去に保育士として働いた人が保育の仕事に戻る場合の希望条件を見ると、1日の勤務時間を挙げた人が73.8%と最も多く、給与等の69.0%を上回っています[3]。
図2
保育士として再び働く場合の希望条件(東京都保育士実態調査〔令和4年度〕・複数回答の上位4項目)[3]
この数字は、働く時間が合えば保育の仕事を続けたい、戻りたいと考える人が多いことを示しています。勤務時間の条件にこだわることは、わがままではなく、長く働き続けるための現実的な選択です。
02固定時間で働きやすい職場の種類
要点:固定時間で働きやすいのは、早番・遅番を専任の職員やパートが担っている保育園、勤務時間帯を限定したパートや短時間正社員、営業時間が比較的短い施設などです。どの職場でも、実際の勤務時間は求人ごとに確かめる必要があります。
図3
| 職場 | 固定時間になりやすい理由 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 早番・遅番を専任が担う保育園 | 朝夕を専任の職員やパートが担当し、正社員は日中の固定時間で働く | 担任の書類や行事の準備で残業が出ることがある |
| 時間帯を限定したパート・保育補助 | 契約の段階で勤務時間を決めるため、時刻がぶれにくい | 収入や待遇は正社員と変わる |
| 短時間正社員 | 勤務時間を短く固定した正社員として働ける | 制度がある園は限られる |
| 児童発達支援事業所 | 営業時間が決まっていて、シフトが少ない事業所もある | 放課後の時間帯に勤務がずれる事業所もある |
| 企業内保育所 | 利用する企業の勤務時間に合わせて開所するため、勤務時間が読みやすい | 利用企業がシフト制なら、早朝や夜の勤務もある |
| 幼稚園 | 教育時間が日中に限られている | 預かり保育や行事の準備で、夕方の勤務が出ることがある |
保育園で探すなら「早番・遅番を誰が担っているか」
保育園で働き続けたい人にとって、最も現実的なのは、早番・遅番を専任の職員やパートが担っている園です。こうした園では、正社員の担任は日中の固定時間で働き、朝夕は時間帯を決めて働くパートの職員が子どもを見ています。求人票に「早番・遅番なし」「固定時間勤務」と書かれている場合、多くはこの体制をとっています。
見学のときは、朝の7時台や夕方の18時台に、どんな職員が保育をしているかを聞いてみてください。「朝夕は専任のパートさんが入っています」という答えなら、固定時間で働ける可能性が高くなります。早番と遅番の負担そのものについては、早番・遅番の負担を減らす方法も参考になります。
通勤時間も「勤務時間」の一部と考える
固定時間の職場を見つけても、通勤に片道1時間かかれば、お迎えの時刻は大きく変わりません。家を出る時刻と帰り着く時刻で考えると、「17時30分に終わる職場まで片道50分」より、「18時に終わる職場まで片道10分」のほうが、家に早く着くこともあります。求人を比べるときは、勤務時間に通勤時間を足した「家を出てから帰るまでの時間」で比べてみてください。自分の子の園と職場の位置関係も、送迎のしやすさに直結します。
保育園以外にも目を向けてみる
保育園以外では、児童発達支援事業所や企業内保育所、幼稚園なども、固定時間で働ける可能性がある職場です。ただし、同じ種類の施設でも、営業時間や勤務の組み方は事業者ごとに違います。保育園以外の職場では仕事の中身も変わるため、勤務時間だけで決めず、自分が関わりたい子どもの年齢や保育の形にも目を向けてください。
03求人票で固定時間勤務を見分ける
要点:求人票では、勤務時間の欄が一つの時刻で書かれているか、「シフト制」と書かれているかをまず確かめます。そのうえで、時間外労働の有無と、あいまいな表現の意味を確かめます。
求人を出す側には、就業時間、休憩時間、休日、時間外労働の有無などを、原則として最初の面接などまでに明示することが求められています[4]。勤務時間の書き方を見れば、固定時間かどうかのおおよその見当がつきます。
図4
- 勤務時間が「8:30〜17:30」のように一つの時刻で書かれている固定時間の可能性が高い書き方です
- 「7:00〜19:00の間でシフト制」と書かれている早番・遅番があると考えて確かめます
- 「早番・遅番なし」「固定時間」と明記されている明記されていても、行事前などの例外がないかを確かめます
- 「早番・遅番は相談可」と書かれている回数が減るだけで、なくなるとは限りません
- 時間外労働の欄が「なし」か「あり(月平均○時間)」か「あり」なら、月に何時間くらいかを確かめます
- 固定残業代(みなし残業)が含まれていない含まれている場合は、残業を前提にした給与の可能性があります
- 休憩時間が明記されている休憩の取り方によって、実際の拘束時間が変わります
- 「子育て中の職員が多数在籍」などの表現実際に固定時間で働いている人がいるかを確かめます
注意したい表現
「早番・遅番は相談に応じます」「ライフスタイルに合わせた働き方が可能」といった表現は、固定時間を約束するものではありません。実際には「早番を月2回に減らす」程度の調整にとどまることもあります。こうした求人に応募するときは、どこまで調整できるのかを応募前に問い合わせるか、面接で具体的に確かめてください。
「残業なし」も、言葉どおりに受け取らないことが大切です。日常の残業はなくても、運動会や発表会の前だけは残業がある、書類が終わらない分は家に持ち帰る、という職場もあります。持ち帰り仕事がない職場の探し方は持ち帰りなしの求人の探し方で紹介しています。
04面接と見学で、本当に固定時間かを確かめる
要点:求人票で目星をつけたら、問い合わせ、見学、面接、書面の確認の順に、固定時間で働けるかを確かめていきます。とくに「例外がどのくらいあるか」を聞いておくと、入職後のずれを防げます。
図5
- 問い合わせる応募前に、勤務時間が固定か、早番・遅番の回数がどうなっているかを聞く
- 見学する朝夕の時間帯に誰が保育をしているか、勤務表がどう組まれているかを見る
- 面接で例外を聞く行事前、職員の急な休み、年度の切り替え時に勤務時間が変わることがあるかを聞く
- 残業の実態を聞く月の平均の残業時間と、持ち帰り仕事の有無を確かめる
- 書面で確かめる労働条件通知書などで、始業・終業の時刻と時間外労働の有無を確かめる
面接で使える聞き方の例
固定時間を希望していることは、遠慮せずに伝えて大丈夫です。理由と一緒に伝えると、相手も条件を具体的に考えやすくなります。
- 「子どもの送りがあるため、8時30分より前の勤務は難しいです。早番に入ることはありますか」
- 「職員の方が急に休まれたとき、勤務時間が変わることはどのくらいありますか」
- 「行事の前の月は、残業がどのくらい発生していますか」
- 「時間内に終わらない書類は、どのように進めている方が多いですか」
時間外労働をさせるには、職員の過半数代表などとの書面での協定(36協定)と労働基準監督署への届出が必要で、上限は原則として月45時間・年360時間と定められています[5]。「残業なし」と言われた職場でも、どんなときに残業があるかを具体的に聞いておくと、働き始めてからの「こんなはずでは」を防げます。見学で確かめたいことの全体は園見学のチェックリストにまとめています。
05今の園で、固定時間に近づける相談をする
要点:職場を変えなくても、法律の制度や園との相談で、固定時間に近い働き方ができる場合があります。転職を考える前に、一度試してみる価値があります。
子どもが小学校就学前なら、所定外労働の制限、いわゆる残業の免除の対象になります。2025年4月から、それまでの3歳未満から対象が広がりました[6]。また、2025年10月からは、3歳から小学校就学前の子を育てる職員に向けて、園は始業時刻の変更や短時間勤務などの措置のうち2つ以上を用意し、職員はその中から1つを選べるようになっています[7]。園が始業時刻の変更を用意していれば、早番に入らない形を相談できる可能性があります。
制度とは別に、園に「早番は月何回まで」「遅番は免除してほしい」と具体的に相談する方法もあります。そのときは、代わりに引き受けられることを添えると調整がスムーズです。時短勤務を組み合わせる方法は時短勤務で働く方法と制度で紹介しています。
相談のときに持っていきたいメモ
園長や主任に相談するときは、口頭だけで伝えるより、短いメモを用意しておくと話が具体的になります。
- 困っていること:「早番の日は、自分の子の園の開園に間に合わず、月8回、実家に送りを頼んでいます」
- お願いしたいこと:「早番を免除、難しければ月2回までにしてほしいです」
- 引き受けられること:「遅番は週2回まで入れます。行事の準備は日中に進めます」
- 期間:「子どもが小学校に上がるまでの3年間、お願いしたいです」
困っていることを回数や時刻で示すと、園も「どれくらいの調整が必要か」を判断しやすくなります。一度で希望どおりにならなくても、次のシフトを組むときに考慮してもらえることもあります。
06相談事例:早番なしの職場に移って、朝の頼みごとがなくなった
要点:パートナーの早朝勤務で朝の送りを自分がするしかなかった保育士が、早番のない固定時間の職場に移ったモデルケースです。4つの条件のうち、何を最優先にしたかに注目してください。
「固定時間」より先に「早番なし」を決めた
相談事例(モデルケース)
- お名前
- ななみさん(仮名)・29歳
- 保育士歴
- 8年目(相談当時)
- 勤務先
- 私立の認可保育園(定員約100名、シフト5パターン)、1歳児クラス担任 → 社会福祉法人の認可保育園(定員約90名)、正社員・固定時間勤務
- 家族
- 夫(物流センター勤務、5時からの早朝シフト)と子ども1人(3歳)、ベッドタウンに住む
- 変化
- 早番 週2回 → なし、実家に朝の送りを頼む日 月8回 → なし
編集部前の職場では、どんなことに困っていましたか。
夫が朝5時からの勤務なので、朝の送りは私しかできないんです。でも早番は7時からで、子どもの園は7時開園。間に合わないので、早番の日は実家の母に来てもらっていました。月に8回くらい。母も仕事をしているので、頼むたびに申し訳なくて。
編集部どんな条件で職場を探しましたか。
最初は「固定時間で残業なし」で探していたんですけど、全然見つからなくて。相談で、4つの条件を分けて考えてみたら、うちは夫が14時に仕事が終わるので、お迎えは夫ができる。だから本当に必要なのは「早番なし」だけだったんです。そこに気づいて、遅番がある求人も候補に入れたら、選べる園が一気に増えました。
編集部見学や面接では、何を確かめましたか。
見学のときに、朝の7時台は誰が保育をしているのかを聞きました。「朝は専任のパートさんが2人入っています」と言われて、ほっとしました。面接では、職員が急に休んだときに早番に入ることがあるか、行事前の残業はどのくらいかを聞いて、「早番の穴は園長と主任で埋めています」という答えをもらいました。
編集部実際に働き始めて、どうですか。
勤務は8時30分から17時30分で固定になりました。結局、遅番もない園だったんです。朝、自分で子どもを送れるのがこんなに気持ちが楽だとは思いませんでした。母に電話をかけることがなくなったのが、いちばん大きいかもしれません。
全部の条件を満たす職場じゃなくて、うちに必要な条件を満たす職場を探せばよかったんです。
ななみさん(仮名)
ななみさんは今の園で、1歳児クラスの担任を続けています。勤務時間が固定になったことで、夫と「朝はななみ、夕方は夫」という分担がはっきりし、家族の予定をシフト表に合わせて組み直す必要がなくなりました。行事前の残業は月に3時間ほどで、前の園の月15時間から大きく減ったそうです。
一方で、前の園で出ていた早番・遅番の手当がなくなり、月の給与は少し下がりました。ななみさんは、実家に送りを頼んでいた月8回分の負担と比べて、「十分に見合っている」と話しています。
※相談で多く寄せられる状況をもとに再構成したモデルケースです。特定の個人ではなく、数値は一例です。
図6
早番の回数
実家に朝の送りを頼む日
行事前の月の残業
シフトのパターン
このケースで鍵になったのは、「固定時間・残業なし」という理想の条件から、家庭にとって本当に必要な「早番なし」に絞り込んだことでした。条件を絞ったことで探せる求人が増え、結果的に固定時間の職場に出会えています。4つの条件を一度に求めず、家庭の段取りのどこが詰まっているかから考えることが、固定時間の職場を見つけるいちばんの近道です。
07固定時間を選ぶ前に、正直に伝えておきたいこと
要点:固定時間勤務は家庭の段取りを安定させますが、例外がまったくない職場はほとんどありません。また、固定時間の働き方は朝夕を担う誰かがいて成り立っていること、勤務時間だけで職場を選ぶと別の悩みが生まれやすいことも知っておいてください。
1. 固定時間でも、例外の日はある
固定時間の職場でも、運動会や発表会の前、職員の急な病欠、年度の切り替えの時期などに、勤務時間が変わる日はあります。大切なのは、例外がまったくないことではなく、例外がどのくらいの頻度で、どのくらい前に分かるかです。年に数回、事前に分かる例外なら、家族の予定も調整できます。面接では「例外の日」の頻度を聞いておきましょう。
2. 朝夕を担う人への感謝を忘れずに
早番・遅番のない固定時間の働き方は、朝夕の時間帯を担う専任の職員やパートの人たちがいて成り立っています。そうした人たちへの感謝を言葉にすること、引き継ぎを丁寧にすることは、職場で長く働きやすくなる土台です。また、早番・遅番の手当がなくなる分、給与が少し下がる場合もあります。手当を含めた年収で比べておくと、入職後に戸惑わずに済みます。
3. 勤務時間だけで職場を選ばない
固定時間の職場が見つかると、ほかの条件を確かめないまま決めてしまいがちです。けれど、勤務時間が合っていても、保育の方針が合わない、人間関係がつらい、持ち帰り仕事が多いといった職場では、長く働き続けることはできません。勤務時間は「入口の条件」として大切にしつつ、見学では保育の様子や職員同士の雰囲気にも目を向けてください。家庭の段取りが安定するだけでなく、保育そのものを楽しめる職場であることが、続けられる職場の条件です。
固定時間の職場は、求人の数が限られる分、条件の絞り方や探し方で見つかりやすさが大きく変わります。シフト表と家族のカレンダーを並べて、どの条件を優先すべきか迷ったら、ほいくの相談室で一緒に整理してみませんか。転職を決めていない段階でも大丈夫です。両立全体の考え方は保育士が子育てと仕事を両立するためのガイドで紹介しています。
よくある質問
保育園で、正社員の固定時間勤務の求人はありますか?
多くはありませんが、早番・遅番を専任の職員やパートが担っている園では、正社員を固定時間で募集していることがあります。求人票の勤務時間の欄が一つの時刻で書かれているか、「早番・遅番なし」と明記されているかを確かめてください。
早番なし・遅番なしで働くと、給料は下がりますか?
早番や遅番に手当がついている園では、その分が減ることがあります。一方で、月給そのものは変わらない園もあります。手当を含めた月給と賞与を、今の職場と比べて確かめてください。
残業なしの求人は本当に残業がないのですか?
日常の残業がない職場でも、行事前や職員の欠員時に残業が発生する場合があります。面接で「行事の前の月は、残業がどのくらいありますか」と具体的に聞くと、実態が分かります。持ち帰り仕事の有無も合わせて確かめておきましょう。
子どもがいることを理由に、今の園で早番を免除してもらえますか?
住んでいる地域に、固定時間の求人がほとんどありません。
求人票に「固定時間」と書かれていなくても、早番・遅番の回数を個別に相談できる園はあります。条件を「早番なし」や「遅番なし」のどちらか一つに絞る、パートや短時間正社員の求人も候補に入れるなど、探し方を広げると見つかることがあります。今の園で早番や遅番の回数を減らしてもらう相談も、並行して進めてみてください。
固定時間で働けるパートと、シフトのある正社員、どちらがいいですか?
家庭の段取りの安定を最優先にするなら、固定時間のパートは有力な選択肢です。ただし、収入や賞与、社会保険の扱いが変わるため、家計への影響を確かめてから決めてください。固定時間の正社員の求人を探す、今の園で早番を減らしてもらうなど、間の選択肢もあります。
参考にした資料
- 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 第33条第2項
- 東京都福祉局「令和4年度東京都保育士実態調査 調査結果の概要」
- 東京都福祉局「令和4年度東京都保育士実態調査 結果の概要」
- 厚生労働省 求職者向けリーフレット(2024年4月)
- 確かめよう労働条件「時間外・休日労働と割増賃金」
- 厚生労働省 育児・介護休業法 改正ポイントのご案内
- 厚生労働省 育児・介護休業法 改正ポイントのご案内
※制度や数値は記事の更新時点で公的機関の資料により確認しています。最新の情報は各リンク先でご確認ください。